ギガ テキスト ビューア
Giga Text Viewer は、巨大サイズのテキストファイルを閲覧する為のソフトです。
1Gバイトのテキストファイルを開いても待ち時間無しで直ぐに閲覧と編集が行えます。
※本ソフトで編集や削除を行った場合には、変更内容は、即ファイルへ適用されます。よって編集個所が多い場合には、ファイルの書き換えが頻繁になり返って編集に時間が掛かってしまいます。この様な場合は、編集ダイアログに編集する範囲を全て取り込むことで解消できます。但し最大で30Mバイトまでです。このサイズ以上の範囲で編集を行うのであれば通常のテキストエディタの使用をお勧めします。
※対応文字コードは、JIS、SJIS、UTF8、EUC、UTF16(be,le)
※1行のサイズが指定したページサイズ以上のファイルでは、正しく表示できません。
●各項目に付いての説明
メインメニュー
ファイル
開く
開くテキストファイルを指定します。
※開くことが可能なファイルサイズの上限は、1024TBです。
文字コードの変換
開いているテキストファイルを指定の文字コードに変換して保存します。
終了
Giga Text Viewer を終了します。
編集
テキストの編集
ポップアップメニューの編集を参照
全て選択
全てのテキストを選択します。
制限サイズまで選択
現在のカーソル位置からPage Sizeで指定したサイズまでテキストを選択します。
※選択の最後尾が文の途中なら、その行の一つ手前の改行位置に最後尾を調整します。
1ページを選択
現在、表示している行のテキストだけを選択します。
ツール
ブックマークを設定
選択しているテキストにブックマークを付けます。
※キャレットの位置からブックマークのタイトル名が取得設定されます。
※テキストの編集前に設定したブックマークは、編集した位置や範囲によってはズレや不明に成る場合が有ります。この場合は、Indexのチェックを外してタイトルサーチに切り換えて下さい。
ブックマークの一覧
設定したブックマークを一覧で表示します。移動はリストの選択で行えます。
※新規の背景色はライトグリーンで表示
□Index
位置情報で移動する場合は、チェックを付けます。ブックマークのタイトル名で検索して移動する場合は、チェックを外します。
□Sort
ブックマークの新規追加毎にリストを並べ替える場合は、チェックを付けます。
ブックマークを読込む
開いたファイルのブックマークリストを読込みます。
カーソル位置にジャンプ
選択したテキスト又はカーソルの位置へジャンプします。
選択範囲の最終行にジャンプ
選択したテキストの最後の行の位置へジャンプします。
設定
Option
設定の変更を行うダイアログを表示します。>設定内容
新しい機能を有効にする
無効を解除するキーを入力します。入力したキーが正しければ、編集で文書整形等の編集メニューや監視が利用できるようになります。又、これから追加される新機能も利用可能です。
※解除キーは、寄付やYandAのシェアウェアを購入していただいた希望ユーザーにメールで送信します。
ヘルプ
ヘルプ
ヘルプファイルを開きます。
バージョン情報
バージョン情報を表示します。
下部の項目
文字コードの切換
現在、開いているファイルを選択した文字コードで開き直します。
※文字コードの自動判定が正しく行われていない場合に手動で変更します。
Big/Little
Big:ビッグエンディアン
Little:リトルエンディアン
Edit Max
選択したテキストの一度に編集できるサイズを指定します。ここに指定したサイズが編集ダイアログに読み込まれる選択したテキストの最大サイズになります。(1M〜30M)
※このサイズはコピペには影響しません。(この設定値に関係無くWin98では64Kに固定)
Page Size
1ページに表示できる最大文字数をキロバイト単位で指定します。(8K〜128K)
※このサイズを大きくするとスクロールが重くなります。(Win98では64Kまでです。)
監視
開いたテキストの変更を監視して追加された内容を更新表示します。監視を有効にした時に自動的に最終行を表示するには、「テキストの監視は最終行から開始する」にチェックを付けます。
※新しい機能が有効でない場合は、3分間だけ監視を実行します。
□削除禁止
テキストの削除を行う場合には、チェックを外します。(選択したテキストの削除が行えます。)通常は間違って削除しないようにチェックを外しておきます。(DEL、BACKキーによる削除も含む)
※削除が禁止になっていても編集ダイアログでのテキストの変更は行えます。
□改行
改行が無いテキストを右マージンで折り返して表示する場合は、チェックを付けます。
リストのメニュー
編集
テキストの選択した部分の編集を行うダイアログを表示します。(選択していない場合は、カーソルの位置に文字を挿入します。)
※サイズの大きいテキストを編集した場合にはファイルへの適用に時間を要します。(編集する部分で掛かる時間が異なります。前方部分であれば在るほど時間が掛かるように成ります。但し編集後にファイルサイズが増減する場合に限ります。
