設定プロパティしートの本体項目では『Fy Mascot』本体に関する設定を行うことができます。
『Fy Mascot』本体の表示関係の設定です。
『Fy Mascot』のグラフィックに関する設定をすることができます。
キャラクターのサイズを指定します。
『Fy Mascot』ではここで設定されたサイズ(解像度)のウィンドウを作り、そこにキャラクターを描画した上で背景を透過させることでマスコットがウィンドウにいるように見せています。ですので、ここの設定はキャラクターのサイズと考えて良いです。
アンチエリア処理のサンプル数です。
アンチエリア処理の品質です。
描画サイズ | SVGA (800x600) |
---|---|
アンチエリアス(サンプル) | 4 |
アンチエリアス(品質) | 2 |
『Fy Mascot』の表示に関する設定をすることができます。
マスコットを他のウィンドウよりも常に手前に表示します。
セリフを表示を表示します。オプションプログラムなどで声でしゃべっていてセリフを表示する必要がない場合を想定しています。
デフォルト
『Fy Mascot』全体の透明度を設定します。
マスコットを常に最前列に表示する | 有効 |
---|---|
セリフを表示する | 有効 |
透明度 | 255(不透明) |
『Fy Mascot』本体のセリフ関係の設定です。
セリフに使用するフォントを設定します。かわいらしい文字がオススメです。フォントにあわせて文字サイズも適宜変更してください。
多言語に対応させる場合は、表示させる可能性がある文字を含むものにしてください。
デフォルト
フォント | Yu Gothic UI |
---|---|
サイズ | 10 |
ここではキャンバスのセリフの表示速度を調整します。
セリフを描画する速さを設定します。
セリフを表示している長さを設定します。
セリフをフェードアウトして消去する速さを指定します。
デフォルト
セリフ描画 | ラマ |
---|---|
セリフ表示 | ラマ |
セリフ消去 | ラマ |
『Fy Mascot』のおしゃべり関係の設定です。
『Fy Mascot』が何かしゃべりかけてくるタイミングを設定することができます。
『Fy Mascot』が自然に話し始める頻度を設定します。
頻度のばらつきを設定します。
決められた時間ごとに休憩をとるように促します。
席を離れて、再び戻ったときにお出迎えをします。(スクリーンセーバーの起動と復帰を見て判断しています。)
CPU使用率が高くなった場合に注意を促す閾値を設定します。
メモリ使用率が高くなった場合に注意を促す閾値を設定します。
インフォメーションとして送られてきた情報でストックされているものを定期的に再表示する頻度を設定します。
デフォルト
独り言 | ふつう |
---|---|
頻度の気ままさ | ふつう |
健康指南 | 2時間 |
お出迎え | 有効 |
CPU使用率 | ふつう |
メモリ使用率 | ふつう |
思い出し | ふつう |
キャラクターを『なでなで』するときの精度を調整します。『なでなで』は同じところを何度かカーソルでなでると反応する機能ですが、『同じところ』と見なす範囲をどうするかを調整します。
デフォルト
なでなでの精度 | ふつう |
---|
『Fy Mascot』本体のオプション設定です。
その他もろもろのオプション設定です。
パラメータを確定した後にオーダーをクリアするかどうかを設定します。
例えばTALKで会話する場合などは、同じオーダーを連続して使用するのでクリアしない方が使いやすいです。
実行してから実際に起動するまでに間をおく機能です。
『Fy Mascot』をスタートアップに登録して起動時に自動的に立ち上がるように設定した場合、スタートアップに登録したプログラムが沢山あるとパソコンの起動に時間がかかってしまいます。
この機能を有効することで、起動してからしばらくして他のプログラムが立ち上がった頃合いに起動させることが可能になります。
デフォルト
オーダークリア | 有効 |
---|---|
ディレイスタート | 無効 |
『Fy Mascot』のネットワーク関連の設定です。
『Fy Mascot』に実装されたTCP/IPサーバーに関する設定をすることができます。
『Fy Mascot』ではTCP/IPを使って、ネットワーク上の別のパソコンで稼働するプログラムと通信することが可能になっています。初期設定では無効になっています。
※TCP/IP通信を行う為、ファイアーウォールやアンチウィルスソフトが反応する可能性があります。
TCP/IPサーバーのポートを設定します。
デフォルト
・内臓TCP/IPサーバーを有効にする。 | 無効 |
---|---|
・ポート | 55555 |
通信するプログラムのIPアドレスとポートのリストを追加・削除します。
ネットワークの通信状態によってはタイムラグが発生するので『Fy Mascot』は相手のプログラムが応答するまでの待ち時間の限度を設定します。リストに登録したプログラムが停止している(実行されていない)場合にはタイムアウトするまで待つことになるので注意して下さい。
タイムアウト | 10(ms) |
---|
『Fy Mascot』の開発に関する設定です。
開発者向けの機能ですので、普通に使う分には設定は不要だと思います。
Windows でおなじみのDr.Watson的な機能です。エラー管理に関する設定をします。
『Fy Mascot』本体のエラーメッセージのログを記録します。主に私向けの機能ですが、もし記録があるようでしたら、メールや掲示板で教えていただけると修正がはやくできる可能性があります。
メモリエラーのログを記録します。『Fy Mascot』には独自のメモリ管理機能が実装されており、そのエラーチェック機能を有効にします。
デフォルト
内部エラーのログを記録する | 無効 |
---|---|
メモリエラーのログを記録する | 無効 |
記録されたエラーログをクリアします。
『Fy Mascot』内部の通信プロトコルであるGICPの通信のログを保存する機能です。
あまり長時間『Fy Mascot』を起動しているとログが大量に溜まり、設定のプロパティーシートを起動するときにフリーズ(大量のログを解析している間フリーズする)ので注意してください。
GICPのログを記録します。
デフォルト
GICPのログを記録する | 無効 |
---|
任意のGICP命令を実行します。テスト用のウィンドウが表示されます。
『Fy Mascot』の開発に関する設定です。
開発者向けの機能ですので、普通に使う分には設定は不要だと思います。
MMDモデルデータの位置やカメラの位置などの調整をテストするための機能です。スライドバーを動かしてベストな位置に調整し、下のテキストボックスに表示されたパラメータをコピーしてモデルフォルダにあるmodel.txtに貼り付けます。
『Fy Mascot』本体の言語設定です。どの言語を使っていても設定できるように、このシートは英語に固定されています。
プロパティーシート、メニュー、ダイアログの言語を設定します。標準では『Japanese』と『English』の2つから選ぶことができますが、『Fy Mascot』の『language』フォルダに言語ファイルを追加することで他の言語にも対応できます。
なお、マスコット本体のセリフは多言語に対応しているので、ここでの設定に関わらずほとんどの言語を表示することができます。(ここで英語に設定していても、マスコットが日本語を話せば日本語が表示されます。)
デフォルト
Language | Windowsの言語から選択 (日本語ならJapanese、それ以外はEnglish) |
---|