ファイル処理ステートメント

コマンド名機  能備 考
MAXFILES同時にOPENできるファイル番号の最大値を指定します。
OPENファイルを開きプログラムで使用できるようにします。
CLOSEファイルを閉じます。
PRINT#シーケンシャルファイルにデータを記録します。
WRITE#データをシーケンシャルファイルに記録します。
INPUT#シーケンシャルファイルからデータを変数に読み込みます。
LINPUT#
LINE INPUT#
シーケンシャルファイルから1行分のデータを読み込みます。
INIT画面の初期化を行います。画面のみ対応



(説明の形式)

[機能] 各コマンド・ステートメント・関数の働きを簡潔に記述します。
[書式] 各コマンド・ステートメント・関数の書き方の一般形を示します。
[ ]の中は任意に省略できます。
[解説] 各コマンド・ステートメント・関数の実際の使用方法、働き、注意事項を詳しく述べています。

MAXFILES

[機能] 同時にOPENできるファイル番号の最大値を指定します。
[書式] MAXFILES n
n:ファイル番号の最大値 0~15。
[解説] 同時にファイル番号の最大値nまでのファイルをOPENできるように設定します。
このとき、変数エリアはクリアされます。
BASIC起動時にファイル番号の最大値は1に指定されます。

OPEN

[機能] ファイルを開きプログラムで使用できるようにします。
[書式] OPEN "O",#ファイル番号,”ファイル名”
OPEN "I",#ファイル番号,”ファイル名”
ファイル番号:1からMAXFILESで設定した数まで。
[解説] ファイル名をつけて、ファイル番号で指定した番号で設定し、Oのときはアウトプットモード、
Iのときはインプットモードにします。
以後このファイルは、ファイル番号を使ってアクセスします。
O:シーケンシャルファイルのアウトプットオープン
I:シーケンシャルファイルのインプットオープン

CLOSE

[機能] ファイルを閉じます。
[書式] CLOSE#ファイル番号1[,#ファイル番号2,・・・]
ファイル番号:OPENで指定したファイル番号。
[解説] OPENによって開かれたファイルを閉じます。CLOSEで閉じたファイルはOPENで再指定しないかぎり、
使用できません。
ファイル番号を省略するとすべてのファイルが一斉に閉じられます。
なお、NEW、RUN、LOADのときもすべてのファイルは閉じられます。

PRINT#

[機能] シーケンシャルファイルにデータを記録します。
[書式] PRINT#ファイル番号[,x1,x2,・・・]
ファイル番号:OPENで指定したファイル番号
x1,x2:出力する式または文字列
[解説] x1,x2,・・・で指定した式または文字列をファイル番号で指定したファイルへ出力して記録します。
このステートメントを実行するためには、OPENですでにファイルを開いておかねばなりません。
なお、一連の処理が終了したら必ずCLOSEしてください。
PRINT#0は、CSIZEと対にして使い、式の値、文字列、変数・定数の値に加えて
コントロールコード(&H00~&H1Fに対応する)も画面に表示することができます。
なお、PRINT#0は、OPENしないでも使えます。

WRITE#

[機能] データをシーケンシャルファイルに記録します。
[書式] WRITE#ファイル番号[,x1,x2,・・・]
ファイル番号:OPENで指定したファイル番号
x1,x2:出力する式または文字列
[解説] ファイル番号で指定したシーケンシャルファイルに、x1,x2,・・・で指定した式または文字列を記録します。
WRITE#はPRINT#と異なり、データの区切りにカンマ(,)を入れ、文字列データのときは
ダブルクォーテーション(”)をつけて詰めて出力するので、ファイルの使用領域の節約になります。

INPUT#

[機能] シーケンシャルファイルからデータを変数に読み込みます。
[書式] INPUT#ファイル番号,x1[,x2,・・・]
ファイル番号:OPENで指定したファイル番号
x1,x2:入力したデータを入れる変数
[解説] ファイル番号で指定したファイルからシーケンシャル(記録されている順)に読み込んで変数x1,x2,・・・へ入れます。
このステートメントを実行するためにはOPENで、すでにファイルを開いておく必要があります。
なお、一連の処理が終了したら必ずCLOSEしてください。

LINPUT#LINE INPUT#

[機能] シーケンシャルファイルから1行分のデータを読み込みます。
[書式] LINPUT#ファイル番号,文字変数
LINE INPUT#ファイル番号,文字変数
ファイル番号:OPENで指定したファイル番号
文字変数:入力したデータを入れる文字型変数
[解説] ファイル番号で指定したシーケンシャルファイルからデータを読み込んで文字変数に入れます。

INIT

[機能] 画面の初期化を行います。
[書式] INIT
[解説] 下記ステートメントを実行し、画面を初期化します。
COLOR 7,0:CGEN:CFLASH:CREV:CSIZE
また、BGMの演奏を停止します。


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