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アーカイバ


システム変数

name
説明文

システム変数配列

#_ARCTYPE[数字]
数字で指定した窓のアーカイブタイプを返します。
数字は1か2です。
数字アーカイバのタイプ
0アーカイブモードではない
1LZH
2ZIP(shoda.T氏版UNZIP32.DLLのみ使用可能)
3TAR
4ARJ
5CAB
6RAR
7BGA
8GCA
97z
10ISO

システム文字列

$_ARC_RESULT
Unxxx系の操作結果が格納されています。

システム文字列配列

$_BASEDIR[数字]
指定された窓がアーカイバモードの時、現在のBaseDirを返します。

システム手続き

Aish(文字列)
文字列で指定されたコマンドを実行します。
#_RESULTが-1のときはAISH32.DLLが使えなかった場合です。
#_RESULTが0のときは実行が正常に終了したことを示します。
#_RESULTが0x8000以上のときはエラーが発生したことを示します。
Aishmv(文字列)
文字列で指定されたコマンドを実行します。
#_RESULTが-1のときはAISHMV32.DLLが使えなかった場合です。
#_RESULTが0のときは実行が正常に終了したことを示します。
#_RESULTが0x8000以上のときはエラーが発生したことを示します。
AishmvVer(ユーザー変数)
AISHMV32.DLLのバージョンを返します。使用できない場合は-1がユーザー変数に格納されます。
AishVer(ユーザー変数)
AISH32.DLLのバージョンを返します。使用できない場合は-1がユーザー変数に格納されます。
AltSevenZipVer(ユーザー変数1,ユーザー変数2)
7-zip32.dll alternate版のバージョンを返します。ユーザー変数に1にバージョンが、ユーザー変数2にサブバージョンが格納されます。
使用できない場合は-1がそれぞれ格納されます。
ArcDll(文字列1,文字列2,文字列3)
文字列1で指定したアーカイバDLLの文字列2で指定したコマンドを実行します。その際のコマンドラインが文字列3になります。
例えば UNLHA32.DLL の場合
 ArcDll('UNLHA32.DLL','Unlha','a test.lzh *.txt')
のように使用します。
なお、文字列2は大文字・小文字を「区別します」ので注意してください。
#_RESULTが-1のときは指定したアーカイブDLLが使えなかった場合です。
#_RESULTが0のときは実行が正常に終了したことを示します。
#_RESULTが1以上0x8000未満のときはその数だけ解凍されなかったファイルがあることを示します。
#_RESULTが0x8000以上のときはエラーが発生したことを示します。
ArcDllVersions(文字列1,文字列2,ユーザー変数1,ユーザー変数2)
指定したアーカイバDLLのバージョン及びサブバージョンを取得します。
文字列1にはアーカイバDLLを指定します。
文字列2にはプレフィクスを指定します。例えば、UNLHA32.DLLの場合は 'Unlha' を指定します。この場合、この手続きはUnlhaGetVersion及びUnlhaGetSubVersionを呼び出します。
なお、プレフィクスは大文字・小文字を「区別します」ので注意してください。
ユーザー変数1にはUnXXXGetVersionの戻り値が入ります。
ユーザー変数2にはUnXXXGetSubVersionの戻り値が入ります。
アーカイバDLLが使用できない場合は#_RESULTに-1が入ります。
ユーザー変数1、ユーザー変数2に-1が入っていた場合、それぞれのバージョンの取得に失敗したことを示します。
ArcList(文字列1,文字列2,文字列3,ユーザー文字列配列,文字列4,文字列5,数字1,数字2)
文字列1で指定したアーカイブDLLを使用して、指定したファイルのリストをユーザー文字列配列に返します。
文字列1は使用するアーカイブDLLを指定します。
文字列2はプレフィクスを指定します。UNLHA32.DLLならば'Unlha'になります。
文字列3は全てのファイルにマッチするワイルドカードを指定してください。これが何になるかは各アーカイブDLLの仕様に依存します。
文字列4に対象となるファイルを指定します。
文字列5にはファイルマスクを指定します。LzhListの文字列2に相当します。
数字1・数字2はLzhListを参照してください。
正常終了した場合は#_RESULTに0が入ります。それ以外の場合、-1はDLLが使用できない、1は何らかの理由で操作ができなかった事を表します。

