<書式>
/selfile [変数],"[ファイルの条件]",[モード]
<説明>
「ファイルを開く」あるいは「ファイルを保存」のダイアログボックスを表示し、ファイルを選択させます。選択したファイル名は[変数]に代入されます。
[ファイルの条件]にはダイアログボックスに表示させる「ファイルの種類を表わす文字列」と「ファイル名の拡張子を指定する文字列」をパイプ記号"|"でつなげたものを指定します。
例えば、"テキスト|*.txt"と指定すれば、選択可能なファイルのリストにテキストファイルのみが表示されます。
[モード]には0か1を指定します。0だと「ファイルを開く」ダイアログボックスが、1だと「ファイルを保存」ダイアログボックスが表示されます。
なお、ダイアログでキャンセルボタンを押した場合、[変数]には""(空文字列)が代入されます。
<記述例>
/selfile $f,"テキスト(*.txt)|*.txt",0
--- テキストファイルを選択させる「ファイルを開く」ダイアログボックスが表示されます。選んだファイル名は$fに代入されます。
また、[ファイルの条件]で複数の形式を選択させたい場合は、パイプ記号を追加して次の例のように指定してください。
/selfile $f,"テキスト|*.txt|ビットマップ|*.bmp",0