1.機能概要
(1)各新聞雑誌等における棋戦データの入力により繰り返し棋譜の検討
を行える他 自己の棋戦記録をもとに細部の検討等ができます。
(本ソフトでも参考としてサンプル棋譜を入れてあります

(2)定石、詰碁等のパターン入力および回答の入力をしておく事により
暇な時間を利用してパソコンによる自己学習を行う事ができます。
(上記同様サンプルを入れてあります)
(3)ネットワーク*を通じてのネット対局を(1)と同様な手順で実施でき
ます。またタイマー等を設定して持ち時間内での対局を行う等
実戦に近い感覚で楽しめます。
 *インターネットまたはイントラネットによるWeb対局 ただしサーバ側に本ソフト
  に対応するアプリケーションソフトがインストールされている必要がある。

実際には新聞等の棋譜では分かり難い手順等が一手ずつ読み出す
事が出来、途中での検討や(あとでダメ詰めやハマの勘定まで入れて
の勝負の確認が可能)する事ができます。(半目勝負の確認等)
また対局した棋譜を後でセーブしておき勝因、敗因等の研究をすること
も出来ます。

2.基本操作
操作は簡単で各画面でのガイダンスやリストおよびボタンの選択とマウス操作に
より入力や表示を行う事ができます。以下に操作の概略を書いておき
ます。

(1)初期画面(囲碁サロン)
 最初のスタート画面です。
 [囲碁対局] [定石] [詰碁]ボタン 各機能選択を行う。

(2)基本機能選択画面
[入力棋譜]ラジオボタン   棋譜入力で自分で入力した棋譜の再現が可能
[NW対局棋譜]ラジオボタン ネットワークで相手と対局した棋譜の再現が可能

[棋譜再現] ボタン このボタンのクリックにより 既に入力された棋譜および詰碁
 問題等の題目リスト一覧の中からマウス選択した(色が変わったもの)データ
 が読み出され棋譜プレイ画面への切り替えが行われます。
 (リスト選択を行わずにボタンのクリックを行うとエラーメッセジが表示されます。)
 
[棋譜入力]  棋譜の新規入力(含む定石,詰碁)を行う場合ボタンクリックに
 より入力画面に切り替わります。
[通信対局]ボタン ネットワークを通じてのオンライン対局を行う。詳しくは
 3、4を参照してください。
[戻り] ボタン  スタート画面にもどります。(以下同様)
 棋譜入力の途中で押すと警告ダイヤログがでます。

(3)棋譜入力画面(棋譜入力)
 碁石を打ちたい座標をマウスにて選択しクリックすれば碁盤に石がうたれ
 ます。 直前に打たれた石は、中が赤印となって(黒、白共)表示され
 ます。
 通常(交互入力オプションが選択されている場合)黒石と白石は交互に打石
 されます。御用となったアゲハマ石は画面から自動的に除去されます。
  間違えた場所に石を置いた場合などは[訂正]ボタンをクリックする事にに
 より一手前の状況に戻す事が出来ます。定石や詰碁の入力を行う場合
  にはまず黒先または白先オプションのいずれか(デフォルトは黒先)チェックボタン
 を押す事により連続して黒または白石を打つことが可能となります。
 そのあと通常の交互入力に戻すには交互入力チェックオプションを押せば
 よいのですがこの時直前にチェックされていたオプションボタンの状態が先手
 入力(例 交互入力切り替えの直前状態が黒先ならば黒からの入力で
 始まる。この時 白から交互入力をはじめたい場合は一旦
 白先のオプションボタンを押し再度 交互入力チェックオプションを押す)となります。
  (置き碁棋譜、定石または詰碁入力での利用時の留意点)

 [登録]  入力された棋譜のファイル登録を行います。ファイルはシステムであら
 かじめ定義されたファイルに最大100パターンまでの登録が可能です。この
 ボタンのクリックにより棋譜登録画面に切り替わります。
 [再現]  入力した棋譜を再現しまたは手を並べ直して検討を行う場合
 このボタンをクリックするする事により棋譜プレイ画面に戻ります。

