相続関係図マニュアル

子孫フラッグ


  子供と言っても、実子もあれば養子もあります。もちろん実子でも他人や親戚それに祖父母等の
  家に養子に出る場合もあり、稀に一人の子が何度も養子縁組で色々な家の子となる事もあります。
  そして養子の特徴の一つに実の両親と養子先の養親との両方の相続権が通常はあるという事です。
  そのような場合、どの家系から子孫を延ばすかを決めるのが、この子孫フラッグです。
  通常は最終の子として登録された家系から子孫を延ばしますが、この子孫フラッグのチェックを
  別の家族に付ける事で変更可能です。



  ここでは、完成サンプル内の「独身者の養子縁組」のデータを基にして説明します。
  元に戻す時は先に全ファイルを消して、「バックアップフォルダー」からをコピーして下さい。

  @ 子孫フラッグの確認
   「養子縁組するには」の2.独身者が養子をもらう方法を例にすると、「家族の詳細設定」ウインドウの子供フラッグは下図によれば
   今は養子先(家族No.2)である乙野二子の下にある事が判ります。

   


  A 子孫フラッグを移す先の家族を選ぶ
   子孫フラッグを移す先の家族を「家族関連の設定」ウインドウにある家族リストから選んで下さい。
   もちろんその家族で子供として登録されている必要があります。

  

  B 該当する子供を選ぶ
   「家族の詳細設定」ウインドウから子孫フラッグを変更したい子供を選ぶと下図のようにチェックの入っていない状態で表示されます
   ので、チェックを入れて下さい。

  


  すると家族No.2の子孫フラッグはチェックが外れます。

  


  なおこの子孫フラッグは子孫または配偶者がいてこそ意味がありますので、今回のように最下層の子の場合は変更しても
  意味がありません。