§8.バージョンアップとデータのリストア
ここではバージョンアップの方法と、Dataフォルダのリストア方法について説明します。
§8-1.バージョンアップ
この章で説明する内容についてはよく読んだ上で実施してください。よく読まずに、また、よく理解せずに実施するとデータを失ってしまう可能性があります。
ここからは既に「Data」フォルダをバックアップしていることを前提に話を進めます。
まだ、「Data」フォルダのバックアップがお済みでない方は、「§7-1.Dataフォルダのバックアップとデータベースの最適化」を参照してください。
以下の説明はすべて「かんたん自動車販売管理」が起動していない状態で行っています。「かんたん自動車販売管理」が立ち上がっている場合は必ず終了してから実施してください。
<使用を開始した「かんたん自動車販売管理」フォルダ>の中には、以下のように既に「Data」フォルダが作成されています。
この「Data」フォルダの中に、大切なデータベースや各種設定ファイルが入っています。
<使用を開始した「かんたん自動車販売管理」フォルダ>

バージョンアップするにあたり、まず初めに最新版の「かんたん自動車販売管理」の圧縮ファイル(zip)をダウンロードして、解凍してください。このzipファイルを解凍してできた<新しいバージョンの「かんたん自動車販売管理」フォルダ>の中には、以下のように「Data」フォルダが存在しません。
<新しいバージョンの「かんたん自動車販売管理」フォルダ>
※ 一度でも実行してしまうと、「Data」フォルダが生成されてしまうので注意!

<使用を開始した「かんたん自動車販売管理」フォルダ>内の4個のファイルと「Default」フォルダ及び「マニュアル」フォルダを
<新しいバージョンの「かんたん自動車販売管理」フォルダ>内の4個のファイルと「Default」フォルダ及び「マニュアル」フォルダで上書きすることにより、「Data」フォルダ以外のすべてのファイル
とフォルダがバージョンアップされ、最新版になります。
「Data」フォルダ以外のすべてのファイルとフォルダは更新すべきファイルです。上書きする際に、Windowsより上書きの確認がありますが、全て上書きしてしまってかまいません。
※ 必ず新しいバージョンの「かんたん自動車販売管理」のzipファイルを解凍後に、一度たりとも<新しいバージョンの「かんたん自動車販売管理」フォルダ>内の
「かんたん自動車販売管理.exe」を実行していない状態で中身を上書きしてください。
一度でも実行してしまった<新しいバージョンの「かんたん自動車販売管理」フォルダ>には、「Data」フォルダが生成されてしまいます。
このフォルダを<使用を開始した「かんたん自動車販売管理」フォルダ>に上書してしまうと、大切な「Data」フォルダ
も書き換わってしまいます。このような万が一の事態ためにも必ず「§7-1.Dataフォルダのバックアップとデータベースの最適化」を参照して、「Data」フォルダのバックアップを行った後にバージョンアップを行ってください。
※
バージョンアップした際には必ず、新しいバージョンの「ReadMe.txt」をお読みいただき、再度利用規約と更新履歴をご一読ください。利用規約は予告なく改編・加筆を行うことがあります。バージョンアップし、使用を続行した場合は、改編・加筆された利用規約に同意したものとさせていただきます。
§8-2.データのリストア(復旧)
データの復旧方法は前述の <新しいバージョンの「かんたん自動車販売管理」フォルダ>に、大切にバックアップしておいた
「バックアップData_2001.01.01.23.59.30」のような名前のフォルダをコピーして、フォルダ名を「Data」に変更します。これにより、
<使用を開始した「かんたん自動車販売管理」フォルダ>の構造を再現できます。以上
の作業により、タイムスタンプが付いた時点でのバックアップデータにリストア(復旧)することができます。