テスト項目運用システムヘルプ-作成

目次

テスト項目を手動で作成・編集します。

上フレーム(項目編集画面)

分類 作成する項目の分類を選択します。分類とはプロジェクト内で項目を分けるグループです。9層までの階層構造を持てます。セレクトボックスには各階層をハイフンで繋いだ文字列がリストされます。
編集 分類を作成,編集,削除する画面に遷移します。
移動 項目は分類で纏められて表示されます。このため、項目一覧の表示順は分類の表示順に大きく影響されます。ここでは、分類の表示順を変更するための画面に遷移します。
[項目複写] 分類直下の項目を別の分類にコピーするための画面に遷移します。
コピーできるのは分類直下の項目だけです。つまり、コピー元の分類に子分類があってもその子分類も子分類の項目もコピーされることはありません。
[登録]ボタンで項目を作成する場合には、分類と操作が同じ項目が既存すればエラーになりますが、項目複写ではこのチェックは行っていません。
[更新] 一覧の項番ボタンを押して作成済み項目を取り出した場合にのみ表示されます。このボタンを押すと直前に押した項番ボタンの項目を編集中の内容で更新します。
登録] 編集中の内容で追加登録します。
分類と操作が同じ項目が既存した場合には登録できません。
操作 テストを実施するときの手順を記述します。右の[C]ボタンで初期化できます。(※1)
結果 操作を行った結果としての期待値を記述します。右の[C]ボタンで初期化できます。(※1)
担当 その項目を実施する担当者を、主担当、副担当の2人指定します。主、副に同じ人を指定してもかまいません。セレクトボックスにはプロジェクト作成時に指定した作業メンバが一覧されます。
実施画面の検索条件に使用されます。言い換えれば、検索条件を変えれば、ここで指定した担当者でなくても実施することは可能ということです。
重度 その項目の重要度を指定します。実施画面の検索条件に使用されます。例えば、『検索条件に重度を「重要」以上にして表示された項目のみを実施することでリグレッション項目とする』といった運用ができます。
難度 その項目を実施するにあったての難易度を指定します。分析画面で難度を考慮して進捗率を計算するときに使用されます。「難易度」は「難しさ」というよりは、「テスト実施に必要な工数の度合い」と考えてください。
予定日 テストを実施する予定日を設定します。実施画面の検索条件に使用されます。一覧には表示されません。
分布 分類別項目数分布表画面を開きます。分類に対する項目のガバレッジを確認したい場合に使用します。
実施へ プロジェクト選択画面を経由せずに実施画面に移動することができます。
※1: 「操作」や「結果」は単にテストに関する情報の文字列にすぎません。名称に惑わされず自由に使ってもらえればよいです。私の場合は「操作」欄にテストの目的に関することも書きますし、「結果」欄には具体的な値を書かずに確認すべき項目を列挙したりします。詳細な操作手順や具体的な期待値が必要な場合は添付資料を使い、使ったデータはメモに書いたりします。一連のテストケースで複数項目を消化する場合は分類で纏めたりもします。使いやすいように解釈して使ってください。

中フレーム(ボタン群)

分類01 分類の第1階層を指定して一覧表示する項目を絞り込みます。セレクトボックスの選択を変更した瞬間に一覧を表示しなおします。全項目を表示させたい場合には【全て】を選択します。(※2)
実施へリンクで実施画面に移動した場合には、実施画面の「分類01」検索条件に引き継がれます。
[解除] 「選」を全て未チェックの状態にします。
[反転] 「選」のチェック状態を反転させます。つまり、チェックされているもののチェックを外し、チェックされていないものをチェック状態にします。
あくまで、その時点で一覧表示されている項目についてのみ有効です。
資料 「選」で選択した項目に添付する資料を選択・登録する画面を開きます。
一括 上フレームが一括変更用の画面に遷移します。
関連 関連付け設定画面を開きます。障害票に起因したテスト項目を作成した場合、この画面で障害票と関連付けることで障害票から参照できるようになります。
[移動] 「選」で選択した1つ又は複数の項目を「先」で選択した項目の位置に移動します。移動した項目は、移動先の分類に書き換わります。
[削除] 「選」で選択した項目を削除します。
[一覧更新] 下フレームの項目一覧を最新情報で更新します。右横の□をチェックしていない場合は、[登録]や[更新]ボタンで項目を追加、更新しても下フレームには即座には反映されません。登録、更新した結果を確認したい場合にはこのボタンを押します。
ただし、「選」や「先」のチェック状態もクリアされます。
チェックされた状態で[登録]や[更新]を行うと、下フレームの項目一覧を自動的に最新情報で更新します。
下フレームの項目一覧の最後の行を表示するようにジャンプします。
下フレームの項目一覧の先頭の行を表示するようにジャンプします。
※2: 分類01だけでは不足であると思われた場合には、ti_mak_item_btns.phpのソースを覗いてみてください。全分類を対象にするように改造する手順をコメントしています。

下フレーム(項目一覧)

項番ボタン 「項番」列の行番号が書かれたボタンを押すことで、上フレームの項目編集画面にその項目の内容を取り出します。これを行うと[更新]ボタンが表示され項目の修正を行えます。一部書き換えて新規項目として登録することもできます。
項番はあくまで表示されている項目の行番号です。実施画面の一覧の項番とは直接の関係はありません。
最後に押した項目の行色が変わります。
操作対象の項目を指定します(複数選択可)。チェックすると[資料][一括][関連][削除]ボタンが有効になります。
項目の移動先を指定します。「選」にチェックを入れた上で「先」列のラジオボタンを選択すると[移動]ボタンが有効になります。

項目一覧を再作成するような操作(「分類01」の変更、[一覧更新]など)を行うと「選」のチェックは外れてしまいます。

この一覧画面には「添付資料」の設定状態や「実施予定日」に関する情報は表示されません。これは、一覧の見通しと性能を考えての判断です。これらの情報が必要な場合には、項番ボタンを押して確認してください(添付資料については「実施へ」リンクで実施画面に移動して確認する方法もあります)。

テスト項目や分類は、CSVファイルで一括登録することもできます。「ツール」−「ファイル読込」を参照してください。