● サンプルプログラム - plotter
簡単なプロッター・シミュレーションです。
(実行結果)
ウインドウ内をクリックすると、BASIC を中断します。
プログラムを終了する場合は、右上の×ボタンをクリックしてください。
ユーザステートメントには次のようなものがあります。これらには @ を付けません。
move
書式:
move x , y
現在の位置から指定位置までペンを移動します(描画を伴わない移動)。
指定する座標は相対座標で、+x で右方向、+y で下方向に移動します。
draw
書式:
draw x , y
現在の位置から指定位置まで線を描画します。
指定する座標は相対座標で、+x で右方向、+y で下方向に移動します。
chpen
書式:
chpen color
指定色のペンに切り替えます。color には RGB 値を指定します。
resetpos
書式:
resetpos
引数はありません。
現在の座標をプログラム開始時の位置に移動します。
その他
- クライアント領域の幅、高さが win_width 、win_height の変数で渡されます。
- RGB 値を作成する関数 mkrgb を使用できます。仕様は sc_basic と同じです。
使い方
BASIC ソースは basic.txt に記述してください。
原点はクライアント領域の左上角です。プログラム起動時のペンは白になっています。
例.
# 4色のペンでウインドウ中央に四角形を描画する
move win_width / 2 , win_height / 2 : # ウインドウ中央に移動
move 50 , 50 : # 右下
chpen mkrgb(ffh, 0, 0) : # 赤ペン
draw 0 , -100 : # 右縦線
chpen mkrgb(0, ffh, 0) : # 緑ペン
draw -100 , 0 : # 上横線
chpen mkrgb(0, 0, ffh) : # 青ペン
draw 0 , 100 : # 左縦線
chpen mkrgb(0, ffh, ffh) : # 水色ペン
draw 100 , 0 : # 下横線
exe を起動すると、BASIC を開始します。
このプログラムでは、一回の起動で一度しか BASIC を実行しません。BASIC プログラムを変更した場合は、exe を起動し直してください。