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■セットアップ
■注意事項
■画面説明
■描画編集モード
■パス編集モード
■ブラシ設定
■ブラシリスト
■テクスチャリスト
■カラー
■パレット
■レイヤー
■環境設定
■キーボード設定
■メニュー
■一括変換
■プラグイン

■動作環境

オペレーティングシステム(OS) 32bit版:Windows XP以降(日本語版)
64bit版:Windows 7以降(日本語版)
ハードウェア 各OSのシステム要件に準拠
インターネット接続 必須(バージョン確認に使用)
タブレット 動作確認機種:Wacom intuos2 i-620
その他 日本国内での使用に限る

■インストール

 32bit版「あずあーと2」の実行には、『Microsoft Visual C++ 2010 再頒布可能パッケージ (x86) 』が必要です。 こちらからダウンロードして、先にインストールしてください。
 また64bit版「あずあーと2(x64)」の実行には、『Microsoft Visual C++ 2010 再頒布可能パッケージ (x64) 』が必要です。 こちらからダウンロードして、先にインストールしてください。
 インストールはダウンロードしたファイルを任意のフォルダに展開すれば完了です。 但しVista以降では「Program Files」等OSの管理下にあるフォルダへのインストールは控えてください。

■プログラムの実行

 32bit版「あずあーと2」の実行ファイルは「azart2.exe」(フリーウェア版は「azart2_free.exe」)です。
 また64bit版「あずあーと2(x64)」の実行ファイルは「azart2x64.exe」(フリーウェア版は「azart2x64_free.exe」)です。
 必要であればショートカットを作成してください。手順は「アイコンを右クリック」→「送る」→「デスクトップ(ショートカットを作成)」です。

■使用許諾契約

 あずあーと2を使用するには使用許諾契約に同意していただく必要があります。
 スクロールバーを移動させて全文をお読みいただき、ご同意いただけるなら「同意する」をクリックしてください。
 「同意しない」をクリックするとプログラムを終了します。

■ライセンスキーの入力

 シェアウェア版をご使用になるにはライセンスキーの購入が必要です。 ライセンスキーに関してはこちらをご確認ください。
 使用許諾契約に続きライセンスキーの入力を求められますので、購入いただいたライセンスキーを入力し、「決定」をクリックしてください。
 「キャンセル」をクリックするとプログラムを終了します。

■アンインストール

 インストールしたフォルダを削除してください。レジストリも削除したい方は「HKEY_CURRENT_USER\Software\aznet\azart2」を削除してください。

■Windows Vista以前のOSで使用時の制限事項

 あずあーと2をWindows Vista以前のOSで実行する場合は以下の制限があります。
  ・透過インデックス付きGIFファイルを開いても透明にならない。
  ・8bit、16bitのビットマップを出力できない。
  ・24bitのPNG以外が出力できない。
  ・透過インデックス付きGIFが出力できない。

■フリーウェア版の制限事項

 あずあーと2のフリーウェア版には以下の制限があります。
  ・画像の内部形式(RGBA値各16bit)で保存できない。
  ・テキストレイヤー、パスレイヤーのデータを保存できない。

■更新の確認

 あずあーと2は約1ヶ月間隔でサーバに最新バージョンの確認をおこないます。 インターネットに接続できずにバージョンの確認が行えない場合、プログラムの起動が制限されます。

 サーバへの問い合わせの際、内部で采番したユーザーコードを送信しています。
 ユーザーコードには直接個人を特定できるような情報を含んでいません。 またユーザーコードはPCの構成が変更された場合に変更される場合があります。
 ユーザーコードはバージョン情報のダイアログで確認できます。

■公開の停止

 あずあーと2にはプログラムの公開を停止する機能が存在します。 この機能は何らかの事態でこのプログラムを公開するする事に支障が発生した場合に備えるものです。
 想定している事態としては、致命的な不具合の発生、将来のOSの仕様変更やサポート停止、等です。 事態が解消すれば再公開いたしますが、解消不能であれば永久に公開停止する可能性もあります。

■画面説明

①メニューバー  コマンドが並んだ標準的なメニューバーです。ドキュメントを開いていない場合は一部のメニューだけが表示されます。
②ツールバー  一部のメニューコマンドを実行するためのアイコンボタンが並んでいます。実行できないコマンドはグレー表示になります。
③ドキュメント  画像を編集する領域です。画像を拡大・縮小して表示します。画像がウィンドウ内に収まらない場合はスクロールします。
 左クリックすると編集モードウィンドウで選択している編集モードのコマンドを実行します。
 右クリックするとクリックした位置にある色を描画色に設定します。
 中ボタン(ホイール)を押してドラッグすると、画像をスクロールします。
 ホイールを回すと画像の表示倍率を変更します。
④プレビュー  ウィンドウ全体に画像全体を画像のサイズの比にあうように表示します。
 左クリックすると、ドキュメントウィンドウをクリックした位置にスクロールします。
 右クリックすると、クリックした位置にある色を描画色に設定します。
⑤編集モード  ドキュメントウィンドウで実行する編集モードのアイコンボタンが並んでいます。ウィンドウの下半分には編集モード別のオプションが表示されます。
 描画レイヤー、テキストレイヤーを選択している時は描画編集モード、パスレイヤーを選択している時はパス編集モードになります。
⑥ブラシ設定  ブラシのサイズや濃度などのパラメータを設定します。またブラシと消しゴムの切り替えやリストへの登録も行います。
⑦カラー  画像の編集に使用する色を設定します。
⑧ブラシリスト  ブラシ設定ウィンドウで設定したパラメータを登録したリストです。
⑨テクスチャリスト  ブラシで使用するテクスチャを登録したリストです。
⑩パレット  ブラシで使用する色を登録したリストです。
⑪レイヤー  現在のドキュメントのレイヤーのリストです。
⑫ステータスバー  現在の状況を表示します。左からカーソル座標、カーソル位置にあるピクセルのRGB・HSV値、ドキュメントのサイズ(選択中は選択された領域のサイズ)、画像の表示倍率、です。

■アイコン

1段目:自由線、直線、四角形、四角形塗りつぶし、多角形、多角形塗りつぶし、楕円、楕円塗りつぶし
2段目:ぼかし、指先、覆い焼き、焼き込み、塗りつぶし、グラデーション、テキスト
3段目:矩形選択、自由線選択、同一色選択、矩形変形、自由変形

