
コンセプトと特徴と機能
コンセプト
この日記は、従来の日記のように1日1ページの文章を必要に応じて修正しながらじっくり完成させていく、 といった発想ではなく、1分、1秒の思いついた瞬間を書き綴っていく日記です。
こんな日記が欲しいと思い、以下のような発想で作成しました。
- ブログ風とツイッター風を合わせ持つ日記ソフト
オフラインで使用可能、非公開のブログ風、写真が貼れるツイッター風の日記ソフト。 - 画像処理は完全自動化
ドラッグ&ドロップで貼り付けるだけ。 - 毎日一回の日記帳はもとより、分タイム、秒タイムでの記録
つまり、ふっと思いついた記録をリアルタイムで残す (1日分が数十枚、数百枚でも秒単位で記録、1日の記録数はHDDの容量次第、無限です。)
思いついた瞬間に記録を残す、すばやくメモって即座に保存。
- 1回の記録は170文字程度の文章の記録と写真1枚を念頭に開発
(もちろん、ウインドウを広げれば文字数に制限はありません。)
写真1枚に1つのメッセージ、1つのメッセージは1つの記録という発想です。 - 操作性、速度を最優先
写真をマウスでドラッグ&ドロップした後はキーボードだけで完了です。
つまり、記録モードではキーボードとマウスの間を行ったり来たりしない操作性 - 記録モードは常駐していても気にならないサイズとセキュリティロック
いちいち立ち上げるのではなく、アイデアが思い浮かぶと即座に記録するという使い方 - 記録モードでは記録に徹する。
これはたとえばメール(携帯、PC)と同じです。メールは一度発信すると修正が出来ません。 間違いに気づいたらもう一度「間違えました」と発信します。 これと同じように次々と新規に書き込むという発想で作っています。

このような発想で作られていますので、起動時のメインウィンドウは小さな記録モードだけです。 プレビューできますが、慣れればこれも不要になると思います。
その結果ともいえるのですが、他の日記にある機能をこの日記では搭載していません。 たとえば、文字の装飾(サイズや色、斜体や太字)です。 すばやくアイデアを記録する場合これらは不要と判断しました。
自動保存もありません。起動時小さな記録モードを常時立ち上げておき、すぐに書く。 一日、何回でも書く。という発想では、1日に何度でも保存します。 ソフト終了時に自動保存ではこのような処理はできないのです。
特徴
この日記の特徴です。
- 大きな特徴の1つに記録(編集)と閲覧は完全に独立していることがあげられます。 これにより、様々な複数の閲覧モードを立ち上げることができます。 さらに、複数の過去の記録を閲覧しながら、新規に日記を書くことができます。
- 1つの処理にはなるべく多くの方法を持たせることを念頭に開発しています。例えば画像を入力する場合ファイルオープンダイアログのみならず
ドラッグ&ドロップやコピー&ペーストと複数の処理の選択を持たせています。
- 複数のキーワードの設定と複数のキーワードのAND、OR、NOT検索の手法は国際論文で用いられる手法です。
複数のキーワードの組み合わせるこの方法は多岐のテーマにわたる文章を検索する最も優れた方法の1つです。なので、このソフトではテーマやカテゴリーで文章をフォルダー単位で分類する方法はとっていません。
- 他に類を見ないほどの検索が可能になっています。高度な検索と検索条件の記録は必要不可欠に思えるからです。
- さらに、エクスポートや印刷は検索結果を反映できるように作成しています。検索結果の一覧をテキストベースで出力するように作られています。
- バージョンアップの際に既存のデータをコンバートする必要はありません。データ構造は全て将来の機能拡張を前提に作られています。
- ソースコード、コンパイラに到るまですべてUTF-8で処理しています。これはホームページで使用される文字がテキストで表示できないという文字化けを回避するとともに、フランス語、ドイツ語等でもテキストで処理できるようにするためです。
- このソフトは秒単位でリアルタイムに保存します。1つの記録は1つのメッセージ・1枚の写真・1つのリンクで構成されます。日記は1日単位で表示します。つまり、1日に複数の記録が表示できます。
1日に複数の記録が表示できるということは1日単位で表示できる写真枚数に制限がないということです。もちろん1日単位のハイパーリンクの個数にも制限はありません。1日単位で管理・記録せず、秒単位で管理・記録しているからこそできる機能と言えます。 - Ver.3.4.0(2013年10月28日)以降のバージョンでは強力な特徴が負荷されました。それはデータ数に依存しない処理速度の実現です。このソフト開発の最大の目的とも言えます。このバージョン以降、検索閲覧において処理速度が10倍以上高速化しました。 また、データ数が増えても処理速度がほとんど変わりません。それは2年以上使用していると顕著にわかると思います。 New!
- 上記を踏まえつつ、いかに利用者が簡単に利用出来るかを常に考えてソフトを作成しています。「より簡単に、より使いやすく、より高機能に」
はこのソフトの大きなテーマです。
機能
上記、コンセプトと特徴に加え以下の機能があります。
- 豊富な入力画像(jpg、bmp、gif、pcx、png、pnm、tga、xpm)
- 画像サイズは日記に最適な40、80、120、160、200、240、280、320、360、400、440、480、520ピクセルの変更が可能
- ポートレート、フォトフレーム機能
- パスワードによるセキュリティロック
- バックアップ・リカバリー
- テキスト形式のインポート・エクスポート機能、及びインポートの画像入力・エクスポートの画像出力が可能
- キーワードの挿入、およびキーワード検索
- 定型文と定型文エディタ
- 多重起動が可能
- ハイパーリンク
- 絵文字
- 閲覧ウィンドウは複数起動可能 (1年前、2年前、3年前、何年前でも同時に閲覧できます)
- 2画面時記【閲覧】が可能
- デザインの設定は上下の装飾画像を用意するだけで、簡単に設定
- デザインエディタによるデザインのデータベースの編集
- 文字列検索に加え、天気検索、曜日検索、時間検索機能
- 月齢表示
- 2年・3年連用日記
- 印刷機能
- 日記「閲覧」にワンクリック検索
- 編集モードは月単位で編集が可能
- 国際化(英語)に対応
- 閲覧モードの写真をクリックするとオリジナルサイズの写真を表示