7 機能解説編~特殊な入力


7.1 XMLファイルによる入力

既存のXMLファイル(ナンプレメーカーによって生成されたものに限ります)を読み込み、盤面を再現します。
「メニューバー」の「ファイル」から「開く」をクリックすると、ファイル選択を促すダイアログが表示されます。
「ツールバー」にも同様の機能を持つボタンがあります。また、ナビゲーション時や問題作成時以外にファイルをウィンドウに直接ドラッグ&ドロップしても同様の処理がなされます。

7.2 OCRによる入力

9x9の標準型ナンプレに限り、画像ファイルや画面からナンプレを読み込むことができます。ただし、このOCRアルゴリズムはWhatomが適当に作ったものなので、読み間違いなどが発生する可能性があります。従って本などからスキャンしたものは読み込めない可能性があります。

画像ファイルから読み込む場合

ナビゲーション時や問題作成時以外に画像ファイルをドラッグ&ドロップ、あるいは「メニューバー」の「OCR」の中の「ファイルから」により画像ファイルを選択すると以下のような画面が表示されます。

OCR読み取り設定

ここで、黒(線、数字の部分)とみなす部分と白(余白部分)とみなす部分の設定を行います。「変換後画像」には現在の設定で認識される画像が表示されています。線や数字がはっきり見えない場合や、本来白いはずの部分に汚れのように黒い点が見える場合には「変換の詳細」のツマミを左右に動かして調節し、「画像を更新」をクリックしてください。設定が終わったら「読み込み実行」をクリックして、次のステップに進みます。

OCRの結果

次に表示されるウィンドウ(次ページ参照)ではOCRでの読み取り結果を確認できます。元の(変換前の)画像と、読み込み後の結果が表示されています。誤って読み込まれている部分が存在した時には、当該箇所をクリックして下のボタンを押すことで修正できます。
読み取り結果の修正が終わったら、「盤面に反映」をクリックしてください。メインの盤面に数字が入力されています。

「JavaScript版」について

JavaScriptによる簡易採点機能を持ったHTMLファイルを出力できます。
マウス操作で数字を入力し、ボタンを押すと正誤を判定します。

画面から読み込む場合

ナンプレが表示されている画面からナンプレ部分のエリアを指定する方法です。「メニューバー」の「OCR」の中の「画面から」を選択すると以下のような画面が表示されます。

OCR範囲指定1

ナンプレ全体が表示されている状態でOKをクリックし、マウスで左上から右下までドラッグすると当該箇所の画像が取得され、取り込み結果が表示されます。

OCR範囲指定2

取り込み内容がこれでよければ「OCR実行」をクリックし、次のステップに進んでください。後の内容は画像ファイルの場合と同様です。

7.3 Ctrl+Vによる入力

一部のサイト等で掲載されている入力用テキストをコピペして貼り付けることができます。
例えば、「.3.7...........8..64.9....3..4....2.59.....3..8631........9...42....87.5..36.....」のような文字列をコピーして貼り付けできます。
但し、9x9標準型ナンプレのみの機能です。


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