操作説明書         作成 2010.02.22
                                 更新 2016.08.10
                    
[1][部門&資産]運用準備          概 説 書     至近未来社会
 1.バージョンアップ手順  2.運用ファイルの作成
[2][資産台帳]運用手順                 
 1.資産台帳の作成方法    2.減価償却費の仕訳
 3.残存簿価の定額償却    4.部門の記入
[3][資産台帳]メニュー操作
 1.操作一覧
[4][部門仕訳]運用手順
 1.配賦表の作成要領  2.配賦率の記入要領
[5][部門仕訳]メニュー操作
 1.操作一覧      2.作表操作


                                   戻る
[1][部門&資産]運用準備
 1.バージョンアップ
  1)資産台帳バージョンアップの手順
   既に運用している方は、下記手順で直ちにバージョンアップする。
   @バージョンアップした[部門&資産]をダウンロードした場合、
    概説書の手順に従い新バージョンYorikiBKフォルダをセットする。
   A現在の運用フォルダから運用ファイル ??kotei43.xls を手作業で、新バージョンの
    フォルダへコピーする。 
    このコピーした運用ファイルは 16kotei43.xls とする。
        (Ver2.10 ??kotei43.xls である。Ver 3.00 以降は ??kotei43.xslm である)
    B16kotei43.xls を新フォルダの中で起動する。   Fig-2
 
    左上隅Officeボタン(白い矢印)をクリックし、開いた窓の「名前を付けて保存」
    へ白い矢印を合せる(クリックしない)と、Fig-2 の窓が開く。 
    Fig-2 「Excelマクロ有効ブック」をクリックしたとき、開いた窓の「保存」を
    クリックすると、16kotei43.xlsm を生成する。これを終了して閉じる。
    [注意 上記図の手順を通さず、16kotei43.xls を直接 16kotei43.xlsm へリネーム
     してはいけない。なお .xls はExcel 97-2003 ブック(9)である] 
   C新バージョン 08kotsample.xlsm を起動する、メニュー画面を表示する。
    セルJ16 10 セルK16 kotei43 と記入し、リターン又がGOをクリックする。
    10kotei43.xlsm が生成され、起動中となる。
   D10kotei43.xlsm 起動中のメニュー画面において
    セルK15 16 を記入する。16 は上記A??の運用ファイルに前置の年期番号である。
    セルJ16 10 セルK16 new を記入し、リターン又はGOをクリックする。
    上記A生成の 10kotei43.xlsm は、今までの運用ファイルからシート[資産台帳]を
    コピーし、バージョンアップした今までと同じ運用ファイル名になる。
    この例は10kotei43.xlsm=>16kotei43.xlsm となり、バージョンアップした運用ファイルが
    できあがる。
    今までの運用ファイルは、fuujinフォルダに old-16kotei43.xlsm のファイル名で保存して
    いる。oldはバージョンアップしていない今までの運用ファイルである。
   E今後は新Yorikiフォルダで運用する。
    今までの運用フォルダのBackUPフォルダから、新YorikiのBackUPへ必要ファイル
    を手作業でコピーする。必要に応じFuujinフォルダからもコピーする。
    新フォルダに残っている16kotei43.xls は不要、消去して処分する。

  2)部門仕訳バージョンアップの手順
   既に運用している方は、下記手順で直ちにバージョンアップする。
   @バージョンアップした[部門&資産]をダウンロードした場合、
    概説書の手順に従い新バージョンYorikiBKフォルダをセットする。
   A現在の運用フォルダから運用ファイル ??bumon.xls を手作業で、新バージョンの
    フォルダへコピーする。 
    このコピーした運用ファイルは 16bumon.xls とする。
        (Ver2.10 ??bumon.xls である。Ver 3.00 以降は ??bumon.xslm である)
    B16kotei43.xls を新フォルダの中で起動する。   Fig-2
 