(4)棋譜記録画面(棋譜セーブ)
 ガイダンスに従い(3)で入力された棋譜データのセーブを行います。ここでの
 テキスト入力データは後刻 棋譜プレイ画面におけるタイトルや棋戦の対戦
 相手の表示や勝敗結果のコメントおよびリストにおけるインデックスとして使わ
 れますので自由に入力を行って下さい。ただし各テキストの最大サイズは
 決められており 最初のテキストボックスから各々 7,8,8,42文字(これより
 長いメッセージは途中削除)となっております。
 (注)入力データは最後にエンターキーを押すことで確定します。
[追加]  このボタンのクリックにより入力された棋譜データはリスト表示された
 データの最後にリスト追加されます。
[入替]  古くなった棋譜データや訂正版との入替えを行いたい時には
 まずリストボックスの中から入替えをしたい棋譜のインデックスを選択
 した上でこのボタンをクリックする事によりリストの入れ替わりが行われます。
[完了]  追加または入替えを行ったデータのファイルセーブを行います。この
 ボタンのクリック後のやり直しは出来ません。登録後画面はスタート
 画面に戻ります。

(5)棋譜プレイ画面(棋譜再現)
 (2)または(3)の画面からこの画面への切り替えが行われます。ここで
 入力した棋譜データまたはファイル読み出しデータの再現および石の並べ
 変えの検討 ダメ詰めによる勝敗結果の確認や 定石および詰碁の
 正解等の確認を行う事が出来ます。
 [次手] このボタンをクリックする事により次の棋譜データが順次読み出され
 画面表示されます。(定石または詰碁の場合最初に初期設定
 の石が一斉に表示されます。)またアゲハマは自動的に画面から
 消去されます。最終の着手を表示するとともに勝敗結果や
 コメントが表示されそれ以上は進まなくなります。この時継続
 のオプッションボタンをチェックする事によりダメ石等の打ち継ぎが可能
 となります。また終局にあたっては石をドラッグして整理し
 並べ変えを手動で行う事が出来ます。(勿論石の移動先に
 ついては置き石のある場所には出来ません。)さらにアゲハマ
 の整理に於いてはまず ハマ石のオプションボタンをチェックし黒または
 白石のアゲハマのラベルボックスをクリック(この時ラベルボックスが凹んだ
 状態に変化します。)します。その後このアゲハマを埋める場所
 にカーソルを移動するとともにクリックを行うとアゲハマがその場所に
 表示され、アゲハマの数字が1コ少なくなりテキストボックスに
 表示されます。上記の操作で間違えた場合はその石をダブル
 クリックする事により取り除く事が出来ます。上記の操作は途中の
 段階(最終着手の前)でも行う事は可能ですがその場合[前手]
 ボタン等の操作による手順の継続鑑賞については保障されません。
 (あくまでもこの場合は自由な検討段階に入ったと見なされ
 ます。)最初からの手順を見たい場合はいったん[戻り]
 ボタンでスタート画面へ戻り再操作を行ってください。

定石および詰碁の場合
 最初に[次手]を押して、題材を表示したあと次の一手を盤面上を
 クリックすると、正しい場合は石が表示され、間違った手を打つと
 [間違っています!]のダイヤログが表示されます。わからない場合
 は[次手]を押してください。

 [前手] 一手前のデータに遡り表示が行われます。アゲハマについては
 自動的 に元の状態に戻されます。現在の手数については[次手]
 同様右上の 着手Noテキストボックスに表示されます。なおこのボタンの
 有効性は継続またはハマ石等のオプションボタンがチェックされる前まで
 です。
 (オプションボタンはダブルクリックする事により通常の再生画面に戻す
 事が出来ますが手動で移動された石は画面上そのまま放置され
 ます。)
(6)ヘルプ(本ファイル)
 ヘルプはほとんどの画面から、開くことができます。HTML形式に
 なっているので、開いて必要なインデックスから調べてください。

3.ネット対局(通信対局)
(1)事前準備
  ネット対局を行うためには、ローカルLANネットへの接続が必要です。
  対局にあたっては、ともに対局相手となる一対のPCが必要です。
  それぞれのPCは、コンピュータ名(ネットワーク画面上で表示される
  PC名)で識別されますが、あらかじめ「通信設定」画面上の名前登録
  の右側のテキストボックスにその名前を入力し、ホスト追加ボタンにて
  登録しておきます。相手の対局はこの名前を使って対戦を開始します。

(2)通信モード
  基本機能選択画面から
  [通信対局]ボタンを選択→ *通信設定画面の表示
  *この画面で通信接続および対局相手との対局条件設定を行います。
  (1)で登録した対局を行う相手PCの名前をリストボックスから選択します。
  自分から対戦を申し込むPCは「対局可」ラジオボタンをチェックし(初期状態)、
  相手からの申込みを待つPCは「対局待ち」ボタンをチェックしておきます。


