ver.1.0
この度は「航空画像メーカー AirCity」をダウンロードしてくださり誠に有難うございます。
このソフトウェアは街の航空写真のような画像を簡単に生成するクリエイター向けの制作補助ツールです。
このソフトウェアをご利用になる前に、本マニュアルをよくご理解の上、安全に正しくお取り扱いください。
本ソフトウェアはフリーウェアです。無料で全ての機能をご利用いただけます。
このソフトウェアはレジストリやシステムフォルダを触っていません。
アンインストールは解凍したファイルをゴミ箱に捨てれば完了します。
WindowsXP~Windows11
最大350MB程度のメモリを占有しますが、OSが安定動作するために必要なメモリが搭載された環境で実行してください。
800×600ピクセル以上のディスプレイ解像度必須。(OSの必須動作要件に従ってください。)
地形の下地となる色を設定します。
コンクリートなら灰色ですが、荒廃した地形ならくすんだ茶色で砂を、雪が積もっていれば白、自然豊かな大地は黄緑等、環境に合わせた色を設定してみましょう。
地形集団の大きさを設定します。値が大きいほど木々や建造物の集団がばらけます。
…と言ってもちょっとイメージがわかないでしょうか?では値を最小にした時と、最大にした時で町の様子を比べてみてください。
最小の時は森や住宅地が大きな塊となり、最大の時は纏まりなくバラバラに拡散するのがわかると思います。好みのバランスになるように丁度いい値を探してみてください。
荒れ地となる色を設定します。
荒れ地は民家の無い場所に優先して生成されます(建造物の領域を広げると空地の中にも民家が生成されます)。
土の茶色い荒れ地も良いですが、草が茂っているなら緑系、沼っぽい演出にするなら黒系を配色してみましょう。
荒れ地となる範囲を設定します。値が大きいほど荒れ地が広がります。
都会のような地形では荒れ地の範囲は小さいほうが良いかもしれません。
舗装された地域の色を設定します。
舗装地帯は森林と荒れ地の中間あたり、民家の周辺に生成される傾向があります。
地形の設定によっては殆ど生成されない場合もあります。
規則的な四角形で描画されるので、アスファルトなら明るい灰色、田んぼであれば明るめの緑色にするのも良いかもしれません。
森林と荒れ地の間を締める舗装地帯の割合を設定します。
舗装地帯はベースカラーの上に生成され、森林や荒れ地を侵食しない最下位の描画順序を持ちます。
森林と荒れ地の間に殆ど隙間がない場合、範囲を100%にしても生成されない場合があります。
ランダムに配置されるくすんだ矩形の量を設定します。
ブロックノイズは地面にのみ描画されるため、建造物や森林の外観を汚しません。
逆に言うと、地形の殆どを建造物や森林が占める場合、ノイズの効果が殆どありません。
影の色を設定します。
影は木や建造物の裏側に生成されます。日中の都市では濃い目の青を、自然豊かな地形では濃いめの緑などを設定すると良いかもしれません。
完成した地形にこの色で輪郭抽出して乗算合成します。白なら輪郭抽出が無効になります。
輪郭抽出を行うことで地形のギラつきを抑え、より自然な地形を表現することができます。色合いを変えながら好みの色を探してみてください。
地形の物体の基本となる大きさを設定します。値が大きいほど道や木々、家が大きくなります。
小さいほどより上空から見たようなイメージになります。
内部処理的には小さいほうが描画物が増えるので、処理が重くなります。
道路の色を設定します。コンクリートなら灰色ですが、土なら茶色系、雪道なら白…ではなく、車道なら黒っぽく、路肩は雪が溜まって白っぽくなります。
環境に合わせた色を設定してみましょう。
道路の縁の色を設定します。車道に対して歩道がどのような色彩にあるか思い描いて設定してみましょう。
道路の密度を設定します。密度なので、画像サイズが大きくなるほど本数が増え、画像のサイズに対する見かけ上の密度を保とうとします。
太い道路の数を設定します。ただし、本ツール上では道路は縦横2本セットで1つと数えます。
つまり、大通りを1本に設定すると縦横1本ずつ太い道路が生成され、大きな交差点が1つ生まれます。
森林の土の色を設定します。森林は密集して生成されます。
必ず木の下に生成されるため、あまり目立つことのない色です。
低木の土の色を設定します。低木はランダムに生成されます。
こちらも必ず木の下に生成されるため、あまり目立つことのない色です。
森林の範囲を設定します。値が大きいほど森林が広がります。
森林は基本設定の領域拡散度の拡散具合に応じてグループを作り密集して生成されます。
分布具合を調整したい場合は基本設定の領域拡散度を変更してみましょう。
なお、森林は最も描画優先順位が高く、そこに建造物が建つ状態でも森林が優先されます。調整の際には注意してください。
森林の密度を設定します。値が大きいほど木が密集します。
密度が低いほど、森林の描画がキャンセルされる確率が高くなり、歯抜けで疎らな森になります。
低木の出現率を設定します。値が大きいほど沢山低木が生成されます。
低木の出現する場所は完全にランダムです。
なお、低木は建造物よりも描画優先順位が高く、そこに建造物が建つ状態でも低木が優先されます。調整の際には注意してください。
森林地帯の木の色を設定します。
低木の色を設定します。
建物周辺に現れる小さな緑の色を設定します。
緑のない風景を作りたい場合、建造物の周りに配置される何かを想像して色を設定してみましょう。
