相続関係図マニュアル

家族別の表示設定


  「基準になる家族の設定」ウインドウで選択した家族について個別の表示設定を行います。
 但し、ここで設定した事項については、「家族の詳細設定」ウインドウで設定した場合と同じになりますので、
  注意して下さい。

 各部の機能の説明

  


  @ 夫婦どちらを主体にするかの選択
    夫婦どちらの系図を作るのか設定します。設定しなかった方が配偶者という事になります。
    相続関係説明図を作る際には被相続人を指定するという重要な設定になります。
    一族の系図にあっては、一族に入るか他の系図に出るかの選択でもあります。
    この設定次第で系図の流れが大きく変わります。

  A 子供の表示順の設定
    系図の作成中でも子供の並べ替えが自由にできます。
    Eのような場合は、わざと順序を一部入れ換えて綺麗に系図ができるように調整します。

    作図の際の「系図表示設定」ウインドウで「子供の表示を右順にする」にチェックを入れると、
    縦書き時に上下並べ替えと同じ効果になりますが、両者には下記のような違いがあります。

    

効果があるのは
上下並べ替え 作図の縦横に関係なく、設定した家族のみ
子供の表示を右順にする 作図の時だけ、縦書き指定時で、全ての家族に



  B 子供の追加と削除
    子供の追加や削除は系図の作成中でも自由に行えます。
    なお削除は、Aの子供のリスト上で選択されている子供に対して行います。

  C 子供に関する肩書等のデータの作成
    Aの子供のリスト上で選択されている子供に対して、その肩書や、養子縁組関連の事項、あるいは認知に関する事項を
    加筆できます。

  D 離婚に関する設定
    離婚も系図の作成中に行う事ができます。チェックを入れると原因日付の入力が行えます。
    チェックして離婚してしまうと元には戻せません。確認画面が出るので慎重に設定して下さい。

  E 配偶者の非表示設定と配偶者の姓を非表示にする設定
    妻の両親の養子になった婿や、夫の両親の養子になった嫁の場合、系図には養子縁組でそれぞれの両親の子として
    登録されるので、その横に並べて配偶者が出るように置いてから配偶者欄を消すと綺麗に見えます。
    このような時は「配偶者の非表示設定」欄にチェックを入れます。

           配偶者を非表示にする前              配偶者を非表示にした後

        


    また世帯主のみ、姓を出して配偶者は名前だけにした方が見栄えが良くなる場合があります。
    あるいは戦国武将の妻等によくある、未亡人になってから尼になり「○○院」という称号が通称になる場合や、
    「××姫」等名前だけが有名な女性が嫁入りしてきた等、わざわざ姓を付けて表現しない場合があります。
    このような時は「配偶者の姓を非表示にする」にチェックを入れると、その家族に関しては配偶者のみ、
    姓が出ずに名前だけが系図には表示されます。

  F 夫や妻の肩書の設定
    配偶者の肩書を男女別に設定できます。通常は男性が「夫」で女性が「妻」になりますが、リストから選択したり任意の文字に
    変更する事が可能です。