ソフト名 |
shortKey |
作者名 |
i2s |
推奨環境 |
Windows 10/8.1/7 |
種類 |
フリーソフト |
バージョン |
1.02 |
転載・配布 |
可 |
目的
数文字分のキーボード操作をするだけで様々な機能を表示・実行する。
インストール
圧縮ファイルを展開するだけ。
アンインストール
展開されたファイルを削除するだけ。
レジストリなどは使用しない。
旧バージョンで設定したshortKeyを新しいバージョンに引き継ぐ方法
※以下の作業はshortKey.htaを起動していない状態で行うこと。
旧バージョンのフォルダ内の"付属品"フォルダ内にある「objKey.js」というファイルをコピーして
新バージョンのフォルダ内の"付属品"フォルダ内の「objKey.js」に置き換える。
バージョン1.00の"付属品"フォルダ内の"objKey.js"をコピーする。
バージョン1.02の"付属品"フォルダ内に貼り付けて、"objKey.js"を置き換える。
"付属品"フォルダ内の"添付フォルダ"も同様に、旧バージョンの方をコピーして、新バージョンの中身を置き換える。
以上で移行完了。
起動方法
"shortKey.hta"という名前のファイルを開く。
使用方法 - Key登録
1.キーボードの「F1」キーで「shortKey」欄を選択状態にする。
2.「shortKey」欄に任意の文字列を入力する。
※半角英数字を含めると、
Key表示の際の効果が高まります。
3.画面下方の「編集」ボタンを押す。(あるいは「F3」キーを押す)
4.「種類」を選択し、種類に応じた入力項目に入力する。
5.「OK」ボタンを押す。
↓
使用方法 - Key表示
1.キーボードの「F1」キーで「shortKey」欄を選択状態にする。
2.「shortKey」欄に、任意の文字列を入力する。
3.「候補」欄に表示される文字列に「TAB」キーでフォーカスを移動する。
4.キーボードの「F2」キーで表示領域のエレメント(実行ボタン等)にフォーカスを移動する。
5.表示領域の内容が実行ボタンならEnter or Spaceキーで押す。
例えば、下方の【登録例】を実際に登録した場合、「shortKey」欄に「kyo」と入力した時点で
「候補」欄に表示されるのは「kyoyu 共有フォルダ」のみになる。
「teid」と入力した場合は「teiden 停電マニュアル」のみになる。
「a」と入力した場合はKey名に「a」を含むKey名が全て表示される。
※「shortKey」欄でEnterキーを押すと「候補の中で一番上を選択し、それに対応する実行ボタン等を押す」が実行される。
※「候補」に表示されたKeyを選択した状態でEnterキーを押すと「選択中のKeyに対応する実行ボタン等を押す」が実行される。
使用方法 - Key登録名変更
1.「候補」欄に任意のKeyを表示して、そのKeyにフォーカスを移動する。
2.選択中のKey文字列を編集して、フォーカスを他の場所に移動する(例えばF1、F2、TABのいずれかのキーで)
3.登録済みの他のKeyと重複する場合は変更がキャンセルされ、警告文が表示される。
重複しない場合は変更が完了する。
Key登録名やKeyに対応する設定の保存/読込
「shortKey.hta」実行時に自動的に読み込まれ、Key設定変更時に自動的に保存される。
shortKeyの登録例
登録例 |
種類 |
内容 |
kyoyu 共有フォルダ |
実行ボタン |
\\192.168.250.1\共有フォルダ |
satou tarou 佐藤太郎 |
文字列 |
社員番号:00001、在籍期間2020/2/1- 内線電話:0123 |
yamada aiko 旧姓:山田→森 |
文字列 |
社員番号:00002、在籍期間2020/2/1- 内線電話:0124 |
teiden 停電マニュアル |
実行ボタン |
\\192.168.250.1\共有フォルダ\停電\突発的\対応マニュアル |
kairan 回覧リスト |
実行ボタン |
\\192.168.250.1\共有フォルダ\回覧資料\一覧.xlsx |
meibo 名簿 |
実行ボタン |
\\192.168.250.1\共有フォルダ\人員\名簿.xlsx |
karenda カレンダー |
実行ボタン |
http://192.168.1.1/就業カレンダー.htm |
yosan 予算申請画面 |
実行ボタン |
http://192.168.1.1/keiri/sinsei/getsuji.php |
rdp リモートデスクトップ |
実行ボタン |
mstsc |
dentaku 電卓 |
実行ボタン |
calc |
tel tuma 電話番号 |
文字列 |
0X0-0123-4567 |
purinta1 プリンタ1を既定 |
実行ボタン |
rundll32.exe printui.dll,PrintUIEntry /y /n "プリンタ1" |
syozai 会社所在地 |
実行ボタン |
http://192.168.1.1/soumu/map.htm |
souzi 掃除当番 |
実行ボタン |
\\192.168.250.1\共有フォルダ\掃除\当番.xlsx |
big デカ文字 |
文字列 |
<input style="width:100%;font-size:6em" value="薔薇"> |
kinkyu 緊急連絡網 |
実行ボタン |
\\192.168.250.1\共有フォルダ\緊急連絡網 |
Keyの種類「フォルダ」について
以下の用途で使用することを想定している。
・作業フォルダの指定が必要なプログラムへのショートカットファイルを保存する
・記憶域スペースなど、特殊な画面へのショートカットファイルを保存する
・バッチファイルなどを保存する
「種類:実行ボタン」で任意のPathのファイルやプログラムを開くように設定した場合、対象のファイルのPathが変化すると開けなくなってしまう。
しかし「種類:フォルダ」で作成したフォルダはshortKey自体のPathが変わってもshortKeyからは開ける。
shortKeyのプログラムに添付したいファイルなどを保存するための機能。