例えばガレキなら灰色、岩なら黄土色、花なら赤系、人工物なら建物と似た暗めの色などが考えられます。
地形上の建造物が占める割合を設定します。値が大きいほど建造物が生成される領域が広がります。
建物は基本設定の領域拡散度の拡散具合に応じてグループを作り密集して生成され、特に森林周辺から広がる習性があります。
分布具合を調整したい場合は基本設定の領域拡散度を変更してみましょう。
建物は森林より優先順序が低いため、森林が多いと居住区の広さに対して生成される量は少なく見えます。
建造物の描画をキャンセルする確率を設定します。
この値が大きいほど建造物が密集し、小さいほどまばらになります。森林の密度と考え方は同じです。
屋根の基本色を設定します。ここではくすんだ灰色に近い色にすることがお勧めです。
以下に確率で彩度や輝度を上昇させる設定があるので、基本色が華やかだとかなり不自然な景観になります。
2つめの屋根の基本色を設定します。本ツールの建造物の屋根はランダムで2色を切り替えながら生成します。
家ごとに、屋根の色を指定割り合いランダムで変化させます。値が大きいほど屋根1軒ごとの変色が大きくなります。
彩度が高い屋根が生成される確率を設定します。値が大きいほどカラフルな建物が増えます。
設定するのは彩度が上がる量ではなく、彩度の高い屋根が生成される確率であることに注意してください。
(彩度そのものではありません。彩度そのものは反射影響度の項目で調整します。)
屋根が白飛びする確率を設定します。値が大きいほ眩しい建物が増えます。
設定するのは屋根の明るさではなく、白飛びする確率であることに注意してください。
(明るさそのものではありません。明るさそのものは反射影響度の項目で調整します。)
彩度上昇と白飛びが適用される割合を設定します。値が大きいほど明るい街になり、小さいほど色彩の乏しい街になります。
夜景の夕闇の合成濃度を設定します。1以上にすると街灯の描画が有効になります。
夕闇の色を設定します。夕闇は乗算合成されます。
街の明かりの色を設定します。
明かりの密度を設定します。値が大きいほど建造物周辺の明かりの量が増えます。
街灯の密度を設定します。値が大きいほど街灯の間隔が狭まり、明るい街になります。
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トラブルを避けるためにも余裕を持った事前連絡にご協力いただけますと幸いです。
A.森林の範囲はその地形全体の何パーセントを森林が占めるかを設定します。
50%なら地形の50%が森林地帯を占めます。
森林の密度はその中からどの程度の確率で木を描画するかを設定します。
例えば森林の範囲50%の中で木の密度が50%であれば、半数の木は描画されないのでまばらに生えた木が地形の25%に点在するようになります。
(森林の範囲が25%、密度が100%でも地形の25%が木の地形になりますが、まとまり感のある25%になります。)
これは居住区の範囲と建物の密度との関係にも同じことが言えます。
A.完全ランダムです。民家、森林の中を問わず、ランダムに生まれます。
低木の密度の項目では、このランダムの確率を設定します。
その設定とは別に、森林地帯の周辺に固定的に発生する低木も存在します。これは変更できません。
A.建物は道路の上や木の上に生成されないのでそれらのオブジェクトの割合を減らしてうまくコントロールしてください。
A.1000回まで戻れます。ただし、プリセットやファイルの読み込みや新規作成をした場合アンドゥ履歴はリセットされます。
A.権利上の問題はありませんが、視聴者に誤解を与えないように注意することをお勧めします。
昨今、フェイク画像や生成画像などで視聴者に混乱を与えてしまう事も多い情勢を鑑みますと、視聴者が騙されたと感じるような表現は好ましくありません。
描いた…ではなく、専用の地形編集ソフトで作りました、などと説明したほうが良いかもしれませんね。
もちろん素直にAirCityを説明宣伝いただいてもかまいません^^;
A.本ソフトウェアが描く地形(建物、木々、地面などを含むすべての地形画像)にはアセット(素材)のような画像データの類は一切含まれておりません。
すべての形状は四角形(光源は円)の組み合わせのみでランダム生成されています。
出力された画像は全てこの組み合わせでしかないので、他人の著作物が介入することはありません。
A.エアギターみたいなものです。
存在しない架空の街を手軽に作って楽しめることに由来して命名されました。
このソフトに関するお問い合わせ、ご感想等はメールにてArueまでどうぞ。
arue_@hotmail.com
Crystal light stageのホームページはこちらです。
https://cls-arue.noor.jp
ウィンドウズシリーズ専用ソフト「航空画像メーカー AirCity」(以下、これに含まれるソフトウェアプログラム及び全てのデータ・画像・マニュアル・パッケージ等を一括して、本ソフトウェアという。)をご使用になる皆様へ:
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企画・開発
Crystal light stage / Arue
( https://cls-arue.noor.jp )
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