この手続きは文字列2で指定したプレフィクスを使用してPrefixOpenArchive,PrefixCloseArchive,PrefixFindFirstPrefixFindNextの4つの関数を探し、全て見つかったときのみ処理を実行します。
ArjList(ユーザー文字列配列,文字列1,文字列2,数字1,数字2)
指定したARJファイルのリストをユーザー文字列配列に返します。
文字列1に対象となるARJファイルを指定します。
文字列2・数字1・数字2の意味についてはLzhListを参照して下さい。
正常終了した場合は#_RESULTに0が入ります。それ以外の場合、-1はDLLが使用できない、1は何らかの理由で操作ができなかった事を表します。
Bga(文字列)
文字列で指定されたコマンドを実行します。
#_RESULTが-1のときはBGA32.DLLが使えなかった場合です。
#_RESULTが0のときは実行が正常に終了したことを示します。
#_RESULTが1以上0x8000未満のときはその数だけ解凍されなかったファイルがあることを示します。
#_RESULTが0x8000以上のときはエラーが発生したことを示します。
BgaList(ユーザー文字列配列,文字列1,文字列2,数字1,数字2)
指定したBZA/GZAファイルのリストをユーザー文字列配列に返します。
文字列1に対象となるBZA/GZAファイルを指定します。
文字列2・数字1・数字2の意味についてはLzhListを参照して下さい。
正常終了した場合は#_RESULTに0が入ります。それ以外の場合、-1はDLLが使用できない、1は何らかの理由で操作ができなかった事を表します。
BgaVer(ユーザー変数)
BGA32.DLLのバージョンを返します。使用できない場合は-1がユーザー変数に格納されます。
Cab(文字列)
文字列で指定されたコマンドを実行します。
#_RESULTが-1のときはCAB32.DLLが使えなかった場合です。
#_RESULTが0のときは実行が正常に終了したことを示します。
#_RESULTが1以上0x8000未満のときはその数だけ解凍されなかったファイルがあることを示します。
#_RESULTが0x8000以上のときはエラーが発生したことを示します。
CabList(ユーザー文字列配列,文字列1,文字列2,数字1,数字2)
指定したCABファイルのリストをユーザー文字列配列に返します。
文字列1に対象となるCABファイルを指定します。
文字列2・数字1・数字2の意味についてはLzhListを参照して下さい。
正常終了した場合は#_RESULTに0が入ります。それ以外の場合、-1はDLLが使用できない、1は何らかの理由で操作ができなかった事を表します。
CabVer(ユーザー変数)
CAB32.DLLのバージョンを返します。使用できない場合は--1がユーザー変数に格納されます。
ChArcDir(数字,文字列)
この手続きは、指定した窓がアーカイバモードの時のみ有効です。
数字は窓を指定します(1 or 2)。
文字列は表示したいアーカイブファイルのベースディレクトリを指定します。
ClearArcBuf()
$_ARC_RESULTを空にします。
Gca(文字列)
文字列で指定されたコマンドを実行します。
#_RESULTが-1のときはGCA32.DLLが使えなかった場合です。
#_RESULTが0のときは実行が正常に終了したことを示します。
#_RESULTが1以上0x8000未満のときはその数だけ解凍されなかったファイルがあることを示します。
#_RESULTが0x8000以上のときはエラーが発生したことを示します。
GcaList(ユーザー文字列配列,文字列1,文字列2,数字1,数字2)
指定したGCAファイルのリストをユーザー文字列配列に返します。
文字列1に対象となるGCAファイルを指定します。
文字列2・数字1・数字2の意味についてはLzhListを参照して下さい。
正常終了した場合は#_RESULTに0が入ります。それ以外の場合、-1はDLLが使用できない、1は何らかの理由で操作ができなかった事を表します。
GcaSubVer(ユーザー変数)
UNGCA32.DLLのサブバージョンを返します。使用できない場合は-1がユーザー変数に格納されます。UnGcaGetSubVersionの戻り値と同じです。
GcaVer(ユーザー変数)
UNGCA32.DLLのバージョンを返します。使用できない場合は-1がユーザー変数に格納されます。
GetArcHelper(ユーザー文字列)
32bit版SASFでは何もしません。
64bit版SASFでUnlha32.dllを使用する際、Serverプログラムとして使う実行ファイル名(defaultはarchelper.exe)を取得します。
InfoUnzip(文字列)
文字列で指定されたコマンドを実行します。
#_RESULTが-1のときはUNZIP32.DLLが使えなかった場合です。
#_RESULTが0のときは実行が正常に終了したことを示します。
#_RESULTが1の時は警告があったことを示します(実行はされています)。
#_RESULTが2以上のときはエラーが発生したことを示します。
!!!注意!!!他のアーカイブ系の手続きとは#_RESULTの意味合いが違うので注意してください。

