相続関係図マニュアル

3 家系図の作成


系図の出力についての概略図


赤の矢印は、他の処理と併設されません。
黄色の矢印は、他の処理と併設されていて、同時にデータの入力・変更・設定が可能です。




1. 家系図の作成モードへ移動


  一組以上の家族を「家族関連の設定」ウインドウの家族リストに登録すると「作図開始」ボタンが表示されるので
  それを押す事で、家系図の作成モードに移ります。

  もし家族リストで選択中の家族の、直系の接続選択が未設定になっていた場合は、男系にするか女系にするか尋ねられます。


    


  家系図の作成モードは「系図表示設定」「基準になる家族の設定」「家族別の表示設定」の3つのウインドウで構成されています。

    

    

   

  以上3つのウインドウの内、「基準になる家族の設定」「家族別の表示設定」の2つのウインドウは、家族関連の設定に
  出てきた「家族関連の設定」と「家族の詳細設定」ウインドウと同じもので名称のみが違うように見えますが若干目的が
  異なっています。それについては後ほど各ウインドウ毎に説明します。



2.系図の作成の基本操作
  @ 「基準になる家族の設定」ウインドウの家族リストで基準になる家族(被相続人のいる家族)を選びます。

  


  A 「家族別の表示設定」ウインドウの直系の接続選択で夫婦どちらの系図を作るのか設定します。
    設定しなかった方が配偶者という事になります。


  


  B 「系図表示設定」ウインドウで、縦書きか横書きを選んで、「作図実行」ボタンを押します。

  


  C 「系図の表示」ウインドウが出ますので、ウインドウ上部にある「BMPファイル化」の部分を押せば
    画像ファイルとして保存できます。後はペイントソフト(CGソフト)に読み出して、加工したり印刷して下さい。
    保存先が深い階層構造であったり、フォルダの名称が長い場合、Windowst側で異常が発生して、
    保存はできてもソフト本体が異常終了する場合があります。


  





3.各種の制限事項

  @ モードの違いによる制限
  通常モードとワーネバモード、またはライセンスキーの未入力に伴う制限の状態により、設定できる項目が異なりますが、
  表示できる項目に違いがあるだけで、系図の作成機能自体は同じです。


       ワーネバモード、またはライセンスキーの未入力に伴う制限のある状態

    



   A メモリー不足
   「作図実行」ボタンを押すと系図が作成されます。 但し作図の為に十分なメモリを確保できなかった時は、
    エラーとなりソフト自体が強制終了します。(3839行の数値はバージョンにより異なります。)

    


    メモリを確保する事はできないので、文字を小さくしたり、Windowsのシステム画面を256色にしてメモリの
    消費を抑える事で作図が可能になる場合があります。(本ソフトはフルカラーで動作させる必要は全くありません)

    画面のアイコン等の表示が無い部分でマウスを右クリックすると、操作一覧が出て「画面の解像度」を選択すると、
    下図のように設定画面を呼び出す事ができます。
    そこで256色モード(8ビット)を選択できる場合があります。


    

            上図は、Windows 7 の設定画面です