● 関数リファレンス
数値文字列を FLOATEX型の数値に変換する
int __stdcall floatex_ldstr_strtold(char pstr,char **ppscanstop,PFLOATEX presult);
引数
引数名 | 意味 |
pstr | 変換対象の文字列を格納している char型配列の先頭アドレス |
ppscanstop | 走査停止時のポインタを格納するポインタの先頭アドレス(NULL指定可) |
presult | 結果を格納する FLOATEX型変数の先頭アドレス |
戻り値
正常終了した場合は 0 を返します。エラーの場合は 0 以外の値を返します。
説明
数値文字列を FLOATEX型の数値に変換します。
pstr が指す文字列は、次のフォーマットである必要があります。
[空白] [+ または -] [d ] [.dddd ] [ { e または E } [+ または -] dddd ]
(d は 10 進数の数字)
- 先頭側の空白やタブ文字は無視されます。
- 数値の前の符号を省略すると、続く数値は正の値として扱われます。
- 小数点がある状態で整数部に数字を置いていない場合は、小数点以下に一桁以上の数字が必要です。
ppscanstop には、走査を停止した位置が返されます。正常に変換された場合は末尾のヌル文字の位置を返し、変換できない文字があった場合は、その文字の位置を返します。
ppscanstop が不要の場合は、NULL を指定する事ができます。
関数の動作は strtod (stdlib.h)に似ていますが、グローバル変数 errno の内容は変更されません。