コマンドラインは以下のように指定します。
 [-Z|-cfltuv -izaCjnoqqsX] [-Pxxx] file[.zip] [files] [-x files] [-d exdir]
コマンドを指定しない場合はZIPファイルの解凍になります。
コマンド意味
ZZIP Infoの出力。他のコマンド(cfltuv)とは一緒に使えません
cstdoutへ出力
fディスク上にあるファイルで新しい物のみ解凍
lファイルの一覧
tZIP FILEのテスト
u新しいものを解凍
vl と同じ
オプション意味
iダイアログを出さない
zコメントの表示
aCRをCR/LFにコンバートする
C大文字・小文字を区別する
jディレクトリ情報を無視する
n上書きプロンプトを表示
o常に上書きする
qメッセージを少なくする
qqメッセージを出さない
s空白を _ に変換する
XACLを戻す
XXprivillegesを使う
パラメーター意味
Pxxxをパスワードとして解凍を実行します。複数指定はできません。
file[.zip]対象となるZIPファイルを指定します。
files解凍したいファイル名を指定します。
@で始まるファイルはレスポンスファイルとして扱います。
-x files解凍したくないファイル名を指定します。
@で始まるファイルはレスポンスファイルとして扱います。
-d exdir解凍先のディレクトリを指定します。
-u と -f はうまく動作しません。原因はInfo-ZIP版UNZIP32.DLLの仕様らしいです。
-c は無意味です。
XとXXも動作は未確認です。
InfoUnzipVer(ユーザー変数)
Info-ZIP版UNZIP32.DLLのバージョンを返します。使用できない場合は-1がユーザー変数に格納されます。
Ish(文字列)
文字列で指定されたコマンドを実行します。
#_RESULTが-1のときはISH32.DLLが使えなかった場合です。
#_RESULTが0のときは実行が正常に終了したことを示します。
#_RESULTが1以上0x8000未満のときはその数だけ解凍されなかったファイルがあることを示します。
#_RESULTが0x8000以上のときはエラーが発生したことを示します。
IshVer(ユーザー変数)
ISH32.DLLのバージョンを返します。使用できない場合は-1がユーザー変数に格納されます。
IsoList(ユーザー文字列配列,文字列1,文字列2,数字1,数字2)
指定したISOファイルのリストをユーザー文字列配列に返します。
文字列1に対象となるISOファイルを指定します。
文字列2・数字1・数字2の意味についてはLzhListを参照して下さい。
正常終了した場合は#_RESULTに0が入ります。それ以外の場合、-1はDLLが使用できない、1は何らかの理由で操作ができなかった事を表します。
LzhList(ユーザー文字列配列,文字列1,文字列2,数字1,数字2)
指定したLZHファイルのリストをユーザー文字列配列に返します。
文字列1に対象となるLZHファイルを指定します。
文字列2にはファイルマスクを指定します。
数字1にはファイルマスクの種類を指定します。
数字1意味
正規表現、大文字小文字を区別する
正規表現、大文字小文字を区別しない
上記以外の数は0として扱われます。
数字2は取得する情報の種類を指定します。ファイル名は常に取得されます。
数字2取得情報
bit 0オリジナルサイズ
bit 1圧縮サイズ
bit 2日付(yyyy/mm/dd)
bit 3時間(hh:mm:ss)
