シーケンスめ〜か〜

シーケンスめ〜か〜はWindows上で動作する、テキストベースのログファイルを解析してシーケンス図を作成するソフトです。
シーケンス図はxlsx形式で保存できます。また、ログファイルの文字列を正規表現を使用して加工することもできます。

■シーケンスめ〜か〜について

シーケンスめ〜か〜は .Net Framework 4.6を使用して作成されています。
このため、.Net Framework 4.6がインストールされているPCならどのOSでも動作するはずです。
Excel(xlsx)への出力はOpen Xml SDK 2.5を使用しており、同ライブラリも同梱しているため、ExcelがインストールされていないPC上でも問題なく動作します。

【主な機能】
機能名 概要
解析機能 正規表現によるファイルの置換(シーケンスめ〜か〜がインポートできる形式に整形する)
インポート機能 整形済みのファイルを読み込み、アプリ上に表示(色オプションの適用)
シーケンス図作成機能 インポートした情報を元に、シーケンス図をExcelファイルに出力





以下のソフトを使用して制作しています。

・Visual Studio 2015 C#
・.Net Framework 4.6
・Open Xml SDK 2.5

■動作環境

・Windows7以降推奨
・.Net Framework 4.6

■インストール

・zipファイルを解凍し、任意のフォルダに展開してください。SequenceMaker.exeが実行ファイルです。
※実行ファイルと同じパスに設定ファイル類を生成します。書き込み権限のあるパスに配置してください。

■アンインストール

・SequenceMaker.exeをフォルダごと削除してください。
※レジストリはいじりませんので、フォルダ削除だけでアンインストールが完了します。

■著作権・使用条件など

シーケンスめ〜か〜はフリーソフトウェアです。著作権は破棄していませんが転載・配布は自由です。この手引書も一緒に転載して下さい。

シーケンスめ〜か〜は正しく動作することを望んで制作していますが、動作については一切保証されません。このソフトを使用したり、使用できなかった為に起こったいかなる損害についても作者及び配布者は責任を負いません。個人の責任において使用して下さい。

■バグ・要望・提案・問い合わせ先

作者:J.K
EMail:nakasato.work@gmail.com

■変更履歴

日付 バージョン 変更内容
2016/12/14 v1.0.0.2 初版

使い方

実行ファイルと同じフォルダにサンプルを同梱しています。(sampleフォルダ)基本的にこちらを参考としてください。

解析機能の使い方

[設定]->[設定ダイアログ]->[解析定義タブ]で正規表現を使った置換定義を登録します。
※()でグループ化した文字列を置換結果で使用したいときは、$n形式で記述します。(例:"$1" "$2")
・定義ができたら、OKボタンで設定ダイアログを閉じます。
[解析]->[ファイルを開くダイアログ]で解析したいファイルを選択し、OKボタンをクリックします。
[ファイルを保存するダイアログ]で保存先を決定します。

インポート機能の使い方

・本アプリが読み込めるフォーマットで作成した(または解析機能で作成した)ファイルを用意します。
※サンプルを参考にしてください。
[設定]->[設定ダイアログ]で、[シーケンス種別タブ]、[オブジェクトリスト]、[色オプション]、[除外リスト]を設定します。
・設定ができたら、OKボタンで設定ダイアログを閉じます。
[インポート]->[ファイルを開くダイアログ]でインポートしたいファイルを選択し、OKボタンをクリックします。
・[メイン画面]左側のツリービューに状態ごとのイベントが表示されます。 ・[メイン画面]右側のグリッドビューにインポートしたイベントの一覧が表示されます。 ・[メイン画面]下部にカレントのイベント情報が表示されます。

クリア機能の使い方

・本アプリがインポートした内容をクリアすることができます。
・[メイン画面]でクリアボタンをクリックします。

シーケンス図作成機能の使い方

・本アプリがインポートした内容を使って、エクセルファイルにシーケンス図を描画します。
[設定]->[設定ダイアログ]->[基本設定タブ]を設定します。
・設定ができたら、OKボタンで設定ダイアログを閉じます。
[メイン画面]->[メニューバー]->[ツール]で、更に詳細な設定を行います。
・[シーケンス図作成]->[ファイルを保存するダイアログ]で、作成するファイル名を設定し、OKボタンをクリックします。 ・シーケンス図の作成が管理すると、自動でエクセルが起動します。

ドラッグ&ドロップによる一括処理機能の使い方

・解析(またはインポート)したいファイルをメイン画面にドラッグ&ドロップすることで、解析、インポート、シーケンス図作成を一括で行えます。
[ファイルをドラッグ&ドロップ]->[動作を選択ダイアログ]で、[解析]、[インポート]、[シーケンス図作成]にチェックを入れてOKボタンをクリックします。
ドラッグ&ドロップしたファイル 解析 インポート シーケンス図作成 アプリの動作結果 生成ファイル
解析したいファイル - - ・解析機能を実行 元ファイルと同じパスに以下を生成
・"[元ファイル名]_Analysis.txt"
解析したいファイル - ・解析機能を実行
・インポート機能を実行
元ファイルと同じパスに以下を生成
・"[元ファイル名]_Analysis.txt"
解析したいファイル ・解析機能を実行
・インポート機能を実行
・シーケンス図作成機能を実行
元ファイルと同じパスに以下を生成
・"[元ファイル名]_Analysis.txt"
・"[元ファイル名]_Analysis.xlsx"
インポートしたいファイル - - ・インポート機能を実行 -
インポートしたいファイル - ・インポート機能を実行
・シーケンス図作成機能を実行
元ファイルと同じパスに以下を生成
・"[元ファイル名].xlsx"

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