コマンド

コマンド名機  能備 考
NEWメモリー内のプログラムおよび変数をすべて消します。
AUTO行番号を自動的に発生させます。
LISTプログラムのリストを表示します。
RUNプログラムの実行を始めます。
CONT実行を中断したプログラムを再開します。
EDIT指定した行番号をリストし、カーソルを行の先頭にセットします。
DELETE指定した範囲のプログラムを削除します。
RENUMプログラムの行番号を指定通り付け換えます。
SEARCH指定文字列を含んでいる行のリストを出します。
INDENT ON
INDENT OFF
プログラムリスト表示時および記録時に、行番号の末尾を揃えるかどうかを設定します。新規追加 
NOWAIT ON
NOWAIT OFF
処理をノーウェイトで行うかどうかを設定します。新規追加 
HELPブラウザを起動し、オンラインマニュアルを表示します。新規追加 
EXITNewX1/turboを終了します。新規追加 
FILESファイルの一覧表を表示します。programフォルダ内
LOADファイルに記録されているプログラムを、メインメモリーに入れます。programフォルダ内
SAVEメインメモリー内のプログラムをファイルに記録します。programフォルダ内
CHAINプログラムをロードし実行します。programフォルダ内
MERGEメインメモリー内のプログラムとファイル内のプログラムとを併合します。programフォルダ内
KILLファイルに記録されたプログラムを抹消します。programフォルダ内
NAMEファイル名の更新をします。NewX1も対応
COPYファイルをコピーします。NewX1も対応



(説明の形式)

[機能] 各コマンド・ステートメント・関数の働きを簡潔に記述します。
[書式] 各コマンド・ステートメント・関数の書き方の一般形を示します。
[ ]の中は任意に省略できます。
[解説] 各コマンド・ステートメント・関数の実際の使用方法、働き、注意事項を詳しく述べています。

NEW

[機能] メモリー内のプログラムおよび変数をすべて消します。
[書式] NEW
[解説] 現在メモリー内にあるテキスト(BASICプログラム)および変数をすべて消します。
新しいプログラムを入れる場合には、このコマンドを実行してください。

AUTO

[機能] 行番号を自動的に発生させます。
[書式] AUTO [m][,n]
m:行番号(1~99999、省略時は10)
n:増分(1~99999、省略時は10)
[解説] 行番号を自動的に発生させ、プログラムの入力を行いやすいようにするためのコマンドです。
mで指定される行番号から発生を開始し、増分nずつ増やしながら行番号を発生させます。
このとき、行番号mを省略すると行番号10から発生を開始します。
すでに行番号つきのステートメントが入力されている場合にはそのリストが表示されますが、
そのままEnterキーを押せばリストは変更されません。
なお、AUTOの中止にはCtrl+Cキーを押してください。

LIST

[機能] プログラムのリストを表示します。
[書式] LIST [m][-[n]]
m:開始行番号(1~99999、省略時は最初から)
n:終了行番号(1~99999、省略時は最後まで)
[解説] 開始行mより終了行nまでのプログラムリストについて、画面に出力します。
行番号を指定することによって、プログラムのどこの部分でも表示させることができます。
開始行mを省略すると最初から、終了行nを省略すると最後まで出力します。
Ctrl+Sキーを押すと表示は一旦ストップし、他の任意のキーを押すと表示を再開します。

RUN

[機能] プログラムの実行を始めます。
[書式] RUN [n]
RUN [ファイル名]
n:行番号
[解説] 行番号nからプログラムの実行を開始します。ただし、変数をすべてクリアしてから実行を開始
しますので、変数をクリアせずに実行したい場合はGOTOを使ってください。行番号nを省略すると、
プログラムの最初から実行します。また、ファイル名を直接指定すると、ロードした後、
そのプログラムを即実行します。

CONT

[機能] 実行を中断したプログラムを再開します。
[書式] CONT
[解説] STOPやCtrl+Cでプログラムを止めた場合、CONTを実行すると、止まった次のステートメントから
実行を再開します。エラー発生時、CLEAR実行直後、プログラムの書き換えなど特定条件下では
CONTが実行できずエラーが出ます。
実行再開できるときは「Ok.」が表示され、できないときは「Ok」が表示されます。

EDIT

[機能] 指定した行番号をリストし、カーソルを行の先頭にセットします。
[書式] EDIT [n]
n:行番号
[解説] 行番号nをリストし、nの右側にカーソルを移動させて、入力待ちになります。
エラーの発生した行の修正を能率よく行うために、このコマンドを使います。エラーが発生した後
EDITを実行すると、エラーの発生行を直接リストして修正することができます。

DELETE

[機能] 指定した範囲のプログラムを削除します。
[書式] DELETE [m][-[n]]
m:開始行番号(1~99999、省略時は最初から)
n:終了行番号(1~99999、省略時は最後まで)
[解説] 開始行番号mから終了行番号nまでのプログラムを削除するためのコマンドです。
プログラムの一部の行の削除は、該当する行の番号のみを入れることでできますが、
まとまった行の集まりをプログラム中から削除したいときにこのコマンドを使います。
なお、開始行mを省略すると、プログラムの最初から、終了行nを省略すると、
プログラムの最後まで削除します。mとnの両方を省略すると、プログラム全部を削除します。

