プログラミングと実行方法

 プログラミング
 IMW3でのプログラミングはイベント駆動型というものです。
 つまり、何かイベント(マウスのクリックなど)が起きたときにそれに対応する 予約サブルーチンの内容が実行されます。
 プログラムを実行すると CREATE、INIT、SIZE、PAINT、という予約サブルーチンが順に実行されます。
 CREATE の中にはプログラム実行前(ウィンドウが開く前)の設定、主にウィンドウの形状などについて記述し、INIT ではデータの初期値のセットなどについて記述します。
 SIZE は、ウィンドウのサイズが変化した時に実行されます。プログラム開始直後も、ウィンドウサイズの変化(何も無い状態から開く)という意味で実行されます。
 PAINT はウィンドウが開いた時、またはアクティブになった時のウィンドウ内の描画を記述します。
 ウィンドウが目に見える状態になるのは PAINT からです。したがって、SIZE や INIT の中でウィンドウ(表画面)への描画を行っても無効です。裏外面に対しては、CREATE を完了した時点で裏外面の確保ができていますので、INIT 以降で描画が可能です。
 いづれのサブルーチンも、プログラムの内容を必要としなければ、省略することができ、その場合は標準の作業が行われます。

 参照
 予約サブルーチンの一覧
 サンプル 基本パターン

 実行方法
 1)エディッタからの実行
 「imw3.exe」を実行し、エディッタを開き、IMW3のエディッタでプログラムを作成、または既に作成されたプログラムファイルを開きます。
(プログラムファイルの拡張子と imw3.exe を関連付けしておくと、プログラムファイルのダブルクリックで imw3.exe が起動してプログラムファイルが開きます)

 「ファイル」メニューの「実行」を選択するとエディッタ上のプログラムが実行されます。(左上の「!」アイコンをクリックでも同じ)

 作成したプログラムに間違いがあると、通常はエラーメッセージを出して終了しますが、場合によっては暴走する可能性もあります。
 プログラム作成中、テストする場合などは、ファイルを保存してから実行する事をおすすめします。

 2)コンパイルして実行
 IMW3は、 *.exe ファイルへのコンパイル機能(NCT方式)があります。
 *.exe ファイルを作成することにより、通常のアプリケーションとして実行できます。
 コンパイル方法については、コンパイルについて を参照して ください