樹幹縦断面の表示

 樹幹の縦断面では縦方向の年輪の分布を表示しますが、SDAでは円板の年輪幅データをもとに半径を算出し、上下の断面高の年輪を直線でつなぐ方法を採用しています。上下に円板データのない部分については直近の外側の傾きをそのまま使っていますので平行線として表示されます。表示画面内に年輪数が多すぎてみにくい場合は年輪の表示間隔を調整すると良いでしょう。

容積密度の表示

 容積密度表示画面で表示される年輪の分布は縦断面図の場合と全く同様です。容積密度は色の違いで表示されますが、この際上下の円板の容積密度データの平均値を断面間の線の色として表示しています。上下に断面がない部位についてはデータのある部位の値の使って線に色を割り当てています。

重量の計算方法

 重量の計算は、円錐台については上下の円板の容積密度の平均値を当該年の体積に乗じて算出しています。三角錐の場合は下側の容積密度値に当該年の体積を乗じて算出しています。