標準で用意されているパーツは、「White」, 「Black」, 「Grey」, 「Stone」, 「Desert」, 「Forest」の6種類です。
「方眼紙マッピング」の標準機能ではありませんが、標準以外のタイプのパーツを自作する事もできます。
パーツを自作する場合は、下記の手順を踏んでください。
※注意:壁タイプのパーツについて
標準の下記のパーツは、3D表示の際に片側からのみ要素を確認できるパーツです。
一方通行の壁 1
一方通行の壁 2
一方通行の扉 1
一方通行の扉 2
看板 1
看板 2
スイッチ 1
スイッチ 2
このようなパーツを作る際は、右側に要素の存在するパーツの次に左側に要素が存在するパーツを並べるというふうに、ふたつのパーツを対にした状態で設定してください。
パーツを作成した後には、マップの設定からパーツのリストを表示し、パーツの名称の上で右クリックをすることで現れる設定画面から表示の設定を行ってください。
既存のタイプの中に使いたいパーツが無い場合、新しいパーツを自作して追加する事ができます。
「方眼紙マッピング」の実行ファイルが保存されているフォルダにある[image]フォルダ内の[kabe][yuka][space][object]の4つのフォルダに保存されている画像ファイルを編集し、自作のパーツグラフィックを作成してください。
32*32,24*24ドットのグラフィックは、それぞれのフォルダ内にある[32],[24]フォルダに入っています。
壁のパーツについては隣の壁パーツとの接続部分に制限があります。「壁部分 + 影部分」の領域を、パーツの端の部分に作ってください。これがないと、マップ画面が正常に表示できません。
接続部分は下の画像の赤枠部分です。マップパーツのサイズによってドット数に違いがあります。
【 16 * 16 】,【 24 * 24 】
壁 = 2ドット * 2ドット
影 = 1ドット * 2ドット
【 32 * 32 】
壁 = 4ドット * 4ドット
影 = 2ドット * 4ドット
メニューバーから[設定]-[マップの設定]を選択し、マップの設定画面を呼び出してください。
パーツのグラフィックと名称の一覧が表示されますので、自作したパーツの部分の名称(標準では No.3-4 などという番号が割り振られています)をクリックし、新しい名称を付けてください。
既存のタイプのグラフィックとは違ったものを新しく作りたい場合、新しいパーツのタイプを自作して追加する事ができます。
「方眼紙マッピング」の実行ファイルが保存されているフォルダにある[image]フォルダ内の[kabe][yuka][space][object]の4つのフォルダに保存されている画像ファイルを編集し、自作のパーツグラフィックを作成してください。
32*32,24*24ドットのグラフィックは、それぞれのフォルダ内にある[32],[24]フォルダに入っています。
※16*16サイズのパーツはユーザーインターフェイスの一部となっているため、必ず作成してください。
※32*32,24*24サイズのパーツは作成しなくてもマップ作成はできますが、32*32,24*24のパーツを用意していない状態でパーツサイズを32*32,24*24に変更をするとエラーが発生します。
壁のパーツについては隣の壁パーツとの接続部分に制限があります。「壁部分 + 影部分」の領域を、パーツの端の部分に作ってください。これがないと、マップ画面が正常に表示できません。
壁部分と影部分については、マップパーツのサイズによって下記の通りのドット数となります。
【 16 * 16 】,【 24 * 24 】
壁 = 2ドット * 2ドット
影 = 1ドット * 2ドット
【 32 * 32 】
壁 = 4ドット * 4ドット
影 = 2ドット * 4ドット
標準で用意されているファイルは、[001],[002],[003]…と連番を付けられたファイル名で保存されています。
ファイル名の頭には、[kabe]には[k]、[yuka]には[y]といったふうにそれぞれのタイプを示すアルファベットが付けられています。
それぞれにファイル名が重ならない名前を付けて、自作のファイルをそれぞれのフォルダに保存してください。
「方眼紙マッピング」を起動した後に正常終了させた場合、「方眼紙マッピング」の実行ファイルが保存されているフォルダに「paper.ini」というファイルが作成されます。
このファイルを編集して、自作した画像ファイルを「方眼紙マッピング」に登録してください。
paper.iniの冒頭に、下記の内容が書かれてあります。
PartsType = 0
PartsTypeName[0] = White
PartsTypeBackColor[0] = 0
PartsTypeFileName Kabe[0] = k001.bmp
PartsTypeFileName Yuka[0] = y001.bmp
PartsTypeFileName Space[0] = s001.bmp
PartsTypeFileName Object[0] = o001.bmp
PartsTypeName[1] = Black
