数値関数

 関数名 機  能備 考
SIN数式のサインを与えます。戻り値は倍精度型
COS数式のコサインを与えます。戻り値は倍精度型
TAN数式のタンジェントを与えます。戻り値は倍精度型
ATN数式のアークタンジェントを与えます。戻り値は倍精度型
ABS数式の絶対値を与えます。
SGN数式の符号を与えます。
INT数式を超えない最大の整数を与えます。
FIX数式の整数部を与えます。
FRAC数式の小数部を与えます。
CINT数式を整数型に変換した値を与えます。
CSNG数式を単精度型に変換した値を与えます。
CDBL数式を倍精度型に変換した値を与えます。
SQR数式の平方根を与えます。戻り値は倍精度型
EXP数式の指数関数を与えます。
LOG数式の自然対数を与えます。戻り値は倍精度型
PAI円周率πのx倍を与えます。戻り値は倍精度型
RAD度単位の数式をラジアン単位に変換します。戻り値は倍精度型
FAC数式の階乗を与えます。
SUM数式nの1からnまでの合計値を与えます。
RND0以上x未満の乱数を発生します。引数で範囲を設定可能



(説明の形式)

[機能] 各コマンド・ステートメント・関数の働きを簡潔に記述します。
[書式] 各コマンド・ステートメント・関数の書き方の一般形を示します。
[ ]の中は任意に省略できます。
[解説] 各コマンド・ステートメント・関数の実際の使用方法、働き、注意事項を詳しく述べています。

SIN

[機能] 数式のサインを与えます。
[書式] SIN(x)
x:サインを求める数式。単位はラジアンです。
[解説] 数式のサイン、sinXが、この関数の値になります。

COS

[機能] 数式のコサインを与えます。
[書式] COS(x)
x:コサインを求める数式。単位はラジアンです。
[解説] 数式のコサイン、cosXが、この関数の値になります。

TAN

[機能] 数式のタンジェントを与えます。
[書式] TAN(x)
x:タンジェントを求める数式。単位はラジアンです。
[解説] 数式のタンジェント、tanXが、この関数の値になります。

ATN

[機能] 数式のアークタンジェントを与えます。
[書式] ATN(x)
x:アークタンジェントを求める数式。
[解説] 数式のアークタンジェント、arctanXが、この関数の値になります。

ABS

[機能] 数式の絶対値を与えます。
[書式] ABS(x)
x:絶対値を求める数式。
[解説] 数式xの絶対値|x|が、この関数の値になります。

SGN

[機能] 数式の符号を与えます。
[書式] SGN(x)
x:数式。
[解説] 数式xによって、次の値がこの関数の値になります。
 x>0のとき  1
 x=0のとき  0
 x<0のとき -1

INT

[機能] 数式を超えない最大の整数を与えます。
[書式] INT(x)
x:数式。
[解説] 数式を超えない最大の整数[x]が、この関数の値になります。

FIX

[機能] 数式の整数部を与えます。
[書式] FIX(x)
x:数式。
[解説] 数式の整数部のみを取り出して、小数点以下を切り捨てた値が、この関数の値になります。
数値の四捨五入にはCINTを使います。

FRAC

[機能] 数式の小数部を与えます。
[書式] FRAC(x)
x:数式。
[解説] 数式の小数部のみを取り出して、整数部を取り去った値が、この関数の値になります。

CINTCSNGCDBL

[機能] 数式の型変換を行います。
[書式] CINT(x)
CSNG(x)
CDBL(x)
x:型変換を行う数式。
[解説] CINTはxを整数型に、
CSNGはxを単精度型に、
CDBLはxを倍精度型に、
それぞれ変換した値になります。

SQR

[機能] 数式の平方根を与えます。
[書式] SQR(x)
x:平方根を求める数式。0以上の値です。
[解説] 数式の平方根√xが、この関数の値になります。

EXP

[機能] 数式の指数関数を与えます。
[書式] EXP(x)
x:指数関数を求める数式。
[解説] 自然対数の底eのx乗e^xが、この関数の値になります。

LOG

[機能] 数式の自然対数を与えます。
[書式] LOG(x)
x:数式。x>0
[解説] 数式の自然対数ln x(=log eX)が、この関数の値になります。

PAI

[機能] 円周率πのx倍を与えます。
[書式] PAI[(x)]
x:数式
[解説] 円周率πのx倍が、この関数の値になります。
PAI(1)の代わりに、システム変数のπ(パイ)を使うことができます。

RAD

[機能] 度単位の数式をラジアン単位に変換します。
[書式] RAD(x)
x:ラジアン単位に変換する数式。単位は度です。
[解説] 度単位の数式をπ/180倍して、ラジアン単位に変換します。三角関数の値を求めるときに使うと便利です。

FAC

[機能] 数式の階乗を与えます。
[書式] FAC(n)
n:階乗を求める数式。0以上の整数。
[解説] 数式の階乗x!が、この関数の値になります。

SUM

[機能] 数式nの1からnまでの合計値を与えます。
[書式] SUM(n)
n:数式。0以上の整数値です。
[解説] 1+2+・・・+(n-1)+n=n(n+1)/2が、この関数の値になります。

RND

[機能] 0以上x未満の乱数を発生します。
[書式] RND[(x)]
x:数式。
[解説] 発生した擬似乱数が、この関数の値になります。この乱数は、0以上x未満の乱数になっています。


先頭に戻る