(技ランク1)

 

ナンプレの基本ルールから導かれる基本テクニックを説明しています。

 

 

 [技1] 基本技(基本テクニック)

 

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File  Rank説明Data

                      Rank1.dat

 

技ランク1は、技を使わず基本ルールだけを考慮したモードです。 ここでの基本ルールとして3種類のルールを考えています。

 

基本@:ボックス内で、ある数字の入るマスが1箇所しかない時、そのマスにある数字が確定する。

基本A:行あるいは列内で、ある数字の入るマスが1箇所しかない時、そのマスにある数字が確定する。

基本B:あるマスで、ある数字以外の8個の数字の入力ができなくなっている時、ある数字が確定する。

 

基本@ABの中でさらに発見が容易なものとそうでないものにふたつに分けています。

発見が容易:

 基本@の全て。

 基本Aで対象となる列あるいは行で、未入力のマスは2個以下。

 基本Bで対象となるマスを含む行、列、Boxの内、未入力のマスが2個以下のもの。

発見が難しい

基本Aで対象となる列あるいは行で、未入力のマスは3個以上。

基本Bで対象となるマスを含む行、列、Boxは、未入力のマスが全て3個以上。

 

上図は、一手目の確定マスがが12個もある初級レベルの問題ですが、発見の難易度を理解していただくための例として挙げています。  表示」「ブロック表示(基本)」、「表示」「次の確定手−全て表示」、「オプション」「オプション」の「ブロック情報の表示」で示されます。

 

確定している12個のマスの内訳は、基本@として確定している黄色に着色されたマス4個と、基本Aとして確定しているピンクに着色されたマスが5個と、基本Bとして確定している水色に着色されたマス3個の計12個です。

その中で、黄色の4マスと、空きマスの数が2個の2列目と8列目にあるピンクと水色の3マスの計7マスが容易に発見できる確定マスということになっています。

 

上図では、2列目と8列目以外のピンクと水色の計5マスが容易に発見できない確定マスという定義にあてはまっています。 この5マスは、「表示()」が選択されている場合には、発見の難しい確定マスが次の一手になってしまわないように、容易に発見できる確定マスが無くなるまで確定手として表示されません

容易に発見できる確定手を入力することによって盤面状況は変化し、発見しにくい確定マスも発見しやすくなることも多いようです。 例えば、(2,8)に確定数7を入力すれば、(3,6)のピンクのマスは基本Aから基本@の確定マスに変化し、容易に発見できる確定マスになります。

 

次の確定手」を「全て表示」にして、「ブロック」を順に「非表示」、「表示(基本)」、「表示()」と変えて表示される確定手の違いを確認してみてください。

発見の難易度は、難易度チェックの時に、見積時間に反映されています。

 

 

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