● サンプルプログラム - sc_basic

StrCalc BASIC をコンピュータ言語として扱う場合のサンプルです。StrCalc BASIC プログラミングの練習や、アルゴリズムの実験・検証、小規模の演算処理等、幅広く利用する事ができます。


中断の無効化

設定の中にある「ボタンによる中断を無効にする」にチェックを入れると、BASICPARAM 構造体のメンバ fevery に NULL がセットされます。ステップ毎の中断監視を行わなくなりますので、全体の処理が少し速くなります。

効果はあまり大きくないので、次のような状態では実感できないかもしれません。
etc.

なお、中断が効かなくなりますので、デバッグが済んでいないプログラムに適用する事は推奨しません。

sc_basic の改良

このサンプルは、コンピュータ言語としてはまだ不完全です。改良できる余地は十分にありますので、余裕がある場合は積極的に手を入れてみてください。オリジナルの BASIC 言語にしてみるのも良いと思います。
なお、改良する際、ファイルのバックアップは忘れずに行ってください。

プログラミング上級者が練習用に使用するのであれば、あえて改良・追加を行わないという選択肢もあります。
機能の乏しいコンピュータ言語で、妥協しないプログラムを作成する事は容易ではありません。

全てを再コンパイルする場合

このサンプルプログラムについてはリンクの都合上、コンパイルに順序がありますので注意してください。
末端の DLL を先にコンパイルし、最後に exe をコンパイルします。

  1. textedit をコンパイルします。

  2. cio 、fio 、gio 、errmsg をコンパイルします。
    これらには順序はありません。

  3. sc_basic をコンパイルします。


順番にコンパイルするバッチファイル cp*.bat がフォルダ内に入っていますので、再コンパイルする場合は利用してみてください。使用方法は、コンソールのカレントフォルダを sc_basic に移動し、バッチを起動します。
cp*.bat はコンパイルが成功した時に、sc39*.dll 以外の DLL を sc_basic フォルダ直下にコピーします。