ぴっこんなっ! のreadme

【ソフト名】ぴっこんなっ!
【バージョン】6.1.8661.37174
【作者】Hagisoft
【更新日】2023/9/20
【種別】フリーウェア
【連絡先】hagisoft@gmail.com
【ホームページ】ホームページ(Hagi@ウィキ)
ぴっこんなっ! 案内ページ
【転載】可 (雑誌・メディア等掲載時は一言連絡していただけると助かります。)
【動作環境】.NET Framework 4.7.2以上がインストールされていること。(Windows11 64bit版で動作確認済)
【開発環境】Windows11 64bit版
Microsoft Visual Studio 2022

ファイル構成

Readme.html
このファイルです。
PictConvUp.exe
プログラム本体です。
jaフォルダ
日本語のOSにて、日本語表示を行うためのデータが入っています。
日本語環境以外で本ソフトを使用したり、このフォルダや中身の削除、改名を行うと、ソフトの表示が英語になります。
Lib_Win_x86・Lib_Win_x64フォルダ
一部の画像形式の変換に使用するライブラリが含まれています。
(それぞれ32bitOS用・64bitOS用)

著作権および免責事項

本ソフトはフリーウェアです。自由にご使用ください。なお、上記のファイル構成中、別に著作権があるファイルを除き、著作権は作者である"Hagisoft"が保有しています。

このソフトウェアを使用したことによって生じたすべての障害・損害・不具合等に関しては、私と私の関係者および私の所属するいかなる団体・組織、使用したライブラリの作者とも、一切の責任を負いません。各自の責任においてご使用ください。

libpngについて

このソフトウェアでは、PNG形式画像の保存に「libpng」を使用しています。

libpng 1.6.40 - June 21, 2023
Copyright (c) 1995-2023 The PNG Reference Library Authors.
Copyright (c) 2018-2023 Cosmin Truta.
Copyright (c) 2000-2002, 2004, 2006-2018 Glenn Randers-Pehrson.
Copyright (c) 1996-1997 Andreas Dilger.
Copyright (c) 1995-1996 Guy Eric Schalnat, Group 42, Inc.

libpngは、32bit版および64bit版共に、Visual C++ 14.1 にてランタイム静的リンク(/MT)でビルドしています。

libwebpについて

このソフトウェアでは、WebP形式画像の読込・保存に「libwebp」「libsharpyuv」を使用しています。

Copyright (c) 2010, Google Inc. All rights reserved.

Redistribution and use in source and binary forms, with or without
modification, are permitted provided that the following conditions are
met:

  * Redistributions of source code must retain the above copyright
    notice, this list of conditions and the following disclaimer.

  * Redistributions in binary form must reproduce the above copyright
    notice, this list of conditions and the following disclaimer in
    the documentation and/or other materials provided with the
    distribution.

  * Neither the name of Google nor the names of its contributors may
    be used to endorse or promote products derived from this software
    without specific prior written permission.

THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE COPYRIGHT HOLDERS AND CONTRIBUTORS
"AS IS" AND ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT
LIMITED TO, THE IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR
A PARTICULAR PURPOSE ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE COPYRIGHT
HOLDER OR CONTRIBUTORS BE LIABLE FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL,
SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT
LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS OR SERVICES; LOSS OF USE,
DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) HOWEVER CAUSED AND ON ANY
THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT LIABILITY, OR TORT
(INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY OUT OF THE USE
OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF SUCH DAMAGE.

libwebp・libsharpyuvは、32bit版および64bit版共に、Visual C++ 14.1 にてランタイム静的リンク(/MT)でビルドしています。

はじめに

このソフトは、画像の縮小を行うためのソフトです。

一般的に、Web上にアップロードする画像を縮小・形式変換するときは、縮小・変換→ブラウザでファイルを選択→アップロードという手順を踏むと思います。
しかし、ファイルを選択するときに、変換したファイルまでたどり着くのに時間がかかってしまったり、アップロードした後に、変換した画像ファイルをわざわざとっておくのも面倒くさいと思う人もいるかもしれません。

