[DIM]コマンド

配列変数の要素の大きさの宣言をします。
文法 DIM <変数名>(<添字の最大値>[,<添字の最大値>....])[,
<変数名>(<添字の最大値>[,<添字の最大値>....])....]
文例 DIM I(10,20) , B$(100)

添字の最小値は 0です。
[OPTION BASE] 文で添字の最小値を 1に出来ます。
例えばDIM I(10)の宣言で、A(0)からA(10)まで使用可能です。
 <添字の最大値>を複数個指定すると、個数分の次元をもつ配列変数の指定となります。
1行中(255バイト)に表記できる範囲であれば、次元数はいくつとってもかまいません。
 ただし、配列の要素数および次元数は、メモリ容量の制限を受けます。
配列変数のとるメモリ領域が大きすぎると、"Out of memory" エラーとなります。
数値配列の場合、1個の配列に対して指定できる要素の数は、整数型で32767個、
単精度型で16383個、倍精度で8191個までです。
文字列型で65536個までです。
DIM文の実行時点で、その配列のすべての要素の値を 0(文字型の場合はNULL String)
をセットします。
配列変数の消去は[ERASE]コマンド を用います。

注意:設定された最大値より大きな値の添字が用いられた場合は、
"Subscript out ofrange" エラーが起こります。
尚、配列の添え字が 10までの場合はDIM文の宣言なしでも配列を使用できます。
例えばDIM文なしでも B(1)=3、A$=C$(2) などと使用できますが、
B(11)、C$(11)とは出来ません。