bit 4圧縮モード
bit 5CRC(8桁の16進数)
bit 6属性
bit 7圧縮比(パーミル)
なお、それぞれの項目はタブ($_TAB)で区切られます。
 例) ファイル名とオリジナルサイズと圧縮モードを取得するとき
  LzhList($lstary,'SAMPLE.LZH','*.JPG',3,0x01 | 0x10);
正常終了した場合は#_RESULTに0が入ります。それ以外の場合、-1はDLLが使用できない、1は何らかの理由で操作ができなかった事を表します。
MakeResponseFile(文字列)
文字列で指定したファイル名でレスポンスファイルを作成します。
ファイルの内容は、カレントファイル、又はマークされているファイルがあれば、マークファイル全部をテキストで書き出したものです。
ファイル名に半角スペースがあった場合は""でくくられます。
このファイルは主にUnXXXで使用されることを前提にされています。
失敗した場合、#_RESULTには0以外の数が入ります。-1の場合はリストを作るべきファイルがなかったことを示します。その他の場合、詳細はGetSysErrMsgで取得できます。
なお、ver 2との互換性のため、この手続きで書き出されるファイルの文字コードはShift_JISになっています。必要があるならばMakeResponseFileWを使って、必要なコードページのレスポンスファイルを作成して下さい。
MakeResponseFileW(文字列,数字)
文字列で指定したファイル名でレスポンスファイルを作成します。
数字は作成するファイルのコードページです。
ファイルの内容は、カレントファイル、又はマークされているファイルがあれば、マークファイル全部をテキストで書き出したものです。
ファイル名にスペースがあった場合は""でくくられます。
このファイルは主にUnXXXで使用されることを前提にされています。
失敗した場合、#_RESULTには0以外の数が入ります。-1の場合はリストを作るべきファイルがなかったことを示します。その他の場合、詳細はGetSysErrMsgで取得できます。
RarList(ユーザー文字列配列,文字列1,文字列2,数字1,数字2)
指定したRARファイルのリストをユーザー文字列配列に返します。
文字列1に対象となるRARファイルを指定します。
文字列2・数字1・数字2の意味についてはLzhListを参照して下さい。
正常終了した場合は#_RESULTに0が入ります。それ以外の場合、-1はDLLが使用できない、1は何らかの理由で操作ができなかった事を表します。
SetArcHelper(文字列)
32bit版SASFでは何もしません。
64bit版SASFでUnlha32.dllを使用する際、Serverプログラムとして使う実行ファイル名(defaultはarchelper.exe)を設定します。
SetArchive(数字1,文字列1,文字列2,数字2)
数字1は窓を指定します(1 or 2)。
文字列1は読み込みたいアーカイブファイルを指定します。
文字列2はアーカイブファイル内の表示させたいディレクトリを指定します。空白を指定するとルートの読込みになります。
数字2はアーカイブファイルのタイプを指定します。
数字2アーカイブの種類
1LZH
2ZIP(shoda.T氏版UNZIP32.DLLのみ使用可能)
3TAR
4ARJ
5CAB
6RAR
7BGA
8GCA
97z
10ISO
読み込みに成功した場合は#_RESULTに1が、失敗した場合は0が入ります。