■編集モード

自由線  カーソルの軌跡上に線をブラシで描きます。
直線  ドラッグの始点と終点を結ぶ直線をブラシで描きます。
 SHIFTキーを押すと直前に描画した直線の終点、ALTキーを押すと始点を次の直線の始点にします。
 CTRLキーを押すと直線を15°単位に補正します。
四角形  ドラッグの始点と終点通る四角形をブラシで描きます。
 SHIFTキーを押すとドラッグの始点が中心で終点を通る四角形になります。
 CTRLキーを押すと正方形に補正します。
四角形
塗りつぶし
 ドラッグの始点と終点通る四角形の内部を描画色で塗りつぶします。
 操作方法は四角形モードと同じです。
 塗りつぶし系のオプションが存在します。
多角形  ドラッグの始点と終点通る四角形に接する多角形をブラシで描きます。
 SHIFTキーを押すとドラッグの始点が中心で終点を通る多角形になります。
 CTRLキーを押すと描画方向を1つの内角の半分単位に補正します。
 オプションで辺の数を3から360まで設定できます。
多角形
塗りつぶし
 ドラッグの始点と終点通る四角形に接する多角形の内部を描画色で塗りつぶします。
 操作方法は多角形モードと同じです。
 塗りつぶし系のオプションが存在します。
楕円  ドラッグの始点と終点通る四角形に接する楕円をブラシで描きます。
 SHIFTキーを押すとドラッグの始点が中心で終点を通る楕円になります。
 CTRLキーを押すと正円に補正します。
楕円
塗りつぶし
 ドラッグの始点と終点通る四角形に接する楕円の内部を描画色で塗りつぶします。
 操作方法は楕円モードと同じです。
 塗りつぶし系のオプションが存在します。
ぼかし  カーソルの軌跡上の画像をブラシの形状でぼかします。
 画像加工系のオプションが存在します。
指先  カーソルの軌跡上の画像をブラシの形状で引き伸ばします。
 画像加工系のオプションが存在します。
覆い焼き  カーソルの軌跡上の画像をブラシの形状で明るくします。
 画像加工系のオプションが存在します。
焼き込み  カーソルの軌跡上の画像をブラシの形状で暗くします。
 画像加工系のオプションが存在します。
塗りつぶし  クリックした位置と同じ色のピクセルを塗りつぶします。
 色選択系のオプションが存在します。
グラデーション  ドラッグの始点と終点通る直線を基準に背景色から描画色のグラデーションで塗りつぶします。
 オプションでグラデーションの方法を設定します。
 線形は始点と終点を線形的に変化させます。
 円形は始点を中心で終点を通る円形に変化させます。
 双線形は始点と終点は背景色、中点で描画色になるように線形的に変化させます。
 方形は始点と終点が対角線になる四角形の中心から頂点に向かって線形的に変化させます。
 描画色と背景色のアルファ値は0(透明)から100(不透明)の範囲で設定できます。
 「背景色を使用する」のチェックを外すと背景色ではなく描画色同士でグラデーションします。
 「逆方向にグラデーションさせる」をチェックすると始点と終点が入れ替わります。
テキスト  クリックした位置にテキストレイヤーを追加、クリックした位置にテキストレイヤーが存在すればそれを選択してテキスト編集モードに入ります。
 テキスト編集モードでは標準的なテキスト入力と同様の操作がおこなえます。
 ALTキーを押しながら方向キーを押すと文字の表示位置を調整できます。
 オプションでテキストにしようするフォントを設定します。
 フォントの種類、サイズ、太字、斜体、アンチエイリアスの有無、色(描画色・背景色)の項目はカーソルが先頭か末尾にある場合に入力される文字に対して適用される項目です。 カーソルがそれ以外の場所にある場合は直前の文字の情報で入力されます。
 取得ボタンを押すとカーソル位置にある文字の情報を取得できます。
 設定ボタンを押すと選択中の文字に現在のフォント設定を設定します。
 縦書きはテキストレイヤーに対して設定される項目です。テキスト編集モード中にチェック状況を切り替えると変更が適用されます。
 テキスト編集モードから抜けるにはテキストの領域外をクリックするかESCキーを押します。
矩形選択  ドラッグの始点と終点通る四角形の領域を選択します。
 CTRLキーを押すと領域を正方形に補正します。
 SHIFTキーを押すと選択中の領域に作成した領域を追加します。
 ALTを押すと選択中の領域から作成した領域を削除します。
 オプションで選択した範囲の周辺を1から100ピクセルの範囲でぼかすことができます。
自由線選択  カーソルの軌跡で囲まれる領域を選択します。
 SHIFTキーを押すと選択中の領域に作成した領域を追加します。
 ALTを押すと選択中の領域から作成した領域を削除します。
 オプションで選択した範囲の周辺を1から100ピクセルの範囲でぼかすことができます。
 「アンチエイリアスを掛ける」をチェックすると作成した領域にアンチエイリアスを掛けます。
同一色選択  クリックした位置と同じ色のピクセルを選択します。
 色選択系のオプションが存在します。
矩形変形
自由変形
 選択中の領域を変形します。選択されてない場合はレイヤー全体を変形します。
 矩形変形モードと自由変形モードは変形情報を共有するので、変形中でも切り替えることができます。
 変形モードに入ると領域に接する四角形で囲われ、頂点に四角形のマーカーが表示されます。 マーカーをドラッグすると頂点が移動します。 四角形の線分をドラッグすると線分の両端の頂点が移動します。 マーカーの外側でドラッグすると領域が回転します。
 オプションに領域を左右反転、上下反転、90°単位での回転、任意の角度での回転のボタンがあります。
 変形が終了したら領域外をダブルクリックするかENTERキーを押すと変形が確定します。 変形の確定前にESCキーを押すと変形前の画像に戻ります。
 変形が実行されるまでは元の画像を保持します。変形が確定するとドキュメントの領域外のピクセルは消滅します。
 「バイリニア」をチェックすると確定時の変形でバイリニア補間を行います。
 「アンチエイリアス」をチェックすると確定時の変形でアンチエイリアスを掛けます。
 「ブラシサイズ」をチェックすると比率に応じてパスのブラシサイズを変更することができます。
 「表示レイヤー」をチェックすると表示されているレイヤーをまとめて変形します。

■同系オプション

塗りつぶし系  四角形塗りぶつし、多角形塗りぶつし、楕円塗りぶつしのオプションです。
 「輪郭にアンチエイリアスを掛ける」をチェックすると描画した図形の輪郭の周囲にアンチエイリアスを掛けます。
 「ブラシで輪郭を描く」をチェックすると選択しているブラシと背景色で図形の輪郭を描きます。 輪郭を描く位置をブラシサイズの割合で-100%(輪郭の内)から+100%(輪郭の外)で調整できます。
画像加工系  ぼかし、指先、覆い焼き、焼き込みのオプションです。
 「強度」は画像の加工具合を0から100の範囲で設定します。実際の強度はこの値にブラシ濃度を掛けたものです。
 「統合した画像を使用する」をチェックするとレイヤーを結合した画像を加工して現在のレイヤーに描画します。
色選択系  塗りつぶし、同一色選択のオプションです。
 「許容誤差」は選択した色と同一と判定する誤差を0%から100%で設定します。
 「アンチエイリアスを掛ける」をチェックすると選択された色の輪郭にアンチエイリアスを掛けます。
 「隣接していない領域を選択する」のチェックを外すと同一色と判定されないピクセルで囲まれた領域を選択します。
 「ぼかし」は選択された色の周辺を1から100ピクセルの範囲でぼかすことができます。
 「統合した画像を使用する」をチェックするとレイヤーを結合した画像で色を判定します。

■アイコン

1段目(種類):ブラシ1、ブラシ2、消しゴム1、消しゴム2
2段目(オプション):筆圧サイズ、筆圧濃度、ぼかし、重ね塗り
3段目・左(テクスチャ):パターン、タイル
3段目・右(コマンド):ブラシ登録

■種類

 ブラシは設定されたパラメータとオプションでピクセルを描画します。 消しゴムは設定されたパラメータとオプションでピクセルを消去します。 Vキーでブラシと消しゴムを入れ替えることができます。
 ブラシ・消しゴムはそれぞれパラメータ・オプションを格納する場所が2つあります。 Cキーで格納場所を入れ替えることができます。
 パスには消しゴムの概念が存在しないためブラシとして機能します。

■オプション

筆圧サイズ  オンにするとタブレットの筆圧入力で描画するブラシサイズを変更します。
 オフにすると一定のサイズで描画します。
筆圧濃度  オンにするとタブレットの筆圧入力で描画するブラシ濃度を変更します。
 オフにすると一定の濃度で描画します。
ぼかし  オンにするとブラシの輪郭をぼかします。ぼかしを開始する位置を半径の割合で0%(輪郭)から100%(中心)で指定します。
 オフにすると輪郭をぼかさずに描画します。 テクスチャを使用しない場合はオプションの筆圧サイズとパラメータの最小サイズ、サイズ揺らぎ、ぼかし位置が無効になります。 テクスチャを使用する場合はテクスチャの濃度が50%を越えるピクセルだけが描画されます。パターン描画の場合はぼかし位置が無効になります。
重ね塗り  オンにすると1ストローク(クリックして離すまでの間)の描画で描画済みのピクセルの上を描画した場合に色を重ねて塗ります。
 オフにすると描画済みのピクセルの上を描画しても色を塗りません。

