暗号プロバイダは、電子証明書を作成するための秘密鍵生成や署名アルゴリズムを処理しているソフトウェアです。
暗号プロバイダには下記のものがありますが、通常は「Microsoft Enhanced RSA and AES Cryptographic Provider」を選択してください。
1.Microsoft Base Cryptographic Provider v1.0
Windowsで共通に使用できますが、鍵長は1024Bit、署名アルゴリズムはSHA-1のみが指定できます。
2.Microsoft Enhanced RSA and AES Cryptographic Provider
VISTA以降のWindowsで使用できますが、Windows XPでは対応していません。
3.Microsoft Enhanced RSA and AES Cryptographic Provider (Prototype)
Windows XPで使用できますが、VISTA以降のWindowsでは対応していません。
4.JPKI Crypto Service Provider
住基カードおよび公的個人認証を使用する場合に指定します。
ICカードリーダー(PaSoRi)などのハードウェアが必要です。
鍵長は1024Bit、署名アルゴリズムはSHA-1のみが指定できます。
※ サーバー証明書の作成では、JPKI Crypto Service Providerを指定できません。