マクロデータについて
Forest Windowには3次元表示画像の観察位置や座標系を連続的に変更することで、動画的に表示する機能があります。このとき観察位置や座標系などの一連のデータが格納されたファイルを読み込みます。マクロで調整できる項目は「方位角」、「高低角」、「ズーム」、「X座標」、「Y座標」、「Z座標」の原点移動値、地表のメッシュの有無、及び樹冠表示の「塗潰し」又は「透過」です。このうち、角度や距離で表せる値は数値を扱います。「Mesh」項目は地表のメッシュの有無を意味していますが、「0」は表示なしを、「10」は10mメッシュを、「5」は5mメッシュを意味します。「Fill」項目は樹冠の塗潰しまたは透過を決めますが「1」は塗潰し、「0」は透過を意味しています。
Direction | Angle | Scale | Offset_PX | Offset_PY | Offset_PZ | Mesh | Fill |
0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
5 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
10 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
15 | 3 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
20 | 4 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
25 | 5 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
30 | 6 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
35 | 7 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
FWJで提供されるマクロのサンプル・データの一部は上記のようになっています。Forest Windowのマクロは上記のデータを上から順に読んで、観察位置等を変更しながら順に表示していきます。したがって、値が大きく離れたデータ系列の場合には動画的な表示はできません。
「マクロ」メニューでマクロ・ファイルを読み込むと、動画的な描画が始まりますが、一度動き出すと止めることはできません。マクロ・データに不具合がある場合は、プログラムが中断して終了してしまう可能性があります。
マクロデータは自由に作成することができます。行数にも制限はありません。動画的表示を楽しんでください。