■テクスチャ

 パターンはブラシの描画位置にテクスチャの画像をそのまま描画します。
 タイルはドキュメント全体にテクスチャの画像を敷き詰めた画像のブラシの位置を描画します。

■コマンド

ブラシ登録  現在のブラシ設定をブラシリストの選択されているタブに登録します。
 登録名を6文字以内で設定してください。

■パラメータ

ブラシサイズ  ブラシの描画サイズを1ピクセルから100ピクセルの範囲で指定します。
 パターンテクスチャの場合は描画サイズをテクスチャの画像サイズの比で1%から200%の範囲で指定します。
最小サイズ  筆圧サイズをオンにしている場合に最小筆圧時の描画サイズを0ピクセルから100ピクセルの範囲で指定します。
 パターンテクスチャの場合は描画サイズをテクスチャの画像サイズの比で0%から200%の範囲で指定します。
 ぼかしをオフにしている場合は無効です。
サイズ揺らぎ  描画サイズを乱数で変更しながら描画します。 乱数の範囲を描画サイズの割合で0%から100%で指定します。
 ぼかしをオフにしている場合は無効です。
描画間隔  ブラシを描画する間隔を描画サイズの割合で1%から400%の範囲で指定します。
 重ね塗りの場合は間隔が100%以下の場合に重ねた色がブラシ濃度で指定した色になるように描画時のブラシ濃度を調整します。
ブラシ濃度  ブラシの描画濃度を1%から100%の範囲で指定します。
最小濃度  筆圧濃度をオンにしている場合に最小筆圧時の描画濃度を0ピクセルから100ピクセルの範囲で指定します。
ぼかし位置  ブラシの輪郭をぼかします。ぼかしを開始する位置を半径の割合で0%(輪郭)から100%(中心)で指定します。
 ぼかしをオフにしている場合とパターンテクスチャの場合は無効です。
描画方向に回転  描画方向にテクスチャを回転して描画します。キャンバスの真上から真下に向かって描画するときが0°で、そこから時計回りに回転します。
 パターンテクスチャでのみ有効です。
描画角度  テクスチャを回転して描画します。回転させる角度を時計回りの方向に-180°から+180°の範囲で指定します。
 テクスチャを使用しない場合は無効です。
角度揺らぎ  描画角度を乱数で変更しながら描画します。乱数の範囲を0°から180°の範囲で指定します。 描画角度で指定された角度を中心に指定された値のマイナスからプラスまでの範囲で回転します。
 パターンテクスチャでのみ有効です。
スケール  テクスチャを拡大・縮小して描画します。拡大の場合は0(等倍)から100(2倍)、縮小の場合は0(等倍)から-100(1/2倍)の範囲で指定します。
 タイルテクスチャでのみ有効です。

■操作

 タブは左クリックで選択、右クリックでメニューを表示します。
 リストは左クリックで選択、左ボタンのドラッグで入れ替え、右クリックでメニューを表示します。

■タブメニュー

名前を変更  タブの名前を変更します。タブ名を10文字以内で設定してください。
左に移動  左隣のタブと入れ替えます。
右に移動  右隣のタブと入れ替えます。
削除  タブを削除します。削除したタブを復活させる方法はありません。
タブを追加  空のタブを追加します。タブ名を10文字以内で設定してください。
ファイルから追加  ブラシタブデータファイル(拡張子:btd)を読み込んでタブを追加します。
ファイルに出力  タブの内容をブラシタブデータファイル(拡張子:btd)に保存します。

■リストメニュー

名前を変更  ブラシの登録名を変更します。登録名を6文字以内で設定してください。
削除  ブラシを削除します。削除したブラシを復活させる方法はありません。

■操作

 タブは左クリックで選択、右クリックでメニューを表示します。
 リストは左クリックで選択、左ボタンのドラッグで入れ替え、右クリックでメニューを表示します。

■タブメニュー

名前を変更  タブの名前を変更します。タブ名を10文字以内で設定してください。
左に移動  左隣のタブと入れ替えます。
右に移動  右隣のタブと入れ替えます。
削除  タブを削除します。削除したタブを復活させる方法はありません。
タブを追加  空のタブを追加します。タブ名を10文字以内で設定してください。
ファイルから追加  テクスチャタブデータファイル(拡張子:ttd)を読み込んでタブを追加します。
ファイルに出力  タブの内容をテクスチャタブデータファイル(拡張子:ttd)に保存します。

■リストメニュー

名前を変更  テクスチャの登録名を変更します。登録名を6文字以内で設定してください。
削除  テクスチャを削除します。削除したテクスチャを復活させる方法はありません。

■アイコン

 
選択範囲から追加  現在のドキュメントの選択範囲をテクスチャに登録します。登録可能な最大サイズは512×512です。登録名を6文字以内で設定してください。
ファイルから追加  画像ファイルを読み込んでテクスチャに登録します。登録可能な最大サイズは512×512です。登録名を6文字以内で設定してください。

■操作

①描画色・背景色
 色を囲う枠線が完全に表示されている方が描画色、一部が隠れている方が背景色です。
 背景色の枠線の中を左クリックすると描画色と背景色を入れ替えます。
 
②RGB・HSV
 色を設定する方法をRGBとHSVのどちらかに設定します。
 
③RGB値・HSV値の設定
 描画色のRGB値・HSV値を設定します。
 
④グラデーションバー
 上下にあるボックスを左クリックすると描画色が設定されます。 間にあるにはボックスは上下のボックスに設定された色でグラデーションが表示され、左クリックするとその位置にある色を描画色に設定します。

⑤HSVカラーピッカー
 左のボックスでSV値、右のボックスでH値を設定します。どちらかのボックスをクリックするとカーソルのある位置の色が描画色に設定されます。
 

■操作

 タブは左クリックで選択、右クリックでメニューを表示します。
 リストは左クリックで選択、左ボタンのドラッグで入れ替え、右クリックでメニューを表示します。
 カーソルを合わせるとアイコンの隣に色のRGB値とパレット名が表示されます。

■タブメニュー

名前を変更  タブの名前を変更します。タブ名を10文字以内で設定してください。
左に移動  左隣のタブと入れ替えます。
右に移動  右隣のタブと入れ替えます。
削除  タブを削除します。削除したタブを復活させる方法はありません。
タブを追加  空のタブを追加します。タブ名を10文字以内で設定してください。
ファイルから追加  パレットデータファイル(拡張子:pld)を読み込んでタブを追加します。
 パレットデータファイルはテキストファイルです。厳しい書式は無く「#」で始まる6桁の16進数を見つけると色として認識します。
ファイルに出力  タブの内容をパレットデータファイル(拡張子:pld)に保存します。

■リストメニュー

名前を変更  パレットの名前を変更します。名前を16文字以内で設定してください。
削除  パレットを削除します。削除したパレットを復活させる方法はありません。

■アイコン

 
描画色を追加  現在の描画色をパレットに追加します。名前を16文字以内で設定してください。
背景色を追加  現在の背景色をパレットに追加します。名前を16文字以内で設定してください。

■操作

 上部の操作パネルは選択されているレイヤーのパラメータです。
 リストは左クリックで選択、左ボタンのドラッグで入れ替え、右クリックでメニューを表示します。 チェックボックス以外の場所を左ボタンでダブルクリックするとレイヤー名の変更ができます。
 名前の横にある2つの□は左から、表示/非表示の切り替え、操作の許可/禁止の切り替えです。操作を禁止するとそのレイヤーを選択している間はドキュメントウィンドウ内での操作が無効になります。

■パラメータ

合成モード  下のレイヤーと合成するときの方法を指定します。
不透明度  レイヤーの不透明度を0(透明)から100(不透明)で指定します。
下のレイヤーでマスク  下のレイヤーのピクセル毎のアルファ値で画像をマスクします。
不透明度を保護  レイヤーに描画を行った場合にピクセル毎のアルファ値を更新しません。

■合成モード

通常  下のレイヤーのピクセルを塗りつぶします。
乗算  下のレイヤーのピクセルと掛けます。
加算  下のレイヤーのピクセルを足します。
減算  下のレイヤーのピクセルから引きます。
スクリーン  反転したピクセル同士を掛けて白から引きます。
オーバーレイ  下にレイヤーが明るい色の場合はスクリーン、暗い色の場合は乗算で処理します。
ソフトライト  スクリーンの結果と乗算の結果をブレンドします。
ハードライト  下にレイヤーが明るい色の場合は乗算、暗い色の場合はスクリーンで処理します。
覆い焼き  ピクセルの明るい部分で下のレイヤーのピクセルを明るくします。
焼き込み  ピクセルの暗い部分で下のレイヤーのピクセルを暗くします。
比較(明)  下のレイヤーのピクセルと比較して明るい方にします。
比較(暗)  下のレイヤーのピクセルと比較して暗い方にします。
差の絶対値  下のレイヤーのピクセルとの差の絶対値をとります。

