[定数]

(5)定数



(5.1)文字型定数 
255Byte以内の文字列で、前後をダブルクオテーション(")で囲みます。
なお、文字型定数を算術演算」に使うことはできません。
例)"Good Morning"
  "1 2 3 4 5 6 7 8 9"
  "日本語BASIC"
ダブルクオテーション(")自体を文字列内に入れることはできません。この場合、
  [CHR$] を用いてCHR$(&H22)とします。
  CHR$(&H22)+ "TEST" + CHR$(&H22)

(5.2)数値型定数 
算術演算を行うことのできる数値データで、整数型と実数型があります。
(5.3)整数型 
表記上 8進・10進・16進の形式があります。
■10進形式
 2Byteの整数値で-32768〜+32767です。負の整数の場合、数値の前には
必ずマイナス符号をつけなければなりませんが、正の数の前の符号は省略できます。
例)32767
  -123
  +753

■8進形式
 & または &O(オー)に続き 0〜7の数字の並びで&0〜&177777の範囲。
例)&12345
  &O7777

■16進形式
 &Hに続き 0〜Fの数字の並びで&H0〜&HFFFFの範囲。
 例)&H100
   &HCFFF

注意:[PRINT] の文などでは 10進表示となります。
8進表示は [OCT$] 、16進表示は[HEX$] を使用します。

(5.4)実数型定数 
単精度実数型と倍精度実数型があります。

(5.5)単精度実数型
有効桁 7桁で表示は 6桁以下で、-1.7014E+38〜1.7014E+38の範囲。
BASICでは、変数は、特に型宣言をしない場合は単精度実数型と扱います。
MBASIC86では、定数は内部では倍精度演算をしています。
 例)3579.13
   -7.53E-09

(5.6)倍精度実数型
有効桁 16桁で表示は 16桁以下で、-1.701411834604692D+38〜
1.701411834604692D+38の範囲。
 例)123456.89
   -1.09432D-38
MBASIC86では内部では倍精度演算をしています。