テスト項目運用システムヘルプ-実施

目次

テストを実施して結果を保存します。テスト中の障害票はここから発行します。
プロジェクト名称の後ろの「【?回目】」はラウンド数を表します。

上フレーム(検索画面)

担当 検索条件として、ログインユーザが担当となっている項目を抽出する条件を指定します。
全て 担当の設定を条件に含めない
主担当 主担当として登録されている項目のみ
副担当 副担当として登録されている項目のみ
主or副 主担当もしくは副担当に登録されている項目のみ
済表示 チェックした状態で検索すると、実施済みの項目(「済」にチェックして保存された項目)も表示するようになります。
予定日 検索条件として、テストの実施予定日に対する条件を指定します。
全て 予定日の設定を条件に含めない
以降 今日が予定日か予定日を過ぎている項目のみ
過ぎ 今日が予定日を過ぎている項目のみ
重度 検索条件として、重要度を指定します。指定した重要度とそれより重要度が高い項目のみを対象にします。
分類01 分類の第1階層を検索条件に含めます。全項目を対象にしたい(分類01を検索条件に含めない)場合には【全て】を選択します。(※1)
作成へリンクで作成画面に移動した場合には、作成画面の分類01に引き継がれます。
一覧 下フレームの表示モードを指定します。
チェックを付けると「一覧モード」、外すと「カードモード」となります。
[検索] 指定された条件で検索を行い、下フレームの項目一覧を再作成します。
[保留] 項目と障害票を関連付けるための画面を別ウィンドウに表示します。障害票と関連付けると、障害票が「未回答」である間は「済」や「実施済?」のセルの背景色が変わります(即時には変わりません。1度再表示させる必要があります)。
これは、障害が修正されるまではテストを実施しても意味が無い項目を管理するための機能です。対象となる項目は表示モードにより次のようになります。
一覧モード
「済」がチェックされた未実施項目が対象になります。[保留]ボタンを押した段階でチェックは解除されます。
カードモード
「実施済?」のチェック状態に関係なく、表示中の1項目が対象になります。
保留状態にしても実施できなくなるわけではありません。背景色を変えるのと、済状態に保存しようとすると警告ダイアログが表示されるようになるだけです。
複数の障害票と関連付けた場合には、全ての障害票が回答されるまでは保留状態を保ちます。障害票が全て回答されると背景色は戻りますが関連付けが削除されるわけではありません。よって、障害票を未回答状態に戻す(「原因」を未投入にして保存)と復活します。
[保存] 下フレームで編集した内容を保存します。具体的な動作は表示モードにより次のようになります。
一覧モード
「済」にチェックされた項目を実施済みとして実施日、実施者を記録します。「戻し」のチェックされた項目の実施記録を削除します。処理終了後、下フレームの項目一覧を再作成します。
カードモード
「実施済?」がチェックされていれば実施済みとして実施日、実施者を記録します。チェックされていなくて実施記録があれば削除します。何れの場合でも「メモ」を更新します。[<前項目][次項目>]でも同様の処理が行われます。
作成へ プロジェクト選択画面を経由せずに作成画面に移動することができます。

各検索条件はANDで結合されます。

※1: 分類01だけでは不足であると思われた場合には、ti_run_item_ctrl.phpのソースを覗いてみてください。全分類を対象にするように改造する手順をコメントしています。

下フレーム(テスト項目表示領域)

2種の表示モードがあります。

一覧モード



項番 単なる行番号です。保存したり検索条件を変えたりすれば番号は変わります。項目を特定する番号には使えないのでご注意ください。
2ラウンド目以降で1度も実施されていない項目はの背景色で表示されます。
その項目に添付資料が設定されていればボタンが表示されます。ボタンを押すと添付資料をダウンロードする一覧画面を開きます。
テストの実施が完了したら「済」列のチェックボックスにチェックを入れます。
チェックをいれただけではDBには反映されません。[保存]ボタンを押すことで初めて反映されます。
障害の有無に関わらず完了すればチェックします。
保存してしまうと「済表示」がOFFなら表示されなくなりますから、障害のある場合は先に「障」列のボタンで障害票を発行しておきます。
「済表示」がONの場合には実施済み項目はチェックされた状態で表示されます。このチェックをOFFに変更しただけでは保存しても未実施状態には戻りません。次の「戻」で明示的に示す必要があります。

