軟X線写真の被写体試料の作成について
円板から採取したブロックは正目面と木口面を卓上ノコ(鋸)で整形した後、2枚歯の円板鋸を用いて薄片を切り出します。
上写真の卓上鋸では1.4mmの厚さの薄片を切り出すことができます。下の写真はブロックから完全に切り取らない状態で薄片が付いている状態を示しています。
この薄片をカッターナイフ等で切り取ると下の写真のような薄片が取り出せます。
この状態の薄片はイメージスキャナーで画像を撮影すれば、コンピュータの画面上で年輪幅を測定することができます。