特殊ステートメント

コマンド名機  能備 考
KEY
DEF KEY
ファンクションキーに対して文字列を定義します。
KEY LIST
KLIST
ファンクションキーの定義状態を表示します。
KEY0キーボードからの入力のシミュレートを行います。
ON KEY GOSUBファンクションキーからの入力値によっていくつかの行へジャンプします。
KEY ON
KEY OFF
KEY STOP
ON KEY GOSUB命令を制御します。
PAUSEプログラムの実行を一時停止します。



(説明の形式)

[機能] 各コマンド・ステートメント・関数の働きを簡潔に記述します。
[書式] 各コマンド・ステートメント・関数の書き方の一般形を示します。
[ ]の中は任意に省略できます。
[解説] 各コマンド・ステートメント・関数の実際の使用方法、働き、注意事項を詳しく述べています。

KEYDEF KEY

[機能] ファンクションキーに対して文字列を定義します。
[書式] KEY ファンクションキー番号,”文字列”
DEF KEY ファンクションキー番号,”文字列”
ファンクションキー番号:1~10(ファンクションキー左端から1,2,3,4,5,SHIFTキーを押しながら
            押すと6,7,8,9,10と対応しています。)
文字列:最大15文字まで定義することができ、15文字を超えるとはみ出した右側の文字が無視されます。
[解説] ファンクション番号で指定したキーに文字列を対応させます。このステートメントによって文字列を定義
すると、それ以降、そのキーを押すと定義した文字列をキーボードから打ち込むのと同じになります。
ファンクションキーはBASICロード時には次のように定義されています。
 1."AUTO"+CHR$(13)
 2."?TIME$"+CHR$(13)
 3."KEY"
 4."LIST "+CHR$(26,13)
 5."RUN "+CHR$(13)
 6."LOAD "+CHR$(13)
 7."WIDTH "
 8."CHR$("
 9."PALET "
 10."CONT"+CHR$(13)

KEY LISTKLIST

[機能] ファンクションキーの定義状態を表示します。
[書式] KEY LIST
KLIST
[解説] このステートメントを実行すると、画面にキー番号と文字列の一覧表を表示します。

KEY0

[機能] キーボードからの入力のシミュレートを行います。
[書式] KEY0,”文字列”
[解説] プログラムの入力命令の前に置いて使います。入力命令に来ると、ユーザーがキーボードの
キーを押さなくても、指定した文字列が自動的に入力されます。

ON KEY GOSUB

[機能] ファンクションキーからの入力値によっていくつかの行へジャンプします。
[書式] ON KEY GOSUB 行番号1[,行番号2,行番号3,・・・]
[解説] i番目のファンクションキーが押されたとき、i番目に指定した行番号の行をサブルーチンとして実行します。
ファンクションキー1ならば1番目の行番号,2ならば2番目,3ならば3番目,・・・というように対応
しており、ファンクションキーの値に対応する行番号がなければ次の文へ実行を移します。
ファンクションキーは左から1,2,・・・,5、シフトを押しながらのときは6,7,・・・,10の値をとります。
ON KEY GOSUBを実行すると本来のファンクションキーの機能である文字列定義の機能が使用できなくなります。
(Ctrl+Dキーを押すとON KEY GOSUBは解除されます。)

KEY ONKEY OFFKEY STOP

[機能] ON KEY GOSUB命令を制御します。
[書式] KEY [n] ON
KEY [n] OFF
KEY [n] STOP
[解説] n番目のファンクションキーについて
KEY n ONの場合、押されたときON KEY GOSUBを実行します。
KEY n OFFの場合、押されたとき本来のファンクションキーが押されたものとみなします。
KEY n STOPの場合、押されたとき、ON KEY GOSUBは実行せず、KEY n ONが実行されるまで、保留しています。
nを省略すると、1~10すべてのファンクションキーについて上記の機能をもちます。

PAUSE

[機能] プログラムの実行を一時停止します。
[書式] PAUSE n
n:0以上の整数
[解説] このステートメントを実行すると、設定時間分プログラムの実行を休止して、次に進みます。
休む時間は1単位につき1ミリ秒です。
実行中に中断・停止した場合も、中断・停止までの経過時間も含めます。


先頭に戻る