目次


HTML 原稿ファイル

 

 アプリケーションの開発の時に Win Help 用に作った AfxCore.rtf などの原稿ファイルを Word で  HTMLファイル に変換します。

 リッチファイルの時点で bmc fileopen.bmp などの画像挿入記述部分は全て画像のコピーペーストに置き換えます。そのままでは HTML 変換しても画像は表示できません。

  [ファイル] [名前を付けて保存] で [Webページ(*.htm *.html)] を指定して保存します。

 画像はファイルと同じフォルダーの ***.files というフォルダに png形式 で出力されます。

 もし ***.files に jpg形式 で保存された画像がある場合は HTML Help Workshop で HTML Help を作った場合に画像が表示されません。全て png形式 になるように調整 します。

 

 原稿とするリッチテキストファイルが手元に無い場合は、既存のアプリケーションに添付されている Win Help (***.hlp) から得る ことも可能です。

  目次ファイル (*.cnt) は Win Help(*.hlp) に添付されているはずです。

 

  Windows8以降の開発環境で AfxCore.rtf などが提供されているのかどうかは知りませんが、従来のWin Help に慣れた人にはわかりやすいフォームです。

 

 リッチテキストファイルを作るには、 Word で新規ドキュメントを開き、[挿入] [脚注] を指定します。

 設定ダイアログで [番号の付け方] [任意の脚注記号] [#] を入力します。

 頁の先頭の # より後に何行かの改行を入れてから [挿入] [改ページ] で次のページに移ります。

 最初のページの 先頭の # から改行までをコピーし、次のページに次々とペーストしておきます。

 頁の先頭の # の隣に頁の見出し、脚注の # の隣に頁のリンクID を HID_FILE_OPEN などと入力します。

 記事を書き、リンク部分は二重下線を入れ、直後にリンク IDを隠し文字で入れます。

 画像はコピーペーストして貼り付けます。

 

  [ファイル] [名前を付けて保存] で [リッチテキスト形式(RTF)(*.rtf)] で保存します。

 次に、 [ファイル] [名前を付けて保存] で [Web ページ (*.htm,*.html)] で保存します。

 画像はファイルと同じフォルダーの ***files というフォルダに png形式 で出力されます。

 

                                                ( 以上 Word2000 での例 )