§5.顧客データの新規作成と利用
ここでは【顧客詳細】画面の取り扱いについて説明します。
§5-1.顧客データの新規作成
【車両詳細】画面の仕入先欄、売先欄の【新規】ボタンからも顧客データを新規作成することもできますが、ここではメイン画面から顧客データを新規作成する方法を説明します。こちらから新規作成した顧客は仕入先にも売先にも割り当てられていない状態の顧客データとして登録されます。データ登録後に【車両詳細】画面の【一覧】ボタンから、仕入先にも売先にも割り当てることができます。
メイン画面の【顧客データの新規作成】ボタンをクリックしてください。

以下のような【顧客詳細】画面が開きます。
それでは値を入力していきましょう。

【顧客区分】:入力必須項目です。プルダウンにて選択してください。
【環境設定】タブの【基本設定】で設定した【顧客区分一覧】の一番上の値がプルダウンの初期値となります。
【名称】:入力必須項目です。
【敬称】:「様」や「御中」などを入力してください。
【フリガナ】:全角カタカナにてフリガナを入力してください。
【郵便番号】:半角で「000-0000」の形式で入力してください。
【住所】:住所を入力してください。
【電話番号】:それぞれ半角で「000-0000-0000」または「00-0000-0000」の形式で入力してください。
【連名1,2】:宛名リストを出力する際に、連名1,2の項目として出力されます。それぞれ右側のテキストボックスには敬称を入力してください。
【備考】:メモを入力してください。
郵便番号は、「§2-7.郵便番号追加」で追加した都道府県の郵便番号データを参照して、【住所】から【郵便番号】を自動入力することができます。
【住所】を入力後に【住所→郵便番号】ボタンを押すことにより、郵便番号が自動入力されます。実在しない住所を入力した場合や、1つの町域が2つ以上の郵便番号を持つ場合は、以下のようなエラーメッセージが表示され、自動入力はされません。

最後に忘れずに【顧客詳細】画面で【保存して閉じる】ボタンを押して、保存しましょう。

メイン画面の【販売管理】タブの【顧客リスト】を開いて確認してみましょう。先ほど新規作成した顧客データが無事にリストに追加されました。

§5-2.顧客リストの利用
【顧客リスト】画面から様々な絞込検索や、宛名リスト出力をすることができます。
絞込検索をする場合は、【全件】ボタンをおしてリストを最新の表示に更新した後に、各種絞り込みのボタンを押してください。
・【顧客区分】:顧客区分で絞込検索できます。【全件】ボタン右のプルダウンから絞り込みたい顧客区分を選択してください。選択した顧客区分の顧客のみが表示されます。
・【名称検索】:顧客名称で絞込検索できます。顧客データのフリガナを全角カタカナで登録している顧客は、全角カタカナまたは全角ひらがなで検索できます。
プルダウン右のテキストボックスにキーワードを入力した後、【名称検索】ボタンを押してください。
・【住所検索】:住所で絞込検索できます。テキストボックスにキーワードを入力した後、【住所検索】ボタンを押してください。
また、リスト上部の【ID】、【区分】、【名称】、【フリガナ】・・・の部分をクリックすることにより、昇順、降順にてソートすることもできます。
例)【名称】
「マイケル」で絞り込んだ場合。
※ 画面左下のメッセージボックスに絞り込みの条件が表示されます。

ここで
【詳細】ボタンを押してください。

売却車(買取/下取車):この顧客が仕入先として割り当てられている車を全て表示します。
購入車:この顧客が売先として割り当てられている車をすべて表示します。
このように、1人の顧客は売先にも仕入先にもなりえます。
例)【区分】
「売先(年賀有)」で絞り込んだ場合。

また、【宛名リスト】ボタンを押すことにより、絞り込み検索をした状態での一覧を、エクセルファイルやHTMLファイルに出力することができます。ここで出力した宛名リストはダイレクトメールや年賀状の宛名ラベルなどを作成する際に利用することができます。利用方法はたくさんありますので、インターネットなどで調べて工夫してご利用ください。
例)【区分】 「売先(年賀有)」で絞り込んだ状態での【宛名リスト】出力

§5-3.顧客データの削除
ここでは、誤って作成してしまった顧客データや必要なくなった顧客データを削除する方法を説明します。
【顧客リスト】から削除したい顧客の【顧客詳細】画面を開いてください。画面左下の【顧客データの削除】ボタンを押してください。

顧客データを削除してしまってもよろしければ「はい」を押してください。

顧客データが無事削除されました。

以下のようなメッセージが出た場合は、削除しようとしている顧客データの情報が、1つ以上の車両データの仕入先または売先に割り当てられています。先に該当する車両データを削除するか、他の顧客データを仕入先または売先に割り当てることにより、
顧客データはどの車両データからも参照されていない状態になり、顧客データを削除することができるようになります。
