「デジカメまとめてファイル名書き込み」の使い方

　「デジカメまとめてファイル名書き込み」を使えば、 Jpeg形式の画像上端に文字を書き込み、右下にファイル名を書き込むことができます。　このソフトウェアは、デジカメまとめてフォトモザイクで作ったフォトモザイク用のコマ画像にファイル名を書き込むためのソフトです。
　それが何の役に立つのかと思われるでしょうが、デジカメまとめてフォトモザイクのコマ画像にファイル名を書き込むことで、写真を並べて作るフォトモザイクを作ることができます。

　「デジカメまとめてファイル名書き込み」は、下図のような画面構成になっており、 4分割されたWindow領域は、左から順に以下のような役割を担っています。
　・編集後のファイル名がリスト表示される領域
　・編集後の画像が表示される領域
　・編集前の画像が表示される領域
　・編集前のファイル名がリスト表示される領域

　「編集元フォルダを開く」とします。

　ファイルを開くWindowが表示されますので、Jpeg画像を選択してください。どの画像を選択するかは重要ではありません。文字入れの編集はフォルダごとまとめて実行されます。選択した画像と、同じフォルダに保存されている画像全てが編集の対象となります。

　先ほど選択した画像と同じフォルダに保存されている、 Jpeg形式の画像のファイル名が右リストに一覧で表示されます。リストを選択すると、その画像が右画面に表示されます。

　表示領域より画像が大きいので、画像がはみ出しています。
「表示」「右画面」「全体を表示」とすると・・・

　画像が表示領域の大きさに縮小され、全体表示されます。

　右リストで選択したファイルが表示されます。

　右リストの○×表示は編集対象か否かを表しています。 ○の画像は編集対象で、×の画像は編集対象ではありません。 ○と×の変更は、ファイル名をダブルクリックすることで変更できます。

　「設定」「全画像を×にする」とすると・・・

　全画像が×設定になります。この状態ではどの画像も編集対象とはなりません。

　右リストのファイル名をダブルクリックすると×を○に変更できます。 ○の画像が編集対象です。

「設定」「全画像を○にする」とすると・・・

　右リストが全て○設定されます。この状態ですと、全画像が編集対象です。通常はこの状態で作業するのが良いでしょう。

　「編集」「文字を書き込む」とします。

　ウィンドウが表示されますので、各項目を設定します。

画像の上端に記入する文字列	ここに記入した文字が画像の上端に書き込まれます。この領域はユーザー登録後に編集可能となります。
文字のサイズを写真の幅の何分の一にするか	文字のサイズは写真の横幅の何分の一にするかを入力します。大きな数値を入力するほど、小さな文字になります。
ファイル名を　00x , 00y 形式の数値に変換する	デジカメまとめてフォトモザイクで保存したコマ画像のファイル名***_00x_00y.jpgですが、これをチェックするとファイル名を00x , 00y形式の文字列に変換して書き込みます。
下端の文字を透過する	ここをチェックしないと下端の文字は白地に黒文字で書き込まれます。ここをチェックすると背景は写真のままで文字は写真を反転した色となります。白地に黒の方が文字ははっきり読めますが、透過した方が見栄えは良いと思います。
編集後の画像を保存するフォルダー名	編集後の画像を保存するフォルダー名を指定します。編集前の画像が保存されているフォルダーの中に、ここで指定したフォルダ名の新しいフォルダーが作られ、そこに編集後のファイルが保存されます。
編集後のファイル名の先頭につける文字	編集後のファイル名の先頭につける文字を指定します。通常は空欄で構いませんが、ファイル名を変更する必要がある場合は、ここで設定してください。
画像を保存したフォルダを表示する。	これをチェックすると、編集終了後に編集後の画像を保存したフォルダーが表示されます。
縦横比	画像の縦横比を変更したい場合に設定します。
文字の位置	文字を書き込む位置を設定します。端ぎりぎりに文字を書き込むと、画像を写真サイズにプリントアウトした際、文字がはみ出してしまう場合があります。その場合は、「少し内側」か「もっと内側」に設定してください。