子供の登録と削除
下図の系図を使って、当事者リンクの設定の説明をする事にします。
この例では丁田大助と乙野大助、それに甲野大助が実は同一人物だったという設定でそれぞれ同じ姓に当たる者と親子
関係を結ぶという設定です。(丁田大助の名前は婚姻関係にない為まだこの系図には出てこない。)
子供の設定
子供を設定する時は、家族関連の設定で説明したように、
家族の詳細設定ウインドウで同様に行う事ができます。
下図では当事者No;11の丁田大助を家族No;4の丁田義雄・春子夫妻の実子として登録する場合です。
@ 実子の登録
「子供の追加」ボタンを押して下さい。
すると、
「子供の追加」ボタンが「登録決定」ボタンに変化すると共に、子供の選択リストが表れます。
子供の選択リストから選択して、「登録決定」ボタンを押します。
すると子供の選択リストは消えて、「当事者リンクのメッセージ」というメッセージが出ます。
これは選択した子供が既に当事者リンクしている状態にあると必ず出ます。
下図の例では、選択した子供がリンク元になっていた場合です。
続いて「実の両親が登録されていません」という警告メッセージが出ますが、この選択ウインドウが出るのは、
まだ当事者リンクしている者の中で誰も実の両親の設定をしていない時だけです。
実子として登録する場合は「はい」ボタンを押して下さい。
ちなみにここで
「いいえ」を押すと、養子という事になります。また既に当事者リンク内で他の誰か、もしくは選択中の子が
実子として登録されていた場合は当然養子になります。
実子の場合も養子の場合も選択した子供が左側の子供欄に登録されます。
A 養子の登録
下図は当事者No;7の乙野大助を家族No;2の乙野二郎・二子夫妻の養子として登録する場合です。
「子供の追加」ボタンを押して下さい。
すると、
「子供の追加」ボタンが「登録決定」ボタンに変化すると共に、子供の選択リストが表れます。
子供の選択リストから選択して、「登録決定」ボタンを押します。
すると子供の選択リストは消えて、「当事者リンクのメッセージ」というメッセージが出ますが、
下図の例では、選択した子供がリンク先になっていた場合です。
続いて下図の警告メッセージが出ますが、このウインドウが出るのは、
既に当事者リンクしている者の中で
実の両親の設定をしているからです。今回は既にリンク元である丁田大助に実の親がいるという事で強制的に
リンク先である乙野大助は養子になる事を意味しています。
そして下図の注意ウインドウにより養子として登録された事が示されました。
さらに子孫フラッグ強制変更メッセージのウインドウが開いて、子孫フラッグが当事者リンク内で移動した事を知らせます。
このメッセージは
当事者リンク内で後から子供の登録をする度毎に出ます。
例えば先に養子縁組しておいて後から実子の登録をした時も出ます。
実子の場合も養子の場合も選択した子供が左側の子供欄に登録されます。
次に養子である証として縁組日を決めます。
まず該当する子供をリストから選びます。
すると「当事者リンクのメッセージ」ウインドウが開いて、選択した子供の当事者リンク状態を示します。
続いて養子縁組の日付入力が可能になります。
日付を入力して「原因日付を書き込む」ボタンを押して下さい。
この原因日付が空欄だと養子の印は系図に出ません。
続いて同様に甲野大助を甲野礼子と養子縁組させます。
この時、甲野礼子は独身で養子をもらう事になるので、下図のように養子として登録された事が示される警告ウインドウがでます。
当事者リンク時の家系図の表示例
当事者リンクの一例として以上の操作をした場合の家系図を以下に示します。
乙野大助の養子縁組日が甲野礼子の場合と乙野二郎・二子夫妻の場合で違うのは、甲野大助と同一人物だからです。
また甲野礼子との養子縁組が最後になっていますので、子孫フラッグが家族No;5に移動して、甲野礼子の下に系図が続きます。
当事者リンク中の子供の削除
当事者リンクしている場合、もし子孫フラッグにチェックが入っている家族の子供だった時は、削除と同時に
他の家族にフラッグは移動しています。概ねリンク元に移動するようになっています。
下図の例では甲野礼子の養子である甲野大助を子供のリストから削除した場合です。
この例では丁田大助の名前の代わりに甲野大助と乙野大助が入り、そこから子孫が続く形になります。
(丁田大助としては子供がいないので)