異世界にて生まれた、破壊の名を持つ魔獣……
自らの生まれた世界を滅ぼし、この世界へやって来たが、
当時の英雄達により倒された
魔獣の死から時は過ぎ
魔獣を復活させようとする魔導師が現れた
魔導師は自らを『黒の識者』と名乗った
黒の識者は、地下迷宮最深部で研究を続けているという……
魔獣の復活を止めるには、
黒の識者を止めるしかない……
ダンジョンRPGです。ダンジョン内は自由に移動できますが、街やアジトでは、移動はなく、コマンド選択のみの形式になっています。戦闘では素早さの早いものから行動順が割り当てられていき、敵の行動に割り込みをかけて攻撃したり味方をかばったりするICシステムがあります。装備アイテムとして一般的な武器防具は存在せず、特殊攻撃や特殊魔法が使用可能になる『書物』、戦闘開始時に補助魔法がかかる『珠』を装備することが出来ます。武器防具が装備できない代わりに、同じ成長タイプでレベルを上げ続けることで、能力補正を得ることができます。
カーソルの移動・ダンジョン内を移動 | カーソルキー |
ダンジョン内で前進を継続 | Ctrlキー+↑キー |
決定ボタン・ダンジョン画面→メニュー画面へ | Zキー |
取り消し・メニュー画面→ダンジョン画面へ | Xキー |
ダンジョン画面とマップ画面の切り替え | Cキー |
ゲームを開始すると製作者が表示され(キー入力で省略可能)、その後タイトル画面が表示されます。タイトル画面では素直にZキーを押してください。Zキーを押すとアジトへ移動します。
初回プレイで、まだキャラクター未製作の場合は、選択肢は『キャラクターを作る』しか表示されません。上の画像はキャラクター製作後の状態です。アジト内で、Xキーを押すと基本的にはこの画面に戻ります(書物庫を除く)。また、パーティメンバーが一人もいない時は、『魔法』以下のコマンドは選択できません。
新規キャラクターの製作は以下の通りです。
キャラクターを作ったら、
の手順でパーティを作ります。味方パーティの並び順に有利不利は特にありません。
また、パーティ構成を保存したり(保存できる組み合わせは一組のみ)、保存したパーティ構成を読みこむこともできます。
『魔法』では、キャラに魔法を覚えさせたり、魔法を忘れさせたり、覚えた魔法効果の確認が行えます。魔法を覚えるには、パーティが一人以上いる状態で、
の手順で魔法を覚えられます。魔法ごとに覚えるための必要レベルが存在し、それ以上のレベルがないと覚えることはできません(詳しくはこちらを参照)。
魔法を忘れるには、
の手順です。
また、
で、キャラの使用できる魔法、特殊魔法、特殊攻撃の説明を見ることができます。アジトでは魔法を使用することはできません。
『ステータス』ではキャラのステータスを確認できます。設定、補正無しの能力値、補正有りの能力値、経験値、成長タイプ別のレベルアップ履歴、装備アイテム、魔法、特殊魔法、特殊攻撃を見ることができます(魔法、特殊魔法などの細かい効果の確認は出来ません。ここでは名前を見るだけです)。
『装備』では書物や珠、アイテムを装備したり、それらを外したりできます。
成長タイプを変更したい時は、
の手順です。成長タイプを変更しても、レベルアップしない限り能力は変化しません(詳しくはこちらを参照)。
『書物庫』では、物語のストーリーや、ダンジョン攻略のコツが書いてある全11種類の本をランダムで読むことができますが、パーティ内メンバの合計レベルが一定以上ないと読むことのできない本もあります。
パーティを作ったら街に行きます。アジトと同じく、街でXキーを押すと上の画面になります。
よろず屋ではアイテムの売買ができます。まずは安い回復アイテムを買うのが良いでしょう。アイテムを売る時は買値の半額で取引されます。
宿屋では全員のHPとMPを100Gで全回復できます。ただし、回復できるのは生きた者だけです。
死んだ者は教会で一人100Gで復活させることができます。
街で準備が済んだら、ダンジョンに行きます。ダンジョンに入るとすぐに上のメインメニュー画面になります。ダンジョン移動中にZキーを押すか、他のメニュー画面にXキーを押すとこの画面になります。また、今いるダンジョンの階数、向いている方角、現在の座標が上に表示される他、同一階層の連続戦闘数と所持金を確認することもできます。
