【 R会の信仰 】
    R会時代…み教えの始まり
  恩師のR会への入信のキッカケは、「あんたはいろんなことを良く知って
はいるが、本当のことはなんにも知らない男だな」といわれたことだそうで
す。
  その当時、薬たんすを一棹持っていて、薬のことをよく知っておられ、病
気の問屋といわれたくらい病気で苦しんでいた先生だったので、この一言で
参ってしまったそうです。「本当のことを知っていれば、病気にはならない
はずだから」
  
  R会というのはK先生が教祖で、南無妙法蓮華経を唱えるいわゆる先祖供
養の教団です。
  先生はこの信仰を熱心になさり、外部の支部長として満十四年間で約四万
世帯をお導きなされた。この間、「病気の問屋」とご自分でおっしゃるほど
多くの病気をなさるが、信仰によってことごとく快癒された。しかし、土木
建設業をなさっていた頃の怪我…診察した著名な脳外科の教授に「君は不思
議な存在だ」と言われたそうですが…は、「頭蓋骨が脳漿につき刺さってい
る」状態が最後まで続いて、季節の変わり目に頭痛があるとおっしゃってま
した。
  また、これは信仰に入る前の若い頃の話ですが、これが三井物産をやめた
一つの理由でもあるのですが、「ライ病になる」と思い込んで大変悩まれた
ということです。これは先生の過去世、奈良時代の僧であった時に救ライ事
業をしていて、ライ病の人に治してあげると言ったことがその因縁であると
話して下さいました。
  R会では先生は指導者を育てる立場におられて、岩手県一関市のある教団
の総裁御夫妻も先生のお弟子さんであったということです。
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