そこで、このプログラムを使うことにより、縮小した画像のファイルそのものや、ファイル名を自動的にクリップボードにコピーすることができます。また、プログラムの終了と同時に変換した画像を削除したりすることもできます。
縮小・形式変換した画像を頻繁にアップロードする人に特におすすめです。もちろん、それ以外の用途でもお使いいただけます。

インストール方法

解凍されたフォルダを適当な場所においてください。

アンインストール方法

プログラム本体(および本readme)は、このプログラムの入ったフォルダごと削除してください。
設定ファイル(Config.xml)を削除したい場合は、以下の設定フォルダ内のそれぞれのファイルを削除してください。

OS設定フォルダ(環境によって異なる場合があります)
Vista以降C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Roaming\Hagi\PictConvUp\
XPC:\Documents and Settings\[ユーザー名]\Application Data\Hagi\PictConvUp\

重要

ぴっこんなっ! のバージョン4.x 以下とは併用しないでください。
(設定ファイルの互換性がないため、このバージョンの設定が消失する場合があります。)

使い方

起動方法

PictConvUp.exeを開いてください。

各部の名称と機能

出力サイズ・切り抜き
幅・高さ
出力したい画像の幅・高さ、および、切り抜きの縦横比の基準を設定します。
候補
よく使われる出力サイズや現在の画面解像度と同じサイズをすぐに設定できます。
よく使うサイズはプリセットに登録できます。
拡大も可能とする
通常は変換後の画像は元の画像より拡大されることはないですが、これにチェックをすると、変換前の画像が出力サイズより小さかった場合は拡大して変換されます。
サイズ変更しない
アスペクト比を無視
設定した範囲を全部埋める
設定した範囲内に収める
横幅を合わせる
高さを合わせる
設定した幅、高さに変換した画像をどのように合わせるかを設定します。どのように変換されるかは、各選択項目の先頭のアイコンを参考にしてください。(切り抜きではありません。)
指定縦横比で切り抜き(サイズ変更しない)
設定した幅、高さの比で切り抜きます。左右方向の切り落としまたは上下方向の切り落としのどちらかになります。(元画像および設定の縦横比によって異なります。)
指定縦横比で切り抜きおよびサイズ変更
切り抜き後、設定したサイズにサイズ変更します。設定した範囲を全部埋めるようにサイズ変更を行います。
切り抜き寄せ
画像切り抜き時の左右方向、上下方向の切り抜き位置を指定します。
変換後の拡張子
変換後の拡張子・画像形式を指定します。
「変換元と同じ」の場合は、変換元と同じ拡張子・画像形式となります。
※WebP不可逆圧縮形式はWebP可逆圧縮形式に変換します。
不可逆圧縮(JPEG等) 変換品質
JPEG・WebP不可逆圧縮 に変換する場合の品質を指定します。0~100の間で指定し、標準は75です。
終了時に変換した画像を削除
このソフトを終了したときに、変換されたファイルを削除します。ただし、変換後にほかのソフトで編集したファイルや、変換後に他の場所に移動したファイルは削除されません。
削除する際は、事前に確認メッセージが表示されます。
画像をアップロードするためだけに縮小する場合などにお使いください。
変換時にクリップボードにコピー
変換したファイル
変換したファイルをクリップボードにコピーします。エクスプローラ上で貼り付けることができます。
変換後のファイルパスの文字列
変換した画像のファイル名のフルパス(例: "C:\Users\Hagi\Pictures\PictConvUp Converted\Pikkon.png")がクリップボードにコピーされます。
ブラウザのアップロードファイル選択のダイアログで、ファイル名の欄にフルパスを直接貼り付けることができます。
複数の画像を変換した場合は、変換後の各ファイルパスが改行で区切られます。
変換した画像の一覧
変換した画像の一覧が表示されます。変換後の画像を関連付けられたアプリケーション(アプリ)で開いたり、フルパスやファイルをクリップボードにコピーしたり、変換元の画像を条件を変えてもう一度変換させたりすることができますすることができます。
また、保存先のフォルダを開くこともできます。
一覧の各画像はマウスでエクスプローラ等にドラッグ&ドロップできます。