  [接続] このボタンを押すことにより、相手PCとの接続 がおこなわれます。
  相手との交信の前に自分の名前(略称英数)と棋力の入力が求められ
  ます。何らかの理由で接続が上手く行かない場合 はエラーメッセージが表示
  され  ますので、再度試行するなり時間をおいて接続を行うようにして
  下さい。成功すると下部にConnecting...のメッセージが表示されます。
  相手側のPCでは「相手からの対戦希望がきています。名前、棋力を入力
  し接続ボタンを押して下さい。」のメッセージが表示されます。
  *棋力は6級から五段までの選択(コンボボックス)が可能dす。
(3)対局希望
 上記の対局状況テキストボックスに相手リストが表示された場合は、自分の名前
 棋力を入力し「接続」ボタンをクリックします。
 相手との対局が確定した場合は、この情報が相手に送られ、相手の名前と、
 棋力が相手のテキストボックスに表示され、相手側PCでは「ハンディ条件を決めて
 下さい」のメッセージが表示されます。以下ハンディ条件のネゴシエーションに
 入りますが、先に対戦希望を行った方が、先にハンディ条件等の申し入れを行い
 ます。対局希望を申し入れられた方は、「相手ハンディ条件」の申入れ待ち」の
 メッセージが下部に表示されます。

(4)対局条件のネゴシエーション
 (3)での接続準備が完了した場合、下記の諸メッセージリストやボタンより、対局
  条件のネゴシエーションに入ります。相手からの受信メッセージは[会話履歴]リスト
  ボックスに表示されます。このやりとりは、対局前に必ず行ってください。
  
  [Msg送信]ボタン  ハンディ条件や、コメントのメッセージ送信を行います。これを押し
  前にはかならず、下記リストやコメント(各コンボボックス)の選択がさせていな
  くてはなりません。

  [申し出ハンディ] リストボックス  タイ、1子(先目)から9子(九目)までの設定が
  可能です。
  [タイ]、[オカセル]、[オク] ラジオボタン どれかをチュックしてください。
  オカセル 相手に石を置かせる(ハンディ先目の場合は白番)
  オク   自分が石を置く(ハンディ先目の場合は黒番)
  タイ   黒番、白番の決定はコンピュータが無作為に行います。

  例 タイで相手黒番の場合は、置き石無(空白)でオカセルをクリックしMsg送信
     をクリックする。

  [コメント]リストボックス 下記メッセージ項目の選定が可能です。
  ・なし
  ・了解
  ・ハンディをすこし多くしてください
  ・ハンディをすこし少なくしてください
  ・時間制限を設けますか

  [コメント]テキストボックス その他会話モードで相手とのハンディ条件やネゴを
  行う事ができます。最初まずこれらのやりとが互いに行なわれ
  ないと対局ができません。
  上記送信メッセージおよび受信メーッセジははすべて交互に行う必要
  があります。1回メッセージが送信されると、相手からのレスポンスが
  戻るまでは次の送信ができませんので、かならず何らかの回答
  を相手に返してください。この状態は片方が[了解]ボタンを押し
  双方の[対局開始]ボタンが有効になるまで続けられます。

  [会話履歴]  対話状況がリストボックスにモニタ表示されますのでこれら
  を参考に更に相手との対局前ネゴを行う事ができます。

(5)条件成立
  [了解] 対局相手との条件設定の合意が出来た時点でこのボタンを押す
  と相手局に[OK]メッセージが送信され対局画面に移る準備が整います。
  [OK]メッセージ送信により最終的なネゴシエーションが確立し[対局開始]ボタン
  の押下が可能となります。

  [対局開始]ボタン このボタンの押下により画面が 通信対局画面に切り
  替わり対局が可能となります。置き石は自動的に表示されます。
  こちらが、先に[対局開始]ボタンを押しても相手方がまだ押して
   いない場合は実際は対局が開始していません。相手側も[対局開始]
  ボタンを押すと「開始して下さい」のダイヤログが表示され初めて対局 開始
  が可能となります。(相手が先に打った場合は、このあと石が表示され
  る。)
    
