[IF_GOTO〜ELSE]コマンド

論理式の条件判断と実行の制御。
GOTO は行番号に限定します。
行番号の代わりに[ラベル名] を使用出来ます。

文法  IF <論理式> GOTO <行番号> [ELSE <実行文>]
    IF <論理式> GOTO <行番号> [ELSE <行番号>]
文例  IF A$="Y" GOTO 100 ELSE A$="N"
    IF XX GOTO 300
    IF YY > 0 GOTO 100 else 300
    IF I > 10 GOTO 100 else IF I < 0 GOTO 200 ELSE I=10

論理式が真(0以外)のときGOTO を実行、
    偽(0)のときELSE を実行します。
ELSE以降が省略されているときは次の行が実行されます。

ELSE文のところに別のIF文を置くことも出来ます。この多重化は
    1行の文の記述範囲以内とします。
論理式が1つだけの変数または定数のとき(等号や不等式でないとき)、
   値が0以外のときGOTOを、0のときELSEを実行します。
[IF_THEN〜ELSE] も同様です。

[注意]IF文の同一行番号に :(コロン)による区切りで継続文を記述する場合、
次の文例のようなルールとなります。

文例2.
10 a=1
20 if a=1 then a=2:a=3:a=4
30 ? a
40 end

この場合、
4
とPRINTされます。

文例3.
10 a=10
20 if a=1 then a=2:a=3:a=4
30 ? a
40 end
この場合、
10
とPRINTされます。

文例2.と3.では then のときだけ同一行の継続文:a=3:a=4が実行されます。

文例4.
10 a=1
20 if a=1 then a=2 else a=100:a=3:a=4
30 ? a
40 end

この場合、
2
とPRINTされます。

文例5.
10 a=10
20 if a=1 then a=2 else a=100:a=3:a=4
30 ? a
40 end

この場合、
4
とPRINTされます。

文例4.と5.では else のときだけ同一行の継続文:a=3:a=4が実行されます。