不具合や欠陥など

  動作確認はそれなりにしてるのですが、不具合があるかもしれません。 動作に問題があった場合は、その状況や症状などを報告してもらえると、 今後のバージョン・アップで修正するよう努力します。 新しい機能を追加して欲しいとか、どこを改善して欲しいといった要望も受け付けます。

  ちなみに、誤った使い方をしたりして損害が発生したとしても損害賠償はできません。 個人で開発してるからではなく、大手企業のマイクロソフトの何万円もするソフトでも 「このソフトを使って何が起きても責任は取らない」みたいなことがしっかり書いてあります。 法律的な裏付けがあるのかどうかはさておき、パソコン・ソフトというのはそういう物です。 ただまあ、ユーザーが困ってる時に自己責任で解決しろというのも酷な話なので、 私も問題点が何かとか障害を取り除く手助けはできる限りやります。

情報漏洩や改竄

  Parity Archive (パリティ書庫) 自体には、 情報の漏洩や意図的な改竄を防ぐような仕組みはありません。 Parity とは「同じ価値を持つ物」という意味なので、 パリティ書庫にはソース・ファイルと同じ価値があるものとして扱ってください。 機密書類のファイルを暗号化するなら、暗号化した後でリカバリ・ファイルを作成してください。 また、出所の確かでないリカバリ・ファイルを使って修復することは、 内容が定かでないファイルを置くのと同じことです。 外部から持ち込んだ実行ファイルやドキュメントがウィルスに感染してるかもしれない、 のと同じように、外部から持ち込んだリカバリ・ファイルで修復したファイルは ウィルスに感染させられたものになってるかもしれません。 つまり、改竄されたパリティ書庫を使ってファイルを修復しようとすると、 本来意図したようには修復されず、改竄されたデータになります。

PAR 3.0 仕様は提案版で未完成

  MultiPar では Parchive 仕様の次期バージョン PAR 3.0 を実験的に使えるようになっています。 しかし、PAR 3.0 仕様はまだ未完成で、 MultiPar はその提案版の試作品を使って新仕様の性能を評価できるだけです。 この提案版 PAR 3.0 仕様のフォーマットは細部が流動的で最終版との互換性は保証されません。 つまり、MultiPar で試作品の PAR3 リカバリ・ファイルを今作っても、 そのリカバリ・ファイルを将来のバージョンでも使えるとは限りません。 同様に、他の人が同じバージョンを使ってるとは限らないので、 試作品の PAR3 リカバリ・ファイルは他人に送らないでください。