第4章 テンプレート編集画面

4.1 ツールバー

4.1.1 全体オプション

全体オプションには、「生成オプション」と「出力オプション」の2つがあります。

生成オプション

図4.12 全体オプション − 生成オプション 図4.12 全体オプション − 生成オプション 生成オプションでは、疑似個人情報を生成する際に制限を行う条件の設定と、 複数のデータ種別をまたがるようなオプションの設定を行います。 前者には年齢制限の設定が、後者には銀行口座とクレジットカードの排他設定があります。

■ 年齢制限の有無・方法
疑似個人情報を出力するときに、疑似個人情報の生年月日から計算される年齢、もしくは生まれ年によって、 生成を制限するかどうか、選択します。

年齢による制限
疑似個人情報の生年月日から計算される年齢によって、生成を制限します。
年齢の下限と上限
疑似個人情報の生年月日と、下記の「制限年齢の基準日」から計算される年齢が、 下限値以上・上限値以下になるように疑似個人情報を生成します。0〜100の整数を設定します。
制限年齢の基準日
年齢制限を行うときの年齢を計算する基準日です。 右横のカレンダーボタンをクリックすると、基準日を設定するカレンダーが開きます。
生まれ年による制限
疑似個人情報の生まれ年(生年月日の生年)によって、生成を制限します。
生まれ年の下限と上限
下限に設定した年の1月1日生まれから、上限に設定した年の12月31日生まれになるように、疑似個人情報を生成します。 1900〜2100の整数を設定します。
年齢制限なし
生成を制限しません。

■ 銀行口座とクレジットカードの排他設定
銀行口座番号とクレジットカード番号を排他にするかどうか、設定します。 排他にした場合、銀行口座番号が出力された疑似個人情報では、クレジットカード番号は出力されません。 同様に、クレジットカード番号が出力された疑似個人情報では、銀行口座番号は出力されません。

銀行口座とクレジットカードを排他にするか
「排他にする」「排他にしない」を選択します。

クレジットカードの比率
銀行口座とクレジットカードを排他にした場合に、クレジットカード番号を生成する確率を設定します。

出力オプション

図4.13 全体オプション − 出力オプション 図4.13 全体オプション − 出力オプション 出力オプションでは、疑似個人情報を出力する際に使用されるオプションを設定します。 出力オプションの各項目は、自動生成画面で出力する際にも設定可能です。

生成件数
疑似個人情報の出力件数を設定します。上限は300万件です。
出力ファイル名
疑似個人情報を出力するファイルのパスをファイル名を設定します。
出力文字コード
出力する疑似個人情報の文字コードを選択します。
Shift_JIS
Windowsで使われている文字コードです。
UTF-8
Linuxで使われている文字コードです。
EUC-JP
UNIXやLinuxで使われている文字コードです。
改行コード
疑似個人情報の行と行を区切る改行コードを指定します。
CR + LF
Windowsで使われている改行コードです。
LF
UNIXやLinuxで使われている改行コードです。
CR
以前のMacで使われていた改行コードです。
区切り文字
疑似個人情報の列と列を区切る「区切り文字」を指定します。
カンマ
列と列をカンマで区切ります。出力ファイルはCSVファイルとなります。
半角スペース
列と列を半角スペースで区切ります。
タブ
列と列をタブで区切ります。Microsoft excelなどで扱うことができます。
区切りなし
データを区切りません。prefix/suffixで、データを整形したい場合に使います。
カンマ(RFC 4180準拠)
RFC 4180に準拠したCSVファイルを出力します。具体的には、出力データにカンマやダブルクオートなどが含まれる場合に、データの先頭と末尾にダブルクオートを付記し、データ中のダブルクオートをエスケープします。

ヘッダ/フッタ

図4.13.2 全体オプション − ヘッダ/フッタ 図4.13 全体オプション − ヘッダ/フッタ ヘッダ/フッタでは、出力ファイルの先頭(ヘッダ)に出力する文字列と、末尾(フッタ)に出力する文字列を設定します。 例えば、ヘッダに ”<HTML><BODY>”、フッタに ”</BODY></HTML>”と設定すると、HTML文書として出力することができます。

ヘッダ
出力ファイルの先頭に出力する文字列を設定します。
フッタ
出力ファイルの末尾に出力する文字列を設定します。