■リストメニュー

レイヤーを複製  レイヤーの複製を作成します。
レイヤーを削除  レイヤーを削除します。
レイヤー名を変更  レイヤー名を変更します。レイヤー名30文字以内で設定してください。
一番上に移動  レイヤーリストの一番上に移動します。
上に移動  一つ上のレイヤーと入れ替えます。
下に移動  一つ下のレイヤーと入れ替えます。
一番下に移動  レイヤーリストの一番下に移動します。
このレイヤーを表示/非表示  レイヤーの表示/非表示を切り替えます。レイヤー名の前にあるチェックボックスでも切り替えられます。
他のレイヤーを表示/非表示  自分以外のレイヤーの表示/非表示を切り替えます。表示されいているレイヤーが1つでもあれば全て非表示、1つもなければ全て表示されます。
グループ化/解除  選択されているレイヤーとグループ化します。既にグループ化されている場合は解除されます。
下のレイヤーと結合  下のレイヤーと結合します。
 レイヤー名は結合される側のレイヤー名になります。結合される側のレイヤー名が標準のレイヤー名「レイヤー?」(?は数字)で、結合する側のレイヤー名は変更されている場合は、結合する側のレイヤー名になります。
不透明度で選択  レイヤーのピクセル毎のアルファ値を選択比率としてピクセル単位で選択します。

以下はテキストレイヤーのみ。

描画レイヤーに変換  テキストレイヤーから描画レイヤーに変換します。テキストレイヤーにブラシで描画するなどの加工を行うと自動的にこの状態になります。
テキストレイヤーに戻す  描画レイヤーになったテキストレイヤーをテキストレイヤーに戻します。テキスト以外の加工された画像は破棄されます。
変形を戻す  変形モードで行った変形をリセットし、元のサイズに戻します。
位置調節を戻す  文字の位置調節をリセットし、元に戻します。

以下はパスレイヤーのみ。

描画レイヤーを追加  サブレイヤーに描画レイヤーを追加します。
テキストレイヤーを追加  サブレイヤーにテキストレイヤーを追加します。
描画レイヤーに変換  パスレイヤー/パスデータを描画レイヤーに変換します。パスレイヤーにフィルタを掛けるなどの加工を行うと自動的にこの状態になります。
パスレイヤーに戻す  描画レイヤーになったパスレイヤー/パスデータを元に戻します。描画レイヤーに変換された後に加工された画像は破棄されます。
サブレイヤーを放棄  サブレイヤーを放棄してパスレイヤーから描画レイヤーに変換します。

■アイコン

 
描画レイヤーを追加  新しい描画レイヤーを追加します。
パスレイヤーを追加  新しいパスレイヤーを追加します。
選択レイヤーを複製  選択中のレイヤーの複製を作成します。
選択レイヤーを削除  選択中のレイヤーを削除します。
下のレイヤーと結合  選択中のレイヤーの1つ下のレイヤーと結合します。
上のレイヤーと入れ替え  選択中のレイヤーを1つ上のレイヤーと入れ替えます。
下のレイヤーと入れ替え  選択中のレイヤーを1つ下のレイヤーと入れ替えます。
サブレイヤーを表示  チェックされているとパスレイヤーが持つサブレイヤー(パス等)が表示されます。
 サブレイヤーを選択すると編集モードやメニューで処理される対象になります。

■設定項目

○履歴回数
 「元に戻す」コマンドで戻せる作業数を5回から100回の範囲で設定します。 ただしメモリ上限に達すると古い履歴から削除されるため、設定数に達しない場合もあります。
 
○メモリ上限
 ドキュメントの画像データと履歴データに使用するメモリの上限を設定します。 下限は64Mで上限は搭載メモリ量の8割か1024MBの小さい方です。
 
○グリッド
 グリッドの表示間隔と色を設定します。幅・高さは4ピクセルから5120ピクセルの範囲で設定します。
 

■設定項目

○種類
 メニューバーに表示されている項目から選択します。 メニューバーに無いコマンドは「ツール」に含まれます。
 
○コマンド
 種類に含まれるコマンドの中から実行するコマンドを選択します。
 
○キー割当
 コマンドを実行するキーを選択します。CTRL、SHIFT、ALTキーの中から選択したキーと同時に押すキーにチェックを入れてください。
 変更ボタンを押すと割り当てを登録します。変更ボタンを押さずに種類/コマンドを変更すると選択したキーとチェックは無効になります。
 種類が異なる場合はキーの同じ組み合わせを割り当てることができます。重複している場合はパスレイヤーの選択中はパスのコマンドが優先され、それ以外の場合は以下の優先度の一番上にある種類が実行されます。
 ツール>レイヤー>編集>選択>イメージ
  >フィルタ>ウィンドウ>ファイル>表示>ヘルプ>パス
 

■初期値

ファイル新規Ctrl+N
開くCtrl+O
保存Ctrl+S
名前を付けて保存Ctrl+Shift+S
クリップボードから開くShift+O
クリップボードに保存Shift+S
閉じるCtrl+W
編集元に戻すCtrl+Z
やり直すCtrl+Y
描き直すCtrl+Shift+Y
切り取りCtrl+X
コピーCtrl+C
貼り付けCtrl+V
塗りつぶしInsert
消去Delete
イメージ切り抜きCtrl+T
レイヤー描画レイヤーを追加Ctrl+L
選択レイヤーを複製Ctrl+Sfhit+L
一番上に移動Ctrl+Shift+[
上に移動Ctrl+[
下に移動Ctrl+]
一番下に移動Ctrl+Shift+]
下のレイヤーと結合Ctrl+M
同じグループのレイヤーと結合Alt+M
表示されているレイヤーを結合Shift+M
全てのレイヤーを結合Ctrl+Shift+M
レイヤーをクリップボードに保存Shift+C
レイヤーの画像をクリップボードに保存Ctrl+Shift+C
選択全てを選択Ctrl+A
選択範囲を反転Ctrl+Shift+I
選択範囲をぼかすCtrl+Shift+D
選択を解除Ctrl+D
フィルタフィルタの再実行Ctrl+R
フィルタの再使用Ctrl+Shift+R
パス制御点を挿入Insert
交点に制御点を挿入Ctrl+Insert
制御点を削除Delete
ブラシ:ブラシを適用Q
ブラシ:ブラシに設定Shift+Q
ブラシ:太さを倍にするCtrl+F1
ブラシ:太くするF1
ブラシ:細くするF2
ブラシ:太さを半分にするCtrl+F2
色:描画色を適用Ctrl+Q
色:描画色に設定Ctrl+Shift+Q
筆圧:変更しない7
筆圧:丸める1
筆圧:細める2
筆圧:尖らす3
筆圧:先端だけ4
筆圧:中点から5
筆圧:全体に6
区間:選択を表示Ctrl+F3
区間:選択を非表示F3
区間:全体を非表示Ctrl+Shift+F3
区間:全体を非表示Shift+F3
入れ替え:一番上に移動Shift+Alt+[
入れ替え:上に移動Alt+[
入れ替え:下に移動Alt+]
入れ替え:一番下に移動Shift+Alt+]
選択を解除Ctrl+D
表示ツールの表示/非表示Tab
ズームインCtrl+Num+
ズームアウトCtrl+Num-
パスSpace
ウィンドウ全て閉じるCtrl+Shift+W
ツール自由線F
直線G
四角形B
四角形塗りつぶしN
多角形H
多角形塗りつぶしJ
楕円K
楕円塗りつぶしL
ぼかしR
指先T
覆い焼きY
焼き込みU
塗りつぶしI
グラデーションO
テキストP
矩形選択A
自由線選択S
同一色選択W
矩形変形D
自由変形E
ブラシと消しゴムの入れ替えV
ブラシ・消しゴム同士の入れ替えC
描画色・背景色入れ替えX
サブレイヤーを表示/非表示Num*
カレントパスだけ表示の切り替えNum.
カレントレイヤーを一番上に移動Shift+Num-
カレントレイヤーを上に移動Num-
カレントレイヤーを下に移動Num+
カレントレイヤーを一番下に移動Shift+Num+
カレントサブレイヤーを一番上に移動Shift+Alt+Num-
カレントサブレイヤーを上に移動Alt+Num-
カレントサブレイヤーを下に移動Alt+Num+
カレントサブレイヤーを一番下に移動Shift+Alt+Num+

