仏陀再誕について… 妙法蓮華経従地涌出品第十五には未来の予言(即ち現代のこと)として、上 首唱導の師(上行、無辺行、浄行、安立行の四菩薩)が現れ、それぞれの受 け持ちで法華経を弘めることになっています。日蓮聖人は四菩薩のうちの上 行菩薩のご再誕であることはすでに定説になっています。 この法華経の予言通りに、上行菩薩に続いて無辺行菩薩が現れ、そして浄 行菩薩(我等が大恩師、常不軽台学国明大士)が御出世されています。そし て今後は、安立行菩薩の御使命の時代なのです。 この四菩薩に仏法護持の使命が託されているので、釈尊自らはお出ましに ならない、つまり、仏陀再誕は有り得ません。(法華経には、仏陀再誕を説 いた経文はありません。) 因みに安立行菩薩とは、未来において、南無先祖養道(仏説による父母 孝養・師長恭敬)を実践して、安心立命の浄妙国土を建設していく方々を言 います。
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