v125J *** 2010/09/09
.(BUG)
   -EBCDIC ファイル関連。
    .セッションを跨ったF5(再探索)が EBCDIC ファイルでは "no EBCDIC data", UTF8ファイルでは NotFound のエラーで失敗する。
    .ロケールコードファイル、UTF8 ファイルから EBCDIC ファイルの行コピーの不具合
      -EBCDICがSBCSコードページのとき変換されない。
      -DBCSを囲むSO/SIの設定エラー。
    .EBCDIC cfg ファイルで CONVERTER=0 を指定した時 SOSIオプションなどその他の指定が効かない。
    .TC col1-col2="xxx" コマンドで xxx にDBCSを指定した時 SO/SIが設定されない。 
    .CID ヘッダー行に option=(... の指定がない時、更新カウンターが更新されない。
    .Change コマンド。
      -更新文字列が ""(空白)のとき エラーMsg "No EBCVDIC data"がでる。
      -探索文字列に \x 形式を使用すると 更新文字列が置換せずに、挿入される。
    .FWF/BWF コマンド。
      -境界文字列指定がUTF8コードのとき探索文字列の取得に失敗。
      -探索文字列がセッションを跨れない。
    .ロケールコードに変換できない文字を含むファイルはシンタックスハイライトができない。
    .行番号欄に,"+"(文字列の追加)行コマンドで 非ASCII 文字を指定すると表示正しくできない。
    .バイナリーモードで開いた時 Find コマンドが失敗することがある。
    .バイナリーモードの縦 HEX YZ 表示の時、文字表示行への入力なのにカーソルの動きがジグザグモードになる。
   -Find コマンド。
    .バイナリーファイルの行を跨る文字列の探索で失敗することがある
   -FWF/BWF コマンド。
    .境界文字列指定が "\(" ないし "\)" で始まる時 "\" の扱いが正しくない。
   -Cut & Paste
    .(wxe/gxe)マウス操作で xe の外のアプリで Cut/Copy し xe に Paste すると変換エラーになる。
    .(wxe/gxe)キーボードでカーソルをコマンド入力行に移動してマウスでpasteするとABEND する。
    .(wxe/gxe)アイコンまたはポップアップメニューの enable/disable  がカーソルの位置と同期していない場合がある。
   -ロケールコードファイルにSS3漢字(8fxxxx)が多いとバイナリーファイルと判定してしまう。
   -(gxe)ロケールコードファイルにSS3漢字(8fxxxx)が含まれている時リガチャーOffの時のパディング文字表示が不正。 
    

.EBCDICファイルサポートに関する追加機能。

   -コードページパラメータ。 
     .Edit コマンドで CPEB:CP037(Linux), CPEB:37(Windows) のように変換用コードページを指定可能にする。
      cfg に戻す時には "CPEB=" のように空白のコードページを指定する
      指定はプロファイルに記録される。但しセッション間で cfg の CONVERTER パラメータを ICU から ICU 以外に変更、
      またはその逆の変更をするとネイミングが異なるため、コードページが見つからない結果になる可能性がある。
      そのため Cut&Paste の Paste の時 "無効なコードページ" のエラーが出ることもあります。
      その場合はcfgに従って変換される。
      セッション間で CONVERTER パラメータを変更した場合は改めて Edit コマンドで CPEB=xxxを指定してください。
      セッションにつき最大7種類のコードページが使用できます。
      xe は 別名を認識できないので同じコードページには決まった名前を使用してください。
      ディレクトリーを開く時に指定すると以降そのディレクトリーのメンバーの省略時値となります。
      尚、コードページは "TOP OF LINE" と "END OF LINE" 行に表示されます。

     .CREeate/REPlace/SAVe/END コマンドでは CPEB:xx を指定するとそのコードページに変換して出力

     .COPy/MOVe コマンドでは CPEB:xx を指定するとそのコードページから画面のコードページに変換してコピー。
      プロファイルに記録があれば CPEB を指定しなくても変換が行われます。
      変換したくない場合は "B"(Binaryモード)サフィックスを指定してください
      Binaryモードは複写先:UTF8ファイルはサポートされません。
      "B"サフィックスの指定は下記、コピー行コマンドの場合と同じです。