■パス重視設定

 主にパスを使用する場合の設定を「Accelerator_path.dat」というファイルで同梱しています。使用する場合は既存の「Accelerator.dat」と入れ替えて使用してください。なお設定を変更していない場合、ファイルは存在しません。
ファイル新規Ctrl+N
開くCtrl+O
保存Ctrl+S
名前を付けて保存Ctrl+Shift+S
クリップボードから開くAlt+O
クリップボードに保存Alt+S
閉じるCtrl+W
編集元に戻すZ
やり直すQ
描き直すShift+Q
切り取りCtrl+X
コピーCtrl+C
貼り付けCtrl+V
塗りつぶしInsert
消去Delete
イメージ切り抜きCtrl+T
レイヤー描画レイヤーを追加Ctrl+L
選択レイヤーを複製Ctrl+Sfhit+L
一番上に移動Ctrl+Shift+Num-
上に移動Ctrl+Num-
下に移動Ctrl+Num+
一番下に移動Ctrl+Shift+Num+
選択レイヤーを表示/非表示Alt+Z
選択レイヤー以外を表示/非表示Shift+Alt+Z
下のレイヤーと結合Ctrl+M
同じグループのレイヤーと結合Ctrl+Alt+M
表示されているレイヤーを結合Alt+M
全てのレイヤーを結合Ctrl+Shift+M
レイヤーをクリップボードに保存Alt+C
レイヤーの画像をクリップボードに保存Ctrl+Alt+C
選択全てを選択Ctrl+A
選択範囲を反転Ctrl+Shift+I
選択範囲をぼかすCtrl+Shift+D
選択を解除Ctrl+D
フィルタフィルタの再実行Ctrl+R
フィルタの再使用Ctrl+F
パス制御点を挿入Insert
交点に制御点を挿入Shift+C
制御点を削除Delete
ブラシ:ブラシを適用B
ブラシ:ブラシに設定Shift+B
ブラシ:太さを倍にするCtrl+F1
ブラシ:太くするF1
ブラシ:細くするF2
ブラシ:太さを半分にするCtrl+F2
色:描画色を適用G
色:背景色を適用Ctrl+G
色:描画色に設定Shift+G
色:背景色に設定Ctrl+Shift+G
筆圧:変更しない7
筆圧:丸める1
筆圧:細める2
筆圧:尖らす3
筆圧:先端だけ4
筆圧:中点から5
筆圧:全体に6
区間:選択を表示Ctrl+F3
区間:選択を非表示F3
区間:全体を非表示Ctrl+Shift+F3
区間:全体を非表示Shift+F3
パスを分割Shift+X
入れ替え:一番上に移動Ctrl+Shift+Alt+Num-
入れ替え:上に移動Ctrl+Alt+Num-
入れ替え:下に移動Ctrl+Alt+Num+
入れ替え:一番下に移動Ctrl+Shift+Alt+Num+
選択パスでレイヤーを作成Shift+V
選択パスを隠すShift+Z
選択パスを以外を隠すCtrl+Shift+Z
隠しているパスを表示Ctrl+Z
選択を解除Ctrl+D
表示ツールの表示/非表示Tab
ズームインPageDown
ズームアウトPageUp
パスSpace
ウィンドウ全て閉じるCtrl+Shift+W
ツール自由線A
直線Shift+A
四角形E
四角形塗りつぶしShift+E
多角形R
多角形塗りつぶしShift+R
楕円T
楕円塗りつぶしShift+T
ぼかしH
指先Shift+H
覆い焼きN
焼き込みShift+N
塗りつぶしF
グラデーションShift+F
テキストShift+W
矩形選択S
自由線選択W
同一色選択Shift+S
矩形変形D
自由変形Shift+D
ブラシと消しゴムの入れ替えV
ブラシ・消しゴム同士の入れ替えC
描画色・背景色入れ替えX
サブレイヤーを表示/非表示Num*
カレントパスだけ表示の切り替えNum.
カレントレイヤーを一番上に移動Shift+Num-
カレントレイヤーを上に移動Num-
カレントレイヤーを下に移動Num+
カレントレイヤーを一番下に移動Shift+Num+
カレントサブレイヤーを一番上に移動Shift+Alt+Num-
カレントサブレイヤーを上に移動Alt+Num-
カレントサブレイヤーを下に移動Alt+Num+
カレントサブレイヤーを一番下に移動Shift+Alt+Num+

■ファイル(F)

新規(N) 新しい画像を作成します。幅・高さは1ピクセルから5120ピクセルの範囲で設定してください。キャンバス色はレイヤーの下にある背景の色です。
開く(O) 既存の画像ファイルを開きます。ファイル選択ダイアログが表示されますので開くファイルを選択してください。開くことができるファイルは幅・高さが5120ピクセルまでのものです。
最近使用した
フォルダから開く(F)
 最近使用したファイルのあるフォルダのリストが表示されます。選択したフォルダのファイル選択ダイアログが表示されますので開くファイルを選択してください。
保存(S) 編集中の画像を保存します。画像が変更されてない場合はこのメニューは選択できません。新規で作成された画像の場合は名前を付けて保存します。
名前を付けて
保存(A)
 編集中の画像をファイル名をつけて保存します。ファイル選択ダイアログが表示されますのでファイル名を入力し、保存形式を選択してください。保存形式によってはオプションダイアログが表示されます。
 保存形式の「あずねっとイメージファイル」はシェアウェア版専用です。フリーウェア版で使用できる「あずあーと2ファイル」形式では保存されるデータに制限があります。詳細はフリーウェア版の制限事項を参照してください。
最近使用した
フォルダに保存(L)
 最近使用したファイルのあるフォルダのリストが表示されます。選択したフォルダのファイル選択ダイアログが表示されますので開くファイルを選択してください。
クリップボードから
開く(B)
 クリップボードに格納されている画像を開きます。
クリップボードに
保存(D)
 編集中の画像をクリップボードに格納します。
閉じる(C) 編集中の画像を閉じます。画像が変更されている場合は確認ダイアログが表示されます。
最近開いた
ファイル(P)
 最近開いたファイルのリストが表示されます。選択したファイルを開きます。
最近保存した
ファイル(V)
 最近保存したファイルのリストが表示されます。選択したファイルを開きます。
環境設定(E) 環境設定を行います。
キーボード設定(K) キーボード設定を行います。
終了(X) プログラムを終了します。変更されている画像があれば確認ダイアログが表示されます。

■編集(E)

元に戻す(U) 直前に編集した作業を取り消します。
やり直す(R) 元に戻した作業をやり直します。
描き直す(W) 元に戻した作業を現在のブラシ・色を使用してやり直します。
 ブラシ描画のやり直しのみが対象です。連続したブラシ描画のやり直し履歴以外は無効になります。
切り取り(T) 選択されている画像をクリップボードに保存して画像を削除します。
 テキスト編集モードの場合は選択中の文字をクリップボードに保存して文字を削除します。
コピー(C) 選択されている画像をクリップボードに保存します。
 テキスト編集モードの場合は選択中の文字をクリップボードに保存します。
貼り付け(P) クリップボードの画像をレイヤーに貼り付けます。
 テキスト編集モードの場合はクリップボードのテキストをカーソル位置に挿入します。
塗りつぶし(F) 選択されている領域を塗りつぶします。選択されていない場合はレイヤー全体を塗りつぶします。塗りつぶし方法を選択するダイアログが表示されます。
消去(E) 選択されている領域を削除します。選択されていない場合はレイヤー全体を削除します。
キャンバス色の
設定(C)
 画像のキャンバス色を設定します。キャンバス色はレイヤーの下にある背景の色です。
グリッドの設定(G) 画像別にグリッドを設定します。設定しない場合は環境設定にあるグリッド設定が利用されます。

