Soyokazeはbluewind
というコマンドラインランチャーの代替として使えるよう作成しているツール
bluewindの使用感を維持しつつ、現行のWindows環境でも動作するコマンドラインランチャーを実現することを目的としている。
Windows環境で動作する。以下の環境で動作確認済
soyokaze.exe
を実行する.soyokaze
フォルダに保存される.soyokaze
フォルダを作成するアンインストーラはないため、以下すべてを手動で行う。
アプリケーションの設定
-基本
-ショートカット設定
を表示し、作成したショートカットをすべてを削除する
を押下するsoyokaze.exe
を終了するsoyokaze.exe
を置いたフォルダを削除するアプリケーションの設定情報の保存先については設定ファイルの保存先を参照のこと
soyokaze.exe
を実行するとアプリが起動し入力画面 が表示されるAlt-Space
)を押下すると、入力画面の表示/非表示が切り替わる終了
を選択する本アプリでは以下の方法でコマンドを登録することができる
各方法の詳細について後述する。
入力画面からnew
コマンドを実行すると、コマンドの種類を選択する画面が表示される。
↓
コマンド種別を選択し、OK
ボタンを押下すると、選択した種別に応じたコマンド編集画面が表示される。
↓※ 通常コマンドのコマンド編集画面
コマンド編集画面で新規登録キーワードや紐づけるプログラムへのパスなどの情報を入力し、OKを押すと、コマンドとして登録される。
入力画面からregistwin
コマンドを実行すると、直前にアクティブになっていたウインドウの実行プロセスを登録する画面が表示される。
↓
入力画面のアイコン欄をドラッグして、登録したいウインドウにドロップすると、そのウインドウの実行プロセスを登録する画面が表示される。
↓
送る
>コマンドとして登録する
アプリケーション設定の基本>ショートカット登録
から「送る」から登録できるようにする
をチェックしている場合、エクスプローラの送る
に登録用のメニュー項目が表示される。
登録したいファイルをエクスプローラ上で右クリックして、送る
>コマンドとして登録する
を選択すると、そのファイルを登録するためのコマンド編集画面が表示される
↓
ここでは、ランチャーアプリで作成可能なコマンドについて説明する。
現在、下記18種類のコマンドを作成することができる。
ランチャーアプリを実行すると表示される画面。
この画面でキーワードを入力し、Enterキーを押下すると、キーワードに関連付けた各種操作を実行できる。
また、Tabキーを押すと、入力中のキーワードを補完することができる。
Ctrl
+Backspace
で入力中のキーワードを単語単位で削除するTab
キーを押下するとキーワードを補完するEsc
キーを押下すると、入力中のキーワードを消去する。テキストがなければ入力画面を非表示にする。この画面がでているときにF1
キーを押下すると、マニュアル(このファイル)を開く。
本アプリに登録したコマンドの管理(追加/編集/削除)をするための画面。
下記のいずれかの操作を行うと、キーワードマネージャーを表示することができる。
edit
コマンドを実行するキーワードマネージャ
を選択する作成するコマンドの種類を選択するための画面。
コマンドの種類を選択して、OKボタンを押下すると、選択したコマンドの新規作成画面を表示する。
各コマンドの説明については コマンドの種類 を参照のこと
アプリケーションの動作に関する設定を行うための画面。
下記のいずれかの操作を行うと、アプリケーション設定を表示することができる。
setting
コマンドを実行するアプリケーションの設定
を選択するランチャーの基本動作にかかわる設定をする画面
主に入力画面を表示する際の動作の設定を行う。