この項目は、保留設定にも使用されます。「済」にチェックを入れて[保留]ボタンを押すことで障害票と関連付ける画面が開きます(同時にチェックは自動的に解除されます)。保留状態であれば背景色がダークグレイに変わります。
済表示」がONの場合に表示されます。「済」のチェックをOFFにするとチェック可能になります。この状態でチェックをして[保存]すると、以前に保存した実施記録が削除され未実施状態に戻ります。誤って未テストの項目を済状態にしてしまったときに使用します。
この列のボタンを押すと、障害発行の画面を開きます。このボタンのキャプションは状態により次のように変わります。
「 」:その項目から発行された障害票が無い。
「未」:その項目から発行され未回答な障害票がある。背景色は赤。
「済」:その項目から発行された障害票があるが全て回答済み。背景色は黄。
実担 その項目を実施した人。「済表示」がONの場合のみ表示されます。(※2)
実日 その項目を実施した日付。「済表示」がONの場合のみ表示されます。(※2 ※3)
白四角の画像をクリックするとメモ入力画面が開きます。

必要に応じてメモを書いてください。メモが入力されたあと、一覧が再表示されると白四角の画像が若干変わります。
相談室の画面を開きます。テスト項目の内容について相談や質問をしたい場合に使用します。
現版では、相談室の状況でこのボタンのキャプションが変わることはありません(性能面で問題になりそうなので)。
2: V0.3までは2ラウンド目以降には前ラウンドの実施日や実施者も表示されていましたが、V0.3.1からは現在のラウンドでの実施日、実施者のみが表示対象になります。
3: 実施日はV0.4からは時刻まで保存されます([保存]ボタンを押した時間です)。lib/ti_local.incを編集することで表示フォーマットを変更できます。

カードモード



左右のフレームに分かれています。

左フレーム(分類ツリー)

「分類01」配下の全分類がツリー表示されます。分類を選択することで、その分類の中で検索条件を満たす最初の項目を右フレームに表示します。
このツリーをクリックすることで項目を移動した場合(結果として移動しなかった場合も含めて)、右フレームで編集した内容(「実施済?」「メモ」)は失われます
条件に合致する項目が無い場合エラー表示になりますが、これはその分類の項目が無いというだけでテストが完了したことを示すものではありません。

右フレーム(テスト項目)

[<前項目] 「実施済?」のチェック状態と「メモ」を保存した後で検索条件を満たす1つ前の項目に移動します。
[次項目>] 「実施済?」のチェック状態と「メモ」を保存した後で検索条件を満たす1つ先の項目に移動します。
分類 項目の分類を表示します。
ハイフンで繋いで表示しますが、複数行ある分類も全文表示します。
相談 ボタンを押すと、相談室の画面を開きます。テスト項目の内容について相談や質問をしたい場合に使用します。
資料 その項目に添付資料が設定されていればボタンが表示されます。ボタンを押すと添付資料をダウンロードする一覧画面を開きます。
障害票 ボタンを押すと、障害発行の画面を開きます。このボタンのキャプションは状態により次のように変わります。
「未発行」:その項目から発行された障害票が無い。
「未回答」:その項目から発行され未回答な障害票がある。背景色は赤。
「回答済」:その項目から発行された障害票があるが全て回答済み。背景色は黄。
実施済? テストの実施が完了したらチェックボックスにチェックを入れます。障害の有無に関わらず完了すればチェックします。
チェックの状態を変更しただけではDBには反映されません。[保存]または[<前項目]または[次項目>]ボタンを押すことで初めて反映されます。一覧モードと異なり、チェックを外して保存するだけで未実施状態に戻ります。
保留状態にある場合は背景色がダークグレイに変わります。
前回実施者 その項目を最後に実施した人。
未実施の場合は、以前のラウンドで実施した人です。
実施済みの場合は、実施中のラウンドでの実施者です。この場合はラベルが「実施者」に変わります。
前回実施日 その項目を最後に実施した日付。
未実施の場合は、以前のラウンドで実施した日付です。
実施済みの場合は、実施中のラウンドでの実施日です。この場合はラベルが「実施日」に変わります。(※3)
実施予定日 その項目のテストを行う予定日。
未実施の場合、背景色が次のように変わります。
今日=実施予定日:黄
今日>実施予定日:赤
メモ 必要に応じてメモを書きます。[保存][<前項目][次項目>]で保存されます。
一覧モードの「記」で開くものと同じです。

2ラウンド目以降で1度も実施されていない項目の場合は、[<前項目]と[次項目>]の間に【未実績項目】と表示されます。