この手続きは、使用する毎に指定されたアーカイブファイルを全部読み込みます。
アーカイブファイル内のディレクトリを移動するときはChArcDir手続きを使用してください。

現在表示されているディレクトリのことを「ベースディレクトリ」と呼びます。これは#_BASEDIR[数字]というシステム変数配列で参照することができます。
SevenZip(文字列)
文字列で指定されたコマンドを実行します。
#_RESULTが-1のときは7-zip32.DLL/7-zip64.DLLが使えなかった場合です。
#_RESULTが0のときは実行が正常に終了したことを示します。
#_RESULTが1以上0x8000未満のときはその数だけ解凍されなかったファイルがあることを示します。
#_RESULTが0x8000以上のときはエラーが発生したことを示します。
!!!注意!!!
SASF内部ではSevenZipSetUnicodeMode(TRUE)を呼び出しています。レスポンスファイルなどを使用する場合はUTF-8(コードページ65001)を使用して下さい。
SevenZipList(ユーザー文字列配列,文字列1,文字列2,数字1,数字2)
指定した7zファイルのリストをユーザー文字列配列に返します。
文字列1に対象となる7zファイルを指定します。
文字列2・数字1・数字2の意味についてはLzhListを参照して下さい。
正常終了した場合は#_RESULTに0が入ります。それ以外の場合、-1はDLLが使用できない、1は何らかの理由で操作ができなかった事を表します。
SevenZipSubVer(ユーザー変数)
7-Zip32.DLL/7-Zip64.DLLのサブバージョンを返します。使用できない場合は-1がユーザー変数に格納されます。SevenZipGetSubVersionの戻り値と同じです。
SevenZipVer(ユーザー変数)
7-zip32.DLL/7-Zip64.DLLのバージョンを返します。使用できない場合は-1がユーザー変数に格納されます。
Tar(文字列)
文字列で指定されたコマンドを実行します。
#_RESULTが-1のときはTAR32.DLL/TAR64.DLLが使えなかった場合です。
#_RESULTが0のときは実行が正常に終了したことを示します。
#_RESULTが1以上0x8000未満のときはその数だけ解凍されなかったファイルがあることを示します。
#_RESULTが0x8000以上のときはエラーが発生したことを示します。
TarList(ユーザー文字列配列,文字列1,文字列2,数字1,数字2)
指定したTAR系ファイルのリストをユーザー文字列配列に返します。
文字列1に対象となるTAR系ファイルを指定します。
文字列2・数字1・数字2の意味についてはLzhListを参照して下さい。
正常終了した場合は#_RESULTに0が入ります。それ以外の場合、-1はDLLが使用できない、1は何らかの理由で操作ができなかった事を表します。
TarVer(ユーザー変数)
TAR32.DLL/TAR64.DLLのバージョンを返します。使用できない場合は-1がユーザー変数に格納されます。
Unarj(文字列)
文字列で指定されたコマンドを実行します。
#_RESULTが-1のときはUNARJ32J.DLLが使えなかった場合です。
#_RESULTが0のときは実行が正常に終了したことを示します。
#_RESULTが1以上0x8000未満のときはその数だけ解凍されなかったファイルがあることを示します。
#_RESULTが0x8000以上のときはエラーが発生したことを示します。
UnarjSubVer(ユーザー変数)
UNARJ32J.DLLのサブバージョンを返します。使用できない場合は-1がユーザー変数に格納されます。UnarjGetSubVersionの戻り値と同じです。
UnarjVer(ユーザー変数)
UNARJ32J.DLLのバージョンを返します。使用できない場合は-1がユーザー変数に格納されます。
UnIso(文字列)
文字列で指定されたコマンドを実行します。
#_RESULTが-1のときはUnIso32.DLLが使えなかった場合です。
#_RESULTが0のときは実行が正常に終了したことを示します。
#_RESULTが1以上0x8000未満のときはその数だけ解凍されなかったファイルがあることを示します。
#_RESULTが0x8000以上のときはエラーが発生したことを示します。
!!!注意!!!
SASF内部ではUnIsoSetUnicodeMode(TRUE)を呼び出しています。レスポンスファイルなどを使用する場合はUTF-8(コードページ65001)を使用して下さい。
UnIsoSubVer(ユーザー変数)
UnIso32.DLLのサブバージョンを返します。使用できない場合は-1がユーザー変数に格納されます。UnIsoGetSubVersionの戻り値と同じです。
