SSCSで使うファイルが壊れて開くことができなくなったりしたときは、以下を参考にして対処して下さい。
このダイアログが表示され、[続行]を選んだときに同じボタンが表示されたときには、もう一度[続行]を選んで下さい。ここで[終了]を選ぶと、開かれているすべてのファイルに対して正しい終了処理を行わずにSSCSが終了してしまうため、開かれているすべてのファイルが壊れてしまう可能性があります。必要な場合には、30回でも50回でも[続行]ボタンをクリックしてファイルを開いて下さい。このボタンは何度クリックしてもかまいません。[続行]ボタンをクリックすると、SSCSは発生したエラーを無視します。このため、再度ダイアログが表示されるということは別のエラーが検出されたことを意味します。
ファイルを壊さずに終了するには、以下のようにしてください。Windowsの場合には ALT と F4 のキーを押しながら、Macintoshの場合には Command と Q のキーを押しながら、[続行]ボタン([終了]ボタンではありません)をクリックします。この操作は、通常、一度[続行]ボタンをクリックした後で行います。この操作により、SSCSは通常と同じ方法で終了することができます。
一般に修復機能は、ファイルを開くことができない時や、索引に大きな問題が発生しているときにだけ使用します。索引とは、検索や並び替えを行うときに使用する情報ですので、検索すると誤ったレコードが検出される場合や、並び替えの順序がルールに基づいた順序にならない場合は、修復が必要です。ただし、検索や並び替えの結果が正しくないようにみてる場合でも、単なる入力・操作ミスやルールに基づいた正しい結果であるかもしれません。修復を行う前に、その点を考慮してもう一度操作してみることをお勧めします。
Windowsの場合にはControl + Shift を押しながら、Macintoshの場合にはCommand + option を押しながら、本ソフトウェアを起動すると、どのファイルを修復するかを選択するダイアログが表れますので、そこで修復するファイルを選択して下さい。
修復が終了すると、修復するファイルのファイル名が、「○○○(旧)」(○○○は元のファイル名)のようになります。そして、修復されたSSCSのフォルダ内に元のファイル名で作成・保存されます
データベースは車と同じようなものだと考えてください。内部損傷を避けるために、車はオイル交換をする必要があります。データベースも同じように内部損傷を避けるために定期点検が必要です。
それはファイル構造が他のタイプのファイルより弱いのではなく、数カ月もしくは数年間も継続して使用されるからです。数回ファイルを開いて印刷するだけのワードプロセッサのファイルと比べてみると、データベースのファイルは1度や2度ぐらいでは済まず、用途も多岐に及びます。
定期点検をしておけば、重大なダメージを受ける前に損傷を早期に発見して修復することができ、データベースを長期にわたって運用していくことができます。
ハードディスクのクラッシュ、停電、ウィルス、そしてプログラムのクラッシュなど起きないとも限りません。バックアップはこうした当たり前の状況に対して簡単で最高の防御策です。
バックアップについての頻度や方法など簡単な説明はこちらの「バックアップをとりましょう」をご覧ください。
おわり