Kabutomusi Ver 0.01 シェアウェアデータ
カブトムシの3D(obj)データをインターネット標準のVRMLデータに変換しました。
パソコンで観たりして、楽しむものです。
元データは、インターネット上で公開されていた obj データファイルです。
みんなに昆虫の形に興味を持ってもらいたいと言うことで、公開されていたものです。
ただ、元データは単なる形のデータしか含まれていない obj ファイルでした。
しかも、なぜか元データには、足や目、触覚などが、左側分しか含まれていませんでした。
これでは、普通のパソコンユーザーには、扱いにくいものです。
そこで、これをインターネット標準のVRMLに変換しました。
変換した際に、欠如していた右側部分の足や目、触覚などを復元し、全体像を再現しました。
また、同時に、簡単な動きと、色づけをしてみました。
これで、多少は、実際のカブトムシにみえるようになったのではないでしょうか。
生息地:日本の北海道,本州,四国,九州
体長:30〜80mm
出現時期:6〜8月
また、パーツごとに、分けておきましたので、再利用しやすいようになっています。
したがって、VRML の知識があれば、独自の動きをつけたり、色をつけたりして遊ぶことも出来ます。
VRML自体は、ほとんどのフルカラー3Dプリンターで対応されています。ただし、この元データ自体はパソコンで見て楽しむ事を前提としたものであり、そのままでは3Dプリンターでの出力には適しているわけではありません。
ただ、3Dデータはあるわけですから、多少書き換えれば3Dプリンターでも利用可能でしょう。
興味のある人は、試しに使ってみてはどうでしょうか。
< 今回提供するプログラムとファイル >
1,T.dichotoma_septentrionalis01.wrl
2、readme.htm : プログラムの説明ファイル(本ファイル)
以下、サンプル画像
3,Sample01.png
4、Sample02.png
5、Sample03.png
VRML を閲覧できるブラウザが動作するコンピュータ上で動作します。
A. 名 称: Kabutomusi Ver 0.01 < シェアウェアデータ >
B. 著 者: 山口 浩明 Internet: rd5h-ymgc@asahi-net.or.jp
C. 条 件:
1) VRML を閲覧できるブラウザが動作するすべてのコンピュータ。
D. 大きさ: 約 45 メガバイト
E. 価 格: 1000円
F. 送金先: 郵便振替 口座番号 00320-1-39377 受取人名称 メディア・プロジェクト
G. 機能概要:
カブトムシの3D(obj)データをインターネット標準のVRMLデータに変換しました。
VRML を閲覧できるブラウザが動作しているコンピューター上で動作します。
H. 復元方法: 一般的な zip ファイルの解凍法に準ずる。
〈例〉Windows8.1, 10 の場合、エクスプローラなどから zip ファイル選択後、
「圧縮フォルダツール」->「展開」->「すべて展開」を選択実行。
この時、パスワードの入力を要求されたら、シェアレジで入手したライセンスキーを入力してください。
〈例〉XP の場合、マイコンピュータなどから zip ファイル選択後、クイック解凍を選択実行。
この時、パスワードの入力を要求されたら、シェアレジで入手したライセンスキーを入力してください。
ライセンスキーは、ベクターのシェアレジで購入できます。
I. 再配布条件:原則禁止です。ただし、自分で VRML を書き換えて、形や動きを変えたり追加したりした場合、自由に利用・公開可能です。その場合、変更点が後から分かるような情報を提供しておいたほうが、良いでしょう。
< 使用前の準備 >
(1) VRML を観るには、ブラウザに VRML プラグインがインストールされていいる必要があります。
自分の使用しているブラウザで VRML を表示出来ない場合は、まずブラウザに VRML プラグインをインストールする必要があります。
VRML プラグインは、色々なところで公開されていますので、インターネットから検索・入手できます。ほとんどのものは無料で利用できます。
(2) 自分の環境に合わせて、好きなドライブのDIRECTORYに Kabutomusi.zip を解凍コピーする。
〈解凍例1〉Windows8.1, 10 の場合、エクスプローラなどから zip ファイル選択後、「圧縮フォルダツール」->「展開」->「すべて展開」を選択実行。
この時、パスワードの入力を要求されたら、シェアレジで入手したライセンスキーを入力してください。
〈解凍例2〉XP の場合、マイコンピュータなどから zip ファイル選択後、クイック解凍を選択実行する。
この時、パスワードの入力を要求されたら、シェアレジで入手したライセンスキーを入力してください。
ライセンスキーは、ベクターのシェアレジで購入できます。
< 使用方法 >
1). データの準備
作品は以下のとおり。
T.dichotoma_septentrionalis01.wrl
生息地:日本、インドネシア、ボルネオ島、フィリピン、マレー半島、タイ、ベトナム、ラオス、ミャンマー、インド、中国、台湾、朝鮮半島
2) 「名前を指定して実行する場合」
DOS の CD コマンドなどで Kabutomusi.zip が解凍されているディレクトリィに移動して、コマンドラインに ファイル名を入力します。
例)
T.dichotoma_septentrionalis01.wrl
「カブトムシ」の VRML を表示
入力やファイル名を間違えない様に、気をつけて下さい。
3) 「DOSSHELL や Explore などのファイル・マネージャーを使用して、マウスで名前をクリックして実行する場合」
Dosshellなどを使用して、Kabutomusi.zip が解凍されているディレクトリィに移動して、VRML ファイル名をクリックします。
今回公開するデータには、カブトムシのVRML作品を収録しています。
