Ⅳ] フォントパネル
フォントパネルはフォントの形状の確認とインスペクターバーではできない文字の修飾ができます。テキストを選択し、文字プレビューに表示された文字のスタイルを表示します。
フォントはコレクション、ファミリー、書から選択変更できます。フォントのサイズはスライダをドラッグするか、リストから選択します。フォントの色はテキストカラー、背景色は書類のカラーから選択します。
テキストに下線または取り消し線を引くことができます。影画文字ボタンをクリックして、影文字に条件を設定し表示できます。

タイポグラフィとは文書のフォントの種類、サイズ、行間、合字などを上手く組み合わせることで、文章の読みやすさや美しさを作る手法です。
文字の骨組みを字体と呼び、字体を一定のスタイルでデザインしたものを書体フォントといい、楷書や行書、明朝体、ゴシック体などがあります。個々の字形をグリフと呼びます。
字体の大きさウエイト、行と行との間隔レディング、文字と文字との間隔スペーシング、間隔の調整カーニングと言います。
タイポグラフィパネルを表示。

カーニングは文字と文字の左右の間隔のこと、きつくすれば文字間隔は狭く、ゆるくすれば文字間隔は広がります。

文字コードとフォントの指定からグリフが選択されます。そのアウトラインデータが表示されます。連続する文字コードが1つのグリフとして表示され、リガチャ (合字) と呼びます。

その他の文字の修飾、上付き、ルビなどをタイポグラフィオプションとして、設定できます。
上付き文字または下付き文字;X2 Y2
文字の形状:旧字体で表示、旧字体が存在する漢字に適用できます。
旧字体 > 旧字体
フォントを管理:Font Bookを使用して、フォントをインストールしたり、フォントを管理します。

Ⅴ] ルーラーバー
ルーラーを表示して、タブを使ってテキストを揃えることができます。下向きの三角形とバー型タブは最初からあります。ルーラーを追加するにはルーラ上の位置をクリックして作成して、ドラッグで移動できます。
ルーラの種類を変更するにはControl キーを押しクリックします。ルーラの情報はコピー&ペーストできます。マーカーは右クリックで、メニューを表示して、変更します。
削除はアイコンをルーラの外へドラッグ、ルーラをコピーして同じ設定を別の書類に適用できます。

下向きの三角形タブ:段落全体の左右の位置を設定
横長のバー:段落の 1 行目の位置を設定します。
左寄せタブ:テキストを左揃え
中央揃えタブ:テキストを中央揃え
右寄せタブ:テキストを右揃え
位置揃えタブ:数値を小数点で揃え
Ⅴ] タブバー

1) ルーラーバーを表示/隠す
エディタフィールドを広げます。
2) インスペクターバー表示/隠す
エディタフィールドを広げます。
3) オート機能の設定
日本語編集では煩わしいので、 オート機能はOffにしています。
4) スマート機能の設定
日本語編集では煩わしいので、 スマート機能はOffにしています。
5) 表を作る
インスペクターバーでは表を作る機能がありませんので、メニューから移動しました。
6) エディタフィールドの背景色の設定
スタイルの背景色ではなく、エディタフィールドの背景色です。通常は白ですが、Webページなどの作成の参考になります。
透明色も設定でき、Webページを見ながら、書類を編集できます。
7) エディタフィールドの拡大/縮小
フォントを大きくするのではなく、画面サイズにあわせて、エディタフィールドの拡大/縮小します。
ウインドウの拡大/縮小はバーのダブルクリックかメニューでできます。ウインドウのフルスクリーンはメニューからできます。
8) ApplePenの使い方ヘルプ
Macのワープロ機能(NSTextView)は英語編集や印刷には高機能ですが、日本語編集には日本語IMが付いていますが、どこに、どういう機能があるのかわからなっています。その使い方を説明してあります。
9) 拡大率、行数、語数、透明スライダー