名 称   : 下水縦断図の作成(for AutoCADLT)

提供元   : anbrand

動作環境  : Windows

使用法   : 任意のドライブに解凍してください。

種  別  : フリーウェアです。
        添付のパスワード解除ファイルからパスワードを入力してください。

梱包ファイル:

@PipeCad・・・基本アプリです。下のABはこれから起動します。
APipeData・・・書式設定、管データを編集・管理します。
BPipePrint・・・CADへの出力用です。

  排水縦断図.dwt  AutoCADLTテンプレート
  サンプルデータ  縦断データと書式設定、管データ
  使用説明書    このファイルが入っています。
  パスワード解除.txt 制限解除用パスワードです。

必要アプリ: Autodesk AutoCAD LT

必要ファイル : VB6ランタイムライブラリ-別途ダウンロード願います。
        (既にインストール済みの場合は不要です。)
        (VB6ランタイムライブラリのダウンロードは、下記ホームページより。)
        http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se342080.html

主な機能
        必要データを入力すると、下水管の縦断計算を行いAutoCADLTに直接、下水縦断図を出力します。
     @ 書式設定は、広島県下水縦断の書式を参考にしています。
     A 起点人孔の路線番号、路線長、分割数、地盤高、管記号、勾配、地盤変化高と距離を入力すれば
        自動計算いたします。
     B 縦断計算について
          最小土被り、勾配、人孔間の地盤変化点を考慮して縦断計算を行います。
          任意の管底高を固定して、縦断計算が可能です。
     C 管厚も書くことが出来ます。
     D 縮尺は縦横自由に設定可能です。
     E 作図方向は上流→下流、下流→上流どちらも作図可能です。
     F 以下、出来ないことです。2010年6月現在
          流量計算は出来ません。あらかじめ、別途行ってください。
          障害物の避ける計算は出来ません。(管底高を固定して再計算し対処してください。)
          流入、流出管の作図は出来ません。
          流下方向(矢印など)の作図は出来ません。

事前作業
     VB6ランタイムライブラリがインストールされていない場合は、インストールを行ってください。


アイコン説明

 @ ファイルを開く
     既存データファイルを呼び出します。
 A ファイルの上書き保存
     データを保存します。
 B データの書き出し
     入力データをテキストファイルに書き出します。(Cドライブ)
 C 再計算の実行
     縦断計算を再計算します。
 D 作図レイアウト
     作図範囲を指定し、AutoCADLTの作図データをクリップボードへコピーします。
 E PipeDataの起動
     書式ファイル・管データを設定・編集・管理します。

PipeCad起動     

PipeCad.exe(緑色のもみじ)をダブルクリックしてください。

 まず、サンプルデータを試してみましょう。



排水データファイルのロード

ファイル名をクリックして開きます。



書式設定ファイルをロード@



書式設定ファイルをロードA


ファイル名をクリックして開きます。



路線基本データ
 路線番号
   集水区域及び流量計算は別途、計画してください。
   この集水区域の上流から区域ごとに路線番号を決定して、路線基本データを入力します。
 路線長m
   路線の最大延長を入力します。次の分割数で任意のスパンに分割できます。
 分割数
   路線を構成するスパン数を入力します。
 地盤高
   路線の第1スパンの起点地盤高を入力します。

地盤変化点データ
 路線番号
   路線基本データに同じです。但し、路線基本データにないものは、入力できません。
 距離m
   0mより長く、路線基本データの路線長mより短くしてください。
 地盤高m
   変化点の地盤高を入力します。
 土被りm
   変化点での管の最低土被りを入力します。



スパン分割・縦断計算
 @路線番号  : 変更できません。上記の路線基本データで変更してください。
          路線基本データで分割数を2以上にしている場合は基本路線番号に”-1”の文字が付加されます。
 A分割長   : ここでは上記の路線基本データで路線長で入力した延長は変更できません。1路線を複数に
          分割した場合は、分割長の合計を路線長に合わせてください。
 B地盤高   : 分割した路線のみ、入力可能です。直接入力した場合は数値の色が紫に変わり固定されます。
          分割長を正しく入力している場合、地盤高一括補間ボタンを押すと同一勾配で補間されます。
          尚、直接入力し数値の色が紫に変わっている場合は、この数値を優先します。
          固定数値の固定を解除するには、該当数字を一つ選んでF・4キーを押してください。
 C管記号   : 縦断図書式ファイル(PipeData)で入力されている、コード名を正確に入力してください。
 D勾配     : ‰で入力してください。
 E起点管底高: 縦断計算ボタンを押すと、自動計算します。
          基本は自動計算ですが、直接入力した場合は数値の色が紫に変わり固定されます。
          固定すると固定された数値を元に縦断計算を行います。
          固定数値の固定を解除するには、該当数字を一つ選んでF・4キーを押してください。
 F終点管底高: 縦断計算ボタンを押すと、自動計算します。
          基本は自動計算ですが、直接入力した場合は数値の色が紫に変わり固定されます。
          固定すると固定された数値を元に縦断計算を行います。
          但し、E起点管底高とF終点管底高を同時に固定することは出来ません。
          固定数値の固定を解除するには、該当数字を一つ選んでF・4キーを押してください。
 G起点土被  : 自動計算します。変更は出来ません。
 H終点土被  : 自動計算します。変更は出来ません。



CAD作成データ

 @人孔番号 : 人孔番号のボタンで3通りの番号を自動入力可能、また、直接入力も出来ます。
 A人孔種別 : 人孔種別のボタンで種別を自動入力可能、また、直接入力も出来ます。
 B副管径   : チェックを入れると縦断図書式ファイル(PipeData)の設定に従って自動入力します。
           直接入力も出来ます。
 この表の内容は、縦断図の旗上げに反映されます。



 作図レイアウト

D 作図レイアウトボタンを押してください。

作図開始(作図レイアウト指示)ボタン
  下の作図レイアウトで指定された起点番号から
  終点番号までの作図をします。
  DLも任意変更できます。

全線自動作図(作図レイアウト無効)
  入力路線すべてを一括作図します。

外枠・内枠記入
  チェックを入れると、図面枠を作図します。

管厚
  チェックを入れると、管厚を作図します。

作図方向
  上流→下流若しくは下流→上流どちらかを
  選んでください。

AutoCAD LTを別途手動で立ち上げてください。



スタートアップで、同梱の排水縦断図テンプレートを読み込んでください。

コマンドラインで右クリックし貼り付けを選択すると、作図を開始します。