***** V125C ********************** 2010/02/22

.(BUG)
   -(report from dsk1@de)
     -(LNX) S390 以外の Linux BigEndian 対応
     -(S390) pangoライブラリ対応。
      pangoライブラリー呼び出しが ld エラーを起こす。
      S390では使用しないと考えられる機能は #ifdef で除いた。
     -AltGrを使用したとき 0x03 が入る.
     -MOVe コマンドで 変換エラー(CPU8<--CPLC)が発生すると複写は停止するが
      元ファイルが削除されてしまう。
     -更新のないファイルはSAVe出来ないが一度SAVeした後Undoで全変更を戻した場合は保存できるようにすべきである。
   -AltGr(右Alt)+Alt(左Alt)の組み合わせが効かない。
    例えば ドイツ語 Kbd では  AltGr+"9" は "]" になるが Alt+AltGr+"9"が
    Alt+"]"とならないので"カーソル位置ワード探索"が効かない。 
   -縦HEX行上で"u"キーでカーソル位置の2バイトをUCS2とみなすように出来るが
    TAB文字(0x09)を含む場合に拒否されたり処理を誤ることがある。
   -(LNX) Scroll_Lockが効かない。
    gxeでScroll_Lock状態をチェックする。Scroll_Lock状態は 矢印キーの機能に影響する。
    ON の時 方向キーで1桁、1行ずつ画面がスクロールする。
    Scroll_Lockキーを有効にするには
      xmodmap -e "add mod3 = Scroll_Lock"
    などとする必要があるかもしれない。 mod3 は 空いている Modifier を
    xmodmap -pm 
    とDOS窓から入力して調べる。
    mod1 が 左Alt, mod5 が AltGr にアサインされていることが多い。
   -(gxe) CPU8 モードファイルでスペースの上でマウスダブルクリック(ワードのクリップボード複写)
    するとクラッシュする。
   -(wxe) C&P:行番号欄をダブルクリックした時変換ミスする。
              マウスによるペーストが"領域未保存"で失敗することがある

.ユニコード結合文字(Diacritical combining) 対応。

  -表示幅=0の文字は印刷不能として代替文字を表示していたが結合表示。結合の正当性はNoChk。
   (Linuxコンソール版は結合文字はmax4文字まで)
  -Alt+":" で 結合表示-->単独表示-->代替文字(":")表示を切り替える事ができる。
  -Linuxの古いDistributionでは結合をうまく表示できないこともあるようです。
   単独表示の指定を変えて分離表示して見て下さい。
   カーソル位置の結合文字は単独表示するので表示位置がカーソル位置によって移動することがあります。
   コマンド入力は次の通りでオペランド指定無しで現況をレポートします

     OPT UNICOMB [ COMB | SPLIT | UNPR ] [ SHADOW | ITSELF | PADDING | U-xxxx ]

       COMB, SPLIT, UNPR : それぞれ 結合表示、単独表示、代替文字表示に設定します
       第二オペランドはLinuxコンソール版のみで単独表示モードのときの表示方法です
         SHADOW : 左の文字との合字を表示
         ITSELF : 結合文字を単独で出力します。見えるか見えないかはLinuxしだいです。
         PADDING: tab 表示文字を表示。TAB OFF コマンドで非表示になります
         U-xxxx : 適当なユニコードを指定します。

  -LinuxGUI版(gxe)の印刷は Wysiwig チェックボックスがOffなら結合印刷する。

.Ligature
  -wxeにもSetupダイアログに Ligature チェックボックス追加。 
  -Alt+";"でリガチャーをON/OFFできる。
   GUI版はチェックボークスの指定が保存され、コンソール版はAlt+";"の状態が保存される。
   コマンド入力は次の通りでオペランド指定無しで現況をレポートします
     OPT LIGATURE [ON | OFF]

  -リガチャーONのとき描写は背景の処理(Windows,GTK,pango,ncurses)にゆだねる。
   OFFの時はモノスペース表示する。
   ff,fiなどの欧州フォントリガチャーのみならずアラビア語などで試すとよい
   RTL言語はLigature ONでないと読めないそうです。
   Ligature ON でも 結合文字指定(Alt+":")しないと意味がないかもしれません.
  -リガチャーONの時でもカーソル位置は対応するバイト位置の文字を表示する。
   Backspaceに備えてカーソルの直前の文字もその位置に表示。
   縦HEX表示の場合カーソルがHEX行にある場合の文字行の対応する文字もバイト位置に表示する。
   そのため、ヘブライ語、アラビア語などRTL(RightToLeft)文字はカーソルの左右で別々にRTLになる。
  -Ligature が望ましくないケースはLigature チェックボックス ON は無視する。
   バイナリーファイル、横Hex表示、縦Hex表示のHEX行、コマンド入力行など。

.その他。
  -(wxe)DBCSカレットを倍角幅表示
  -Windows7 稼動確認