UnIsoVer(ユーザー変数)
UnIso32.DLLのバージョンを返します。使用できない場合は-1がユーザー変数に格納されます。
Unlha(文字列)
文字列で指定されたコマンドを実行します。
#_RESULTが-1のときはUNLHA32.DLLが使えなかった場合です。
#_RESULTが0のときは実行が正常に終了したことを示します。
#_RESULTが1以上0x8000未満のときはその数だけ解凍されなかったファイルがあることを示します。
#_RESULTが0x8000以上のときはエラーが発生したことを示します。
!!!注意!!!
SASF内部ではUnlhaWを呼び出しています。レスポンスファイルなどを使用する場合はUTF-16LE(コードページ1200)を使用して下さい。
UnlhaSubVer(ユーザー変数)
UNLHA32.DLLのサブバージョンを返します。使用できない場合は-1が ユーザー変数に格納されます。
UnlhaGetSubVersionの戻り値と同じです。
UnlhaVer(ユーザー変数)
UNLHA32.DLLのバージョンを返します。使用できない場合は-1がユーザー変数に格納されます。
ver 0.81の場合は81が、ver 1.22の場合は122がユーザー変数に格納されます。
UnloadArcDll(数字)
数字で指定したアーカイバDLLをアンロードします。
数字対象となるDLL
0全てのDLLをアンロードします。
1UNLHA32.DLL
2shoda.t氏版UNZIP32.DLL
3TAR32.DLL/TAR64.DLL
4UNARJ32J.DLL
5CAB32.DLL
6ISH32.DLL
7ZIP32J.DLL
8UNRAR32.DLL/UNRAR64J.DLL
9INFOZIP版UNZIP32.DLL
10AISH32.DLL
11AISHMV32.DLL
12BGA32.DLL
13UNGA32.DLL
147-zip32.DLL/7-zip64.DLL
15UnIso32.DLL
Unrar(文字列)
文字列で指定されたコマンドを実行します。
#_RESULTが-1のときはUNRAR32.DLL/UNRAR64J.DLLが使えなかった場合です。
#_RESULTが0のときは実行が正常に終了したことを示します。
#_RESULTが1以上0x8000未満のときはその数だけ解凍されなかったファイルがあることを示します。
#_RESULTが0x8000以上のときはエラーが発生したことを示します。
UnrarVer(ユーザー変数)
UNRAR32.DLL/UNRAR64J.DLLのバージョンを返します。使用できない場合は-1がユーザー変数に格納されます。
Unzip(文字列)
文字列で指定されたコマンドを実行します。
#_RESULTが-1のときはUNZIP32.DLLが使えなかった場合です。
#_RESULTが0のときは実行が正常に終了したことを示します。
#_RESULTが1以上0x8000未満のときはその数だけ解凍されなかったファイルがあることを示します。
#_RESULTが0x8000以上のときはエラーが発生したことを示します。
UnzipSubVer(ユーザー変数)
shoda.T氏版UNZIP32.DLLのver 5.41以降で有効です。使用できない場合は-1がユーザー変数に格納されます。
UnzipVer(ユーザー変数)
UNZIP32.DLLのバージョンを返します。使用できない場合は-1がユーザー変数に格納されます。
Zip(文字列)
文字列で指定されたコマンドを実行します。
#_RESULTが-1のときはZIP32J.DLLが使えなかった場合です。
#_RESULTが0のときは実行が正常に終了したことを示します。
#_RESULTが1以上0x8000未満のときはその数だけ解凍されなかったファイルがあることを示します。
#_RESULTが0x8000以上のときはエラーが発生したことを示します。
ZipList(ユーザー文字列配列,文字列1,文字列2,数字1,数字2)
指定したZIPファイルのリストをユーザー文字列配列に返します。
文字列1に対象となるZIPファイルを指定します。
文字列2・数字1・数字2の意味についてはLzhListを参照して下さい。
正常終了した場合は#_RESULTに0が入ります。それ以外の場合、-1はDLLが使用できない、1は何らかの理由で操作ができなかった事を表します。
使用するDLLはshoda.T氏版UNZIP32.DLL > InfoZip版UNZIP32.DLL > ZIP32J.DLLの順に検索して、見つかったものを使用します。
ZipVer(ユーザー変数)
ZIP32J.DLLのバージョンを返します。使用できない場合は-1がユーザー変数に格納されます。