    左上隅Officeボタン(白い矢印)をクリックし、開いた窓の「名前を付けて保存」
    へ白い矢印を合せる(クリックしない)と、Fig-2 の窓が開く。 
    Fig-2 「Excelマクロ有効ブック」をクリックしたとき、開いた窓の「保存」を
    クリックすると、16bumon.xlsm を生成する。これを終了して閉じる。
    [注意 上記図の手順を通さず、16bumon.xls を直接 16bumon.xlsm へリネームしては
     いけない。なお .xls はExcel 97-2003 ブック(9)である] 
   C新バージョン 08bumsample.xlsm を起動する、メニュー画面を表示する。
    セルJ16 10 セルK16 bumon と記入し、リターン又がGOをクリックする。
    10bumon.xlsm が生成され、起動中となる。
   D10bumon.xlsm 起動中のメニュー画面において
    セルK15 16 を記入する。16 は上記A??の運用ファイルに前置の年期番号である。
    セルJ16 10 セルK16 new を記入し、リターン又はGOをクリックする。
    上記A生成の 10bumon.xlsm は、今までの運用ファイルから、部門CD、配賦表、累計、
    各月次シートをコピーし、バージョンアップした今までと同じ運用ファイル名になる。
    この例は10bumon.xlsm=>16bumon.xlsm となり、バージョンアップした運用ファイルが
    できあがる。
    今までの運用ファイルは、Fuujinフォルダに old-16bumon.xlsm のファイル名で保存して
    いる。oldはバージョンアップしていない今までの運用ファイルである。
   E今後は新YorikiBKフォルダで運用する。
    今までの運用フォルダのBackUPフォルダから、新YorikiBKのBackUPへ必要ファイル
    を手作業でコピーする。必要に応じFuujinフォルダからもコピーする。
    新フォルダに残っている16bumon.xls は不要、消去して処分する。

 2.運用ファイルの作成手順
  1)資産台帳
   @08kotsample.xlsm を起動するとメニュー画面を表示する。
   AセルJ16 ?? セルK16 kotei43 と記入し、リターンキー又はGOをクリックすると
    ??kotei43.xlsm をYorikiBKフォルダ に作成し、??kotei43.xlsm 起動中となる。
    ?? は運用を開始する年の西暦下2桁とする。     
   B下記[2]に記述する手順に従いシート「資産台帳」を記入し、完成させる。
   C作成し終わると上部メニューバー左隅「ホーム」上の「フロッピー」アイコンをクリック、
    又は右上隅「X」をクリックしたとき「保存しますか?」の問合せに「はい」をクリックし 
    保存して終了する。 

  2)部門仕訳
   @08bumsample.xlsm を起動するとメニュー画面を表示する。
   AセルJ16 ?? セルK16 bumon と記入し、リターンキー又はGOをクリックすると
     ??bumon.xlsm をYorikiBKフォルダ に作成し、??bumon.xlsm 起動中となる。
     ?? は運用を開始する年の西暦下2桁とする。     
   B部門CDと配賦表は、08bumsample.xlsm そのまま残っている。
    シート[部門CD]と[配賦表]を下記[4]記述の手順に従い記入して完成させる。
   C作成し終えると上部メニューバー左隅「ホーム」上の「フロッピー」アイコンをクリック、
    又は右上隅「X」をクリックしたとき「保存しますか?」の問合せに「はい」をクリックし 
    保存して終了する。
                                   戻る 
[2]資産台帳の運用手順
 1.資産台帳の作成要領   
   開始年月:減価償却費の計算開始年月を2000年の4桁年で記入する。
        但し実購入年月とは異なるかも知れない。
   償却CD :減価償却費として使用する科目コードであり、販管費算入と製造原価算入は区別
        する。桁数の制限はないが、大蔵雷神と併用では2又は3桁である。
   償却科目名   :通常は「減価償却費」自由に変更できる
   部門名_償却対象:a営業1課-ライトバン のように部門名に英1文字を必ず前置する。
            次に半角マイナス"-"で分離して償却対象品名(簡単に)を記入する。
            対象品の特定は管理番号、名称、型名など利用できる。
            管理番号を含む右項目は自由にご使用下さい。
      資産コード:BS の固定資産 借方科目コードである。桁数の制限はない。
            大蔵雷神と併用では2又は3桁である。
   資産科目名:家屋・付属設備、車両・運搬具、機器・設備、什器・備品など
   終了年月 :減価償却費を計算する最後の年月を西暦6桁年月で記入する。
         開始年月〜終了年月までが耐用年数である。
   年間償却額:定率償却は、当期簿価x償却率、として計算し自動記載する。     
         定額償却は、償却率 0 及び 年間償却額 0 を記入すると、当期簿価/耐用年数 
         として計算し自動記載する。償却率 0 及び 12で割切れる年間償却額を記入する
         と、耐用年数に関係なく、記入した年間償却額により償却が行われる。
         