ランチャー呼び出しキー
入力画面を非表示にして起動する
入力画面を最前面に表示
マウスカーソルの位置にウインドウを表示する
すでにアクティブなときに呼び出しキーを押したら隠れる
フォーカスを失ったらウインドウを隠す
隠れるときに入力文字列を消去しない
各種ショートカット登録をするための画面
いずれもチェックすると登録され、チェックを外すと登録が解除される
「送る」から登録できるようにする
スタートメニューに登録する
デスクトップに登録する
スタートアップに登録する
作成したショートカットをすべて削除する
画面操作時に効果音を鳴らす設定をするための画面
もし、音を鳴らせる環境で作業しているのであれば、気分が上がる効果音を設定すると、作業効率がアップするかもしれない。
mp3ファイルのみ指定可能(他の音声ファイルには非対応)
入力欄への文字入力
候補欄の選択項目変更
コマンド実行
入力画面のキーワード入力回りの動作に影響する設定を行うための画面
入力画面を表示するときにIMEをオフにする
ネットワークパスを無視する
\\(コンピュータ名)
で始まるパスを本アプリでは開かないようにする
C/Migemoによるローマ字検索を有効にする
jikoku
というキーワードで時刻
や自国
という文言にマッチするようになるアプリ配置フォルダ/
soyokaze.exe
dict/
utf-8/ ※ dictフォルダ内にあるutf-8の方の辞書を参照する
migemo.dll
sandshook.dll
入力画面の操作に関するキーを設定する画面
独自のキーバインドで上下左右の移動や決定操作を行うアプリケーションがある。(例:
EmacsのCtrl-N
Ctr-P
Ctrl-M
など)。
それらのアプリの使用感に寄せるための設定
上へ
下へ
決定
補完
コンテキストメニュー表示
入力欄のテキストをコピー
リセット
履歴機能を使う
履歴件数
履歴の削除
Ctrl-Enterキーで実行した場合にフォルダを表示する
フォルダを開くファイラーを指定
ファイラーのパス
パラメータ
ファイラーのパス
で指定したファイラーを起動するときのパラメータを指定する$target
が実際に開かれる対象(ファイルやフォルダ)のパスに置き換えられる「ファイル名を指定して実行」機能を使用する
ファイル名を指定して実行
コマンドを有効にする。未登録キーワード入力時の動作
ファイル名を指定して実行
コマンドにおける、実行ファイルを検索するフォルダを追加で指定することができる。
検索の優先順位としては環境変数PATHで設定されたフォルダ、次に追加のフォルダ、の順で検索を行う。
リストの上にある項目が優先される。
環境変数PATHで設定されたディレクトリ
追加のディレクトリ
追加
追加のディレクトリ
に追加される編集
追加のディレクトリ
リスト上の選択項目のパスを変更することができる削除
追加のディレクトリ
リスト上の選択項目を削除することができる上へ
追加のディレクトリ
リスト上の選択項目を一つ上に移動する下へ
追加のディレクトリ
リスト上の選択項目を一つ下に移動するファイル名を指定して実行
コマンドにおいて、対象外とするファイルを指定することができる。
除外するファイル
追加
除外するファイル
に追加される編集
追加のディレクトリ
リスト上の選択項目のパスを変更することができる削除
追加のディレクトリ
リスト上の選択項目を削除することができるコマンドの優先度を設定することにより、候補欄に表示されるコマンドの順序を制御するための画面。
コマンドの優先度
優先度変更
コマンドの優先度
リストで選択した項目の優先度を変更するすべてリセット
コマンドの優先度
リスト上に表示されたすべての項目の優先度を0にする上記の画面では、book
というコマンドの優先度のみ10が設定されている。
