裏画面について
 裏画面とは、実際に見ることができないメモリー上の架空の画面をさします。これに対して、 表画面とは、実際に見ているウィンドウそのものです。
 裏画面は通常の表画面と全く同等に(2次元、3次元グラフィックともに)描画が できます。裏画面への描画は、あらかじめ SubScreen により裏画面を 確保しておき、描画コマンドで裏画面の番号を指定します。裏画面は8枚まで確保できます。
 裏画面の利用により、裏で描画した絵を CopyBMP コマンドにより、 瞬時に表へコピーすることができます。

 色番号について
 IMW3は実行時に0番から15番まで16色のパレットを準備し、標準的な色を 設定しています。グラフィックコマンド(2次元)で指定する色番号は、 このパレット番号を指定します。この16色のパレットは、2次元のグラフィック コマンドや文字列表示コマンドでの描画色の指定に使います。3次元キャラクタを描画する コマンドでは使われません。
 
 パレット番号に対応する色は SetPal コマンドによりプログラムのなかで 自由に設定できます。
 グラフィックコマンド(2次元)で、塗りつぶす色の番号に−1を指定すると、 透過色になり輪郭線のみが描かれます。
 輪郭線の色番号に負(−)を指定すると輪郭が破線になります。 たとえば−2とすると、パレット番号2(通常は赤)の破線になります。 ただし、破線の線の無い部分は常に白になります。