カブトムシの生息地:日本の北海道,本州,四国,九州
体長:30〜80mm
出現時期:6〜8月
例)
ファイル名「T.dichotoma_septentrionalis01.wrl」をダブルクリック
「カブトムシ」の VRML を表示
4),結果の表示
実行すると、ブラウザの VRML プラグインが起動し、表示されます。
(1)Viewpoint の利用
3次元の世界を自由に視点を移動させるのは、なかなか難しいものです(特に初心者には)。
そこで、あらかじめビューポイントを設定してあるので、それを利用すると良いでしょう。
Viewpoint を利用して全体像を確認するには、VRML 表示画面のメニューより [ Viewpoints ] -> [ Viewpoint Tour ] を選択し利用すれば良いでしょう。
(2)各パーツは、T(番号) で区別されています。
具体的には、次の通り。
T3 ツノ, T12 左目, T11, T10, T9 左触覚, T8 左触覚小
T17 右目, T23, T22, T16 右触覚, T20 右触覚小
T1 本体
T5 背中左
T4 背中右
T7 カブト
T6 左前足
T2 左中足
T0 左後ろ足
T15 右前足
T14 右中足
T13 右後ろ足
各パーツの移動や回転、選択を行う場合、上記のT番号を指定します。
具体例をあげれば、以下のようなルート制御が記述されています。
#ROUTE PS7.translation_changed TO T7.set_translation
この最初の1文字#は、VRMLのコメントアウト文字なので、これを削除して次のように書き換えます
ROUTE PS7.translation_changed TO T7.set_translation
VRMLを変更した後、保存し、それをブラウザで表示してみましょう。
表示されたら、マウスなどでカブト部分をドラッグし、移動させると、カブト部分だけが移動し、取り外せます。
回転の指定時にも同様に利用しています。
T00 上記の全体の移動や回転時に指定(注意:T00 と T0 は別物)
(2)色の変更
各パーツごとに色を指定しています。
T番号で検索したら、その次に以下のような記述で色を指定しています。
diffuseColor 赤(0-1) 緑(0-1) 青(0-1)
今回の例では、本体の色は
diffuseColor .13 .1 .1
としています。
これらを書き換えれば、各パーツを自分好みの色に変えることが出来ます。
ちなみに、背景色の変更や指定は、
skyColor 赤(0-1) 緑(0-1) 青(0-1)
で指定します。
例えば、
skyColor 0 0 0
としたら、背景は黒色になります。
(3)動きやバーチャルリアリティ
普通の3Dデータとは違い、VRMLでは、バーチャルリアリティを実現できます。
例えば、インターラクティブな動きや機能を付けることができます。
一般に、それらはスクリプトで記述されたり、VRML のルート制御などを使って実現されます。
上記(1)でも紹介した ROUTE は、移動するルート制御の一例です。
スクリプトは、インターネット標準の JavaScript で記述しています。
しかし、これらはインターネット初心者には、とっつきにくい部分があります。
そこで、今回提供したデータには、すでに簡単なスクリプトやルート制御の例が書き込まれています。
具体的には、今回のカブトムシは頭を上下に少し動かしていますので、動いている角をクリックすると動きを止めます。
逆に、最初背中は静止していますが、クリックすると、背中が動き始めます。
もう一度クリックすると、止まります。
これらを参考にすれば、より複雑な動きや、リアルな動作を実現できるので、各自、試してみてはいかがでしょうか。
今回提供されているスクリプトやルート制御は、あくまでもサンプルか「オマケ」的な機能とお考えください。
VRML 自体はフルカラーの3Dプリンターに標準で対応しています。ただし、この VRML データ自体はパソコンで見て楽しむ事を前提としたものであり、3Dプリンターでの出力には適したものではありません。
ただ、3Dデータはあるわけですから、多少書き換えれば、3Dプリンターで印刷出来ると思いますので、フルカラーの3Dプリンターをお持ちの方は、試してみてはいかがでしょうか。
VRML の元になった obj ファイルは、以下のサイトより入手したデータの一部です。
http://www.eonet.ne.jp/~zerokobo/Downloadpage.html
このプログラムの示す結果は、一つの判断基準であり、絶対的なものではありません。参考資料としてお使いください。
* あくまでも、それぞれの取扱いは各個人の責任において行ってください。
* VRML を表示するブラウザ向けのプラグインは、色々なところで公開されていますので、インターネットから検索・入手できます。ほとんどのものは無料です。
郵便振替 口座番号 00320-1-39377、 受取人名称 メディア・プロジェクト
正規ユーザーに登録されると、今後 メディア・プロジェクト が企画する催しやサービスを優待的に受ける機会が得られます。また、バージョンアップ情報やバージョンアップサービスも優先的に受けられます。
このプログラムの著作権は、山口 浩明 氏、および メディア・プロジェクト に帰属します。
COPY RIGHT.(C) Media Project, KISARAZU CITY TYUOU JAPAN
Hiroaki Yamaguchi
尚、このプログラムを使用した結果起こる、いかなる結果についても、作者及び メディア・プロジェクト は一切の責任を負いません。
〒292-0067 木更津市中央 メディア・プロジェクト
Internet: rd5h-ymgc@asahi-net.or.jp
2015/10/22
< Kabutomusi 情報 >
Ver 0.01 2015/11/08
last update Sun Nov 08 00:00:00 2015