入力欄に「b」と打った場合に、bではじまる(前方一致する)コマンドがbbb
blog-hatena
book
の3つがあるが、
bookが最も優先度が高いため、候補欄にはbookコマンドが先に表示される。
入力画面の外観にかかわる設定を行う。
入力画面のフォント
Tahoma
フォントコメント表示欄の初期表示テキスト
入力画面のアイコンを表示する
入力画面のプレースホルダーを表示する
操作ガイド欄を表示する
候補欄にコマンド種別を表示する
候補欄の背景色を交互に変える
候補欄の各項目のアイコンを表示する
入力欄の透過表示
半透明
非アクティブなときに半透明
いつでも半透明
半透明にしない
透明度
システムの色設定を使用する
システムの色設定に戻す
ウインドウ
テキスト
背景
入力欄
テキスト
背景
候補欄
テキスト
背景
背景(交互)
候補欄の背景色を交互に変える
をチェックしたときの候補欄の偶数行目の背景色を設定する選択テキスト
選択背景
簡易電卓機能
>有効にする
Enter
キーを押すと、計算結果をクリップボードにコピーする簡易電卓機能
>Python DLLのパス
Python3
の本体DLLへのパスを指定するアクティブなウインドウの切り替え機能
ウインドウタイトルによる選択を有効にする
ExcelやLibreOffice Calcのシート名による選択を有効にする
PowerPointのスライドタイトルによる選択を有効にする
【試作】Outlookの受信トレイにあるメール選択を有効にする
システム関連の機能
コントロールパネル項目を候補として表示する
スタートメニュー/最近使ったファイルを候補として表示する
最近使ったファイル
に登録されたファイルアプリケーション(UWPアプリなど)を候補として表示する
MMCスナップインを候補として表示する
git-bashパスをローカルパス表記に変換する
file://...をローカルパス表記に変換する
Everything SDKが提供するAPIを利用して検索を行う
チェックすると、Everyting検索コマンドの実行時に、Everything
SDKの利用を試みる
この機能を利用する場合、検索結果は候補欄に直接表示される
ウインドウメッセージ経由で検索を行う
チェックすると、Everyting検索コマンドの実行時に、ウインドウメッセージ経由でEverythingの検索ウインドウにクエリを渡す
入力欄に入力したキーワードがEverything側にリアルタイムに反映される
Everythingが起動していなかった場合に起動する
コマンドの機能が発動するときにEverythingが起動していなかったら起動を試みる
Everything.exe
のパスEveryting.exe
)のパスを指定するログ出力レベル
選択肢 | 説明 |
---|---|
なし | ログを一切出力しない |
エラー | エラーログのみ出力する |
警告 | エラーと警告ログを出力する |
通常 | エラーと警告と通常ログを出力する |
デバッグ | デバッグ用出力も含めたすべてのログを出力する |
連続で作業していたら警告する
警告を表示するまでの時間
で設定した時刻を超えて連続稼働(スクリーンロックを挟まずにPCを起動)した場合に警告メッセージを表示する警告を表示するまでの時間
通常コマンドはファイルやURLを関連付けられたプログラムで表示するためのコマンドである。
よく使うプログラムやファイル、URLに対して任意のキーワードを設定し、そのキーワードを使って簡単に呼び出すことができる。
コマンドの名前
コマンドの説明
コメント表示欄のテキストを検索に使用する
コマンドの説明
に入力したテキストもコマンドの絞り込みに使用する
実行ファイル・URLなど
*.exe
)を指定すると、その実行ファイルが実行されるhttp://...
https://...