          年間償却額は、定率、定額共に12ヶ月で割切れる金額を自動記載するため、
         当期簿価x償却率、当期簿価/耐用年数 より十数円少ない額となる。
         1行最大20円少ないとして2000行では、年間4万円少ない償却額である。

   取得価格 :減価償却費の計算には必要ない。
         但し通常は、償却開始時は当期簿価=取得価格である。
   当期簿価 :これは直近の決算書を見て記入する。
   償却率  :定率償却は税法で定められた数値を記入する。
         定額償却は数値 0 を記入する。      
   耐用年数 :資産毎に税法で定められた年数である。
    
     以上の項目は取得価格を除き正しい記入をして下さい。

   当期償却額:期末更新すると、当期償却額を自動記載する。
         当期償却額=(年間償却額x月数)/12 である。
         当期で償却終了した資産には、A列に*のマーキングする。
   月数   :期末更新すると、月数を記載する。
         期中の償却開始と期中で償却終了した資産は、12 より小さい数値となる。
      (例:行番号13 終了年月200808は、期首200804から5ケ月間の償却期間、月数は5)
   管理番号 :この項目から右は自由に使用できる。
   
 3.残存簿価の定額償却   
  1)期末更新した翌期の資産台帳
   @翌期の資産台帳は、当期償却額、月数、*マークは消去している。
    期末更新前のファイルには、当期償却額、月数、*マークの記載が残っている。
    例えば2016年の運用ファイル 16kotei43.xlsm を期末更新すると、翌期 17kotei43.xlsm を
    生成し、16kotei43.xlsm には当期償却額と月数を記載しているが、17kotei43.xlsm には
    当期償却額、月数は消去している。
    翌期17kotei43.xlsmの簿価、簿価=当期簿価−当期償却額 を自動記載するが、
    17kotei43.xlsm 簿価は、16kotei43.xlsm の当期簿価から年間償却額を差し引いた額であり、    17kotei43.xlsmと16kotei43.xlsm 両ファイルを開いてしか確認できない。    
   A償却終了した資産は、終了年月、償却率、耐用年数をK M L列の初終了年月、初償却率、
    初耐用年数欄に退避記載する。
   B終了年月は、翌期期首年月+資産台帳セルM8記入の年数を自動記載し、セルM8記入年数だけ
    延長する。延長期間は定額償却となる。(08kotsampleはセルM8は5年である)
    年間償却額=残存簿価/セルM8記入年数となる如く自動記載する。
   C資産台帳セルK8記入した金額より少ない残存簿価の資産には、A列に X をマーキングする。
    この金額は自由に決めて記入できる。廃棄処分の目安金額として記入する。
    当該資産を廃棄するなら資産台帳から当該資産をExcel機能を用いて手動で削除すると共に、
    会計ソフトには廃棄の記帳を行う。(08kotsampleはセルK8は1万円である)
   D以上の処理により償却終了後の残存簿価はセルM8記入年数の定額償却できる。
   Eこの自動記載した年間償却額及び償却年数を変更したいときは、翌期の資産台帳の当該行を
    所望する年間償却額(12で割り切れる額)と終了年月、耐用年数を手動記入する。
    この手動記入した値は、今後の期末更新によっても変更されない。

  2)運用開始のとき既に償却済み残存簿価の処理 
    償却終了後は残存簿価から適切な定額償却額を定めて償却する。
    耐用年数終了後の残存簿価の償却は法律で定まっているかも知れませんので法に則り、
    上記Eによる手動記入する。       

 4.部門の記入
  1)資産台帳のセルAA5:セルAZ5に部門コード英文字1字(半角厳守、
    以下bcodeと記述)と適切な部門名を記入する。
    bcodeは英大小文字を区別しない。従って部門はa〜z 26部門に制約される。
    数字1と間違い易い英小文字lは、必要に応じLの使用を推奨する。
  2)運用開始時の資産台帳作成
   @E列部門名-償却対象には z本社-資材倉庫 電気工事一式 の如き、z-本社の記入は不要、 
    資材倉庫 電気工事 一式の如く記入し、部門名-の記入は下記Aの操作により記載できる。
   A当該行のS列にはbcodeのみを記入する。勿論上記1)に記入したbcodeとする。
   Bメニュー画面 セルJ16 00  K16 bcode と記入し実行すると、
    S列は部門名(bcode前置)、E列部門名-償却対象は部門名- が前置され所定の記入と共に、 
    年間償却額も自動記載する。
   
