左図は、『方眼紙マッピング』の画面上に表示されているパーツリストです。
パーツリストから配置したいパーツをクリックして選択し、マップスクリーン上で配置してください。
地図に配置するパーツには、『壁』,『床』,『空間/マーク』,『物』の4タイプがあります。
『壁』は床を仕切るパーツで、床の上に空間と物があるという概念になります。
それぞれのタイプには、次のようなパーツが標準設定されています。
『壁』:壁,扉,隠し扉,看板,スイッチ など
『床』:床,階段,回転床,エレベーター,宿屋 など
『空間/マーク』:ダークゾーン,魔法不可,ダメージ,気になるポイント,戦闘発生
『物』:宝箱,彫像,ガーゴイル像 など
「エレベーターは”物”じゃないのか?」とか「宿屋って床か?」などの疑問が残りそうな設定ですが、気にしないでください。
『床』,『空間/マーク』,『物』は同じスペースに重ねて配置することが出来ます。これにより、「床の上に宝箱が置かれてあり、その空間はダークゾーンになっている」といった配置が可能です。
マップスクリーン上では『床』→『空間』→『物』と下から順に重ねて表示されるため、『床』と『空間』についてはグラフィック的に重なり合う部分は隠れてしまいます。
※『空間/マーク』は少し特殊なパーツで、下記の2種類のパーツが共存しています。
(1)ダークゾーンのように、マスに色づけを行うもの。(空間)
(2)「!マーク」のように、目印を付けるもの。(マーク)
表示時の重ね順としては、『空間』の場合は『物』よりも下に,『マーク』の場合には『物』よりも上に重ね合わせて表示されます。
ただし、『空間』と『マーク』はひとつのデータ領域を共有して存在しているため、「ダークゾーンの中に!マークを付ける」といったような使い方はできません。
パーツの数は、それぞれのタイプ別に80個ずつ作成できます。
画面上にはそれぞれ16個ずつ表示されており、ページの切り換えで17個目以降のパーツを表示させることができます。
標準では、1ページから3ページにパーツが用意されています。
標準で用意されている物以外のパーツを使いたい場合には、イニシャライズファイルのpaper.iniとパーツの画像ファイルを編集/作成してパーツを増やしてください。
パーツの自作方法については、[パーツの自作]のページをご覧ください。
※パーツ配置モード時、『壁タイプ』の「壁」以外を選択中にマップスクリーン上で右クリックをすることで、自動的に『壁タイプ』の「壁」へ選択パーツが切り替わります。
[壁のタイプ]には もしくは
の二種類の絵が表示され、現在の壁のタイプを示します。
壁のタイプには、下記の二種類があります。
:床のマスを仕切る形で壁を配置します。Wizardryの壁はこのタイプです。
:床のマスと同じように、四角形の形状で壁を配置します。ダンジョンマスターなどがこのタイプです。
もしくは
の絵の部分をクリックすることで、壁のタイプを切り替えることができます。
のタイプで扉や看板を配置した場合、マス目の中でマウスカーソルがどの位置にあるかによって、配置される扉や看板の向きが変わります。
両端を壁にはさまれた位置に扉を配置した場合、マウスカーソルの位置に関わらず壁の無い方向へ向かって扉が配置されます。
※ただし、直線や四角形などの配置には の状態でも
と同じ状態でパーツが配置されます。
の状態が適用されるのは[パーツ配置]モードの時のみとなります。