)を指定すると、ブラウザでそのURLを表示するパラメータ
$*
:
入力欄でコマンド名の後にスペース区切りで入力した全ての文字列に置換する$1
/$2
/$3
… :
入力欄でコマンド名の後にスペース区切りで入力した1番目/2番目/3番目…の文字列に置換する引数が表示されなかったときに入力欄を続けて表示する
パラメータ欄に$*
や$1
を使っている場合にのみ表示される。
入力欄にパラメータが指定されずにコマンドが実行された場合に、入力を促す画面を追加で表示する。
↓
作業フォルダ
表示方法
管理者権限で実行
.exe
、.bat
のときのみ選択可能ホットキー
左上のアイコン欄
アイコンを変更する
アイコンを初期状態に戻す
実行時引数あり/なしで起動するファイルを分ける
押下キー | 動作 |
---|---|
Enter |
ファイルを実行する or ディレクトリを開く |
Ctrl-Enter |
パス(ファイルが存在するディレクトリ)を開く |
Shift-Ctrl-Enter |
管理者権限で実行する |
あらかじめ登録しておいた定型文をクリップボードにコピーするためのコマンド
よく使う言い回し(定型文)に名前を付けて、その名前で定型文を呼び出すことができる。
コマンドの名前
説明
テキスト
ホットキー
押下キー | 動作 |
---|---|
Enter |
設定されたテキストをクリップボードにコピーする |
定型文のグループを定義するためのコマンド
入力欄にグループ名を登録すると、そのグループに登録した定型文の一覧が候補として選択される。
候補を選択すると、その定型文がクリップボードにコピーされる。
あらかじめ登録しておいた定型文をクリップボードにコピーするためのコマンド
よく使う言い回し(定型文)に名前を付けて、その名前で定型文を呼び出すことができる。
グループの名前
説明
定型文の一覧
追加
編集
定型文の一覧
上のリスト上で選択した定型文の内容を編集する。削除
上へ移動
定型文の一覧
で選択した項目を一つ上に移動する。下へ移動
定型文の一覧
で選択した項目を一つ下に移動する。ホットキー
名前
説明
テキスト
押下キー | 動作 |
---|---|
Enter |
設定された定型文をクリップボードにコピーする |
Web検索を行うためのコマンド。
例えばGoogle検索やTwitter検索など、よく使う検索に名前を付けて、その名前で検索サイトを使い分けることができる。
コマンドの名前
説明
検索URL
$*
を含めると、その部分が検索キーワードに置換される。https://www.google.com/search?q=$*
と指定すればよい常に検索候補として表示する
$*
を入力したときだけ表示されるホットキー
アイコンを変更する
アイコンを初期状態に戻す
押下キー | 動作 |
---|---|
Enter |
ブラウザで検索を実行する |
Webブラウザのブックマークを検索するためのコマンド。
検索ワードを含むタイトルやURLのブックマークを候補として表示できる。
該当する候補を選択して実行すると、ブックマークをブラウザで開く。
Edge/Chromeに対応している。
なお、javascript:
で始まるブックマーク(ブックマークレット)については候補から除外する。
c++
というワードを含むブックマークを表示する
コマンドの名前
説明
Chromeのブックマークを候補として表示する
Edgeのブックマークを候補として表示する
URL文字列を候補の絞り込みに使う
ホットキー
押下キー | 動作 |
---|---|
Enter |
ブックマークをブラウザで開く |
Shift-Enter |
URLをクリップボードにコピーする |
Webブラウザの閲覧履歴を検索するためのコマンド。
検索ワードを含むタイトルやURLの履歴を候補として表示できる。
該当する項目を選択して実行すると、履歴のページをブラウザで開く。
Edge/Chromeに対応している。
コマンドの名前
説明
追加キーワード
Chromeの履歴を候補として表示する
チェックすると、Chromeの閲覧履歴から入力キーワードに該当するものを候補として表示する
Edgeの履歴を候補として表示する
チェックすると、Edgeの閲覧履歴から入力キーワードに該当するものを候補として表示する
クエリのタイムアウト
履歴を探すためのQuery処理の際、指定した時間が経過したら処理を打ち切る。
打ち切るまでに見つかった候補を表示する。
PCの性能によっては、途中で打ち切らないと、入力時のレスポンスが重くなる現象が見られたため。
候補件数
候補の上限件数を設定する。多くするほどQuery処理に時間がかかる。
Migemoを検索を利用する
絞り込みの際にMigemo検索を使うかどうかを指定する。Migemo検索は(使わない場合と比べて)時間がかかるので、非力なPCだと十分な結果が得られない可能性がある。
URL文字列を候補の絞り込みに使う
チェックすると、URL文字列も考慮した絞り込みを行う。チェックしない場合は履歴のページタイトルのみで絞り込みを行う。
ホットキー
押下キー | 動作 |
---|---|
