相続関係図マニュアル

親だけ



ここで説明する親だけが相続するとは、下図のように子供をつくらず、なおかつ結婚していない状態で死亡した場合の相続人は
通常なら親になることを示します。親を含む直系尊属が全員死亡していたら被相続人の兄弟姉妹が相続人になります。

但し、本ソフトは特殊な設定をしなければ、下図の例では父親である甲野一郎が被相続人になり、死亡した子供を被相続人
として表示する事ができません。

  


     具体的な設定方法は「子供の死亡」を参照して下さい。



作成ポイント

 相続権のある人のみを表示させる
 下図の相続人設定ウインドウで、相続権のある人の選択欄から指定します。
 乙野花子は両親が健在なので相続権がありませんから選択から外します。
 この指定はとても重要なので、必ず相続に関して知識のあるの人の助言を得て設定して下さい。




上記の例で法定相続情報一覧図を作ると下図のようになりますが、「子供がいない」の他の例題でも同様に被相続人について
配偶者がいない状態にすると各例題でも親だけが相続します。