デモ取引をしてみる
取引その2と平行して、FX会社が提供するデモ環境でも取引します。
事前に用意するもの。
チャートを保存する為の
パソコン画面の静止画取り込みソフト。
これは「画面キャプチャー」とか「スクリーンショット」とかで呼ばれていて、
市販でもフリーソフトでもかまいません。
1 もう一つ本ソフトを別のフォルダーに展開
@ 本ソフトを別の名称のフォルダーに展開する。
ようするに本ソフトがパソコン上に2つ存在している状況です。
仮にこの2つの本ソフトをそれぞれ以下のように呼ぶ事にします。
録画した動画で取引する方 → 「録画用の本ソフト」
デモ取引用 → 「デモ用の本ソフト」
A 「デモ用の本ソフト」の基本データを作成
下記の日記CFGアイコンをクリックして設定用のソフトであるFX_CFG.exeを起動します。
その際、失敗を教訓にしたパラメーターが既に設定してある、「録画用の本ソフト」の
「基本データ.TXT」からパラメーターをコピーすると楽なので、そちらのFX_CFG.exeも起動します。
つまり下図のようにパソコンの画面上に「録画用の本ソフト」と「デモ用の本ソフト」の二つの
FX_CFG.exeの設定画面が出る事になります。
そして同じグループの設定画面を同時に表示して片方からコピーして、もう片方に貼り付けていきます。
2 デモ取引を開始
@ 実際のチャートを使ってデモ取引をします。
デモ取引では取引その1やその2とは逆で、
A 上位足の環境認識を先に済ませて
おいてから
@ 実際に取引している時間足の4つのチャートの中のエントリーサインで
取引を開始します。
なぜ逆になるかと言いますと、録画した動画による場合と現実のチャートによる場合とでは
次のような違いがあるからです。
なおここ限定の定義として、「環境認識 = エントリーしても良い環境が上位足に
整ったと判断をする事」とします。
また環境認識を主体とする手法では、「環境認識 = エントリーしても良い環境が
整ったと判断をする事」とします。
|
録画した動画による場合 |
現実のチャートによる場合 |
チャートの動き |
チャートの動きは任意
(止められる) |
取引時間中はチャートが動き続ける
(止められない) |
時間の進み具合と
チャートの関係 |
エントリーポイントを探す為、一気に
時間が進み、上位足のチャートの
状態が変わる可能性がある |
時間の進みは一定なので上位足の
チャートほど動きが少なくなる。 |
エントリーポイント
発生の確認を先に
して、環境認識を
後でする場合 |
環境認識はゆっくり時間を
かけられる。 |
環境認識をしている間にエントリー
ポイントが消滅する可能性がある。 |
環境認識を先にして
からエントリーポイント
発生の確認をする
場合 |
環境認識ができたからと言って
エントリーポイントが必ず発生する
訳では無いので、手法の実験
としては無駄。 |
上位足になるほど環境認識の時間に
余裕ができ、なおかつその時間足の
単位で変化しないから、上位足の
チャートが変わるまで環境認識しなくても
良い。 |
A エントリーポイント発生でエントリーします。
環境認識できていてエントリーポイントが発生したら、デモ取引画面ではエントリーします。
この時、その時点の
チャート全体が収まるようにパソコンの画面を取り込みます。
なお環境認識を主体とする手法では、チェック漏れがないように取り込んだチャートに
グラフィックエディターでチェックに従い印やラインを入れて、必ず後から見てどう言う認識だったのかが
判るようにしておきます。
B 「デモ用の本ソフト」で取引開始
エントリーポイント発生時点でエントリーします。
下記のFX日記アイコンをクリックしてFX_CHECK.exeを起動します。
ソフトが起動したら「デモ用の本ソフト」用に基本データと取引中データのそれぞれのファイルの指定を
します。
C 「デモ用の本ソフト」で新規取引を開始します。
この時「タイムストップ」設定でデモ取引画面のエントリー時間を設定する事を忘れずに行います。
D 決済する
デモ取引画面上で決済したらその時点でのチャート画像の全体の
取り込みをします。
そして本ソフトでは決済取引をします。
この時「タイムストップ」設定でデモ取引画面の決済時間を設定する事を忘れずに行います。
3 デモ取引を繰り返す
デモ取引はある程度取引結果が溜まるまでその手法で繰り返し行います。
そして取引内容の検証と原因の分類をして「録画用の本ソフト」と
「デモ用の本ソフト」の両方のパラメーターを追加または修正すると共に紙媒体等にも
追加で書き加えます。