Enter |
該当するページをブラウザで開く |
Shift-Enter |
URLをクリップボードにコピーする |
本アプリに登録済のコマンドを複数まとめて実行するためのコマンド
決まった順序で実行する複数の操作を呼び出す用途で使うことができる。
-
上の図の場合、
xxx
→vim
→twitter
という順にコマンドを順次実行する、という意味
- 完了するまで待つにチェックすると、そのコマンドが完了するのを待つ
グループの名前
説明
グループとして実行するコマンド
追加
削除
上へ移動
下へ移動
完了するまで待つ
全てのコマンドに同じパラメータを渡す
繰り返し実行する
実行前に確認ダイアログを出す
ホットキー
押下キー | 動作 |
---|---|
Enter |
登録された内容を実行する |
(試作)
Directory
Index(Webサーバーのインデックスページ)上のディレクトリやファイルを表示するコマンド
ランチャーのUI上からディレクトリやファイルをインクリメンタルに絞り込んで、階層をたどることができる
↓
コマンドの名前
コマンドの説明
起点URL
サーバー認証
起点URL
でアクセスするページが認証を必要とする場合の認証情報を指定する
ユーザー名
パスワード
プロキシ
起点URL
でアクセスするためにプロキシを経由する必要がある場合にプロキシの設定を行う
-プロキシの利用方法
システム設定を使う
インターネットオプションで設定したプロキシ設定を用いる
プロキシを指定する
プロキシサーバを明示的に指定する。
プロキシを使わない
プロキシを経由せず、起点URL
に直接をアクセスする
プロキシサーバ
プロキシを指定する
を選択した場合の、プロキシサーバのホスト名とポート番号を指定する
ホスト名とポート番号をコロン(:)で区切って指定する
ユーザ名
指定したプロキシサーバが認証を必要とする場合のユーザ名を指定する
パスワード
指定したプロキシサーバが認証を必要とする場合のパスワードを指定する
ホットキー
押下キー | 動作 |
---|---|
Enter |
選択した候補のリンク先へ遷移する |
Shift-Enter |
選択した候補のリンク先をブラウザで開く |
Ctrl-Enter |
選択した候補のリンク先URLをクリップボードにコピーする |
指定した正規表現パターンに合致する場合に、その内容に応じてコマンドを実行するためのコマンド
他のコマンド種類と異なり、登録した名前(キーワード)でマッチングを行うのではなく、パターン
で指定した正規表現によるマッチングを行う。
正規表現にマッチしたときにキャプチャしたものを$1``$2
…で参照し、起動するコマンドに渡すことができる。
コマンドの名前
パターン
に基づいてマッチングするため、コマンドの名前がマッチングに使用されることはないパターン
コマンドの説明
実行ファイル・URLなど
*.exe
)を指定すると、その実行ファイルが実行されるhttp://...
https://...
)を指定すると、ブラウザでそのURLを表示するパラメータ
$1
/$2
/$3
… :
正規表現でキャプチャされた文字列に置換する作業フォルダ
表示方法
管理者権限で実行
.exe
、.bat
のときのみ選択可能アイコンを変更する
アイコンを初期状態に戻す
押下キー | 動作 |
---|---|
Enter |
コマンドで設定したファイルを実行する |
ファジーファインダー的なことをするためのコマンド。以下のようなことを行う。
前段の処理を実行する
↓
前段の処理が標準出力に出力した内容を行単位に分けて候補とする
↓
候補の一覧を候補欄に表示する(利用者は絞り込み・選択を行う)
↓
選択した結果をもとに後段の処理を実行する
登録したコマンド名を入力欄に入力すると、外部プログラムの実行を行い、得られた出力を候補欄に表示する
コマンド名(上の例だとfolderselect
)をタイプした時点で、前段の処理を実行し、候補の一覧を生成・表示する
コマンドの名前
コマンドの説明
前段の処理
候補の生成方法
クリップボードの内容を使用する
表示文字列の内容を置換する
検索パターン
置換する内容
\
以降の文字列だけを表示したい場合^.*\\(.*)$
$1
後段の処理
実行する処理
ホットキー
実行ファイル
パラメータ
作業フォルダ
文字コード
UTF-8
またはShiftJIS
を選択可能一度生成した候補一覧を次回も再利用する
コマンド
パラメータ
$select
というキーワードを指定すると、選択した候補のテキストに置換される実行ファイル
パラメータ
$select
というキーワードを指定すると、選択した候補のテキストに置換される作業フォルダ
表示方法
パラメータ
$select
というキーワードを指定すると、選択した候補のテキストに置換されるコマンドの設定次第で、候補の数が多くなる可能性がある。
その場合において、大量のデータを高速に絞り込むことを意識した実装などは全くしてないので、大量データを扱うならしかるべきツールを使うのが吉
(このコマンドはインクリメンタルな絞り込みをする手段をお手軽に提供するためのものなので..)
