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正規表現

ver 3より、大文字・小文字を区別しない手続き・判定式に関して、いわゆる全角のAaを区別しないようになりました。従来通りの動作を行いたい場合は、UpperStrLowerStr半角のA-Zだけを変換した上で、Str系の手続き・判別式を使用して下さい。
但し、どのように比較するかをパラメータとして指定できる物は、従来通りの動作になっています。

文字列の比較のタイプを選ぶ時に設定する数字が必要な場合は、以下のパラメータを参照して下さい。

A-Z,A-Z,あ,ア,アの大小

数字大小関係
0A < B < a < b < A < B < a < b < あ < ア < ア
1a < a < A < A < b < b < B < B < ア < ア < あ

大文字・小文字の同一視

数字モード
0a = A, a = A
1a = A, a != A
2a != A, a != A

システム変数

#_GROUPNUM
正規表現にグループを指定してMatchStr,MatchText,MatchNext,FileFind,SelectMatchStr,SelectMatchTextでマッチした場合に、グループ数が入っています。GetGroupStrN,GetGroupPosN,GetGroupLenNの引数のチェックに使用します。
#_RLENGTH
MatchStr,MatchText,MatchNext,FileFind,SelectMatchStr,SelectMatchTextでマッチした場合に、マッチした部分文字列の長さが入っています。マッチしなかった場合は不定です。
#_RSTART
MatchStr,MatchText,MatchNext,FileFind,SelectMatchStr,SelectMatchTextでマッチした場合に、マッチした部分文字列が、何文字目からかが入っています。
マッチしなかった場合は不定です。

システム変数配列

name
説明文

システム文字列

name
説明文

システム文字列配列

name
説明文

システム手続き

GetGroupLenN(ユーザー変数,数字)
正規表現にグループを指定してMatchStr,MatchText,MatchNext,FileFind,SelectMatchStr,SelectMatchTextでマッチした場合に、数字で指定した順番のグループにマッチした文字列の長さをユーザー変数に格納します。
数字に指定できる範囲は0から#_GROUPNUMの間です。数字が0の場合、正規表現にマッチした全体の文字列を格納します。
数字が存在する順番ならば#_RESULTに1が、存在しない順番ならば0が格納されます。
GetGroupLenS(ユーザー変数,文字列)
正規表現にグループ名を指定してMatchStr,MatchText,MatchNext,FileFind,SelectMatchStr,SelectMatchTextでマッチした場合に、文字列で指定したグループにマッチした文字列の長さをユーザー変数に格納します。
文字列で指定したグループが存在するならば#_RESULTに1が、存在しない順番ならば0が格納されます。
GetGroupPosN(ユーザー変数,数字)
正規表現にグループを指定してMatchStr,MatchText,MatchNext,FileFind,SelectMatchStr,SelectMatchTextでマッチした場合に、数字で指定した順番のグループにマッチした文字列の位置をユーザー変数に格納します。
数字に指定できる範囲は0から#_GROUPNUMの間です。数字が0の場合、正規表現にマッチした全体の文字列を格納します。
なお、マッチしていなかった場合、0が格納されます。
数字が存在する順番ならば#_RESULTに1が、存在しない順番ならば0が格納されます。
GetGroupPosS(ユーザー変数,文字列)
正規表現にグループ名を指定してMatchStr,MatchText,MatchNext,FileFind,SelectMatchStr,SelectMatchTextでマッチした場合に、文字列で指定したグループにマッチした文字列の位置をユーザー変数に格納します。
なお、マッチしていなかった場合、0が格納されます。
文字列で指定したグループが存在するならば#_RESULTに1が、存在しない順番ならば0が格納されます。
GetGroupStrN(ユーザー文字列,数字)
正規表現にグループを指定してMatchStr,MatchText,MatchNext,FileFind,SelectMatchStr,SelectMatchTextでマッチした場合に、数字で指定した順番のグループにマッチした文字列をユーザー文字列に格納します。
数字に指定できる範囲は0から#_GROUPNUMの間です。数字が0の場合、正規表現にマッチした全体の文字列を格納します。
数字が存在する順番ならば#_RESULTに1が、存在しない順番ならば0が格納されます。
GetGroupStrS(ユーザー文字列,文字列)
正規表現にグループ名を指定してMatchStr,MatchText,MatchNext,FileFind,SelectMatchStr,SelectMatchTextでマッチした場合に、文字列で指定したグループにマッチした文字列をユーザー文字列に格納します。
文字列で指定したグループが存在するならば#_RESULTに1が、存在しない順番ならば0が格納されます。

システム判別式

CheckRegStr(文字列)
文字列が正規表現として有効ならば真、そうでないならば偽。
IsGroupSuccessN(数字)
正規表現にグループを指定してMatchStr,MatchText,MatchNext,FileFind,SelectMatchStr,SelectMatchTextを実行して、数字で指定されたグループがマッチしているなら真を返します。
IsGroupSuccessS(文字列)
正規表現にグループ名を指定してMatchStr,MatchText,MatchNext,FileFind,SelectMatchStr,SelectMatchTextを実行して、文字列で指定されたグループがマッチしているなら真を返します。
MatchStr(文字列1,文字列2)
文字列1が文字列2で指定した正規表現にマッチするなら真。
大文字・小文字は区別します。
MatchText(文字列1,文字列2)
文字列1が文字列2で指定した正規表現にマッチするなら真。
大文字・小文字は区別しません。

MatchNext()
MatchStr,MatchTextが真で有った場合、マッチした文字列の次からマッチする文字列を探します。マッチする文字列があれば真を、無ければ偽を返します。大文字/小文字の区別は、直前の判別式に依存します。


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