PartsTypeBackColor[1] = 1
PartsTypeFileName Kabe[1] = k002.bmp
PartsTypeFileName Yuka[1] = y002.bmp
PartsTypeFileName Space[1] = s002.bmp
PartsTypeFileName Object[1] = o002.bmp
・
・
・
PartsTypeName[5] = Forest
PartsTypeBackColor[5] = 0
PartsTypeFileName Kabe[5] = k006.bmp
PartsTypeFileName Yuka[5] = y006.bmp
PartsTypeFileName Space[5] = s001.bmp
PartsTypeFileName Object[5] = o001.bmp
これは、標準で登録されているパーツタイプの内容です。
この後に続いて、下記の内容があります。
PartsTypeName[6] =
PartsTypeBackColor[6] = 0
PartsTypeFileName Kabe[6] =
PartsTypeFileName Yuka[6] =
PartsTypeFileName Space[6] =
PartsTypeFileName Object[6] =
この下には、PartsTypeName[7],PartsTypeName[8],PartsTypeName[9]と、データの無い状態で記録されています。
この6〜9までの間に、自作のデータを登録できます。
PartsTypeNameに、タイプの名称を入力してください。"="の前後にスペースをひとつ入れるのを忘れないでください。(以降の項目も同じ)
PartsTypeBackColorは、マップスクリーンの背景色の設定です。0 に設定すると白に、1 に設定すると黒になります。
パーツの色によって、見やすい方に設定してください。
PartsTypeFileName Kabeには、壁ファイルのファイル名を入力してください。
PartsTypeFileName Yukaには、床ファイルのファイル名を入力してください。
PartsTypeFileNameSpaceには、空間ファイルのファイル名を入力してください。
PartsTypeFileNameObjectには、物ファイルのファイル名を入力してください。
以上の内容を正確に登録してpaper.iniを保存すると、次回の「方眼紙マッピング」の起動時から自作のパーツタイプが選択できるようになります。
※「方眼紙マッピング」終了時にpaper.iniは自動で上書き保存されますので、paper.iniファイルの編集は「方眼紙マッピング」が起動していない状態で行ってください。
『空間/マーク』パーツを自作した場合、そのパーツが『空間』と『マーク』のどちらに属するパーツかをイニシャライズファイル(paper.ini)で指定する必要があります。
どちらに属するかによって、マップスクリーン上での表示順は下記のように変化します。
空間:[物]パーツの下に表示されます。
マーク:[物]パーツの上に表示されます。
『空間』『マーク』の所属設定方法については、[[物]および[空間/マーク]パーツの表示設定について]をご覧ください。
メニューバーから[設定]-[マップの設定]を選択し、マップの設定画面を呼び出してください。
自作したパーツのタイプが選択できるようになっているはずです。
標準にない種類のパーツを作成した場合、そのパーツはグラフィックだけが入っていて名称が付けられていません。
パーツのグラフィックと名称の一覧が表示されていますので、自作したパーツの部分の名称部分(標準では No.3-4 などという番号が割り振られています)をクリックし、新しい名称を付けてください。
壁のタイプが の状態でマップを作成したい場合には、次の内容を確認してください。
壁のタイプが の状態で配置した壁には、壁の部分を塗りつぶすか塗りつぶさないかという二種類の壁があります。
壁の場合は塗りつぶし、扉の場合は塗りつぶさないといった違いを出すためにこの設定が用意されています。
この判断基準となるデータは、イニシャライズファイル(paper.ini)に記録されています。
自作したパーツにこの設定を行うには、下記の内容を編集してください。
paper.iniファイルから、下記の文字列を探してください。
DM Type KabeStyle[0] = 0
この行の後には[1],[2]・・・と、[79]までのデータが記録されています。
これは、1番から80番までのそれぞれの壁パーツに対応した設定値になっています。
この数値が0の場合は塗りつぶされ、1の場合は塗りつぶされない設定になります。
これを設定してpaper.iniを保存すると、次回の「方眼紙マッピング」の起動時から自作のパーツタイプが選択できるようになります。
※「方眼紙マッピング」終了時にpaper.iniは自動で上書き保存されますので、paper.iniファイルの編集は「方眼紙マッピング」が起動していない状態で行ってください。