携帯電話のアドレス帳のデータをパソコンで修正し、携帯電話に戻すことができるツールです。
携帯アドレスデータCSV変換
1 概要
携帯電話のアドレス帳(VCF形式)とパソコン側のCSV形式を相互に変換するツールです。 大量にアドレスデータを登録する時にパソコンのキーボードですばやく作成することができます。 また、機種変更時のアドレス帳移行にも役立ちます。 携帯電話の機種はTOSHIBA製A5506T(au)、W47T(au)、および、 SHRAP製812SH(SoftBank)で確認しました。 DoCoMoできると思います。 (対応機種情報)
2 使用方法
携帯電話から取り込み (1) 携帯電話のアドレス帳をメモリーカード等を使ってパソコン側に取り込みます。 (ファイルの拡張子は VCF) メモリーカード上のアドレス帳の場所(機種により異なるかも知れません) AU : D:\PRIVATE\AU\BU\B_AD\AD__連番.VCF SOFTBANK : D:\PRIVATE\MYFOLDER\Utility\Contacts\Contacts.BCK\年月日連番.vcf (D:\ はメモリーカードのお使いの環境により変わります。) 変換の実行(VCF→CSV) 当プログラムを使用して変換します。 (1) [機種タイプ]でお使いの携帯の機種を選びます。 「TYPE=02 softbank」でフリガナが取込めない場合は「TYPE=05 softbank2」を選んでください。 (2) [参照]ボタンをクリックしてVCF形式のファイルを選択します。(変換元) (3) [参照]ボタンをクリックしてCSV形式のファイルを選択します。(変換先) (4) [PCへ変換(VCF → CSV)]ボタンをクリックすると変換が実行されます。 パソコンでアドレス帳を修正 (1) CSVファイルをEXCEL等を使ってデータを修正します。 (2) [EXCEL起動]ボタンをクリックすると自動的にCSVファイルがEXCELで 開かれます。 EXCELでのCSVファイル編集の注意事項をご覧下さい。 変換の実行(CSV→VCF) 当プログラムを使用して変換します。 (1) [機種タイプ]でお使いの携帯の機種を選びます。 機種タイプは目安ですので実際の携帯の機種にかぎらず、うまく携帯に取り込める ものを色々とお試しください。 (2) [参照]ボタンをクリックしてCSV形式のファイルを選択します。(変換元) (3) [参照]ボタンをクリックしてVCF形式のファイルを選択します。(変換先) (4) [携帯へ変換(CSV → VCF)]ボタンをクリックすると変換が実行されます。 携帯電話へ戻し (1) アドレス帳をメモリーカード等を使って携帯電話に戻します。 (ファイルの拡張子は VCF) オプション (1) オプションの表示−非表示の切替は[オプション]の文字をクリックしてください。 (2) [VFCと同じ名前]をチェックするとCSVファイルの名前がVFCファイルの名前と 同じ名前が付きます。(拡張子のみ異なる) (3) [登録No.を自動採番する]をチェックすると登録No.をデータの登録順に 連番で付けます。 機種によっては登録No.が必須ですので「登録No. が無し」エラーが表示された 時は[登録No.を自動採番する]をチェックしてください。 (4) [カナメイを半角カナに変換]をチェックするとカナメイの全角のひらがなや カタカナを半角カタカナに変換します。 通常はチェックは不要です。 機種によりカナメイの形式が異なりますので、機種間でのアドレス帳の移動の 場合はチェックを付けたりはずしたりとお試しください。 また、他の住所録ソフトからデータを携帯に移す場合もお試し下さい。 (5) [グループ名で取込む]をチェックするとグループのデータを名称として扱います。 [グループ番号で取込む]をチェックするとグループのデータを番号として扱います。 (6) [一件当り電話番号数]を指定します。 (7) [一件当りメールアドレス数]を指定します。 (8) [EXCEL対応]を指定します。 CSVファイルをEXCELで取り扱う場合はチェックしてください。 CSVファイルをEXCEL以外で取り扱う場合はチェックを外してください。 EXCELでのCSVファイル編集の注意事項をご覧下さい。 (9) [特定タグ]をクリックすると特定のタグを「END:VCARD」の直前に追加できます。 