デジカメまとめてコンポジットは下図のような画面です。画面は大まかには4分割されており、左から順に
- 編集後のファイル名リスト
- 編集後のファイル名リストで選択されている画像が表示されるエリア
- 編集前のファイル名リストで選択されている画像が表示されるエリア
- 編集前のファイル名リスト
といった役割を担っております。

「ファイル」「編集元フォルダを開く」とします。

今回は「星」というフォルダを開くことにします。
星を連続で撮影した写真87枚が保存されています。今回は、これらの写真を比較明合成して星のぐるぐる写真を作っていきます。

フォルダを開くのですがフォルダを指定するのではなく、開きたいフォルダの中のJPEG形式の画像を一枚選択して「開く」としてください。

画面左端のリストに、「星」フォルダにあるJPEG形式の画像がリスト表示され、選択されている画像が右画面に表示されます。

「表示」「右画面全体を表示」とすると、

画像全体が縮小表示されます。

「表示」「左リストを隠す」とします。

画面中央の仕切りをドラッグして右画面の表示領域を広げてみます。

星空が撮影された写真です。「コンポジット合成」「比較明合成」としてみます。

設定画面が表示されますので、各項目を設定します。

比較明合成の処理が開始されました。処理中ウィンドウが表示され中止ボタンを押すと途中で処理を中止することができます。ただ、この中止ボタンは押すことができるタイミングが限られますから、なかなか押せない場合は連打してください。

処理が完了すると下図のよなウィンドウが表示されます。

保存先のフォルダが表示されます。

一番最後の画像、IMG_4415.jpgを選択してみます。

ダブルクリックで開いてみると星のぐるぐる写真がでいています。

左リストの選択でも合成後の画像が表示されますが、あまりきれいに表示できないので、上で示したようにフォトで見たほうが良いと思います。

続けて、流星モードでやってみましょう。「比較明合成(流星モード)」とします。

各項目を設定します。「編集後の画像を保存するフォルダー名」は、先程の設定から変更してください。フォルダー名を変更しておかないと先程の比較明合成の画像が上書きされてしまいます。

OKボタンを押して暫く待つと処理が完了します。

OKボタンを押すと保存先のフォルダが表示されます。

ダブルクリックしフォトで開いてみました。

拡大してみると星が流星のように合成されています。

星の写真はこれぐらいにして、次は別の写真で説明したいと思います。このフォルダを開こうと思います。台の上にペットボトルが3本並んでいる写真で、ペットボトルの位置が左から右へ移動している写真です。
この写真はカメラを三脚に固定して撮影したもので、ペットボトルの位置以外は大体同じ写真です。

編集元フォルダを変更する場合は、「ファイル」「編集元フォルダを開く」とします。

写真を一枚選んで「開く」とします。

右側のリスト表示が更新され、右画面の画像表示がペットボトルの写真に変わりました。

「コンポジット合成」「移動体検出」としてみます。

設定ウィンドウが表示されますので各項目を設定します。

処理が完了すると保存先のフォルダが表示されます。

フォトで開いてみました。ペットボトルが合成できました。

右リストのファイル名のダブルクリックでファイル名の左に付いている「〇」が「×」に変わります。「×」の付いた画像は編集の対象外となります。上から2番目のファイル名をダブルクリックして「×」にした状態で、「移動体検出」としてみます。

「〇」画像だけの合成結果となりました。

「加算平均」としてみます。

各項目を設定します。

このような編集結果となります。

これは単に4枚の写真の平均画像です。

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