[CLOSE] コマンド

指定のファイルをクローズします。
文法 CLOSE [[#] <ファイル番号> [, [#]<ファイル番号>] ...]
文例  CLOSE
CLOSE #1, #3

CLOSEはOPENによりオープンされていたファイルをクローズします。
CLOSEされたファイルは、再びOPENされるまでアクセス出来ません。
<ファイル番号>を指定した場合、OPENで指定したファイル番号のファイルをクローズします。
<ファイル番号>を複数個指定した場合、
指定した複数個のファイル番号のファイルをクローズします。
<ファイル番号>を省略した場合、OPENしたファイルをすべてクローズします。
CLOSE命令で指定した<ファイル番号>は再び、同じまたは別なファイルに対して
OPEN命令に使用できます。
ファイルが出力用としてOPENされている場合、CLOSE命令により、
出力バッファーに残っているデータを書き出します。
ファイルの終了処理として必ずCLOSE命令を使用して下さい。
[OPEN] 参照

サンプル1 
10 CLS
20 OPEN "D:\DATA.DAT" FOR OUTPUT AS #1
30 PI!=3.14:A$="H15.03.30"
40 PRINT #1 , PI!;",";A$
50 CLOSE #1
900 END

この場合、 D:\DATA.DAT ファイルにデータが書き出されます。

サンプル2 
10 CLS
20 OPEN "D:\DATA.DAT" FOR INPUT AS #1
30 INPUT #2 , PI! , A$
40 PRINT PI!,A$
50 CLOSE #2
900 END

この場合、 D:\DATA.DAT ファイルからデータが読み出されます。
さらに、  3.14 H15.03.30  と表示されます。