■イメージ(I)

サイズ変更(S) 画像のサイズを変更します。変更後のサイズと変更の基点となる位置を指定します。
拡大・縮小(Z) 画像の拡大・縮小を行います。変更後のサイズをピクセル単位か比率で指定します。
 変換時にバイリニア補間とアンチエイリアスを掛けるかどうかを設定できます。また境界部より外のピクセルの扱いをクリップ(透明)、クランプ(境界のピクセル)、リピート(反対の境界のピクセル)から選択できます。
 比率に応じてパスのブラシサイズを変更することができます。
回転(R)右に90度(R) 画像を右に90度回転します。
左に90度(L) 画像を左に90度回転します。
180度(T) 画像を180度回転します。
角度を指定(F) 指定した角度で画像を回転します。
 変換時にバイリニア補間とアンチエイリアスを掛けるかどうかを設定できます。また境界部より外のピクセルの扱いをクリップ(透明)、クランプ(境界のピクセル)、リピート(反対の境界のピクセル)から選択できます。
反転(P)水平方向(H) 画像を水平方向に反転します。
垂直方向(V) 画像を垂直方向に反転します。
切り抜き(T) 画像の一部を切り抜きます。切り抜く画像の左上と右下の座標を指定します。選択されている場合はその範囲、選択されてない場合は画像の余白を調べて初期座標に設定します。

■レイヤー(L)

描画レイヤーを追加(A) 新しい描画レイヤーを追加します。
テキストレイヤーを追加(T) 新しいテキストレイヤーを追加します。テキストモードでテキストの無い位置をクリックしても追加できます。
選択レイヤーを複製(D) 選択中のレイヤーの複製を作成します。
選択レイヤーを削除(L) 選択中のレイヤーを削除します。
レイヤー名を変更(N) レイヤー名を変更します。レイヤー名30文字以内で設定してください。
レイヤーを
入れ替え(X)
一番上に移動(T) レイヤーリストの一番上に移動します。
上に移動(U) 一つ上のレイヤーと入れ替えます。
下に移動(D) 一つ下のレイヤーと入れ替えます。
一番下に移動(B) レイヤーリストの一番下に移動します。
選択レイヤーを
表示/非表示(V)
 レイヤーの表示/非表示を切り替えます。
選択レイヤー以外を
表示/非表示(I)
 自分以外のレイヤーの表示/非表示を切り替えます。表示されいているレイヤーが1つでもあれば全て非表示、1つもなければ全て表示されます。
拡大・縮小(Z) レイヤーの画像の拡大・縮小を行います。変更後のサイズをピクセル単位か比率で指定します。
 変換時にバイリニア補間とアンチエイリアスを掛けるかどうかを設定できます。また境界部より外のピクセルの扱いをクリップ(透明)、クランプ(境界のピクセル)、リピート(反対の境界のピクセル)から選択できます。
 比率に応じてパスのブラシサイズを変更することができます。
回転(R)右に90度(R) レイヤーの画像を右に90度回転します。
左に90度(L) レイヤーの画像を左に90度回転します。
180度(T) レイヤーの画像を180度回転します。
角度を指定(F) 指定した角度でレイヤーの画像を回転します。
 変換時にバイリニア補間とアンチエイリアスを掛けるかどうかを設定できます。また境界部より外のピクセルの扱いをクリップ(透明)、クランプ(境界のピクセル)、リピート(反対の境界のピクセル)から選択できます。
反転(P)水平方向(H) レイヤーの画像を水平方向に反転します。
垂直方向(V) レイヤーの画像を垂直方向に反転します。
下のレイヤーと結合(M) 下のレイヤーと結合します。
同じグループの
レイヤーと結合(O)
 選択中のレイヤーと同じグループのレイヤーを結合します。
表示されている
レイヤーを結合(E)
 現在表示されているレイヤーを結合します。
全てのレイヤーを結合(G) 全てのレイヤーを結合します。
レイヤーに
ファイルを読み込む(F)
 画像ファイルを開いてレイヤーに追加します。画像が複数のレイヤーを持っている場合は全てのレイヤーが追加されます。現在の画像より大きなサイズの画像を読み込んだ場合は、画像のサイズ分だけが読み込まれます。
レイヤーをファイルに保存(S) レイヤーの画像をファイルに保存します。
レイヤーを
クリップボードに保存(C)
 レイヤーをクリップボードにコピーします。
レイヤーの画像を
クリップボードに保存(B)
 レイヤーの画像をクリップボードにコピーします。画像にはアルファ値が付いているため、ツールによっては真っ黒に表示されることがあります。

■選択(S)

全てを選択(A) 画像全体を選択します。
選択範囲を反転(R) 現在の選択比率を反転します。
選択範囲をぼかす(G) 現在の選択比率を指定されたピクセル数だけぼかします。
選択範囲を縮小(O) 現在の選択比率を輪郭から内側方向に向かって指定されたピクセル数だけ縮小します。
選択範囲を拡大(I) 現在の選択比率を輪郭から外側方向に向かって指定されたピクセル数だけ拡大します。
選択を解除(C) 現在の選択を解除します。
レイヤーの不透明度で選択(L) レイヤーのピクセル毎のアルファ値を選択比率としてピクセル単位で選択します。
選択範囲をレイヤー化(M) 現在の選択比率をピクセル毎のアルファ値にして新しいレイヤーを作成します。
選択画像をタイリング(T) 現在の選択画像をレイヤー全体にタイリングして描画します。
変形領域を初期化(E) 変形の制御点を元の位置に戻します。
ピボットを初期化(P) 変形のピボットを領域の中心に戻します。

■フィルタ(T)

フィルタの再実行(R) 最後に実行したフィルタを再度実行します。オプションがある場合は同じ条件で実行されます。
フィルタの再使用(U) 最後に実行したフィルタを再度使用します。オプションがある場合はダイアログが表示されます。

■パス(P)

