● サンプルプログラム
Samples\tools フォルダ内のライブラリ
tools フォルダ内のライブラリはサンプルプログラムの一部であり、改良や機能追加等ができるよう、ソースファイルが付属しています。
- CFloatEX
floatex.dll を手軽に利用できるようにする事を目指した、C++のスタティックライブラリです。サンプルでは、cpp フォルダ内のプログラムが、このクラスを使用しています。
- FPU の設定や ldstr.dll の初期化/解放は自動で行われます。メインのプログラムで行う必要はありません。
- 手軽さを目標にしているので、例外は使用していません。FPU の例外も、全てマスクされます。
- クラスの演算子に floatex.dll の機能をオーバーロードしているので、通常の式の形で floatex.dll を利用できます(ただし、式にはC++としての制約があります)。
- マルチスレッドは考慮されていません。また、floatex.dll の全機能をカバーしている訳ではないので、必要がある場合は追加・改良してください。
- winctrl
コンソールアプリケーションで、グラフィックを描画するウインドウを作成する DLL です。
- 生成されたウインドウ内を左クリックすると一時停止します。一時停止の状態で、もう一度クリックすると再開します。ウインドウ右上の×ボタンで閉じると、プログラムを終了します。
- ウインドウ内を右クリックするとメニューが表示されます。
この DLL はサンプルプログラムのためのライブラリで、ソースファイルは付属していますが floatex.dll 利用例としての参考にはなりません(floatex.dll は使用していません)。
これらのライブラリを再コンパイルする手順は他のサンプルプログラムと同じですが、利用する側がコンパイル時に LIB をリンクする必要があるため、ライブラリの方を先にコンパイルしておく必要があります。