上の図の中の「readme.txt」ファイルは、
shortKey.htaが「C:\shortKey」というPathにある場合は「C:\shortKey\付属品\種類:フォルダについて\readme.txt」というPathになり
shortKey.htaが「D:\sk」というPathに移動された場合は「D:\sk\付属品\種類:フォルダについて\readme.txt」というPathになるが、Pathが変わってもreadme.txtファイルへのアクセスが可能な状態が維持される。
shortKey.htaを起動したりウィンドウを最前面に表示するためのショートカットキーを設定する方法

shortKey.htaへのショートカットファイルを
デスクトップに作成する。
※「デスクトップ」に作成することが重要。それ以外のフォルダなどにショートカットファイルを保存した場合、以降の作業を行ってもショートカットキーは機能しない。

ショートカットファイルのプロパティを開く。

「ショートカットキー」の欄を選択した状態で任意のキーを押す。
(上の画像は「S」キーだけを押した状態)
プロパティ画面を「OK」ボタンを押して閉じる。
以上で、指定したショートカットキーを押すとshortKey.htaが起動したり、最前面に表示されるようになる。
※ショートカットキーを押してもWindowsが反応するまでに多少の時間(数秒程度)を要する場合がある。
既知の問題
win10のバージョンによっては、OS標準のスクリーンキーボードで使用した場合、英数字などをタイプしても候補リストが変化しない。
スペースキー、カーソルキー、バックスペースキーを押すと候補リストが変化する。
※Windows10Pro バージョン1809のスクリーンキーボードでは上記の問題が発生せず、物理キーボードで使用した場合と同じように動作することを確認済み。
免責
このプログラムの著作権は作者 i2s 個人に属します。
営利・非営利、添付・単独を問わず配布は自由ですが、書籍・ダウンロードサイト等への転載の際は事後で結構ですので作者までご連絡下さい。
サポート
障害報告や質問などは以下のメールアドレスでお受けしていますが、御返事できない場合もありますのでご了承下さい。
E-Mail ima2scr.sup@gmail.com
blog https://imasara2script.blogspot.com/
履歴
ver1.02
更新日:2020/12/18
- shortKey入力欄への文字列入力からEnterキー押下までの間隔が短すぎるとエラーが発生したり絞込途中のリスト内最上位の項目に対してボタン押下処理が実行されてしまっていた部分を修正した。
- shortKey.htaのファイルPathをコマンドライン等から指定して起動した場合にカレントディレクトリが、shortKey.htaが保存されているフォルダになるように修正した。
- 編集画面の縦横のサイズが、編集画面を開いた時のウィンドウサイズを基準にして変化するようにした。
- 「実行ボタン」機能使用時に、指定されたPathまたはコマンドが誤っているなどでエラーが発生した場合、その旨を表示するように修正した。
- 「Excel読み取り専用で開く」機能について
→ファイルを開いた後、Excelが最前面に表示されるようにした。
→新プロセスのExcelで開くボタンを追加した。
- プログラム終了時のウィンドウのサイズと位置を記憶して、次回起動時に復元するようにした。
- F3キーを繰り返し押すと編集画面が重複してしまう部分を修正した。
- 「key」の種類を「文字列」にした場合、表示方法を以下の中から選択できるようにした。
「HTML」 →入力された内容をHTMLとして扱う。
「文字列」 →入力された文字列をそのまま表示する。
「コピー用」→入力された文字列をテキストエリア内に表示する。←コピペ用文字列として使うことを想定。
- 編集画面でプレビューボタンを押した時の表示領域のサイズを修正した。
ver1.01
更新日:2020/03/04
- 添付フォルダの名前に半角スペースが含まれている場合、「エクスプローラで開く」を押すとエラーになってしまっていたのを修正した。
- 2重起動を防ぐ(起動済みのウィンドウをアクティブにする)ように変更した。
ver1.00
更新日:2020/02/03
初公開。