   例 当初の記入E列    S列   操作後 E列         S列
     フォークリフト    r    r製造1-フォークリフト    r製造1
       応接セット一式    y    y総務-応接セット一式    y総務
      乗用車            b    b営業2課-乗用車       b営業2課

  3)資産台帳に資産の追加
   @この場合も、S列追加行にbcodeを記入し、E列には部門名-の記入不要である。 
    資産追加の場合も追加分についてS列にbcodeのみ、E列に償却対象のもを記入する。
   AセルJ16 00 K16 bcode と記入し実行すると、S列部門名、E列部門名-償却対象の
    部門名-を前置する。上記例と同様に自動記載する。 
  4)組織変更
   @組織変更により部門名の変更、追加、廃止が生じた場合、セルAA5:セルAZ5 を修正する。
   A上記@の変更、追加に応じて資産台帳のS列 bcode を上記例の如く記入する。
    廃止された部門の資産は適切な部門の資産とし適切なbcodeを記入する。
    (要するに変更、追加、廃止の行に限りS列にbcodeを記入する)
    変更のないS列の行は z本社、E列は、bcode部門名-償却対象のままでよい。
   Bメニュー画面 セルJ16 00 K16 bcode と記入し実行すると、S列部門名、
    E列部門名-償却対象の部門名を自動修正する。              
  5)上記2)3)4)の如くS列に記入する bcode 1文字が正しければ、常にこの操作は有効
    であり、全ての行の部門名を更新する。      							
                                   戻る
[3][資産台帳]メニュー操作
  1)操作一覧
   
