手順2(1) 合級

・2つ以上の学級を合わせて1つの学級のように授業することを「合級」と呼ぶことにします。

・「合級」コマは次の3つに分類されますが、この段階では、その違いを意識する必要はありません。
「2つ以上の学級を合わせる」ことがこの3つの共通点で、「手順2(1)」ではこれらをまとめて設定します。

 「合級」の例         1年1組の理科と1年2組の理科を合わせて、田中先生が授業をする。 
 「合級TT」の例  1年3組の数学と1年4組の数学を合わせて、佐藤先生と鈴木先生が授業をする。
 「合級グループ」の例   1年5組の体育と1年6組の体育を合わせて、男子は高橋先生が、女子は渡辺先生が授業をする。 


・上の例のようにペア学級で合級するときは、右クリックメニューで簡単に設定できます。
画面下部で学年と教科を選んでから、目的のコマIDを右クリックして下さい。




・ペア学級以外(仮想の学級を含む)で合級するとき、3つ以上の学級で合級するとき、他教科のコマと合級するときは、下図のように、「コマIDの選択」ダイアログを表示して入力してください。



・このとき、ペア学級には青い色がついています。

・1年1組と1年2組の保健体育が週に3時間ずつだとすると、それぞれコマの数は、下図のように3つずつとなります。



合級にあたっては、青い線で結んでいるように対応するコマ同士で行うことを原則とします。
したがって、「コマIDの選択」ダイアログでは、対応するコマしか表示していません。

特殊なケースとして、対応しないコマと合級したい場合は、画面右下の「学年」と「教科」の両方で「すべて」を選んで下さい。
すると、対応しないコマを含むすべてのコマが表示されます。


・画面右下のチェックボックス(この例では「1年1組の他の保健体育についても同様に合級する」)にチェックを入れてからOKボタンをクリックすると、一つの学級の設定を一度で済ませることができます。

合級されたコマの間では、グループ名・担当教師・授業場所は必ず同じになります(そのようにしか入力できません)。

・特別支援学級の生徒が、ある教科だけ親学級で授業を受けるといった場合、合級を設定します。



・「合級」のようなコマの配置条件には、つぎの6種類があります。

 1.合級
 2.同時配置
 3.直後配置 
 4.直後配置禁止
 5.同日配置
 6.同日配置禁止

このうち、一つの相手コマに対して重複して設定できる配置条件は、「4.直後配置禁止」と「5.同日配置」のみです。
ほかの配置条件は、一つの相手コマに対して一種類しか設定できません。