この機能はVCF形式をある程度理解しておられる方のみご利用ください。(上級機能) たとえば「docomo SH-03A」の場合「X-SH-CATEGORIES:BACKUP」が必須です。 その場合 「X-SH-CATEGORIES:BACKUP」をこの機能で追加してください。 「特定タグ」フォームが表示されますのでタグを入力しチェックボックスにチェックをします。 最大5件まで登録できます。 終了 (1) [終了]ボタンをクリックします。 おまけ CSV→VCF時の項目の自動変換など (1) 誕生日の和暦→西暦 本来は「19990401」のように西暦年4桁+月2桁+日2桁ですが 「H110401]のように和暦でCSVのデータを入力されますと VCFのデータを西暦に変換します。 (2)星座 誕生日から自動的にVCFの星座データを生成します。 (3)干支、年齢 メモの項目に「..」を入力しますと、その文字以降に 干支と年齢を誕生日から自動的に求めて追記します。 その時は「..」より後ろの文字は無視されます。(消えます) また、年齢は当プログラムの実行時の年齢です。 機種タイプにAUを指定した場合は干支は絵文字で書き込まれます。 機種タイプにSOFTBANKを指定した場合は星座、血液型も追記します。 「Outlook Express」のアドレス帳との相互変換はこちらを参照してください。
3 注意事項
・ 携帯電話の機種はTOSHIBA製A5506T(au)、W47T(au)、および、 SHRAP製812SH(SoftBank)で確認しました。 他の機種で確認されました方はメールにてご一報願います。(対応機種情報) ・ 変換の前にVCFファイルは必ずバックアップをお取りください。 VCFファイル機種により形式が異なりますので、場合によってはデータが 失われることがあります。 ・ 変換する項目は下記の項目のみで、その他の項目は無視(削除)されます。 (CSVの項目の並び順も下記の通りです。) ・名前 ・カナメイ ・電話番号 (自宅、携帯などの電話の種類は無視されます) ・メールアドレス (インターネットなどのメールの種類は無視されます) ・登録No. ・グループ ・住所(本来は「私書箱;ビル名;番地;市区町村名;県名;郵便番号;国名」の形式で作成 されるはずですが、ビル名もしくは番地に全ての住所が入っているものとして扱います。) ・メモ ・誕生日 ・血液型 ・ EXCELでのCSVファイル編集の注意事項 ・電話番号が数字のみで構成されている場合EXCELで 0612345678 と入力すると 前のゼロが消えてしまいます。 また、CSVファイル上の 0612345678 を読み込んだ場合も前ゼロが消えてしまいます。 ・対処方法 (方法1が推奨) 方法1 06-1234-5678 のようにハイフォンを付けて入力してください。 方法2 ="0612345678" のように ="" の"の間に番号を入力してください。 VCFより変換された場合はこのようになっています。([EXCEL対応]チェック時) ただし、この場合一旦CSVに保存しますと、0612345678として保存されます ので、再度EXCELで読み込みますと前ゼロが消えてしまいます。 一旦、VCFに変換し再度CSVに変換した後EXCELに読み込んでください。 方法3 電話番号のセルの書式を文字列に変更した後に入力してください。 この場合も「方法2」と同様にCSVに保存しますと、0612345678として保存 されますので、再度EXCELで読み込みますと前ゼロが消えてしまいます。 一旦、VCFに変換し再度CSVに変換した後EXCELに読み込んでください。 ・ 別途 Visual Basic 6 のランタイムライブラリが必要です。 ・ Windows 2000、Windows XP、Windows 7 での動作確認を行いました。 ・ 最新のバージョンはホームページで確認してください。 ・ 作者に無断でコピーをしないで下さい。 ・ 当ソフトを使用した事により発生した障害、損害等について、一切の責任を負いません。
ホームページ:http://www.geocities.jp/sumi02/携帯アドレスデータCSV変換 Version 1.5.0 Copyright 2004-2015 E.Sumimoto