● ステートメントリファレンス
dim
配列変数を登録します。
dim 変数名(最大要素数)
dim 変数名(x 最大要素数 , y 最大要素数)
ステートメントには、新規登録する配列名と最大要素数を記述します。最大要素数が一つだけの場合は一次元配列、カンマで区切った二つが記述されている場合は二次元配列が登録されます。
複数の配列を一度に確保する事もできます。記述した変数の後ろに、別の変数をカンマで区切って記述します。
例1.
dim param1(10) , param2(5,5) , param3(7)
登録された変数はゼロクリアされています。
登録変数の終端がカンマでもエラーにはなりません。また、dim 以降に登録変数を指定しなかった場合も、エラーにはなりません。
新規配列の初期化
次のように記述すると、登録された配列に初期値を与える事ができます。
dim 変数名(最大要素数) = ( 一つ目の要素内容 , 二つ目の要素内容 , 三つ目の要素内容 , … )
dim 変数名(x 最大要素数 , y 最大要素数) = ( 一つ目の要素内容 , 二つ目の要素内容 , 三つ目の要素内容 , … )
例2.
dim param1(10) = (1,2,3,4,5,6,7,8,9,10) , param2(3,3) = (1,2,3,4,5,6,7,8,9)
初期値は配列の先頭から順に、記述されているだけ登録されます。最大要素数よりも多いとエラーになります。
二次元配列の場合は、(0,0) 、(1,0) 、(2,0) 、(0,1) 、(1,1) 、…と、横方向に設定されます。例2 の param2 は次のような初期状態になります。
(0,0) (2,0)
1 2 3
4 5 6
7 8 9
(0,2) (2,2)
param2 については、次の処理を行った場合と同じ結果になります
i = 1
for y = 0 to 2
for x = 0 to 2
param2(x,y) = i
i = i + 1
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