弾道計算ソフト2000 Classic
操作マニュアル


 FFPレチクルについて
  バージョン1.26からFFPレチクルを照準図において表示出来るようにエンハンスしました。FFPレチクルはフロントフォーカルプレインレチクル、または、ファーストフォーカルプレインレチクルの略で、倍率によってレチクルが拡大して見えるタイプのレチクルです。照準図タブのFFPレチクルにチェックすることによって、今まで倍率を変化させても固定であったレチクルが、倍率を変更することで拡大縮小されるようになります。
スコープのズーム機能の範囲で画像を拡大縮小する様にビット画像を変化させますが、画面のビット数には限りがあり、アナログのようにシャープな表示がデジタルのビット表現では出来ない事があります。このため、設定によっては画面がつぶれてよく見えなくなることがあります。
弾道計算ソフト2000 Classicの機能としてスケールを描画する事が出来ますが、この場合はビット描画を行いますのである程度シャープな表現が可能ですがビット数に限りがありますので1ドット以下の大きさの表現が出来ない事から、スコープのスケールの表示が1ドットの範囲で不正確になる事があります。また、見やすさの観点からスケールの幅として3ドット以下の物は表示しませんので、スケールの数をカウントするときは、長いスケールと短いスケールで勘定を調整して頂くことが必要になります。
レチクル画像を使うときは、スコープの最小倍率で画像が照準図いっぱいに表示され、倍率に応じて拡大されます。FFPレチクル表現に必要なレチクル画像は、最大倍率に拡大してもドットが表示出来るような大きな画像が必要になります。サンプルとして弾道計算ソフト2000 Classicをインストールしたフォルダーのreticleimagesの下にある、FFPSample1201.bmpを表示させてみてください。


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