● サンプルプログラム - sc_basic ステートメントリファレンス

@setstr

文字列を一次元配列にコピーします。

    @setstr  変数名  = "文字列"または式 ; "文字列"または式 ; "文字列"または式 ; … 

変数名と文字列の間はイコール = で区切られている必要があります。

変数には一次元配列を指定します。変数名だけを指定し、要素数は指定しません。指定した変数が未登録の場合は、新規に確保されます。

既に存在する一次元配列変数を指定した場合は一度消去され、コピーする文字列+1が格納できる大きさで再確保されます。このため、指定した時点とは異なる要素数になる場合があります。

右辺の書式は @print とほぼ同じですが、末尾のセミコロンに関する仕様(行末の改行について)はサポートされません。

文字列は、先頭から順に文字コードとして一次元配列へコピーし、末尾には 0 を付加します。


配列要素に初期値として文字列をコピーするには、

例.

    dim  s(6) = ( '1','2','3','4','5',0 )

とする事でも行えますが、@setstr には次のような利点があります。
  • 文字列を文字単位に扱う必要が無くなるので、見易くなる
  • @print と同じ方法で文字列を編集できる
  • 全角文字を扱える

    @setstr  s = "12345"