手順1(4) 特別教室の設定

・ここで設定した特別教室名は、後のステップで個々の授業のコマを作成するときに使用できます。コマに特別教室を指定すると、例えば、同じ音楽室を使用するある学級の音楽のコマと別の学級の音楽のコマが、同一曜日の同一時間に配置される(「衝突」する)ことを防げます。

・特別教室を使用しない場合であっても、ある学級のコマと別の学級のコマの「衝突」を防ぐために、現実には存在しない特別教室名を指定できます。そのような架空の特別教室名は、このステップで設定しておきます。

・2つ以上の学級で同時に使用する可能性がある特別教室は、次の例のように、2つ以上に分割して登録することをお勧めします。

(例) 体育館 → 体育館,体育館            
    運動場 → 運動場,運動場,運動場西

こうしておくと、ある学級のある日の体育のコマは「体育館南」のみを使用、別の日の体育のコマは「体育館南,体育館北」の両方を使用、というように、特別教室の混雑具合や学級間の公平性に配慮した時間割を作成できます。

配置禁止時間を登録しておくと、該当する特別教室を使用するコマは、時間割上、その禁止時間には配置されません。後のステップで個々の授業のコマを作成するときに、そのコマ限定で「配置禁止時間」の制限を外すことはできます。
「配置禁止時間」の欄には、直接入力ができません。下図のように、「禁止曜日の設定」ダイアログを表示して入力してください。


・特別教室数の上限は 200 です。

・重複する特別教室名は入力できません。

・空欄も許容されません。必ず上の行から順に入力してください。

・エクセル上で編集してコピーしたデータを貼り付ける方法が、もっとも簡単です。特別教室の名称の欄を右クリックすると、「貼り付け」というコンテキストメニューが表示されます(上に空欄がない場合)ので、それをクリックしてください。



・入力した行を削除したり移動したりする場合は、行番号を右クリックして、下のコンテキストメニューを表示して下さい。




・画面下部に「エクセルから入力」というボタンがあります。それを押すと、「データ入力用テンプレート(移動不可).xls」というエクセルファイルから特別教室名を読み込みます。