[LSET/RSET] コマンド

ランダムFILEのField変数に左詰めでDATAを代入します。
文法 1) LSET <文字型変数>=<文字列>
   2) RSET <文字型変数>=<文字列>
文例  LSET A$="単価"
    RSET B$=MKS$(1)

<文字型変数>には{FIELD} でランダムFILE バファーに割り付けられたFIELD変数を指定します。
このFIELD変数に対応するFIELDに<文字列>を左詰めで代入します。
<文字列>の長さが、このFIELD変数の長さより短い場合は、
LSETでは左詰め,RSETでは右詰めでフィールドを満たします。
不足はスペースで埋めます。
<文字列>がフィールドより長い場合は,LSET,RSETとも後続部分がカットされます。

注意:<文字型変数>は、あらかじめFIELD命令で定義されていなければなりません。
<文字列>のDataは文字型ですので、数字型Dataは[MKI$][MKS$][MKD$]
のいずれかで文字型Dataに変換しておかなければなりません。
[OPEN][CLOSE][FIELD][GET][PUT] 、参照。
[SAMPLE26][SAMPLE29]参照。

サンプル1 
10 CLS
20 OPEN "D:\DATA.DAT" AS #1
30 FIELD 1,4 as A$,12 as B$, 6 as c$
40 LSET A$= MKS$(3.14)
50 LSET B$="H15.03.30"
60 LSET C$="Tomorrow is fine day."
70 PUT #1,1
80 CLOSE #1
900 END

この場合、 ランダムファイルD:\DATA.DAT のRecord NO=1にデータが書き出されます。
B$に対応するFieldは "H15.03.30 " と12bytes、
C$ に対応するFieldは "Tomorr" と6bytesになります。


サンプル2 
10 CLS
20 OPEN "D:\DATA.DAT" AS #1
30 FIELD 1,4 as A$,12 as B$, 6 as C$
40 RSET A$= MKS$(3.14)
50 RSET B$="H15.03.30"
60 RSET C$="Tomorrow is fine day."
70 PUT #1,1
80 CLOSE #1
900 END

この場合、 ランダムファイルD:\DATA.DAT のRecord NO=1にデータが書き出されます。
尚、B$に対応するFieldは " H15.03.30" となります。
C$ に対応するFieldは "Tomorr" となります。