[LOF] 関数

指定のファイルの現在位置のポインター(先頭0としてのバイト数)を得ます。
文法 LOC(<ファイル番号>)
文例  LAST=LOC(2)

<ファイル番号>は、OPEN命令で指定した番号です。
<ファイル番号>で指定されたファイルの種類によって、得られる値の意味は異なります。

(1)ディスクファイルの場合
 シーケンシャル(順編成)ファイルの場合、

LOCは読み書きした現在のファイル位置(ポインタ)の
先頭からのバイト数を整数値で得られます。
これは、次の読み書きのバイト位置です。
定レコード長の場合LOC/レコード長がレコード番号です。

シーケンシャルファイルの場合、1レコードの書き込みごとに、
データの最後に改行コード(&H0D)を書き込みます。
レコード長=データ長+1となります。

 ランダム(レコード番号相対)ファイルの場合、
LOC=最後に行った読み書き(GET、PUT)レコードの位置の
先頭からのバイト数を整数値で得られます。
LOC/フィールド長が次の読み書き(GET、PUT)レコードのレコード番号です。

(2)RS232C回線ファイルの場合
 入力バッファにある現在の入力バイト数が得られます。
LOC=現在の入力バイト数

(3) その他のファイルの場合、意味をもちません。

[EOF] 参照。
サンプルプログラム29 参照。