変換された画像の保存先

このソフトでは、変換した画像の保存先フォルダは固定となっております。
(変換元フォルダの中に保存…といった指定はできません。)

初期設定では、保存先は以下となっています。(環境によって異なる場合があります)

保存先を変更したい場合は、メニューバーの「ツール - オプション」から変更できます。

基本的な使い方

「各部の名称と機能」を参考に、変換の設定を行ってください。
エクスプローラから、プログラムのメイン画面上または本プログラムのアイコンに変換したい画像をドラッグ&ドロップすると、すぐに変換が始まります。
また、エクスプローラで「コピー」を選択した画像ファイルを、メニューバーの「ツール - クリップボードのファイルを変換」で変換することもできます。 変換した画像は「変換された画像の保存先」に保存されます。

変換時に表示される「変換中」ウインドウには、変換の進捗状況が表示されます。デフォルトでは、変換終了時に「変換中」ウインドウは閉じられますが、変換に失敗したファイルがあった場合は閉じられません。この設定は、メニューバーの「ツール - オプション」から変更できます。
※「変換中」ウインドウ内の変換エラーのファイル名をクリックすると、エラーの詳細が表示されます。

変換された画像の一覧が、「変換した画像の一覧」に表示されます。 表示された項目をダブルクリックすると、画像が関連付けられたアプリで開きます。
また、右クリックメニューから、画像をコピーしたり、保存先のフォルダを開いたりすることができます。
保存先のフォルダには、変換されたファイルが保存されていくので適宜整理してください。

クリップボードの画像そのものを書き出す

クリップボードに画像データそのもの(例: PrintScreenキーでのスクリーンショット・ペイントソフトの「コピー」コマンドを使った場合など)が含まれている場合は、「ツール - クリップボードの画像を書き出す」で「変換された画像の保存先」に書き出すことができます。

ただし、書き出される画像は、設定にかかわらず原寸サイズ・png形式に固定されるので、縮小・別形式変換をしたい場合は、変換された画像の一覧に表示されている書き出されたファイルを選択し、再変換を行ってください。

アップロードのためだけに画像を変換

画像をアップロードした後に、その画像が不要になるケースが多い場合は、メイン画面の「終了時に変換した画像を削除」と、「変換時にクリップボードにコピー - 最後に変換した画像のパス文字列」をチェックしてみるといいかもしれません。

これらを利用すると、このソフトで変換された画像のフルパスが自動的にクリップボードにコピーされるので、ブラウザのアップロードファイル選択ダイアログの「ファイル名」にその文字列を貼り付けるだけで、すぐにそのファイルを選択することができます。そのため、変換した画像をダイアログからもう一度探す手間が省けます。
また、アップロード完了後にこのソフトを終了すると、変換された画像は自動的に削除されるので、原寸大の画像と縮小された画像の2種類を保存する煩わしさも省くことができます。

注意・その他

「終了時に変換した画像を削除」をチェックした場合は、ファイルのアップロードや移動・コピーが完了したことを確認してから本ソフトを終了してください。
これらの操作を完了する前にソフトを終了してしまうと、コピー・アップロード等の失敗の原因となります。
また、終了時は削除前に確認画面が表示されますが、起動中にWindowsのログオフが行われた場合は、確認せずに変換したファイルが削除されますのでご注意ください。

画像の対応形式は、こちらで確認しているものは、JPG, PNG, BMP, GIF(GIFからの変換のみ), TIFF, WebPとなっております。ただし、透過に対応した画像形式→対応していない形式の画像変換は正常に行えません。(透過部が不透明になります。)また、対応している形式でも、場合によっては正常に変換できない場合がありますのでご了承ください。

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