作表機能      J16 K16条件     備考    
作表1減価償却費出力0805 0805
0804 0806
始年月=終年月
始年月<終年月
05当月or 04〜06期間減価償却費を
YorikiBK\fuujinフォルダへ出力
作表2当月表作成 0805 0805
0804 0806
始年月=終年月
始年月<終年月
05当月or 04〜06期間減価償却費を
当月表へ作成(部門別含む)
作表5期末更新    0804 0903始=期首年月 終=期末年月翌期の資産台帳作成
特定 部門名記入支援 00  bcodeS列bcode 1文字のみ記入S,E列の部門名記入支援[1]4.
特定 運用 File 準備 ?? kotei43運用開始前運用ファイル書式生成
特定 VerUP File 10  newVerUPの時など  台帳データをVerUPファイルに転記
特定 Explorer起動  00  00YorikiBkフォルダを開く各種ファイルの確認
  2)作表1    @セルJ16 0804 セルK16 0804 始年月=終年月を記入し、リターン又がGOクリック     04月1ヶ月分の減価償却費を当月表に作成し、0804-0804償却仕訳.xls をFuujinフォルダに     出力する。    AセルJ16 0804 セルK16 0806 始年月<終年月を記入し、リターン又がGOクリック     04〜06月の期間減価償却費を当月表に作成し、0804-0806償却仕訳.xls を     Fuujinフォルダに出力して保存する。    B大蔵雷神と併用する場合     大蔵雷神のYoriki\Fuujinフォルダに本ソフトが作成する始年月-終年月償却仕訳.xls    (0804-0804償却仕訳.xlsなど)を手作業により保存すると、大蔵雷神のメニュー画面、     作表番号 9 セルJ16 0804 セルK16 0804 を記入し操作すると仕訳帳に読込できる。    C大蔵雷神での処理     月次決算するには、毎月の減価償却費を仕訳帳の読込みする。     この場合当然ながら、建物、車両などの固定資産額が毎月減額される。      これが不都合なときは、例えば4半期毎の期間減価償却をを読込む。     これらの読込をしないときでも、経営期末月には必ず、期首年月-期末年月償却仕訳.xls     (0804-0903償却仕訳など)の読込みをする。    D部門仕訳と併用する場合     始年月-終年月償却仕訳.xls sheets2 には部門別減価償却費を出力している。     部門仕訳メニュー画面 作表番号 0 セルJ16 始年月 セルK16 終年月 を記入し操作すると     減価償却費残高を読込できる。     始年月=終年月のときは月次シート、始年月<終年月のときは累計シートに読込む。     3)作表2     作表操作は上記2)と同じである。xxxx-yyyy償却仕訳.xlsの出力はせずに当月表のみ     を作成する。   4)作表5     セルJ16 期首年月 セルK16 期末年月 を記入しリターン又がGOクリック     翌期の資産台帳を作成する。期首年月 期末年月の記入厳守する。     期末更新は上述[2]3.の内容となる。                                    戻る [4]部門仕訳の運用手順   本ソフト利用の効用   1)企業は税務会計を必須するが、部門会計は税務会計と全く関係のない別物である。    部門会計はあくまでも経営管理上の社内資料であり、その記帳は大変な労力を要する。   2)部門会計専用に大蔵雷神と本ソフトと併用したとき、経理の作業量は1/3程度に軽減した    経験がある。(10部門以上の部門管理する場合)   3)大蔵雷神は税務会計だけに用いることもできるが、他の会計ソフトを使用する場合でも      税務会計専用の安価な会計ソフトが使用できる。   以下、大蔵雷神と併用する本ソフトの利用方法を記述する。  1.配賦表の作成要領   1)部門CDの記入     シート「部門CD」の記述する要領に従い部門コードa〜zと部門名を記入する。     但し1と間違い易い英小文字lはLを用いる。英大小文字Aとaは区別できない。      部門名には部門コード1桁を前置する。   @部門コードとして例えば営業部門a〜n、14個、生産部門 o〜w 9個、    管理 x y、本社z  計3個の割当の最大26部門とし、各社の実情に応じて自由に決める。   A購買部門を営業、生産、管理のどの部門とするかは、各社の組織部門の運用実体による。 B仕訳帳の部門コードは、売上帳、仕入帳、資産台帳において同じ部門に異なるコードを割当て    ないことを原則とする。   C部門名の1桁目には部門コード英小文字1文字の前置を必須とする。    且つ使用、不使用に関係なく英小文字zは終端コードとして必ず使用する。    例 a営業1課  z本社 など   D配賦表横列の最大数は26である。(部門CDの最大数=26)    横列には部門コードa〜zを前置して部門名を記入する。zは終端コードとして必ず用いる。   E配賦表はD列の科目コード、H7横行の部門名を自由に記入できる。    D列の科目コードは、緑[コード順]をクリックすると、コードの若い順に並び替えできる。   2)科目コード    科目コードは01:59 の2桁コード、及び 01:59 に 0〜9 を付した3桁コードとする。    科目コードは、部門科目コードと配賦科目コードに分ける。    科目コードの最大数は300である。(累計及び月次シート残高の最大科目数=300)       3)部門経費と配賦経費   @部門経費の部門科目コードは01:49 2桁コードに a〜z 1桁を付した3桁コードとする。    02a・・・02z、10a・・・10zなどの3桁コードを用いて部門の人件費、通信費を仕訳帳に    記入できる。     A01:49 の勘定科目に限定して部門科目コードを用いることを原則とする。    生産部門の勘定科目は、30:49 であり、営業、管理、本社の勘定科目は、01:29 である。    この範囲において部門科目コードを a〜z 半角厳守 (英大小文字区別しない)を用いる。   B配賦経費の配賦科目コードは、01:49 の3桁目に部門コード a〜z を付加しない。   4)他の会計ソフトを使用する場合     他の会計ソフトの残高は、下記@Aの条件のもとに利用できる。     残高C列および配賦表D列の科目コードの桁数は制限ない。   @他の会計ソフトからの出力は、累計及び月次の各シートに示す科目名、科目コード、残高を    B,C,D列に保存する如く、手作業によりデータを整形して保存する。    且つ、部門科目コードは科目コード右端a〜zの部門コードを付加する。    B,C列は文字列に、D列は通貨に設定する。    大蔵雷神からの出力は、残高を円の単位としているが、千円単位でも差支えない。   A配賦表D列は、残高C列と同じ科目コードを記入し、7行目横列は部門コードa〜zを前置して    作成する。   B人件費は部門経費とすること推奨する。    製造業に限らず人件費は、会計ソフトとは別に給与ソフトなどを用いて個人別の明細を作成    しているとき、人は必ずいずれかの部門に所属するため、給与ソフトから科目別部門別人件費    を取得できる。故に人件費はシート「配賦表」の部門経費として月次シートに手作業での記入は    容易と思われる。     2.配賦率の記入要領    配賦表の部門構成や配賦率の記入は、緑[保護]ボタンをクリックし[編集]にする。    クリックする毎に保護と編集を交互にできる。    配賦率は少数2桁まで記入できる。   1)配賦経費(1次配賦率)  部門経費は部門科目コードを用いて直接に算出できるとは限らない。    例えば通信費としての電話代は、電話番号毎に部門に配置し電話代が請求されるなら部門科目    コードを用いることができるが、代表電話を設定すると電話代は代表電話に一元化して請求書    を受取る。この費用を各部門に負担させるには配賦率を用いる。  この請求書の電話代100%とし各部門が何%負担するかその負担割合が配賦率である。    配賦が必要な経費は電話代に限らない。        勘定科目費用を部門に直接配賦する配賦率を1次配賦率とここでは呼称する。    配賦表のセルH15:S31 に%で記入した値が1次配賦率である。    但し08bumsample.xlsm に示す配賦経費にも直接経費にできる科目があるかも知れない。   2)2次配賦率    配賦科目と部門科目の列集計で算出された部門小計を更に配賦できる。    例えば本社、管理部門、購買(資材)部門などの費用を営業部門とか生産部門に配賦できる。    配賦表のセルH32:S35に%で記入した値が2次配賦率である。    例えば購買部門の小計B、Cの合計を開発部門と製造1と製造2へ配賦する。    営業管理の小計B、Cの合計を各営業部門に配賦するなどである。    なお小計Bは部門直接経人費の計であり、小計Cは部門配賦経人費の計である。    経人費は小計B、Cの合計が実際の経人費であり、部門費合計Aは2次配賦も含まれる2重    計算している。                                    戻る [5][部門仕訳]メニュー操作  1.操作一覧
   
