CG選択の設定



チャート等の状態を表現する場合、ボリンジャーバンドのような言葉では表現できない場合が
あります。またチャートに複数の必勝パターンがある事が判った場合、実際にチャートにその
中の一つが現れた時に、言葉の表現だけでは判別がつきにくい場合があります。
そのような場合には予め図解したものやチャートを取り込んで特定のフォルダーに
納めておくと、実際に選択する時はその中からCGを選んで選択できるようになっています。

1 選択用のCGの準備
  ここでは損切り位置を変更する時のチャートパターン確認のCGを使って説明します。

   サンプルのフォルダー内の損切り変更フォルダーに以下のCGがあります。
   なおサンプル以外のCGを用意する時は手書きの物でもチャートを取り込んでもかまいません。
   ファイルの形式はBMPかJPEG形式のみです。

   

   CGのファイル名の付け方
   特に制限はありませんが、名前の付け方によって選択される順番が決まります。
   そこで、ファイル名を二つに分けて考える事にします。

   前半は半角の英数字にします。
   上記の例では02、04という部分です。
   その他にはA1、A2、B1、C1等の拡張性のある付け方でもけっこうです。
   なぜ拡張性があるのかといいますと、例えばAが付くのは上昇トレンドを示し、Bは持ち合いで、
   Cは下降トレンドを意味する事にして、次の数字は1が「普通」で2が「やや傾く」等と決めて
   おけば、後から新種のパターンが現れた時に間に挟みやすいからです。

   なお選択される優先順は0から始まって9までの順やAから始まってZまでの順になり、
   いずれも左から右に並べて比較されます。 また数字は英文字よりも優先されます。
   例えばA2はB1よりも優先順位は上になります。また1Bは2Aより上ですが、090より下です。
   実際に並べると以下のようになります。
   090
   1B
   2A
   A2
   B1


   後半はそのCGの簡単な意味を表します。
   既に「グループの設定」で説明した選択肢と同じ名称にしておけば、後から検討する際に
   判りやすくなります。
   もっとも表現しにくいような場合は、単純にAパターンとかBパターンでもかまいません。





2 選択肢の設定
  設定は既に「グループの設定」のところで説明した事に加えて以下の追加設定を行うだけです。
  よって言葉だけで設定していた項目も後からCG選択できるようなっています。

 @ まず各グループ毎にある「設定」ボタンを押します。

   


   設定ボタンを押すと下図の設定画面になります。 この例では3項目タイプですが、
   項目名が4つある4項目タイプでも、オプション用の1項目タイプでも設定操作は全く同じです。


A グループ名と項目名、それに項目内容を入力したら、CG選択の欄にチェックを入れる。
   項目内容については、CGを選択してからピッタリな表現を後から設定しても良いので、
   この段階で設定する必要はかならずしもありません。

  

  


B 選択用のCGを置いたフォルダーを選択する
   上図のようにCG選択欄にチェックをすると続いてCG選択用のCGを置いたフォルダーを設定
   します。
   ここではサンプルのフォルダー内の損切り変更フォルダーにあるCGファイルを例にしてあります。

  

  フォルダーを決めたら「開く」ボタンを押します。
  必ずCGの名前が出ている状態にしてから、「開く」ボタンを押して下さい。
  なおファイル名はDUMMYになっていますが、ここではフォルダーを指定するだけですので
  そのままでけっこうです。

  また項目名毎にそれぞれの専用フォルダーを指定してもかまいませんし、CGを1つのフォルダーに
  入れて、グループ内で共用してもかまいません。
  但し取引中データがあるフォルダー内の参照したチャートCGが入るフォルダーは選択してはいけません。



C 選択肢の設定
  CG選択の場合も必ず言葉による選択肢をCGに合わせて設定します。
  各項目の内容である選択肢はCGと整合性を持たせた言葉を記入します。
  既にAで設定した内容よりも、CGにピッタリなより良い表現があれば変更すると
  いう事です。




  フォルダー内に保存してあるCGの数と選択肢の数は合わせて下さい。
  合っていない場合は、どちらか登録数の少ない方になります。
  例えばCGが10枚で選択肢が5つの場合はCGは5つしか選択できない事になります。


D 登録ボタンを押すと下図の取引画面設定に戻りますが、項目名には黒塗りの星印が
  項目名の直前に付いて、CG選択ではない項目とは区別できるようになります。


   

  これは「グループの設定」の5で説明した「特別な意味を持つ項目名」にも適用されます。