     .行コマンド "C"/"M" でも コピー元とコピー先のコードページが異なれば変換されます。
      変換したくない場合は "B"(Binaryモード)サフィックスを指定してください
      Binaryモードは複写元、先とも UTF8ファイルはサポートされません。
      ロケールファイル-->EBCDICファイルのとき TAB(0x09)拡張によるスペースは削除されます。
        {A|B}[B][C][n][,b][.s] 
          A : After, B: Before, B : Binary Mode, C : Copy with CID
          n : repeat, b : bandle, s : skip 
        例) c3  
             :       Copy 3 lines After by Binary mode
             ab

     .行コマンド "=" でも コピー元とコピー先のコードページが異なれば変換されます。
      (UTF8、ロケールコードファイルとの比較ではEBCDIC-->UTF8,ロケール変換後に比較されます)
      Binaryモードで比較したい場合は "B"(Binaryモード)サフィックスを指定してください
      Binaryモードは UTF8ファイルではサポートされません。
      ロケールファイル-->EBCDICファイルのとき TAB(0x09)拡張によるスペースは無視されます。
        =[B][n][,b][.s] 
        ==[B]
      (どこか一箇所に"B"をつけてください。)


     .CV コマンド。

        B2M/M2B で CPEB:ebcidc-codepage パラメータを指定することで mapping cfg 以外の
        EBCDIC コードページで変換できます。
        EBCDIC ファイルを開いて B2M する場合は CPEB を省略するとそのファイルのコードページが使用されます。
          例) cv m2b cpeb:37
        EBCDICファイルのコードページを変更する場合は B2B オプションを使用してください
          例) cv b2b cpeb:1026
        但し、ファイルのコードページ属性は変更してないので画面表示は元のコードぺーじで表示される。
        新しいコードページに移行するには SETCP オプションを指定してください。
          例) cv b2b cpeb:1026 SETCP

     .EBC コマンド。

        EBC コマンドでもコードページを変更できます。
          例) EBC SETCP=CP935
        EBC コマンドでは元のデータは変更されません。指定のコードページに従って表示されます。
        従って他に変更がなければ保存操作でファイルは書き直されません。
        UNDo機能で、EBC/CV コマンドの SETCP オプションで設定したコードページは戻されます。
        SETCP オプションで設定したコードページはファイルを保存するとプロファイルに記録されます。

     .xcv ユーティリティー

        B2M/M2B で -CPEB:ebcidc-codepage パラメータを指定することで mapping cfg ファイルを省略できる。
          例) xcv -cm2b -cpeb:37 -mseteol localfile1  ebcfile1
        EBCDICのコードページを変更する場合は B2B を使用してください。
          例) xcv -cb2b -f:37 -t:1026 ebcfile1 ebcfile2
        ICU コンバータを使用する場合は -mf: も必要です。cfg ファイルで CONVERTER=1 を指定してください
        -mf がない場合 Windowsに備わるコードページかLinuxの場合 iconv が備えるコードページ内を探します。
          例) xcv -cb2b -f:IBM037 -t:IBM1047 -mf:xeebc.map ebcfile1 ebcfile2

     .xprint ユーティリティー

        CPEB, ASCEOL, EBCEOL オプション追加。
          例) xprint ebcfile1 /Me /CPEB=IBM1047 /BCp:\xewd\xeebc.map ASCEOL
              xprint ebcfile2 /Me /CPEB=37      ASCEOL

.その他
   -(Windows)コマンドラインパラメータで /C? を指定するとWindows のコードページをリストする。 xe /c?。
             ( ICU では "uconv -l", Linux iconv の場合は "iconv -l" があります )
   -Andre simonさんの highlight にパラメータの指定変更がありました。
    ansi オプションは v3.1 では -A は無効で --out-format=ansi が有効となっています
    従って、xe は内部指定をやめたので、::xesynw.cfg(Windows版) ないし ::xesynl.cfg(Linux版) で
    バージョンにあわせたオプションを指定してください
       旧版用: SHCMDA= "d:\gnuwin32\WinHighlight\highlight.exe -q -A"
       新版用: SHCMDA= "d:\gnuwin32\WinHighlight\highlight.exe -q --out-format=ansi"