RENUM

[機能] プログラムの行番号を指定通り付け換えます。
[書式] RENUM [[l],[m],[n]]
l:新行番号。省略すると10。
m:旧行番号。省略するとプログラムの最初の行。(l≧m)
n:増分。省略すると10。
[解説] 旧行番号mで指定した行以降の行番号を、新行番号lで始まる行番号に付け換えます。
新しい行番号は増分nの一定間隔で増えます。GOTOGOSUBなどの飛び先の行番号も同時に変化します。
新行番号は旧行番号より大きくなければなりません。ただし、旧行番号を省略した場合は小さくても
かまいません。プログラム中で未定義の文番号がある場合、Undefined labelエラーが表示され、
コマンドは実行されません。

SEARCH

[機能] 指定文字列を含んでいる行のリストを出します。
[書式] SEARCH ”x”
x:文字列
[解説] プログラム中より指定文字列を探し出し、該当する行をすべてリストします。

INDENT ON/OFF new!

[機能] プログラムリスト表示時および記録時に、行番号の末尾を揃えるかどうかを設定します。
[書式] INDENT ON
INDENT OFF
[解説] INDENT ONにすると、AUTOLISTEDITSAVE実行時、 格納されているプログラムの最大行番号に合わせて
行番号の末尾を揃えて表示および記録されます。起動直後はOFFに設定されています。

NOWAIT ON/OFF new!

[機能] 処理をノーウェイトで行うかどうかを設定します。
[書式] NOWAIT ON
NOWAIT OFF
[解説] NOWAIT ONにすると、以降の処理をクロック周波数に関係なく最高速で実行します。
NOWAIT OFFにすると、元に戻ります。
スプライトのキャラクタを多数動かす場合にこのコマンドを使用すると、処理の遅延が少なくなります。
NOWAITコマンドを実行中、キー入力の受け付けおよび再描画処理は行われません。プログラム中で
ループ処理を繰り返す場合、NOWAIT ONの状態のままだとNewX1/turboが固まる場合がありますので注意して下さい。

HELP new!

[機能] ブラウザを起動し、オンラインマニュアルを表示します。
[書式] HELP
[解説] PCに設定されている既定のウェブブラウザを起動し、HTMLで作成されたオンラインマニュアルを表示します。
左側にキーワード一覧の索引,右側に種類ごとに分けられた目次が表示されます。

EXIT new!

[機能] NewX1/turboを終了します。
[書式] EXIT
[解説] NewX1/turboを終了します。
確認画面は表示されませんのでご注意下さい。

FILES

[機能] ファイルの一覧表を表示します。
[書式] FILES
[解説] programフォルダ内にあるファイルの名前(ファイル名)の一覧表が、画面に表示されます。

LOAD

[機能] ファイルに記録されているプログラムを、メインメモリーに入れます。
[書式] LOAD ”ファイル名”
[解説] programフォルダ内にあるBASICプログラムをメインメモリーに入れるときにはLOADを実行します。

SAVE

[機能] メインメモリー内のプログラムをファイルに記録します。
[書式] SAVE ”ファイル名”
[解説] SAVEを実行すると、メインメモリー内のBASICプログラムをprogramフォルダ内に記録します。
プログラムはテキスト形式で記録され、MERGEの実行にも対応しています。

CHAIN

[機能] プログラムをロードし実行します。
[書式] CHAIN ”ファイル名”
[解説] メインメモリー内にあるプログラムの変数を保護し、programフォルダ内の指定されたファイルから
プログラムをロードして実行します。

MERGE

[機能] メインメモリー内のプログラムとファイル内のプログラムとを併合します。
[書式] MERGE ”ファイル名”
[解説] ファイル名で指定したファイルからプログラムを読み込み、メインメモリー内のプログラムと組み合わせて
1つのプログラムにします。このとき、双方の行番号が重複した場合は、ファイルから読み込んだ方を
有効にします。

KILL

[機能] ファイルに記録されたプログラムを抹消します。
[書式] KILL ”ファイル名”
[解説] ファイル名で指定したprogramフォルダ内のプログラムを消します。

NAME

[機能] ファイル名の更新をします。
[書式] NAME ”旧ファイル名” AS ”新ファイル名”
[解説] 旧ファイル名で指定したファイル名を、新ファイル名に変更します。
新ファイル名が既に存在している場合、File already existsエラーが表示されます。

COPY

[機能] ファイルをコピーします。
[書式] COPY "コピー元ファイル名” AS ”コピー先ファイル名”
[解説] コピー元ファイル名で指定したファイルを、コピー先ファイル名にコピーします。
コピー先ファイル名が既に存在している場合、File already existsエラーが表示されます。


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