計算式について
計算は例えば"$a=1+2"のような記述となります。この"="は「右辺の計算結果を左辺に代入する」という意味があります。数学での「等しい」ではないので注意して下さい。
"+"や"-"など、"T-Alpha"で使える計算記号は次の9種類です。
+ … 足し算を行います。
- … 引き算を行います。
* … 掛け算を行います。
/ … わり算を行います。結果はわり算の商です(7/3=2...1の2)。
% … わり算を行います。結果はわり算の余りです(7/3=2...1の1)。
^ … 累乗計算(xのy乗)を行います。
& … 論理演算のAND演算を行います。
| … 論理演算のOR演算を行います。
~ … 論理演算のXOR演算を行います。
計算の順番は左から順番に行います。記号の優先順位やカッコの優先順位は一切無視します。例えば"$a=2+3*5"は通常の計算は掛け算(3*5)から行うので、$aには17が入りますが、"T-Alpha"では、左の足し算(2+3)から行うので、$aには25が入るのです。
ちなみに、"T-Alpha"で使える数値は、-2,147,483,648〜2,147,483,647までの整数となります。