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代入文

代入文の構文は、変数の場合と文字列変数の場合の2通りです。


変数の場合

 変数 = 数字

「変数」とは-グローバル変数、ローカル変数、引数-の3つのことです。

「数字」とは-グローバル変数、ローカル変数、引数、定数、システム変数、計算式、ユーザー定義関数(戻り値が数値)-の7つのことです。

「計算式」は

 数字 演算子 数字

とあらわされます。「数字」とは上記で示した7つのものを指します。もちろん 計算式 演算子 数字 のようなものもOKです。

注意・計算式は、実行時に初めて計算されます。コンパイル時には評価されません。

 例-計算式)
   10*2    // = 20
   10+3*2   // = 16
   (10+3)*2  // = 26
   #a+#b
   #a*3-#b
   #a*(#b-3+2)/#c

 例-代入文)
   #a=10;          // SetNum(#a,10)と同じ
   #cnt=#_MARKNUM;     // SetNum(#cnt,#_MARKNUM)と同じ
   #num=#height*#width;   // SetNum(#num,#height * #width)
   #Uiui= 0xFF00 | #barbar; // SetNum(#Uiui,0xFF00 | #barbar)
   #f=(50+#_FILENUM) / 10; // SetNum(#f,(50+#_FILENUM)/10)

文字列の場合

 文字列変数 = 文字列

「文字列変数」とは-グローバル文字列、ローカル文字列、引数-の3つのことです。

「文字列」とは-グローバル文字列、ローカル文字列、引数、文字列定数、システム文字列、文字列式、ユーザー定義関数(戻り値が文字列)-の7つのことです。

「文字列式」とは、文字列を+で足したものです。

 例-文字列式)
   $a+$b
   'many many'+$_CUR_FILENAMEEXT
   \0d+\0a+' '+$workstr

 例-代入文)
   $a='Good';
   $b=$_CUR_DRIVE;
   $name='My Name is '+$work+'.'+$_CR+$_LF;
   $work='1st line'+\0d+\0a+'2nd line';

配列に関する注意事項

配列そのものは代入できません。

 例)
   var #row[3],#col[3];
   #row=#col;   // だめ
   #row[]=#col[]; // だめ

必要ならば以下のようにFOR文などを使ってください。

 例)
   var #row[3],#col[3],#i;
   FOR #i=1 TO 3 DO { #row[#i]=#col[#i]; };

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