■1秒1答フリー版(Ver2)の概要

   次のような,重要語句が[ ]で囲まれたテキストファイルを作成しておいて,
   

   1秒1答フリー版で表示すると,
    [ ]で囲まれた部分が空欄になって表示されて,
    改行キーを押すと空欄に正解を上から順に一つずつ表示します。

   

    ■フォルダ構成

   

    binフォルダ
     QckAnswerFree.exe
      プログラム本体
      QckAnswerFree.exeをWクリックするとソフトウェアが起動します。

     *.dll
      exeファイルの実行に必要な各種Dll

     ListUserName.txt
      ログインユーザー名一覧。このファイルは自動的に作成されます。

    dbフォルダ
     qckanswer.splite3 データベースファイル。ログインユーザー毎の学習記録を格納

    db_backupフォルダ
     DBファイルのバックアップを格納
     今日の日付のバックアップファイルがない場合は作成します
     最新の20ファイルを保存します(古いバックアップは自動的に削除)

    htmフォルダ
     *.htm
      各種説明ファイル

    recフォルダ
     学習記録の印刷用テキストファイルの出力先フォルダ

    txtフォルダ
     空欄問題にして表示するテキストファイルを格納するフォルダ

    wavフォルダ
     wavファイル(音声ファイル)を格納しているフォルダ

    ■テキストファイルについて

    txtフォルダにはサンプルのテキストファイルがあります。

    それを参考にして,自分で空欄問題テキストファイルを作成するのがいい勉強になります

    テキストファイルの条件
     (1)文字コードはShift_JISまたはANSI
     (2)1行の長さは最大100バイト(半角文字なら100文字,全角文字なら50文字)
     (3)行数は75行まで
     (4)空欄問題([ ]で囲まれた文字列の数)は1ファイル当たり25個まで

    ■テキストファイルの入手方法について

   (1)教師に請求
    学校の教師は,教科書の文章のテキストファイルを持っていることがあります。
    教師にテキストファイルを提供できるか尋ねてみるのも手です。

   (2)Webで利用できそうな文章を検索
    Googleなどの検索サイトで専門用語で検索します。

    Web上には専門用語を解説しているサイトがたくさんあります。
    英単語,社会科の専門用語,医学・生物学・法律・簿記の専門用語など。

      (a)その説明文をコピーしてテキストファイルに貼り付け,
      (b)文字コードをShift_JISにして,
      (c)1秒1答のtxtフォルダに保存

   (3)自分で紙に草稿を書いて,それをパソコンに入力
    これはけっこう時間のかかる作業なので,同じ勉強をしそうな友人を探して,
    一部は友人にも作成してもらう,のがお勧めです。

    ■プログラムの操作方法−ログイン画面

    

   一覧に自分の名前があればそれをマウスで選択してOKボタンをクリック
   一覧に自分の名前がなければ,自分の名前をテキストボックスに入力してOKボタン。
    次回からは,一覧に自分の名前が表示されます。

   ここで選択/入力した名前ごとに学習記録がデータベースに作成されます。

    ■プログラムの操作方法−ファイル画面

    

   (1)テキストファイル一覧からファイルを選択
    空欄問題にして表示するテキストファイルを一つ選択して「ファイル選択」をクリック
    後は,改行キーを押すだけで空欄内に正解を一つずつ表示してくれます。
    改ページも必要なタイミングで行われます。

   (2)「ファイル編集」ボタン
    選択したテキストファイルをエディタで開きます。
    自分が覚えやすいように,文章を書き換える,説明を加えるなど。

   (3)[ ]内を下線に置き換えた印刷用テキストファイルを「作成」ボタン
    例えば,次のようなテキストファイルを作成します。
     

    このテキストファイルをルースリーフに印刷すると問題ページになります。
    元のテキストファイルをルースリーフに印刷すると正解ページになります。

     

    電車・バスでの通学時間がある生徒は,空欄問題ルースリーフを作成しておけば,
    通学時間を暗記済み知識の復習に活用できます。

    パソコンは,通学で持ち運ぶのは重く,盗難の恐れもあります。
    ルースリーフなら軽いし盗難にあっても被害は軽微なので便利です。

   (4)学習記録一覧
    利用者ごとのこれまでの学習記録(学習開始時刻,学習時間,表示した正解数,ファイル名)が
    一覧で表示されます。

    自分のそれまでの学習時間,解答した空欄問題数,それらの合計が表示されます。

    自分の努力した(なまけた)過程が「見える化」されます。

     学習記録がない日
      日付だけが表示されます

     学習開始時刻
      最初の空欄の正解を表示した時刻

     学習時間
      プログラムを終了するか,ファイル選択画面を表示したら,
      DBにファイルごとの終了時刻が記録され,学習時間も表示されます

     過去の学習記録を表示するには
      例えば2021/03/31までの学習記録を表示するには,日付を2021/03/31にします

     ファイルに「出力」ボタン
      一覧に表示の内容をテキストファイルに出力できます

      出力したファイルは,次のような使い道があります。
       (a)印刷して自分のノートに貼り付ける
        あらかじめ決めておいた目標を達成したら,自分へのご褒美として,
        ショートケーキを買って食べる,など

       (b)メールに添付して学習状況の連絡に使う

  ■メイン画面
    

   「編集」ボタンクリック
    現在表示中のテキストファイルをエディタで開きます。
    自分が覚えやすいように,文章を書き換える,説明を加えるなど。

   「再読」ボタンクリック
    テキストファイルを再度読み込んで表示します。
    (注意)テキストファイルを書き換えたら,必ずこのボタンをクリックします。
       そうしないと,書き換える前のファイルを表示したままになります。

   行番号表示で,テキストエディタにサクラエディタ/テラパッド/秀丸を指定の場合の便利な機能。
   →行番号をクリックして(反転表示します)から,「編集」ボタンクリックすると,
    テキストエディタでファイルを開き,カーソルを指定の行に移動させます。

    

  ■設定画面
    

    フォントサイズ,起動するエディタなどを指定できます。

    エディタへのパスを指定したら「エディタを起動」ボタンをクリックするのが確認になります。
    エディタへのパスが正しいなら,そのエディタを起動できます。

  ■いろいろな利用方法
   (1)生徒の立場で独学
    ・自分で問題集を作成する
    ・既存の問題集を改良する

   (2)教師の立場で指導
    ・生徒にテキストファイルだけ与えて,
     どれを空欄にするかは生徒自身に考えさせる
     空欄問題に適した文章に改良させる
    ・暗記対象の知識としてテキストファイルを宿題にする
    ・テキストファイルを空欄問題化し印刷して小テストにする
    ・10ファイル250個の空欄問題だけの中間試験にする

    ■よくある要望
     ・文字コードがUTF8のテキストファイルを読み込んで表示するようにしてほしい。
     そうすれば,英語以外の言語例えばドイツ語やフランス語の学習にも使える。

     (回答)50万円お支払いいただければ対応します。

    ■著作者
   快適ソフト 代表 炭本 治之
     〒731-0103 広島市安佐南区緑井四丁目3番13号
     mail:dzj01002@nifty.com

   快適ソフトのWebサイトはGoogleで「快適ソフト」で検索すると見つかります。

   万一バグがありましたらメールでご連絡ください。

  ■著作権・転載について
   ・著作権は著作者に所属します。
   ・プログラム(Exe,Dll)のリバースエンジニアリング・改造は禁止。
   ・ただし転載は自由。著作者への連絡は不要です。

(終わり)