押下キー | 動作 |
---|---|
Enter |
選択した候補を使って、コマンド設定で指定した後段の処理を実行する |
任意のウインドウをアクティブにする(前面に出す)ためのコマンド。
検索条件をあらかじめ設定しておき、それに対してキーワードやホットキーを設定することができる。
よく使うアプリのウインドウを登録しておけば、そのアプリに素早く切り替えることができる。
タイトルとウインドウクラス名でウインドウを識別する。
対象とするウインドウのタイトルとウインドウクラス名を手入力するのは難しいので、画面上のアイコンを対象ウインドウにドラッグするのがおすすめ。
なお、まぎらわしいが、ウインドウ切り替えとは別物。
コマンドの名前
コマンドの説明
ウインドウタイトル
ウインドウクラス
のみで検索を行うウインドウクラス
ウインドウタイトル
のみで検索を行うウインドウタイトル
とウインドウクラス
のどちらかを指定する必要がある正規表現
ウインドウタイトル
とウインドウクラス
に入力した文字列を正規表現として扱うウインドウタイトル
とウインドウクラス
に入力した文字列の完全一致で探すテスト
ウインドウタイトル
ウインドウクラス
正規表現
に入力した内容に基づいてウインドウを探す。ホットキー
押下キー | 動作 |
---|---|
Enter |
ウインドウを切り替える |
Ctrl-Enter |
ウインドウを切り替えて最大化する |
前述の画面の設定でコマンドを作っておくと、下記の操作のいずれかでGVimのウインドウに切り替えることができる。
actvim
を実行するAlt-V
押下Windows標準のウインドウ切り替えのキー操作であるAlt-Tab
の場合、その時々のウインドウの表示状態によりキーを操作する回数が変わる、ウインドウの数が増えると目的のものを探すのに時間がかかる、という問題がある。
このコマンドを使うと、定数時間で切り替えることができるのがメリット
ウインドウの位置とサイズを指定しておいて、一括設定するためのコマンド。
普段よく使うアプリの「いつもの配置」を登録しておけば、それをすぐに再現することができる。
任意のウインドウに対し、位置・サイズ指定、最大化、最小化、非表示を設定することができる。
非表示にすることもできるので、バックグラウンドで実行する必要がある一方で表示しておきたくないウインドウを隠す、という用途で使うこともできる。
コマンドの名前
コマンドの説明
整列するウインドウの一覧
追加
編集
整列するウインドウの一覧
で選択した項目の登録内容を変更するための画面を表示する。追加
整列するウインドウの一覧
で選択した項目を削除する。上へ
整列するウインドウの一覧
で選択した項目を一つ上に移動する。下へ
整列するウインドウの一覧
で選択した項目を一つ下に移動する。条件に合致するウインドウが見つからなかった場合に通知する
アクティブなウインドウを変更しない
ホットキー
電卓とペイントをあらかじめ決めた位置に並べる
押下キー | 動作 |
---|---|
Enter |
ウインドウの整列を実行する |
ウインドウ整列コマンドに登録するためのウインドウの情報を入力するための画面。
タイトルとウインドウクラス名でウインドウを識別する。
対象とするウインドウのタイトルとウインドウクラス名を手入力するのは難しいので、画面上のアイコンを対象ウインドウにドラッグするのがおすすめ。
検索条件
ウインドウタイトル
とウインドウクラス
を入力する。ウインドウタイトル
とウインドウクラス
を取得することができる。
ウインドウタイトル
ウインドウクラス
のみで検索を行うウインドウクラス
ウインドウタイトル
のみで検索を行うウインドウタイトル