4.対局状態(対局操作方法)
 [対局開始]ボタン 押下で通信対局画面が表示されネゴシエーションによって
 設定された黒置き石が自動的に表示されます。
 また黒番または白番(タイの場合はコンピュータがランダムに決定)かを
 決められた通りに決定し相手と自分の名前が盤脇のスペースに表示
 されております。ただし当然ながら対局ですので交互にしか石
 を打つことは出来ません。アゲ石はコンピュータにより自動的に判断
 され盤面から除去されます。自分の着手はネットワークを介して送信
 され対局相手の盤面に表示されます。(着手から相手の盤面に石が
 実際に表示されるにはシステムの性能にもよりますが概ね1秒程度かか
 ります。)
 直前に打たれた石は、中が赤印となって(黒、白共)表示されます。

(1)申し入れ
 対局途中で相手との通信が必要な事態(例 ギブアップ宣言等)が
 生じた場合、リストボックスからメッセージを選択し[Msg送信]
 ボタンを押す事により相手へのメッセージを送信します。
 この操作は自分の手番の時行ってください。また相手から逆に
 対局中メッセージを受信した場合はこのボタンの中間部テキストエリア
 に到着メッセージが表示されます。重要メッセージの場合は、ビープ音が
 なります。終局への移行はこれらのメッセージを通じて行います。
 [Msg送信]ボタン]  このボタンは基本的には自分の手番の場合有効と
 なります。送信内容は下記項目が選択可能です。
[選択メッセージ]リストボックス
  ・なし
  ・了解
  ・終局にします
  ・続行します
  ・負けました
  ・( 目) 黒勝ちです
  ・( 目) 白勝ちです
  ・有難うございました
  ・もう一度チェックをお願いします

  勝ち負けの( 目)は判定結果を、テキストボックスに手入力で入れ、勝ち
  負けと送信メッセージに合成され送信されます。
[(テキスト)]テキストラベル
 上記メッセージ到着表示の他自分と相手が打った石の座標が表示され
 ますので直前の着手の確認を行う事が可能です。

(2)終局
 勝敗の見極めが出来た時点で対局相手とのメッセージ交換により終局
 を行うには下記手順でおこないます。
 

   中押し  上記Msg送信で [負けました] を送信します。この状態
         から双方とも対局前の状態に戻ることができます。
   作り碁  まず終局を申し入れる側が [終局にします]を送信します。
         相手側は終局を受け入れる場合は、[了解]を、まだ勝負
         を続ける場合は[続行します]を送信します。[了解]が送信
         され場合は、相手側(終局を申し入れた側)の終局処理が
         可能になります。処理を待つ側からの、この間の通信は
         結果が出されるまで出来ません。

[終局処理]ボタン
 終局処理は 相手側から終局を了解するメッセージを受信すると、[終局
 処理]ボタンが、押下可能となりこのボタンを押すことによりダメ詰めやハマの
 整理等終局作業に入る事が出来ます。このボタンを押した側がすべて終
 局処理を行います。

[ダメ詰め]チェックボタン このボタンをクリックすることでダメ詰めが可能となり、
 相手側にも開始メッセージが送信されます。ダメ詰めは置石のない盤面を
 クリックすると黒白交互にダメ石が打たれます。最初に打たれる石は、
 対局の最後に打たれた石(赤印のある石)と反対の石が打たれます。
[ハマ詰め],チェックボタン このボタンをクリックすることでハマ石を詰めることが出来
 ます。ハマ石は、黒または白のハマ石の表示のあるラベルをクリックすると、
 そのラベルが凹部にへこむのであとは、ハマ石を埋めたい相手の陣地
 をクリックするとそこに石が埋め込まれ取得ハマ石数がひとつ少なくなり
 ます。これをゼロになるまで続けます。
[並べ替え]チェックボタン このチェックボタンをクリックすると並べ替えが可能となり
 ます。並べ変えたい石を、ドラッグアンドドロップで適当な場所に移動し
 ます。

 上記操作の過程や結果は相手側にリアルタイムで表示ます。
 (注) システムの通信環境やコンピュータの性能により、あまり早く上記
 操作を行うと、送信側の盤面結果が受信側の盤面に反映されない場合
 がありますので注意して下さい。相手に結果を確認させるため出来るだけ
 ゆっくり終局処理を行うことをお勧めします。(目安 1操作各3秒程度で
 行う)

