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ネットワーク
この系列の手続きの#_RESULTが1208を返したときはGetSysErrMsg手続きではなく、#_NETERROR, $_NETERRORMSG, $_NETERRORPROVIDERを参照してください。
システム変数
- #_NETERROR
- ネットワーク系の手続きがエラーで1208を返したときは、ここに更に詳細なエラーコードが入ります。
システム変数配列
- name
-
説明文
システム文字列
- $_NETERRORMSG
- ネットワーク系の手続きがエラーで1208を返したときは、ここに更に詳細なエラーの説明が入ります。
- $_NETERRORPROVIDER
- ネットワーク系の手続きがエラーで1208を返したときは、ここにエラーを起こしたネットワークプロバイダの名前が入ります。
システム文字列配列
- name
-
説明文
システム手続き
- ConnectNet()
- ネットワークドライブの接続ダイアログを表示します。
#_RESULTに結果が入ります。
結果 | #_RESULT
|
---|
成功 | 0
|
キャンセル | -1
|
エラー | その他(GetSysErrMsgで詳細を取得できます)
|
- ConnectNetEx(文字列1,文字列2,文字列3,文字列4,数字1,数字2)
- ネットワークリソースをドライブに割り当てます。
文字列1がドライブの指定です。'A:'~'Z:'までの、未使用のドライブか、又は空文字列を指定してください。空文字列を指定すると単に文字列2で指定したリソースが接続されるだけです。
文字列2はネットワークリソースを指定します。UNC名を指定してください。
文字列3はユーザー名を指定します。空文字列を指定すると、デフォルトのユーザー名を使用します。
文字列4はパスワードを指定します。ここが空文字列だった場合、後述する数字1の値によってどうするかを指定します。
数字1はパスワードが空だったときの動作を指定します。1のときはデフォルトのパスワードを使用します。1以外のときはパスワードを使用しません。
数字2に1を指定すると、次回ログオン時に、今回接続したドライブを自動的に接続するようになります。
この手続きが成功した場合、#_RESULTに0が入ります。
-1の場合は文字列1が不正だったことを示します。
-2の場合は文字列2が不正だったことを示します。
その他は、GetSysErrMsgで確認してください。
注・この手続きはAPIのWNetAddConnection2をラップしたものです。
- ConnectPrt()
- ネットワークプリンタの接続ダイアログを表示します。
#_RESULTに結果が入ります。
結果 | #_RESULT
|
---|
成功 | 0
|
キャンセル | -1
|
エラー | その他(GetSysErrMsgで詳細を取得できます)
|
- DisconnectNet
- ネットワークドライブの切断ダイアログを表示します。
#_RESULTに結果が入ります。
結果 | #_RESULT
|
---|
成功 | 0
|
キャンセル | -1
|
エラー | その他(GetSysErrMsgで詳細を取得できます)
|
- DisconnectNetEx(文字列,数字1,数字2)
- ネットワークドライブを切り離します。
文字列1はドライブを指定します。'A:'~'Z:'の中でネットワークドライブを指定するか、接続中のネットワークリソースを指定してください。
数字1に1を指定すると、次回ログイン時に、ここで指定したドライブを自動的に接続しなくなります。
数字2に1を指定すると、使用中のネットワークリソースがあっても強制的に切断します。
この手続きが成功すると#_RESULTに0が入ります。その他の場合はGetSysErrMsgで確認してください。
注・この手続きはAPIのWNetCancelConnection2をラップしたものです
- DisconnectPrt()
- ネットワークプリンタの切断ダイアログを表示します。
#_RESULTに結果が入ります。
結果 | #_RESULT
|
---|
成功 | 0
|
キャンセル | -1
|
エラー | その他(GetSysErrMsgで詳細を取得できます)
|
- GetDomainName(ユーザー文字列)
- ユーザー文字列に所属しているドメイン、又はワークグループの名前を返します。
所属していない場合は空文字列が返ります。
- GetEabledSMBv1(ユーザー変数)
- SMBv1によるネットワーク情報の収集が有効かどうかを取得します。
有効の場合はユーザー変数に1が、無効の場合には0が格納されます。
