Forest Window(FW)で森林を3次元的に観察しようとするとき、先ず第一に木々の位置関係を知る必要があります。ところが、森林は往々にして斜面に成立しているのです。調査は”艱難辛苦”を伴うことがしばしばです。
立木の位置は以下の方法で測量します
メッシュ法は地表に一定間隔の升目を設置して、この升目を使って木々の位置を測定するものです。
一般的に、メッシュ法では青矢印の距離を測ることで立木のXY座標位置を特定します。立木位置の標高の測定もメッシュを使って行います。この場合、高さ方向の位置は等高線から読み取ります。
コンパス法では座標系の原点から方位角と高低角、斜距離を測定することにより、立木の3次元的な位置を特定することができます。このとき、根元位置の高低角も調査しておけば立木位置の標高も計算することができます。