[RETURN]コマンド
サブルーチンを終了し、元のプログラムに戻ります。
文法 RETURN [<行番号>]
文例 RETURN
RETURN 300
RETURN *A300
GOSUB文でjumpしたサブルーチンの実行を終了し、元のプログラムに復帰します。
[GOSUB] 命令参照。
同一サブルーチン内に複数のRETURN文があってもよい。
行番号の指定がない場合、GOSUB文の次に復帰します。
行番号の指定をした場合、その行番号に復帰します。
行番号の代わりにラベル名[ラベル] を使用出来ます。
注意:RETURNを単独で使うことはできません。プログラムの実行中GOSUB文なしの
RETURN文に出合うと,"RETURN without GOSUB" エラーとなります。
注意:サブルーチンの多重化を行っている場合や,FOR〜NEXTの内部から
GOSUBでサブルーチンを呼び出している場合,リターン先の<行番号>には,
そのサブルーチンの呼び出し側と同じスタックレベルのプログラム行を
指定しなければなりません。これを無視すると,スタック領域が
異常消費され,プログラムは正しく動作しません。とくに必要がない限り,
使用しないようにしてください。
サンプル
10 DPAI=3.14:DD=10.1
20 GOSUB 100
30 END
100 DS=0.25 * DPAI * DD ^2
110 RETURN