● コンパイル・リンク

プログラムは、Microsoft Visual Studio のような統合環境でコンパイルするか、コンソール上でコンパイルします。コンパイラの使用方法、コンパイラスイッチ等は製品によって異なるので、コンパイラの説明書を参照してください。



マニュアル内のプログラム例やテストプログラムは、全てコンソールアプリケーションになっています(Windows アプリケーションではソースコードが長くなってしまうため)。コンパイルする場合は、コンソールアプリケーションとしてコンパイルしてください。


他のコンパイラを使用する場合

32bit Windows アプリケーションを開発できる C/C++コンパイラならば問題ありませんが、コンパイラによっては floatex.lib を直接リンクできない場合がありますので注意してください。OMF 形式でなければリンクできない場合は、コンパイラ付属のツールを使って OMF 形式に変換してください(floatex.lib は COFF 形式)。


関数の呼び出し形式

floatex.dll がエクスポートしている関数は全て __stdcall です。floatex.h 内のプロトタイプ宣言で __stdcall 指定を行っているので、floatex.h をインクルードする通常の使用方法であれば、特に行う事はありません。


マルチスレッド

floatex.dll はマルチスレッドで使用する事もできますが、ldstr.dll の初期化、解放には注意してください(「マルチスレッドで ldstr.dll を使用する場合」)。