デフォルトでは0になっています。
もし古いNAS等を利用していてSMBv1を有効にしている場合、デフォルトで問題が発生する可能性があります。その場合はSetEnabledSMBv1手続きを使用してSMBv1モードに変更してみてください。
- GetServerList(ユーザー文字列)
- 自分が所属しているドメイン、又はワークグループに所属しているサーバーの一覧をユーザー文字列に返します。各サーバー名は改行($_CR+$_LF)で区切られています。
所属していない場合は空文字列が返ります。
- UpdateDomain()
- ver 3.26より挙動が変化しました。
GetEnabledSMBv1手続きの値が0の場合(SMBv1無効)、WPDによるPC名の更新を行います。
GetEnabledSMBv1手続きの値が1の場合(SMBv1有効)、WPDにより更新の後にNetBIOSによるPC名の更新を追加で行います。
どちらのケースでも共有名の更新は行いません。WPDによる検索の場合は必要無いですが、NetBIOSによる共有名の更新は別途UpdateServer手続きが必要となります。
注記
SMBv1が無効になっている場合、1度目の更新には時間が掛かりますが2度目以降はほぼ時間がかかりません。
又、これを使用してもSASFそのものは更新されないので、必要ならば続けてUpdate手続きを呼んでください。
- UpdateServer(文字列)
- ver 3.26より挙動が変化しました。
GetEnabledSMBv1手続きの値が0の場合は何もしません。常にrealtimeで共有名を取得するようになります。
GetEnabledSMBv1手続きの値が1の場合、文字列で指定したサーバーがNetBIOSで取得したケースにおいては従来通りに情報を更新します。WPDで見つかったサーバーの場合は何もしません。
注記
これを使用してもSASFそのものは更新されないので、必要ならば続けてUpdate手続きを呼んでください。
- UpdateNetwork()
- ver 3.26より挙動が変化しました。
GetEnabledSMBv1手続きが値が0の場合は、UpdateDomain手続きと同じになります。
GetEnabledSMBv1手続きが1の場合、WPDでの検索後に追加で従来通りの以下の挙動となります。
ネットワーク情報を更新します。UNC名を操作するときは、必要に応じてこの手続きを呼び出してください。
ただし、環境によっては重くなるので頻繁に呼び出すのは避けたほうが良いでしょう。できればシチュエーションに応じてUpdateDomainとUpdateServerを使い分けた方がレスポンスは良くなります。
注記
これを使用してもSASFそのものは更新されないので、必要ならば続けてUpdate手続きを呼んでください。
- OpenURL(文字列)
- 文字列にURLして使用すると、ブラウザをオープンします。
成功した場合、#_RESULTに0が入ります。
失敗した場合は#_RESULTに0以外の数字が入ります。詳細はGetSysErrMsgで取得できます。
なお、OpenURLはShellExecuteEx APIで実装しています。
- SetEnabledSMBv1(数字)
- SMBv1関連のAPIを使ってネットワーク情報の収集を使うかどうかを設定します。
0を指定した場合は使用しません。0以外を指定した場合は使用します。
デフォルトでは0になっています。
古いNAS等、SMBv1を使う機器を使用していて問題が出る場合は当関数を使用してSMBv1関連を有効にしてみてください。
注記
SMBv1を有効にした場合、PCの検索はWPD→NetBIOSの順で行うことになります。無効にした場合はWPDのみの検索になります。
システム判別式
- IsNeedPassword(文字列)
- 文字列で指定したUNC名にアクセスするのにユーザー名・パスワードが必要ならば真。
- IsUNCExist(文字列)
- 文字列で指定したUNC名が存在すれば真。
- IsUNCName(文字列)
- 文字列がUNC名ならば真。
\\、\\server、\\server\sharename、\\server\sharename\dirなどが真になります。
- IsUNCServer(文字列)
- 文字列がUNC名のサーバー名ならば真。
\\serverが真。\\やd:\fooなどは疑になります。
- IsUNCShareName(文字列)
- 文字列がUNC名の共有名ならば真。
\\server\sharenameが真。\\やd:\fooなどは疑になります。
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