制御点を挿入(I) 区間の間に制御点を挿入します。
交点に制御点を挿入(N) パスにある他のパスとの交点に制御点を挿入します。
制御点を削除(D) 制御点を削除します。制御点が選択されない状態でパスが選択されている場合はパスが削除されます。
ブラシ(B)ブラシを適用(A) パスのブラシ情報をブラシ設定で置き換えます。
ブラシに設定(G) パスのブラシ情報をブラシ設定に反映します。
太さを倍にする(D) パスのブラシの太さを2倍にします。
太くする(T) パスのブラシの太さを1.5倍にします。
細くする(F) パスのブラシの太さを3/4倍にします。
太さを半分にする(H) パスのブラシの太さを1/2倍にします。
色(C)描画色を適用(D) パスの色を描画色で置き換えます。
背景色を適用(B) パスの色を背景色で置き換えます。
描画色に設定(R) パスの色を描画色に反映します。
背景色に設定(G) パスの色を背景色に反映します。
筆圧(P)変更しない(N) 筆圧を調整しません。
丸める(R) 線が丸くなるように筆圧を調整します。
細める(F) 線が細くなるように筆圧を調整します。
尖らす(S) 線が尖るように筆圧を調整します。
先端だけ(T) 制御点付近だけ調整します。
中点から(M) 区間の中間から調整します。
全体に(W) 区間全体を調整します。
前の制御点側(P)変更しない(N) 前の制御点方向の筆圧を調整しません。
丸める(R) 前の制御点方向の線が丸くなるように筆圧を調整します。
細める(F) 前の制御点方向の線が細くなるように筆圧を調整します。
尖らす(S) 前の制御点方向の線が尖るように筆圧を調整します。
先端だけ(T) 前の制御点方向の制御点付近だけ調整します。
中間から(M) 前の制御点方向の区間の中間から調整します。
全体に(W) 前の制御点方向の区間全体を調整します。
次の制御点側(P)変更しない(N) 次の制御点方向の筆圧を調整しません。
丸める(R) 次の制御点方向の線が丸くなるように筆圧を調整します。
細める(F) 次の制御点方向の線が細くなるように筆圧を調整します。
尖らす(S) 次の制御点方向の線が尖るように筆圧を調整します。
先端だけ(T) 次の制御点方向の制御点付近だけ調整します。
中間から(M) 次の制御点方向の区間の中間から調整します。
全体に(W) 次の制御点方向の区間全体を調整します。
方向点(R)対称(Y) 前後の方向点が制御点で対称になるように操作します。
滑らか(M) 前後の方向点と制御点が同一直線上になるように操作します。
尖る(H) 前後の方向点を別々に操作します。
区間(G)曲線(C) 区間をベジェ曲線で描画します。
直線(L) 区間を直線で描画します。
選択を表示(S) 区間をブラシで描画します。
選択を非表示(H) 区間をブラシで描画しません。
全体を表示(A) パスをブラシで描画します。
全体を非表示(I) パスをブラシで描画しません。。
塗りつぶし(F)なし(N) 領域を塗りつぶしません。
描画色(F) 領域を描画色で塗りつぶします。
背景色(B) 領域を背景色で塗りつぶします。
タイル(描画色)(T) 領域を描画色のタイルで塗りつぶします。
タイル(背景色)(I) 領域を背景色のタイルで塗りつぶします。
パスの内側(P) 輪郭を描かず、領域の内側を塗ります。
ブラシの内側(I) 輪郭を描き、輪郭の下を除いた領域を塗ります。
ブラシの中間(M) 輪郭を描き、領域の内側を塗ります。
ブラシの外側(O) 輪郭を描き、輪郭の下も含めた領域を塗ります。
内側をマスク(A) 輪郭を描かず、輪郭の下を除いた領域を塗ります。
外側をマスク(S) 輪郭を描かず、輪郭の下も含めた領域を塗ります。
描画色を適用(D) 領域の色を描画色で置き換えます。
背景色を適用(G) 領域の色を背景色で置き換えます。
描画色に設定(R) 領域の色を描画色に反映します。
背景色に設定(U) 領域の色を背景色に反映します。
全領域を塗る(L) 表示されているパスで構成される領域で塗りパスを作成します。
パスを開く(O) 制御点を分離してパスを開きます。制御点を選択している場合はその制御点で、選択していない場合は先頭の制御点が分離されます。
パスを閉じる(L) 制御点を接続してパスを閉じます。端の制御点を選択している場合は両端間に区間を作成し、選択されてない場合は端点を接着します。
パスを分割(S) 区間を分離してパスを作成します。
パスを接続(J) 選択された制御点でパスを接続します。複数の制御点が選択されている場合は、最も近い組み合わせから順に接続します。
方向を逆転(R) 制御点の並びを反転します。
入れ替え(X)一番上に移動(T) 描画順序を一番上にします。
上に移動(U) 描画順序を一つ上にします。
下に移動(D) 描画順序を一つ下にします。
一番下に移動(B) 描画順序を一番下にします。
選択パスでレイヤーを作成(M) 新しいパスレイヤーを作成し、選択パスを移動します。
交差するパスを選択(K) 選択パスと交差するパスを選択します。
選択パスを隠す(H) 選択パスを非表示にします。
選択パス以外を隠す(E) 選択パス以外を非表示にします。
隠しているパスを表示(W) 非表示になっているパスを表示します。
選択を解除(A) 選択を解除します。
描画レイヤーを追加(Y) サブレイヤーに描画レイヤーを追加します。
テキストレイヤーを追加(T) サブレイヤーにテキストレイヤーを追加します。

■表示(V)

編集モード(M) 編集モードウインドウの表示/非表示を切り替えます。
ブラシ設定(S) ブラシ設定ウインドウの表示/非表示を切り替えます。
カラー(C) カラーウインドウの表示/非表示を切り替えます。
パレット(P) パレットウインドウの表示/非表示を切り替えます。
ブラシリスト(B) ブラシリストウインドウの表示/非表示を切り替えます。
テクスチャリスト(T) テクスチャリストウインドウの表示/非表示を切り替えます。
レイヤー(L) レイヤーウインドウの表示/非表示を切り替えます。
プレビュー(V) プレビューウインドウの表示/非表示を切り替えます。
ウィンドウの
表示/非表示(O)
 ドキュメントウィンドウ以外のウインドウの表示/非表示を切り替えます。
ズームイン(I) ドキュメントウィンドウの表示倍率を上げます。
ズームアウト(O) ドキュメントウィンドウの表示倍率を下げます。
グリッド(G) グリッドの表示/非表示を切り替えます。
パス(A) パスの作業線の表示/非表示を切り替えます。

■ウィンドウ(W)

重ねて表示(C) ドキュメントウィンドウを重ねて表示します。
並べて表示(T) ドキュメントウィンドウを並べて表示します。
アイコンを整列(A) 最小化しているドキュメントウィンドウを整列します。
全て閉じる(L) 全てのドキュメントウィンドウを閉じます。変更されている画像があれば確認ダイアログが表示されます。

■ヘルプ(H)

ヘルプを表示(H) オフラインヘルプを表示します。
サイトを表示(S) あずあーと2のウェブサイトを表示します。
バージョン(A) あずあーと2のバージョン情報を表示します。またユーザーコードの確認もここで行えます。

■ツールバーのアイコン

ファイル:新規、開く、保存、名前を付けて保存
編集:切り取り、コピー、貼り付け、元に戻す、やり直す、描き直す
表示:ズームイン、ズームアウト、グリッド、パス

■使用方法

 エクスプローラで複数の画像ファイルを選択した状態でメインウィンドウにドラッグ&ドロップすると一括変換を行うことができます。
 一括変換は対応する編集コマンドを指定された順番で実行し、指定された保存形式で保存します。


■設定項目

○編集処理
 変換する画像に施す編集コマンドを設定します。
 実行したい編集コマンドをドロップダウンリストから選択し、追加ボタンを押すとリストに登録されます。 コマンドによってはオプションを選択するダイアログが表示されます。
 コマンドを削除するにはリストから選択して削除ボタンを押します。
 コマンドはリストの上から順に実行されます。実行順序は上下ボタンで変更できます。
 
○保存形式
 変換後の保存形式を指定します。
 変換後のファイル名は変換する元のファイル名の拡張子を保存形式のものに変換したファイル名です。 同じファイル名が既に存在する場合は上書きを確認するダイアログが表示されます。
 

■種類

 あずあーと2では3種類のプラグインが存在します。

○ファイル
 ファイルプラグインはファイルからの画像の読み込み、ファイルへの画像の保存の2つの機能を拡張します。プラグインが対応する拡張子のファイルにアクセスするために使用されます。

○イメージ
 イメージプラグインは画像全体に対する処理を拡張します。イメージプラグインはイメージメニューに登録されます。

○フィルタ
 フィルタプラグインはレイヤーの画像に対する処理を拡張します。フィルタプラグインはフィルタメニューに登録されます。


■設定

 プラグインの設定はpluginフォルダにあるplugin.iniファイルで行います。設定ファイルの記述方法はファイル内に説明がありますのでそちらを参照してください。
 バージョンアップで機能が追加された場合は自動で更新されないので、手動で設定ファイルに記述する必要があります。
 Windows Vista以前とWindows 7以後では使用するプラグインが違うため、環境移行や初期化の際にはそれぞれplugin_xp.ini、plugin_win7.iniを参照してください。


■標準プラグイン

ファイルプラグイン  ファイルプラグインはビットマップ(.bmp)、JPEG(.jpg、.jpeg)、PNG(.png)、GIF(.gif)に対応しています。
 ファイルプラグインにはWindows Vista以前のOSで実行する場合に以下の制限があります。
 ・透過インデックス付きGIFファイルを開いても透明にならない。
 ・8bit、16bitのビットマップを出力できない。
 ・24bitのPNG以外が出力できない。
 ・透過インデックス付きGIFが出力できない。
イメージプラグイン  イメージプラグインはグレースケール、2階調化、階調の反転、チャンネル分解、チャンネル結合の機能があります。
レイヤープラグイン  レイヤープラグインはぼかし、シャープ、ノイズ、スクロール、モザイク、チャンネル入れ替え、パレット作成の機能があります。

■作成

 プラグインの作成にはVisual Studio 2010(Express Editionでも可)が必要です。DLLが作成できれば他の環境でも作成できると思いますが未確認です。
 作成方法はサンプルのソースにあるコメントを参照してください。ドキュメントは未作成ですが、簡単ですのでサンプルをみれば分かると思います。

