Ⅲ] インスペクターバー
リッチテキストのテキストには、スタイルという文字情報があり、文字修飾、フォントフォントファミリー、ウェイト別の書体、文字のサイズ、文字の色、文字の背景色があります。テキストの編集は、メニューよりはインスペクターバーのほうが便利です。

文書を選択してスタイルパネルを表示すると、そのスタイルが表示されます。よく使うスタイルは登録し、再利用できます。

1) 文字の文字修飾
太文字とアンダーラインなどの文字修飾は対応していなフォントもあり、設定できないものもあります。
2) フォントと書体
インスペクターバーのにフォントメニューには日本語フォントファミリーが設定されています。画面解像度や印刷技術の発達により、以前のフォントより、洗練されたものになっています。
Helvetica、Osaka、Times、クレー、ヒラギノ角ゴ StdN、ヒラギノ角ゴシック、ヒラギノ丸ゴ ProN、ヒラギノ明朝 ProN、筑紫A丸ゴシック、筑紫B丸ゴシック、凸版文久ゴシック、凸版文久見出しゴシック、凸版文久見出し明朝、凸版文久明朝、游ゴシック体、游教科書体、游教科書体 横用、游明朝体、游明朝体+36ポかな が登録されています。それぞれの書体には、細字や太字などのフォントファミリがあります。文字の幅が均一なフォントを等幅フォント、幅が均一でないフォントをプロポーショナルフォントと呼びます。文字の端の飾りをセリフといい、セリフを持つものを明朝体、セリフを持たないフォントをサンセリフ、ゴシック体と呼びます。
Helveticaの代わりになる新しいSanFranciscoFontはインストールすると使えるようになります。最新のNoto Sansフォントは、Googleからダウンロードすると使えるようになります。
Helvetica:レギュラー、オブリーク、ライト、ライトオブリーク、ボールド、ボールドオブリークの6書体
Osaka:レギュラー、レギュラー均等の2書体
Times:レギュラー、イタリック、ボールド、ボールドイタリックの4書体、新聞用書体
クレー: ミディアム、デミボールドの2書体、鉛筆やペンなどで書いた文字
ヒラギノ角ゴStdN:、W3の1書体
ヒラギノ角ゴシック:W0~W9の10書体
ヒラギノ丸ゴシックProN:W4の1書体
ラギノ明朝ProN:W3、W6の2書体、非常に美しいフォント
筑紫A丸ゴシック:レギュラー、ボールドの2書体、深い丸ゴシック体、
筑紫B丸ゴシック:レギュラー、ボールドの2書体
凸版文久ゴシック:レギュラー、デミボールドの2書体
凸版文久見出しゴシック:エキストラボールドの1書体
凸版文久見出し明朝:エキストラボールドの1書体
凸版文久明朝:レギュラーの1書体
游ゴシック体:ミディアム、ボールドの2書体
游教科書体:ミディアム、ボールドの2書体
游教科書体横用;ミディアム、ボールドの2書体
游明朝体:ミディアム、デミボールド、エキストラボールドの3書体
游明朝体+36ポかな:ミディアム、デミボールド、エキストラボールドの3書体
Noto Sans:レギュラー、デミライト、ライト、ミディアム、ボールド、ブラック、シンの7書体
Noto Sans Mono:レギュラー、ボールドの2書体
3) サイズ
通常の文書の基本サイズは12インチです。表題などは14インチ、章は13インチ、小文字は10インチにします。画面が大きい場合は、文字の拡大で対応します。通常の文書を書く場は9,10、12、13、14、18インチ以外の文字を使う必要はありませんがポスターなどは大きな文字を使用します。
4) 文字色、背景色
文字色、文字の背景色を指定するには、簡易カラーパネルと細かい設定のできるカラーパネルがあります。ス ポイトカーソルでサンプルを採取して登録することができます。
背景色には文字の背景色と、テキストエディタの背景色があります。背景色は通常は白になっています。テキストエディタに透明色を指定すると、透明エディタにできます。

5) 段落の配置を調整、行の間隔
行間隔を設定する段落の間隔ボタンをクリックして、行間隔の値を選びます。ツールバーの行および段落の 間隔ボタンをクリックして、行間隔の値を選ぶか、パネルを表示して、行の高さを設定します。
段落は関連するいくつかの文の集まりで、改行が段落と段落の区切りになります。ツールバーの配置ボタンをクリックテキストはデフォルトで、左揃えに配置されます。変更する場合は、テキストを選択して左揃え、中央揃え、両端揃え、右揃えを選択します。段落を選択します。

6) リスト(箇条書き)を作成する
リストポップアップメニューからリストスタイルを選択します。箇条書き、数字付き、文字付きのリストな どが指定できます。リストの各項目を入力するたびに Return キーを押します。リストを終了するには、リストポップアップメニューからなしを選択します。内容を追加するときは、表題を記述しないで、改行をいれます。詳細を使っえば、箇条書きの記号、数字、文字を変更できます。すでに入力したテキストをリストに変換したい場合は、そのテキストを選択します。

前置文字:リストマーカーに使用する前置文字を設定します。
行頭記号/数字:リストマーカーのスタイルを設定します。
後置文字:リストマーカーに使用する後置文字を設定します。
開始番号:リストの開始番号を設定します。
先頭にリストマーカーを挿入:リストマーカーはサブリストマーカーの前に置かれ、1.1 になります。
7) 表を作成する
メニュー > フォーマット >表を作成、を選択します。表示される表ウインドウで表の行数と列数、テキストの配置方法を指定します。行や列の幅を調整するには、境界線の上にカーソルを置き、移動します。セルを選択し、セルの境界線、色、背景色の指定と分割と結合ができます。

8) 文章にリンクを設定する
メニュー>リンクを選択してリンクパネルを表示して、URLを記述します。
Appleサポートへの問い合わApple(www.apple.com)はそのWebサイトのリンクに変換されます。
mailto:emilyparker@icloud.comと入力した場合は、Emily Parker へのメールを作成するリンクに変換されます。
