コマンドリストには、下記の9種類のコマンドがあります。
1.パーツ配置
2.範囲選択
3.貼り付け
4.直線
5.四角形
6.四角形(塗りつぶし)
7.シフト
8.メッセージ
9.文字
さらに、コマンドリストには出てないふたつのコマンドがあります。
9.削除
10.パーツシフト
マップにパーツをひとつずつ配置します。マップスクリーンの任意の場所でクリックをしてください。パーツリストで選択されているパーツが配置されます。
マップ内の領域を範囲を指定して選択します。
[範囲選択]を選ぶと、まずは始点を選択します。マップ上から始点となる座標を選択してクリックしてください。
次に、終点となる座標を選択してクリックしてください。
終点まで選択すると、[切り取り],[コピー],[ファイル出力],[やり直し]のコマンドが表示されます。
[切り取り]もしくは[コピー]を選ぶと、選択範囲のマップデータがメモリ上に保存されます。そして、[切り取り]の場合は選択範囲のマップデータが消去されます。
[切り取り]もしくは[コピー]を選んだ場合には、自動的に[貼り付け]に切り替わります。
[ファイル出力]を選択すると、[ファイル出力]のウィンドウが開きます。
[やり直し]を選ぶと、始点のみを選択した時点まで戻されます。
始点のみを選択した時点で右クリックをすると選択された始点が解除され、始点も終点も選択していない状態で右クリックをすると[範囲選択]のコマンドが解除されて[パーツ配置]に切り替わります。
[範囲選択]でメモリ上に保存されたマップデータを、任意の場所に貼り付けます。
貼り付けたい座標をマップスクリーンから選択してクリックしてください。
マップ上に直線状にパーツを配置します。
[直線]を選ぶと、まずは始点を選択します。マップ上から始点となる座標を選択してクリックしてください。
次に、終点となる座標を選択してクリックしてください。
パーツリストで選択されているパーツが直線状に配置されます。
マップ上に四角形にパーツを配置します。
[四角形]を選ぶと、まずは始点を選択します。マップ上から始点となる座標を選択してクリックしてください。
次に、終点となる座標を選択してクリックしてください。
パーツリストで選択されているパーツが四角形に配置されます。
[四角形]には、四角形の枠のみにパーツを配置するタイプと、四角形の内側まで塗りつぶしてパーツを配置するタイプの二種類があります。
マップ全体を、8方向の任意の方向へシフトさせます。
これにより、ゲーム中で自分の居場所がわからない状態からマッピングを始める場合にも、好きな場所からマップを描き始めて後で調整を加えるという事が簡単に行えます。
ただし、マップの設定で[マップのループ]を[ループしない]に設定している場合には注意が必要です。
[ループしない]設定にしている場合、そのままではマップ全体のシフトを行う事ができません。
[マップ座標のタイプ]が[左下の座標が基点]の場合にはマップの右端の縦壁とマップの上部の横壁が。[左上の座標が基点]の場合にはマップの右端の縦壁とマップの下部の横壁が破棄された上でマップ全体のシフトが行われます。
ゲーム中の看板や登場したNPCの言葉など、マップの座標に関連付けてメッセージを記録しておくことができます。
ひとつのフロアに登録できるメッセージの数は、200個までです。
[メッセージ]を選び、マップ上の任意の場所をクリックして指定してください。メッセージを入力するための画面がでますので、メッセージを入力してください。
指定した場所にすでにメッセージが登録されていた場合、その時点でその場所に登録されているメッセージの一覧が表示されます。
既存のメッセージをクリックして[削除]ボタンを押せばそのメッセージを削除し、[開く]ボタンを押せばそのメッセージを開いて編集することができます。
同じ場所に複数のメッセージを登録することもできますので、別のメッセージを記録したい場合には[新規]ボタンを押して新しいメッセージを入力してください。
マップに文字を書き込みます。
床と同じ正方形のマス目ひとつにつき、2文字までの文字を書き込むことが出来ます。
ただし、漢字などの種類によっては2文字入力をするとマス目からはみ出してしまう場合もあります。
文字数が1文字の場合と2文字の場合で文字のサイズが変化しますが、パーツのサイズが16*16の場合に文字が小さすぎて読めなくなってしまう現象は仕様です。
※カンマ[ , ]と空白文字は書き込めません。
マップスクリーン上でマウスの右クリックをすると、その場所に配置されているパーツを削除することができます。
もしもその場所に『ダークゾーン』と『宝箱』などのように複数のパーツが配置されていた場合、削除したいパーツを選択するための画面が開きます。
削除したいパーツをクリックすると、選択したパーツをその場所から削除できます。
マップスクリーン上でマウスのホイールボタンをクリックすることで、パーツシフトモードに入ります。
パーツシフトモードとは、すでに配置されているパーツをひとつずつ別のパーツにずらす機能です。
たとえば、「上り階段」が設置されている場所があったとします。
パーツリストを見ると、「上り階段」の上には「床」があり、下には「下り階段」があります。
パーツシフトモードに入っている状態で上り階段の上にマウスカーソルを合わせ、左クリックをしてください。すると、上り階段は「下り階段」に変更されます。
次に、変更されたばかりの下り階段の上にマウスカーソルを合わせて右クリックをしてください。下り階段は「上り階段」に変更されます。
パーツシフトモードで左クリックをするとパーツはひとつ下のパーツに変更され、右クリックをするとひとつ上のパーツに変更されます。
複数のパーツが配置されている場合は、その時点で選択されているパーツのタイプに対応したパーツが変更されます。
たとえば上り階段とダークゾーンと宝箱が配置されている場合、パーツリストで選択されているパーツが宝箱や彫像などの『物』タイプであれば宝箱が、ダークゾーンや魔法不可の『空間』ならばダークゾーンが変更されることになります。
複数のパーツが配置されていて、パーツリストで選択されているタイプのパーツが配置されていない場合。たとえば上り階段とダークゾーンが配置されていてパーツリストでは宝箱が選択されている場合。この場合にはどのパーツも変更されません。
マップスクリーン上で再度ホイールボタンをクリックすることで、パーツシフトモードを解除できます。