メインメニューでとれる行動は
です。
各キャラクターが装備できる種類と数は
です。(その他アイテムとは回復アイテムや爆弾などを指します)書物と珠は、既に装備している状態で別のものを装備すると、古いものは外れ、手元に残ります。その他アイテムは8個装備している状態で新たに装備すると、一番上のアイテムが外れ、手元に残ります。
メインメニュー画面でXキーを押すとダンジョン画面になります。こちらでは階数とエンカウントの変動状態が上に表示されます。ダンジョン画面ではカーソルキー左右で方向転換、上で前進します。壁にある四角は扉を表し、その階で鍵を手に入れないと通過できません(鍵があればそのまま扉に向かって前進するだけで通過できます)。
ダンジョンでは一つの階にそれぞれ10の宝箱が設置されています。中には装備や鍵などが入っています。
天井に台形のマークがあるものが上り階段、床に台形のマークがあるものが下り階段を表します。
ダンジョン画面でCキーを押すと今いる階の地図を見ることができ、再度Cキーを押すとダンジョン画面に戻ります。地図では、一度も歩いたことのないところは表示されません。
ダンジョン内を歩いているとモンスターとの戦闘になります。出現するモンスターは現在いるダンジョンと階数、そして確率で決まります。
各キャラごとにMAX100のターンゲージ(以下、TG)が用意され(敵のTGは非表示)、TGが溜まったキャラから行動できます(TGが溜まるモーションは無いです)。TGは素早さが高いほど溜まりやすくなっています。また、行動選択中はTGは溜まりませんので、落ち着いて選択できます。
キャラの名前の上の小さな漢字は状態変化を表します(詳しくはこちらを参照)。行動を強化する効果と封じる効果(クイックとスロウなど)が同時にかかっている場合は、優先順位の高い封じる効果のみしか表示されません。
ターン時にとれる行動は
の8つです。一部の特殊攻撃以外は行動するとTGが100減ります。
このゲームでは敵の魔法や息攻撃などの予備動作に割り込んで行動を起こすインターセプト(IC)というものがあ
ります。ICは敵が予備動作のある行動を取る時、ゲージが75%以上、且つゲージがパーティ内で最も溜まっている者だけが可能になります。ICで取れる行動は以下の3つがあります。
行動 | ゲージ75〜90% | ゲージ90%以上 |
攻撃 | 攻撃して相手のバランスを崩し、行動を停止させる。 しかし攻撃そのものは命中しない。 ゲージ消費は140。 |
攻撃して相手のバランスを崩し、行動を停止させる。 必ず命中するが会心の一撃はない。 ゲージ消費は140。 |
飛び出す | 飛び出して単体攻撃の対象になる。 味方単体が対象の場合は無力。 全体攻撃にも無力。 ゲージ消費は75。 |
飛び出して単体攻撃の対象になる。 更に味方単体への対象にもなれる。 全体対象には無力。 ゲージ消費は75。 |
飛び退く | 飛び退いて単体攻撃の対象から外れる。 全体攻撃には無力。 パーティが自分だけの時は無力。 ゲージ消費は75。 |
飛び退いて攻撃の対象から外れる。 全体攻撃に対しても効果あり。 パーティが自分だけの時は無力。 ゲージ消費は75。 |
また、ICを使用したキャラは防御状態かパリィ状態であったのならば、その効果は解除されてしまいます。
もちろん、ICせずにそのまま相手に行動をさせることも可能です。闇雲にICを使っても効果はありません。
などを頭に入れておき、よく考えて選びましょう。
モンスターを全員倒すと、経験値とお金、一定の確率でアイテムを手に入れて戦闘終了です(アイテムを落とすのは一回の戦闘で一匹のみです)。
同じ成長タイプで25回レベルアップすると、成長タイプに応じた能力補正値を身に付けることができます。
能力補正値を身に付けた成長タイプは、ステータス画面にて★マークが表示されます。
ダンジョンの奥深くに行くほど、敵は手ごわくなっていきます。今いる階の敵と同程度のレベルになってから下の階に行くようにしましょう。
また、同じ階層で戦闘を重ねると、連続戦闘数が10回目、20回目、30回目、といった戦闘にて強敵が出現するので注意してください。