■操作

①制御点
 パスの通過点で、ドラッグで移動する事が出来ます。
 またクリックすると選択状態になり、コマンドの操作対象になります。選択状態でクリックすると選択が解除されます。
 制御点毎に色・筆圧を設定できます。
 
②方向点
 パスの曲り具合を決める点で、ドラッグで移動する事が出来ます。
 またクリックすると制御点の選択状態が変更されます。
 方向点は制御点を挟んで対になっていて、同一直線上にあるほどパスは滑らかに描画されます。
 操作方法を制御点ごとに設定できます。「尖る」は方向点を別々に操作します。「対称」は一方を操作するともう一方の方向点を制御点を挟んで対称の位置に移動します。「滑らか」は「対称」と同様の挙動で、制御点との距離を維持して移動します。
 ドラッグ中、CTRLキーを押すと操作方法が現在の設定の反対(「対称」/「滑らか」<->「尖る」)にすることが出来ます。またSHIFTキーを押すと制御点への方向を変えずに距離だけを変更し、ALTキーを押すと距離を変えずに位置を移動します。
 制御点をドラッグすると方向点も追従して移動しますが、CTRLキーを押すと方向点を元の位置に留めることが出来ます。
 
③接線
 制御点と方向点を結ぶ直線で、方向点と同様の操作を行うことが出来ます。
 
④区間
 パスの2つの制御点を結ぶ曲線あるいは直線です。
 曲線はドラッグするとその点を通るように前後の方向点を調節します。ドラッグ中にCTRLキーを押すと前後の方向点を平行移動します。
 直線はドラッグすると前後の方向点を平行移動します。ドラッグ中にCTRLキーを押すと曲線に変更し、その点を通るように前後の方向点を調節します。
 描画系モードではクリックすると選択状態になり、コマンドの操作対象になります。選択状態でクリックすると選択が解除されされます。ダブルクリックするとその位置に制御点を挿入します。
 選択系モードではクリックすると両端の制御点を選択します。区間が選択状態だった場合は、パスの全ての制御点が選択されます。
 区間毎にブラシ・直線・不可視を設定できます。
 
⑤領域
 全ての制御点を結んだ(=閉じた)パスの内側で、塗りつぶしたりグラデーションを掛けたりすることができます。
 領域内の透明ではない場所をクリックするとパスを選択することができます。
 
○選択
 描画系モードではパスの区間か領域をクリックするかレイヤーリストで選択すると上記の操作が行えるようになります。
 選択系モードの場合は全てのパスの制御点と区間が表示され、クリックした位置かドラッグした範囲内の制御点を選択します。パス単位で実行されるコマンドは、制御点が1つでも選択されていれば対象になります。
 メニューのレイヤーとパスに同種のコマンド(入れ替え、表示/非表示)がありますが、レイヤーのコマンドがレイヤーリストで選択されているパスを処理するのに対し、パスのコマンドは上記の方法で選択されているパスを処理する点が異なります。  

■アイコン

1段目:(描画系モード)自由、直線、四角形、四角形塗り、多角形、多角形塗り、楕円、楕円塗り
2段目:(塗り系モード)塗り、グラデーション
3段目:(選択系モード)矩形選択、自由線選択、(変形系モード)矩形変形、自由変形
※暗転しているアイコンは無効
(制御点)追加、削除、(方向点)対称、丸める、尖る、(区間)曲線、直線

■編集モード

自由パス  カーソルの軌跡上にパスを作成します。
 また描画されたパスをクリックして選択し、制御点等をドラッグして編集します。
直線パス  ドラッグの始点と終点を結ぶ直線のパスを作成します。
 CTRLキーを押すと直線を15°単位に補正します。
四角形パス  ドラッグの始点と終点通る四角形のパスを作成します。
 CTRLキーを押すと正方形に補正します。
 制御点・区間の編集時は四角形を維持するように移動します。
四角形
塗りパス
 ドラッグの始点と終点通る四角形の内部を描画色で塗りつぶすパスを作成します。
 操作方法は四角形パスモードと同じです。
 塗り系のオプションが存在します。
多角形パス  ドラッグの始点と終点通る四角形に接する多角形のパスを作成します。
 CTRLキーを押すと描画方向を1つの内角の半分単位に補正します。
 オプションで辺の数を3から360まで設定できます。
多角形
塗りパス
 ドラッグの始点と終点通る四角形に接する多角形の内部を描画色で塗りつぶすパスを作成します。
 操作方法は多角形パスモードと同じです。
 塗り系のオプションが存在します。
楕円パス  ドラッグの始点と終点通る四角形に接する楕円のパスを作成します。
 CTRLキーを押すと正円に補正します。
楕円
塗りパス
 ドラッグの始点と終点通る四角形に接する楕円の内部を描画色で塗りつぶすパスを作成します。
 操作方法は楕円パスモードと同じです。
 塗り系のオプションが存在します。
塗りパス  クリックした位置を含む閉じたパスの領域で塗りつぶすパスを作成します。
 閉じたパスが選択されている場合は、そのパスの設定を現在の設定で置き換えます。
 塗り系のオプションが存在します。
 「全てのレイヤーを使用」のチェックすると全てのレイヤーにあるパスを使用して塗りつぶす領域を作成します。
 「カレントレイヤーのパスを含まない領域は無視」をチェックすると現在のレイヤーに含まれないパスだけで出来る領域を塗りの対象にしません。
グラデーションパス  ドラッグの始点と終点通る直線を基準に背景色から描画色のグラデーションで塗りつぶすパスを作成します。
 閉じたパスが選択されている場合は、そのパスの設定を現在の設定で置き換えます。選択されてない場合は画像全体を覆う四角形のパスを作成します。
 オプションでグラデーションの方法を設定します。
 線形から方形の方法、アルファ値の設定等は描画編集モードと同じです。
 輪郭はパスの最も近い区間との距離で線形的に変化させます。開始位置は始点から輪郭までの距離で、終了位置は始点と終点の距離です。入力時は自動的にパスに近い方の点が始点、遠い方の点が終点になります。非表示の区間は距離の計算対象になりません。
 輪郭以外には塗り系の範囲オプションが存在します。
矩形選択  ドラッグの始点と終点通る四角形の領域に存在する制御点を選択します。
 CTRLキーを押すと領域を正方形に補正します。
 SHIFTキーを押していると現在の選択に追加され、ALTキーを押していると削除します。
 選択系のオプションが存在します。
自由線選択  カーソルの軌跡で囲まれる領域に存在する制御点を選択します。
 SHIFTキーを押していると現在の選択に追加され、ALTキーを押していると削除します。
 選択系のオプションが存在します。
矩形変形
自由変形
 描画編集モードと共通です。

■同系オプション

共通系  矩形変形、自由変形以外に存在するのオプションです。
 「パスに接続」をチェックすると自分以外のパス上にカーソルが来るように調整します。非表示のパスは対象外です。
 「グリッドに接続」をチェックするとグリッドの一番近い交点にカーソルが来るように調整します。グリッドが表示されてない場合は無効です。
描画系  描画系モードに存在するのオプションです。
 「描いたパスを選択」をチェックするとパスを描いた直後に選択状態にします。パスを描いた直後によく調整する場合はチェックし、連続して描く場合はチェックを外す方が便利です。
塗り系  四角形塗りパス、多角形塗りパス、楕円塗りパス、塗りパス、グラデーションパスのオプションです。
 塗りつぶしの方法を描画色、背景色、タイル(描画色)、タイル(背景色)から選択します。
 塗りつぶし範囲をパスの内側、ブラシの内側、ブラシの中間、ブラシの外側、内側をマスク、外側をマスクから選択します。「ブラシの~」はブラシで領域の輪郭を描きます。「内側」はブラシの下を含まず、「外側」はブラシの下を含みます。
選択系  矩形選択、自由線選択のオプションです。
 「カレントパスだけ表示」をチェックするとレイヤーリストで選択されているパスだけを表示します。パスレイヤー自身が選択されていると全てのパスが表示されます。