システム判別式

CheckARC(文字列1,文字列2,文字列3,数字)
文字列1で指定したアーカイブDLLを使用して、対象となるファイルがそのDLLで扱えるものかどうかを判定します。
扱える場合は真を返します。
文字列1はアーカイブDLLを指定します。
文字列2はプレフィクスを指定します。例えばUNLHA32.DLLの場合は'Unlha'です。この場合、UnlhaCheckArchive関数を呼び出します。
文字列3はチェックしたいファイルを指定します。
数字はチェックの度合をあらわします。数値の意味は各DLLのAPIを参照して下さい。
なお、このAPIはANSI versionを呼び出します。
CheckARJ(文字列,数字)
文字列で指定されたファイルがARJファイルなら真。
数字はチェックの度合をあらわします。
数字意味
ヘッダを最初の3つのファイルのみチェックします。
全部のヘッダをチェックします。
全部のヘッダをチェックし、CRCも計算します。

この判定式は、STL内部にて必要に応じて安全なファイル名(フルパスが127文字でANSIな文字のみ)に変換されて呼び出されます。

CheckBGA(文字列,数字)
文字列で指定されたファイルがBZAファイル又はGZAファイルなら真。
数字はチェックの度合をあらわします。
数字意味
簡易モード。ヘッダのみチェックします。
簡易モード。0 の場合と違ってこちらは完全なヘッダチェックをおこないます。
全部のヘッダをチェックし、CRCも計算します。
この判定式は、STL内部にて必要に応じて安全なファイル名(フルパスが127文字でANSIな文字のみ)に変換されて呼び出されます。
CheckCAB(文字列,数字)
文字列で指定されたファイルがARJファイルなら真。
数字はチェックの度合をあらわします。
数字意味
簡易モード。ヘッダのみチェックします。
簡易モード。0 の場合と違ってこちらは完全なヘッダチェックをおこないます。
全部のヘッダをチェックし、CRCも計算します。
この判定式は、STL内部にて必要に応じて安全なファイル名(フルパスが127文字でANSIな文字のみ)に変換されて呼び出されます。
CheckGCA(文字列,数字)
文字列で指定されたファイルがGCAファイルなら真。
数字はチェックの度合をあらわします。
数字意味
簡易モード。自己解凍ファイルや暗号化ファイルは偽になります。
bit3が1自己解凍ファイルも真を返すようになります。
bit7が1暗号化ファイルも真を返すようになります。
この判定式は、STL内部にて必要に応じて安全なファイル名(フルパスが127文字でANSIな文字のみ)に変換されて呼び出されます。
CheckISH(文字列,数字)
文字列で指定されたファイルがISHファイルなら真。
数字はダミーです。
ISH32.DLL ver 0.36、AISH32.DLL ver 0.04、AISH32MV.DLL ver 0.04では、単にファイルの存在チェックをしているだけです。
この判定式は、STL内部にて必要に応じて安全なファイル名(フルパスが127文字でANSIな文字のみ)に変換されて呼び出されます。
CheckISO(文字列,数字)
文字列で指定されたファイルがISOファイルなら真。
数字はチェックの度合をあらわします。
CheckLZH(文字列,数字)
文字列で指定されたファイルがLZHファイルなら真。
数字はチェックの度合をあらわします。
数字意味
ヘッダを最初の3つのファイルのみチェックします。
全部のヘッダをチェックします。
全部のヘッダをチェックし、CRCも計算します。
CheckRAR(文字列,数字)
文字列で指定されたファイルがRARファイルなら真。
数字はチェックの度合をあらわします。
数字意味
ヘッダを最初の3つのファイルのみチェックします。
全部のヘッダをチェックします。
全部のヘッダをチェックし、CRCも計算します。
