定数(数値定数・文字定数)
NewX1/turboで扱う定数は、数値定数と文字定数の2種類です。
数値定数
数値定数は、正・負の数、または0です。
①整数定数
整数定数は、内部では4バイト(32ビットで扱い)、範囲が-2147483648~2147483647までの整数です。
10進定数として表わすには、0~9までの数字と、+、-の符号を使いますが、+の符号は使わなくてもかまいません。
(例)32767 -23 -32767
16進定数は、最初に&Hを伴った16進数です。16進数は、0~9までの数字と、A~Fまでの英数字を使って表します。
(例)&HEFD8 &H3F &H400
8進定数は、最初に&Oを伴った8進数です。8進数は、0~7までの数字を使って表します。
(例)&O301 &O177777 &O2350
2進定数は、最初に&Bを伴った2進数です。2進数は、0と1の2つの数字を使って表します。
(例)&B1010 &B1111111111111111 &B10000
②単精度定数
単精度は、有効数字7桁で表します。7桁を超える値になると、自動的に指数形式に変わります。
小数を扱う場合、末尾に「F」か「f」を付けます。
(例)124.6F 358692 -2.85E+08
③倍精度定数
倍精度は、有効数字15桁まである数値定数で、数字の最後に#をつけて表します。15桁を超える値になると、自動的に
指数形式に変わります。小数を扱う場合、末尾に「D」か「d」を付けます。
(例)1192# 1.2345678901234567D+16 76895.4345265D
文字定数
文字定数は、ダブルクォーテーションマーク(”)で囲まれた英数字、カナ、セミグラフィック、記号などの文字列です。
ただし”は文字定数にはできません。
文字数が0の文字定数は特にヌルストリングと呼び、””で表します。
(例)”NewX1” ”2022/01/01” ”ワタシ ノ ナマエ ハ X1 デス”