あとがきっぽいもの
最初に読んでいただいても構いません。私のだべりなので。(^^;
構想2年、製作2年半、ついにCresteajuが日の目を見ました!
Cresteajuの構想は、高校時代からすでにありました。「こんな感じであんな具合でそんなことを・・・」みたいに。しかし受験やらなんやらあって、実際に作るには至りませんでした。
晴れて(?)大学生となり、自由の身。もう何したっていいわけです。小田原行こうが、熱海行こうが、江ノ島行こうが、・・・ごめん、かなりさぼってます。まぁ、そんだけ余裕ができたわけですから、ようやくCresteajuを作り始めることができたのです。
前作「AMEL BROAT」はDOSで、しかもNEC-PC98シリーズで作りました。しかし時すでに遅し、世の中はWindows95一色でAMELは細〜々と公開されたのです。
後に公開したWindows版の方が、多くの方に遊んでもらえました。やはりWindows人口は多い、なるほど、アメリカ人だってドイツ人だってWin版AMELを遊べるわけだし。(誤)
AMEL BROATが元々DOSのゲームであったため、規模はそれほど大きくはありませんでした。Cresteajuは生まれながらのWindowsゲームとして開発を始めたわけなので、つまり制限という制限がなんにもないんです。CPUパワーは豊富で、メモリー使い放題、むしろ解放しなくてもいいくらいです。(再誤) そんな環境の中で作れるので、当然制限というものは生まれてきません。「だったら自分で作れる限界のモノを作ってやる!」と、運悪くも考えてしまったのでした。
そうして作り始めてから2年半・・・なんとかかんとか完成をしたわけです。
構想に2年もかかったわけですから、もう最初のころとは話が全然違っています。あれやこれや考えに考えて、最終的にこうなったわけです。だるかった・・・ゴホン、熟慮の末、削ったシステムもあります。
ストーリーや音楽、そういったビジュアルな部分だけでなく、システムやキー反応&操作性など、たくさんの人に遊んでもらえるように作ったつもりです。
RPGを作ってて楽しいことは、なにより一つの世界を自分で作れる、ってことですね。
つまり人も舞台も筋書きも、演出もなにもかも。ある意味、神さまかもしれません。お前の命はワシが握ってるんじゃあー、と。・・・あぶないですね。(^^;
まぁ頭の中で、あれやこれやと考えたことが、実際にカタチとなって動くことは、そしてそれが自分の思い通りだったときの喜びは、とても大きなものです。
そのために、ひたすらキーボードを打ち続けたり、絵を描いたり、温泉につかったりするわけです。え? 温泉? 温泉に入って頭をふにゃふにゃにすることも、考えのきっかけになったりしますよ。たぶんね。
町中を歩きながらストーリーを考え、ついにやけてしまうなど、ちとやばい人のような気もしますが、害はないので良しとしましょう。(笑)
そして、作った人の性格が非常に大きく影響するのも、おもしろいところです。
主人公が割といいかげんで、ぼけてつっこんで、そしてこける。そういったルナンの行動は、私のコピーかもしれません。
気の向くままに追加したどうでもいいアイテムも、かなりの数にのぼってます。計画性がないですね・・・(^^;
いや、でも、やりたい放題やる、それが一番。うん。そうだよ。
旅をする中でルナンは悩み苦しみ、そして自分の答えを見つけます。ルナンと一緒に、旅をしてください!
2001 July Shou
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ふと気づけばクレスを公開して7年以上の月日が流れてました。
開発当初はフルスクリーンにこだわっていましたが、
ノートPCの普及や他のアプリケーションの割り込みなど、
これからもクレスを遊んでもらい続けるには、
ウィンドウモードが必要だと思い、久々のバージョンアップとなりました。
今でもネットで見かけるクレスコンテンツを感激しながら見ています。
クレスを愛してくれる皆さん、ありがとうございます!
2009 January Shou
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さらに月日は流れて2020年になりました。
Switch版のリリースを機に、従来のフリーソフトPC版も時代に合わせた対応と、バグ修正を行いました。
Windowsの高い互換性のおかげで、20年前のゲームが今も遊べます。
今後もずっと遊べ続けることを願って、1.27をリリースしました。
また、再びCresteajuにスポットをあててもらえるきっかけとなった、PLiCyさんでのNintendo Switchへの移植について
PLiCyのスタッフのみなさま、声優のみなさま、関係するみなさまに感謝しています。
ありがとうございます!
2020 October Shou