この判定式は、STL内部にて必要に応じて安全なファイル名(フルパスが127文字でANSIな文字のみ)に変換されて呼び出されます。
CheckSevenZip(文字列,数字)
文字列で指定されたファイルが7zファイルまたはZIPファイルなら真。
数字はチェックの度合をあらわします。
数字意味
ヘッダのチェックだけ行います。ヘッダが暗号化されていてもパスワードを求めません。
正しい書庫か判断します。ヘッダが暗号化されている場合はパスワードを求めます。
格納ファイルの CRC もチェックします。
CheckTAR(文字列,数字)
文字列で指定されたファイルがTARファイル(.TAR .TAZ .TGZ .GZ .Z)なら真。
数字はチェックの度合をあらわします。
なお、BZ2LIB.DLLがあれば更にTAR.BZ2, BZ2 も扱えます。
この判定式は、STL内部にて必要に応じて安全なファイル名(フルパスが127文字でANSIな文字のみ)に変換されて呼び出されます。
CheckZIP(文字列,数字)
文字列で指定されたファイルがZIPファイルなら真。
数字はチェックの度合をあらわします。
この判定式はUNZIP32.DLL(shoda.T氏版、又はInfo-ZIP版)を使用しています。
数字意味
簡単なヘッダのチェックのみ行います。
全部のヘッダをチェックします。
全部のヘッダをチェックし、CRCも計算します。
この判定式は、STL内部にて必要に応じて安全なファイル名(フルパスが127文字でANSIな文字のみ)に変換されて呼び出されます。
UseAish()
AISH32.DLLが使用できるなら真。
使用できるバージョンはver 0.03以降です
UseAishmv()
AISH32MV.DLLが使用できるなら真。
使用できるバージョンはver 0.03以降です
UseBga()
BGA32.DLLが使用できるなら真。
使用できるバージョンはver 0.23以降です。
UseCab()
CAB32.DLLが使用できるなら真。
使用できるバージョンはver 0.98以降です。
UseGca()
UNGCA32.DLLが使用できるなら真。
使用できるバージョンはver 0.05以降です。
UseInfoUnzip()
Info-ZIP版UNLHA32.DLLが使用できるなら真。
使用できるバージョンはver 5.40以降です。
UseIsh()
ISH32.DLLが使用できるなら真。
使用できるバージョンはver 0.36以降です。
UseSevenZip()
7-zip32.DLL/7-zip64.DLLが使用できるなら真。
使用できるバージョンは7-zip32.DLL ver 4.57.00.02以降、7-zip64.DLL ver 9.20以降です。
UseTar()
TAR32.DLL/TAR64.DLLが使用できるなら真。
使用できるバージョンはver 2.41以降です。
UseUnarj()
UNARJ32J.DLLが使用できるなら真。
使用できるバージョンはver 0.27以降です。
UseUnIso()
UnIso32.DLLが使用できるなら真。
使用できるバージョンはver 4.57.00.02以降です。
UseUnlha()
UNLHA32.DLLが使用できるなら真。
使用できるバージョンはver 2.65以降です。
UseUnrar()
UNRAR32.DLL/UNRAR64J.DLLが使用できるなら真。
使用できるバージョンはUNRAR32.DLL ver 0.05以降、UNRAR64J.DLL ver 0.12以降です。
UseUnzip()
UNZIP32.DLLが使用できるなら真。
使用できるバージョンはver 5.40以降です。
UseZip()
ZIP32J.DLLが使用できるなら真。
使用できるバージョンはver 0.25以降です。

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