基本的な使い方
@ コントローラ・ウインドウ左上隅の新規作成ボタンを押す。
A 新規作成ウインドウが開きます。
(1) 縦・横それぞれの余白増量分を設定
結合画像の周りの余白部分の大きさを指定します。(最大999ドット)
縦横それぞれの
増量分の2分の1の大きさに分かれて上下左右に余白が
できます。
余白部分とは、例えば左右に結合する時は画像を上下に移動して
位置合わせをする必要があるので、その移動範囲という事です。
結合画像とその周りの余白を合わせて、キャンバスと呼びます。
キャンバスはロードした画像の合計の大きさプラス余白になりますから、
結合状態に関わらず一定の大きさになります。
(2) 接続位置の設定
接続位置とは、最初にロードした画像(本ソフトでは
A画像と呼びます)
に対して、後からロードした画像(本ソフトでは
B画像と呼びます)の
位置関係を指し、上下左右の4箇所から選びます。
この位置設定に連動して、コントローラ画面における「コントロールする画像」の
設定パネルが以下のように変化します。
(3) 設定の保存
余白増量分と接続位置の設定を終えたら「設定の保存」ボタンを押して
新規作成ウインドウを閉じます。
結合処理を繰り返す場合、同じ余白の大きさで、同じ接続位置の時は、
一々新規作成する必要はありません。
B A画像、B画像の順に結合したい画像をロードします。
ここからは、添付画像の「左CG.BMP」と「右CG.BMP」を使って説明します。
それぞれのロードが完了するとメインウインドウの上のタイトルバー
にはそれぞれのファイル名と画像サイズが表示されます。
ここには表示されていませんが、メインウインドウのタイトルバーには、A画像とB画像のサイズの他に
キャンバスのサイズも表示されています。
ロードできる画像の形式はウインドウ標準の拡張子が「.BMP」
のBMP形式と、デジカメ等で標準の拡張子が「.JPG」の
JPEG画像の2形式だけです。なおJPEG形式はなるべく
先にBMP形式に他のソフトでセーブし直しておく方が後々の
処理で良い結果になります。
JPEG形式のロードにはInternet Explorer Ver.5以上がインストール
されている必要があります。
C 結合画像の保存
本ソフトは、ロードしただけで結合状態になっていますので、
位置を調整して、結合画像の保存を行います。
A・B各画像の重なった部分はコントローラ・ウインドウの上下関係の
指定によりどちらが上になるか決まります。
なお保存形式はBMP形式だけで、セーブ範囲は結合画像の純範囲で、
キャンバス全体ではありません。
(結合上できた段差の余白以外の余白部分は保存しません。)
↑ キャンバス全体では2枚の画像を囲むように余白がある
↓ 結合画像を保存すると、保存された画像は段差部分を残して余白が無くなる
A画像またはB画像がディスクカッター機能によりカットされていると、カット後の範囲が保存される。
↓