 上記すべて手動で終局作業を行う操作の他、新たに付け加えられた機能
 として「地計算」の操作が可能です。ダメ詰めは手動で行いますが、以下
 「地計算」ボタンをクリックすることで、ダメ詰めの状況をチェックした上で
 白、黒の勝敗を自動的に計算し表示してくれますので便利です。

[地計算」 地の計算は基本的には上記ダメ詰、ハマ詰、並べ替えで
 手動により行うことが出来ますが、複雑な局面では時間がかかり
 ます。本[地計算]ボタンを活用することにより、コンピュータが地の計算
 と勝敗の判別を行ってくれるので素早く勝敗を判定することが可能
 となりますので、ネット対局等では特に有効です。
 ダメ詰が終了した時点で、ハマ詰のオプションボタンをクリックすると
 [地計算]ボタンが操作可能となります。
 この状態で、盤面の黒石および白石の中で死石(取りこまれた石)
 を、クリックすると、その石が×印で表示され死石指定されます。
 (一旦死石にされた石は元に戻すことが出来ないので注意して
 下さい)すべての死石の指定が終わった時点で[地計算]ボタンを
 クリックすると、ダメ詰のチェックが行われ正しいと地の計算が
 自動的行われ、結果がテキストボックスに表示されます。ただしこの
 計算はダメ詰が完全正しく行われていないと正しい結果を得ること
 はできません。(例えばカケメのような地についてのチェックはされ
 ません) したがって最終結果はよく目視チェックをした上で確認
 してください。途中ダメ詰等のアラーム表示が出た場合は、再度
 ダメ詰オプションボタンをクリックした上でダメ詰を追加し再度上記操作
 を繰り返してください。
 (注)アゲハマの計算は自動的に行われ、地の出入りがされますので
  手動で行う必要はありません。またこの機能を使用する場合は
  並べ替えは手動で、行わないで下さい。(結果がエラーとなる場合
  があります。)
(3)勝敗判定
 最終的な勝敗結果についてはメッセージで相手と確認を取った上で決着し
 ます。相手からの判定結果*が送信されてくると、双方通信が可能になり
 ますので、お礼を述べる([有難うございました])か再度判定を要請する
 ([もう一度チェックをお願いします])。判定結果受信後 [戻り]ボタンが有効と
 なり、これを押すことで終了します。判定ルールは原則としてコミなし
 (ジゴの場合は白勝ち)としますが、各囲碁サロンで決定していただいて
 結構です。また反則(2度打ちやコウの2度取り)はコンピュータが自動
 判定し途中で反則負けとなります。
 *例 1目黒勝ち

(4)[登録]ボタン  
 ネットワーク通信対局で行った棋譜はファイルに*登録し後で検討する事が
 可能です。
*登録方法については 2-(4)参照
(5)[戻り]ボタン
 対局の打ち切りを行う場合このボタンを押下する事により元の
 通信設定の画面に戻る事が出来ます。通信を打ち切る場合には
 [切断]ボタンを押す事により通信リンクが切られますし、また再対局
 を行う場合には最初の条件設定操作からやり直す事が出来ます。

 注 [登録]および[戻り]ボタンが有効にならない場合は押してから
   少し時間をおいてゆっくりマウスボタンを上げてください。
   (送受信通信メッセージが衝突する場合がある)

 障害時以外で対局ネゴシエーション以降終局までは対局中画面上部の
 ウインドウ消去×ボタンをクリックすることは絶対に避けてください。
 かならずメイン画面(または対局準備画面)に戻ってから消去ボタン
 によりプログラムを終了してください。

(6)[時間セット]ボタン
 制限時間付きの対局を行う場合使用します。開始前メール等
 でお互いの持ち時間を決めておき 隣のテキストボックスに時間(分)
 を設定しこのボタンを押します。時間は一分単位で持ち時間
 がカウントされ 持ち時間を使い切ると一手30秒の秒読みに入り
 ます。(通常は持ち時間10分 NHK早碁選手権と同じルール)
 これを超えると負けが宣言されます。

5.ライセンスキー(フリーウエアではなし)
 本ソフトはシェアウエアですので1ケ月間の試行期間を経過すると機能
 しなくなります。したがって代金を支払い手続きをとっていただき、ベンダー
 からのライセンスキーを入手して下さい。
 ライセンスキーの入力は、「ヘルプ」のメニューから「ライセンス」をクリックし
 ダイヤログの指示にしたがって入力してください。