ハードディスクのクラッシュ、停電、ウィルス、そしてプログラムのクラッシュなど起きないとも限りません。バックアップはこうした当たり前の状況に対して簡単で最高の防御策です。
SSCSを終了させた後、SSCSの入ったフォルダを丸ごと安全な場所にコピーするだけです。可能であればフォルダ丸ごと圧縮することを強くお勧めします。その際、いつのバックアップデータかが一目でわかるように日付をフォルダ名にしてその中に入れると良いでしょう。
ビジネスで使っているならば、毎日取るのが当然と言えます。がんばって習慣づけましょう。
バックアップをどのメディアに行うかということも重要な問題です。
信頼性のあるものでなければなりませんし、オリジナルのファイルを含んでいるハードディスクとは別にする必要があります。
お勧めはUSBフラッシュメモリです。磁気や衝撃に強く、安価でパソコンに差し込めば使えて(OSにもよる)便利です。
常に複数のバックアップを持つようにしましょう。
たとえば、1週間に1回バックアップを取っている場合、5月1日にバックアップ#1のメディアにバックアップを取り、5月8日にはバックアップ#2の別のメディアにバックアップを取ります。そして、5月15日にはバックアップ#1のメディアにバックアップを取ります。
この方法を続けると、現在のものとそのすぐ前のバックアップを保持することになります。
このやり方には別の利点もあります。火事などの災害があった場合に備えてバックアップを他の場所に置いておくことが可能になることです。
万が一、ファイルが損傷したらこちらの対処をまず試みてください。