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左図は本ソフト「ポスター・プリント」の初期画面です。以下の順に操作しながら好みの画像の位置や大きさを調整して、印刷、貼り合わせを行います。「3.設定 切取り、貼り合わせのない例」の様に用紙の切り取り、貼り合わせの不要な印刷も可能です。印刷できる画像形式は GIF, JPEG, PNG の3種類があります。 「2.画像の入力」 「3.設定」 「4.画像サイズの調整」 「5.印刷」 「6.貼り合わせ例」 |
画像の入力例 ![]() | |
画像の入力は任意の画像ファイル又はディレクトリをマウスでドラッグ&ドロップするか、右上の「参照」ボタンをクリックして表示される「画像ファイルを開く」ダイアログで行います。 入力した画像は左図のように用紙のサイズに合わせたイメージで表示されます。 入力画像 ![]() | |
「設定」ダイアログ![]() |
画面の右側に表示される「設定」ダイアログで「フチの有無」、「のり代」、「画像の印刷位置」の設定を行います。これらは印刷の基本的な形式を設定するものなので、画像を入力して初めに決めておくと良いでしょう。「フチあり」と「のり代あり」で通常の貼り合わせを行います。 「フチあり」のチェックを外すと用紙の端から印刷されますが、これはプリンターの機能によるものなので、後に示す「5.印刷 プリンターの設定」でプリンター側にもフチなしの設定を行う必要があります。 「のり代あり」のチェックを外すと一回り大きく印刷できますが、画像の重なる面が無いために下の白地が見え易くなってしまい位置を合わせるのが難しくなります。 「重ね幅」は1~5の5段階あり、貼り合わせの位置は(重ね幅=1)で実線の内側、(重ね幅が2以上)ではさらに実線と同じ幅を開けた所になります。この時「補助線あり」をチェックすると破線の補助線が表示され、貼り合わせの位置はその内側になります。「重ね幅」は「のり代あり」で有効になり、補助線は重ね幅が2以上で有効になります。詳しくは「6.貼り合わせ例 貼り合わせ方」を参照して下さい。 「画像の印刷位置」は余白を残して置く場合にその印刷位置を指定します。ただし「用紙いっぱい」は余白を残しません。これは、すぐ後に示す貼り合わせのない印刷のためのものです。バージョン 1.10 から右方向と下方向を含む5つ「右上」「右」「右下」「下」「左下」が追加になりました。 |
フチなし、のり代なし、用紙いっぱい 以下に(フチなし)(のり代なし)(用紙いっぱい)の例を示します。 | ||
フチなし | のり代なし | 用紙いっぱい |
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切取り、貼り合わせのない例![]() |
「フチなし」「のり代なし」「用紙いっぱい」をすべて指定すると左図のように表示され、切り取りや貼り合わせの不要なつなぎ合わせるだけの印刷になります。 |
縮小(マウスを左にドラッグ) | 拡大(マウスを右にドラッグ) | |
![]() | ![]() | 画像の表示されている領域 ![]() ![]() |
ページ単位の拡大/縮小(上下) | ページ単位の拡大/縮小(左右) | |
![]() | ![]() | 「余白の調整」の「上下」「左右」ボタン、「拡大」「縮小」ラジオ・ボタンを操作すると、ページ単位に拡大/縮小が行えます。![]() サイズの微調整は「印刷サイズ」のミリメートル(mm) 又はピクセル(pix) で行います。上下矢印ボタン ![]() ![]() ![]() |
調整済みの画像 | 「画像を印刷」ダイアログ | |
![]() | ![]() | 画像の印刷する位置や大きさを決めたら、右上の「印刷」ボタンを押下して、「画像を印刷」ダイアログを表示します。 「画像を印刷」チェック・ボックスは後に示すように、画像をファイルに書き出す時は外しておきます。 「印刷の色」「印刷品質」でカラー/白黒印刷、印刷品質(高/中/低)を選択します。 ![]() ![]() |
プリンターの設定 | ||
![]() | 「プリンターの設定」ボタンを押すと一般の印刷用ソフトと同じプリンター設定ダイアログが表示されます。ここでフチなし等のプリンターの詳細な設定を行います。「3.設定」で「フチあり」のチェックを外した時は必ずプリンター側にもフチなしの設定をして下さい。 | |
ファイルに書き出し | ||
![]() | 「画像ファイル出力」をチェックして印刷イメージをファイルに書き出すこともできます。画像形式は入力と同じ GIF, JPEG, PNG の3種類があります。名前は末尾に行、桁が付加されます。出力先は入力と同じ場所ですが、「参照」ボタンをクリックして変えることもできます。 |
用紙の置き方![]() |
用紙の置き方:横(ランドスケープ)![]() |
「用紙の置き方」は実際にプリンターに置かれている用紙の向きを指定します。初めは「縦(ポートレート)」が表示されているので、用紙が横置きならば「横(ランドスケープ)」を選択します。 |
印刷、ファイル書き出しページの選択![]() | 印刷や、ファイルに書き出すページを選択するには、該当する画像をクリックして選択/非選択を切り替えます。濃色枠で囲まれたページが選択したページを表します。左図では「すべて選択」のチェックを外してから右上の第1ページを選択しています。 |
印刷ページ12枚![]() |
ここでは、貼り合わせの例を示します。「用紙サイズ」をA4、「用紙の向き」横(ランドスケープ)とし、「余白の調整」の「左右」ボタンを押して横3列に揃えています。縦は4行目に空白があります。「設定」は初期値のまま(フチあり)(のり代あり)(重ね幅=1)(画像の印刷位置 左上)です。 右下フチのカットは先に短い辺(この例では右)をカットしておけば、長い辺を楽にカットできます。 最後に余白をカットしていますが、あまり大きくする前に2段目あたりで余白をカットした方がやり易いかも知れません。 |
不要な右下のフチをカット![]() |
以下の「貼り合わせ方」の要領でカットして貼り合わせていきます。初めに短い方の辺(ここでは右端)をカットしてから長い辺をカットします。 |
貼り合わせ方(重ね幅=1) | |
貼り合わせ方(重ね幅=1)![]() | (フチあり)(のり代あり)(画像の印刷位置 左上)で貼り合わせる様子を示します。初めに(重ね幅=1)で行います。左図の矢印 ![]() |
切り取り ![]() | 図のように上下の貼り合わせは上、左右の貼り合わせは左を切り取ります。印刷されている線は切り落として取り除きますます。オレンジの破線は次に示す貼り付ける位置を表し、これがちょうど隠れる位置に貼り付けます。 |
貼り付け ![]() | 切り落とさずに残した方の線が隠れる位置に貼り付けます。説明のため左右にずらしていますが、もちろん実際にはずらさずに貼り合わせます。 |
貼り合わせ方(重ね幅=5、補助線あり) | |
貼り合わせ方(重ね幅=5、補助線あり)![]() | 補助線(破線)を付けた時は、その補助線を切り落として貼り付けます。このように補助線ありで切り落とせば、線を取り残してしまっても破線なので目立ちません。 |
切り取り ![]() | 左図の様に切り落としたら、補助線なしと同じように貼り付けます。 |
右下隅のページから貼り合わせ(左が上) ![]() |
赤矢印 ![]() ![]() |
左端まで貼り合わせ![]() | |
上の段の右端を貼り合わせ(上の段が上)![]() |
2段目を貼り合わせた後に、下の余白を切り取るのも可。 |
最後に左上隅を上から貼り合わせ ![]() | |
余白をカット![]() |