[MID$(2)] 関数
文字列の1部分を取り出します。
文法 MID$(<文字変数> ,<数式1> [,<数式2>])
文例 B$ = MID$(A$ ,2 ,3)
C$ = MID$("ABCD1234" , N * 3+1 , 3)
<文字列>の内容の <数式1>番目の文字から<数式2>個の文字列を取り出します。
ただし、<数式1> は1〜255の範囲、<数式2>は0〜255の範囲とします。
右辺の<文字列>には文字変数を使用できます。
<数式2>が省略された場合、または<文字列>の<数式1>番目の文字から
の文字数が<数式2>の値の文字数より小さい場合は、
<文字列>の<数式1>番目の文字からすべての文字を取り出します。
<数式1>が<文字列>の文字数より大きいとき、
MID$の値は ""(ヌルストリング、空の文字列)を返します。
[注意]漢字文字を対象とするとき、文字数に留意して下さい。
漢字 1文字を 2バイトとします。
[MID$]コマンド 、[LEFT$] 、[RIGHT$] 参照。
サンプル
10 CLS
20 ST$="ABCDEJAPAN12345"
30 COUNTRY$ = MID$(ST$ , 6, 5)
40 PRINT COUNTRY$
50 NONE$ = MID$(ST$ , 16, 5)
60 PRINT NONE$
70 FULL$ = MID$(ST$ , 6, 15)
80 PRINT FULL$
900 END
この場合、JAPAN
JAPAN12345 と表示します。
NONE$は空の文字列です。
FULL$は J 以下すべての文字列です。