※編集ダイアログに追加できる「選択したテキストのサイズ」は、30Mバイトまでです。これ以上のサイズを追加するにはクリップボードを介して行えますが追加に時間が掛かります。
※JISコードのテキストを編集する場合には、編集範囲の選択に制約があります。選択の開始と終了位置の文字は半角の英数字か改行又は仮名等の開始位置から終了位置(英数字又は仮名から漢字、漢字から仮名に変わる手前)でなければなりません。片仮名や漢字ではエスケープシーケンスが其々の始まりと終わりに付加されているので本ソフトの仕様上、途中からの選択ではエスケープシーケンスが含まれないので、正しく変換できなくなるからです。
エスケープシーケンスはASCII文字と仮名等の文字コードが重複するので区別する為に付加されています。又、テキストを選択した時、上記の条件を満たしていない場合、テキストをスクロールすると選択位置がずれます。
・片仮名を例として示します。
1B,28,49,ア,イ,ウ,エ,オ,1B,28,42 というようにエスケープシーケンスで挟まれています。(片仮名以外は16進数で示しています。)
この制約を気にしないで編集を行うにはページ単位で選択するを実行して下さい。
※新しい機能が有効で有れば、編集で文字整形の機能が利用できます。
検索
指定した文字を検索し一致した文字を選択表示します。
次を検索(F3
キー)
現在の検索位置から終端まで、一致する文字を順次検索します。
検索設定
□大文字と小文字の区別
アルファベットの文字を区別する場合は、チェックを付けます。
コピー
テキストの選択範囲をクリップボードにコピーします。
※CTRLキーを押している場合、検索する文字に設定されます。
削除
テキストの選択範囲を削除します。(即、元ファイルから削除します。)削除が禁止されている場合は削除は行えません。
※ファイルサイズが大きい時には、処理に時間が掛かります。
※複数個所で削除を行う場合には編集で行う方が効率的です。
※JISコードのテキストを削除する場合には、削除する位置や範囲の選択に制約があります。この内容は編集で説明しています。
テキストのスクロールに付いて
トラックバー上部の矢印ボタンを押せば、上下に1行単位でスクロールします。この時CTRLキーを押していれば1ページ単位のスクロールとなります。又、トラックバーにフォーカスが有る時には、マウスの中央にあるホイールの前後回転でも行えます。
編集ダイアログのメニュー(現在、UTF8とUTF16の表示中は、使用不可)
文字整形
文字の変換
(大文字<->小文字、単語の先頭大文字、全角<->半角、カタカナ<->ひらがな、西暦<->和暦等で変換を行います。)
西暦、和暦の変換に付いて
1.西暦を和暦に変換する時には、イニシャルの大文字小文字や漢字1文字等を指定できます。)
2.西暦を和暦に変換するには「2000年」のように数字の最後に「年」が必要です。(年の前に2個までの空白があっても問題無く変換可能です。)
3.和暦を西暦に変換するには、数字の前に「MTSH」等の頭文字や「明治、大正」等の元号が必要で「昭」のように先頭の一文字だけでも可能です。)
文字のソート
選択した行の文字に対して並べ替えを行います。
行の先頭に番号を挿入
選択した行の先頭に連番を挿入します。
行の先頭に文字を挿入
選択した行の先頭に文字を挿入します。
行の先頭から文字を削除
選択した行の先頭から指定文字数か指定した文字まで削除します。
※数字だけを指定した場合は、指定文字数の削除を実行します。
空白行を削除
選択した範囲から空白行(改行)を削除します。
インデント
選択した行で字下げを1段行います。
アウトデント
選択した行で字下げを1段除去します。
編集
全て選択
テキストを全て選択します。
検索
置換
検索文字列を指定した文字列で置換えます。(全文が対象)
Option
フォントサイズ
表示テキスト の文字サイズを変更します。
□「送る」メニューに追加
チェックを付ける、送るメニューに、このソフトを追加する事が出来ます。
エクスプローラなどで、開きたいテキストファイルが有れば、そのファイルを右クリックして「送る」メニューのGiga Text Viewer をクリックします。
□文字コードを自動検出する
テキストの文字コードの判定を自動で行うには、チェックを付けます。ファイルにBOM(Byte Order Mark)が無い場合には、ファイルの内容で文字コードを判定するので開くのが遅くなります。調べた結果、何れとも判定できない場合には、全てSJISで開きます。UTF8、UTF16では、このスイッチに関係無くBOM判定を行います。
※このスイッチがONの時、開いたテキストの内容が正しく表示されない場合には、手動で文字コードを指定します。
検出サイズ
文字コードを検出するサイズを変更します。(値が大きいほど検出に時間が掛かります。)
□テキストの監視は最終行から開始する
監視を有効にした時に最終行に移動するには、チェックを付けます。
□文字コードの変換ができない文字を統合表示する
文字コードを変換する時に変換できなかった文字を其々に纏めてエラー表示するには、チェックを付けます。
Y&A