作表機能     J16 K16条件     備考    
作表1月次配賦計算0804 0804始年月=終年月月次シートに配賦計算表を作成
作表2累計配賦計算0804 0806始年月<終年月累計シートに配賦計算表を作成
作表5期末更新  0804 0903始=期首年月 終=期末年月翌期の部門仕訳ファイルを作成
作表0残高読込0801 0801始年月 =or< 終年月大蔵雷神 資産台帳の出力を自動読込
特定 運用 File 準備 ?? numon運用開始前運用ファイル書式生成
特定 VerUP File 10  newVerUPの時など  運用データをVerUPファイルに転記
特定 Explorer起動  00  00YorikiBkフォルダを開く各種ファイルの確認
 2.作表操作   1)作表0    *大蔵雷神より残高を取得     配賦計算表の作成は、経人費残高の取得が前提である。作表0を予め操作する。    @大蔵雷神 仕訳帳が部門別経人費を記帳している場合、     大蔵雷神の作表0 部門仕訳書出操作により、xxxx-yyyy経人費残高.xls を     Yoriki\Fuujinフォルダへ出力する。    A上記@ xxxx-yyyy経人費残高.xls をYorikiBK\Fuujinフォルダへ手作業により     コピーする。    B部門仕訳メニュー画面 セルJ15 0 J16 xxxx K16 yyyy を記入し、リターン又は     GOをクリックすると、経人費残高を月次シートに保存する。     例えば xxxx:0804 yyyy:0804 のとき、シート[04]へ保存する。     月次シートは、シート[配賦表]の黄色[01:06][07:12]ボタンをクリック     する毎に表示、非表示となる。シート[04]は残高の表示例である。    C始年月xxxx=終年月yyyy のときは、上記残高を月次シートに保存する。     始年月<終年月 例えば 0801 0804 のときは、シート[累計]へ残高を保存する。    Dxxxx-yyyy経人費残高.xlsは、G列の残高を各シートに読取り保存する。    E残高の単位は円である。    *資産台帳より部門償却費を取得    F資産台帳 作表1の操作は、YorikuBKフォルダにxxxx-yyyy償却仕訳.xls を出力する。    GセルJ16 0901 K16 0901 など記入し、リターン又はGO     0901-0901償却仕訳.xls の部門別減価償却費を月次シート[01]へ読込む。     0804-0806償却仕訳.xls など始年月<終年月のときは、シート[累計]へ読込む。    H累計又は月次シート共に経人費残高がYorikiBK\Fuujinフォルダにないときは取得できない。     償却仕訳単独では読込できない。   2)作表1     セルJ16 0804 K16 0804 始年月=終年月 を記入し、リターン又はGO     当月配賦計算表を月次シートに作成する。この例ではシート[04]に作成する。   3)作表2     セルJ16 0804 K16 0806 を記入しリターン又はGO、     この期間の配賦計算表をシート[累計]に作成する。     大蔵雷神の期間残高表操作により期間残高を出力し、作表0 操作によりシート[累計]へ     残高を予め保存しているものとする。   4)作表5     セルJ16 0804 K16 0903 期首年月 期末年月を記入しリターン又はGO、     翌経営期の運用ファイルを作成する。                                   戻る