[PRINT] コマンド

画面にテキスト(文字)Dataを出力します。
文法 PRINT [<式>] [,または; <式>...] [,または;]
   ? [<式>] [,または; <式>...] [,または;]
文例 PRINT "COLUMN=";X,"LINE=";Y
   PRINT "倍精度数値= ";DX, "整数値= ";I1%
   ? "倍精度数値= ";DX, "整数値= ";I1%
    
PRINT の短縮形として疑問符(?)を使用できます。?を用いて入力してもProgramリストには
PRINTと変換します。
<式>には数値や文字列、または数値変数や文字変数を使用できます。
<式>を省略した場合は改行となります。
数値を出力する場合、数値の前には符号用の1桁が用意され、プラスのときは空白、マイナスの
ときはマイナス符号(−)が表示されます。
複数のデータを表示する場合、区切り記号として、コンマ(,)、セミコロン(;)、空白を使います。
データを表示する領域は、あらかじめ各行を14文字ごとに分割して定められており、区切り記号
によって表示のしかたが変わります。
コンマ(,)を使う場合は14文字ごとの、次の領域から表示し、セミコロン(;)、空白の場合は
直前に出力したもののすぐ後ろから出力します。
ダブルクォーテーション(")で囲まれた文字列の前後に、他の文字列や変数を並べる場合、その
間の区切り記号を省略できます。このときはセミコロンと同様の働きをします。
式の最後にセミコロン(;)やコンマ(,)を置くと改行しません。次のPRINT命令も同じ行の続きか
ら出力します。

注意:単精度の数値で、指数形式(浮動小数点形式)でなくても 6桁以下の桁数で精度に影響を
およぼさず表示できるものは,通常の小数点形式(固定小数点形式)で表示されます。
同様に倍精度の数値で 16桁以下の桁数で精度に影響をおよぼさず表示できるものは,
固定小数点形式の表示になります。また,表示する数値の長さが現在のカーソルの位置
より後方にとれない場合(それを表示すると次の行にわたってしまう場合)は改行してから
それを表示します。
[LPRINT][PRINT USING]
[WRITE]サンプルプログラム12 参照。

サンプル 
10 CLS
20 A%=123
30 B=9.87E+31
40 C#=3.14159265359
50 D$="MBASICW"
100 PRINT A%;B,C#;D$
110 WRITE A%;B,C#;D$
120 END
PRINT と WRITE は出力結果が違います。