登録必須キーワードや除外語など、毎回同じ内容を設定したい場合があります。当ツールはJavaScriptなので、設定の保存機能はありませんが、ユーザー向けに初期設定用JavaScriptファイルを提供しています。そのファイル内での値を変更すれば、いちいち画面上で変更せずとも、毎回同じ状態で初期表示することができます。
UTF-8を扱えるテキストエディタで初期値設定用ファイル init_value.js を開き、記載されている説明に従って値を変更してください。バージョンアップ時に新旧設定ファイルの統合結果表示ツールからコピー&ペーストした場合は、説明は省かれているので、オリジナルである init_value_original.js の記載を参照してください。
【なろう検索/なろうランキング検索 共通設定】と記載されている箇所のすぐ下は、なろう検索&なろうランキング検索画面のキーワード候補一覧/除外語候補一覧の指定となっています。
サンプルの文字列が入力されているので、それを参考に設定してください。
キーワード候補一覧/除外語候補一覧の指定のあとは、なろう検索画面の初期値指定場所となっています(すべての項目ではありません)。
ファイルの後半は、なろうランキング検索画面の初期値指定場所です。
なお ' ' で囲んだ中では ' 、" " で囲んだ中では " を使えません(JavaScriptの仕様)。それぞれ直前に \ を置いて、\' や \" とすれば大丈夫ですが、中で ' を使いたいなら " " で囲む、中で " を使いたいなら ' ' で囲むほうが簡単です。
init_value.js ファイルの先頭にある showLatestVersion がtrueの場合、なろう検索/なろうランキング検索画面表示時に、最新バージョンか否かが自動でチェックされます。より新しいバージョンが公開されていれば、検索ボタンのすぐ上にその旨のメッセージが表示されます。
初期値では最新バージョン表示機能を使わないようになっています。最新バージョンをチェックしたい場合は、showLatestVersion をtrueに変更してください。
前項の最新バージョン表示機能用の変数 showLatestVersion の次にある hideUserids ~ hilightUserNames が、検索結果から除外する作者/検索結果で注目する作者を指定する場所です。複数指定したい場合は半角カンマで区切って羅列してください。いずれも部分一致ではなく完全一致で判断されます。
その指定をした上で、なろう検索やなろうランキング検索の表示オプションにある「除外する作者の作品を非表示または淡色にする」「注目する作者の作品をハイライトする」をチェックすると、それぞれの機能が有効になります。
hideUserids : {'1234':'1234用注釈','5678':'5678用注釈'}
' ' や " " の中以外で、
hideUserids : {
'1234' :'ここに書かれた内容が、検索結果のツールチップに表示されます。',
'56789' :'そのため作者名や除外する理由を記載するとわかりやすくなります。',
//,'123456':'', //この行を一時的に無効化
'234567':'',
}
hilightUserids : {'2345':'2345用注釈'}
hideUserNames : {'あいうえお':'あいうえお用注釈'}
hilightUserNames : {'太郎':'太郎用注釈','花子':'花子用注釈'}
以下はver2.4以前の旧形式での指定方法です。動作上の支障はありませんが、注釈を指定する箇所がないため、検索結果のツールチップに表示される情報はユーザIDまたは作者名だけです。なるべく上記の新形式に変更することをお勧めします。
なお新旧設定ファイルの統合結果表示ツールである merge.html からコピー&ペーストした場合は、自動的に新形式に変換されています。その際、注釈部分にはユーザIDまたは作者名が設定されているので、必要に応じて書き換えてください。
hideUserid : [1234,5678]
hilightUserid : [2345]
hideUserName : ['あいうえお']
hilightUserName : ['太郎','花子']