とウインドウクラス
のどちらかを指定する必要がある正規表現
ウインドウタイトル
とウインドウクラス
に入力した文字列を正規表現として扱うウインドウタイトル
とウインドウクラス
に入力した文字列の完全一致で探す整列設定
現在の状態を取得
ボタンを押下すると、検索条件
欄に指定した条件に合致する状態(最大化
or 最小化 or 位置とサイズ)を取得する。
動作
位置・サイズを変更
:
ウインドウを指定した位置・サイズに移動&リサイズする最大化
: ウインドウを最大化する最小化
: ウインドウを最小化する非表示
: ウインドウを非表示にする
位置(X,Y)
位置・サイズを変更
時)ウインドウの位置を指定する。サイズ(幅,高さ)
位置・サイズを変更
時)ウインドウのサイズを指定する。現在の状態を取得
検索条件
欄に指定した条件に合致するウインドウの状態(最大化
or 最小化 or 位置とサイズ)を取得する。複数のウインドウが該当するときはすべてに対して適用する
検索条件
欄に指定した条件に合致するウインドウが複数あった場合に、すべてのウインドウに対して適用するExcelワークブックファイル(*.xlsx,*.xls
)の任意の範囲のデータを簡易的な辞書データ(キーと値のペアの集合)として利用するコマンド。
Excelで定義した辞書データをインクリメンタルに検索することができる。
Excelをデータソースにできるので、データのメンテナンスをExcelでお手軽にできるのがメリット
Excelを利用するため、実行環境にExcelがインストールされている必要がある。
イメージ
日本の上場企業の会社名をキー、証券コードを値にする
動画
「せいてつ」というキーワードで会社名での絞り込みを行い、証券コードをクリップボードにコピーする例
コマンド名
コマンドの説明
データの取得元
Excelファイル
シート名
キーのデータ範囲
キー範囲取得
Excelファイル
、シート名
、キーのデータ範囲
に反映する値のデータ範囲
値範囲取得
Excelファイル
、シート名
、値のデータ範囲
に反映する値2のデータ範囲
値2
は補助用の領域。設定は任意。値範囲取得
Excelファイル
、シート名
、値のデータ範囲
に反映する一行目をヘッダ行として扱う
更新時に通知を行う
Excelファイル
で指定したファイルが更新されたときに、トースト通知する
取得内容確認
Excelファイル
/シート名
/キーのデータ範囲
/値のデータ範囲
の内容に基づいて辞書データを読み込み、プレビュー欄に表示する候補の表示・マッチング
説明欄の書式
候補欄の書式
コマンド名を入力しなくても候補を表示する
値でのマッチングも行う
選択後の処理
実行する処理
他のコマンドを実行する
他のプログラムを実行する
クリップボードにコピーする
パラメータ
$key
: 選択されたキー$value
: 選択された値$value2
: 選択された値2マクロを展開する
なお、逆引き検索でヒットした場合、$key
と$value
も逆になる
ホットキー
取得内容確認
ボタンを押下し、取得されるキーと値の内容を確認する選択後の処理
の設定をして、OK
ボタンを押下してコマンドを作成する押下キー | 動作 |
---|---|
Enter |
コマンド設定画面で指定したアクションを実行する (コピー or 他のコマンド実行 or プログラム実行) |
Shift-Enter |
キーをコピー |
Ctrl-Enter |
値をコピー |
条件を限定したEverything検索を行うためのコマンド。
検索対象フォルダや、大文字小文字の区別、検索対象をファイルかフォルダに限定した検索などが可能
ファイル名やフォルダ名のパターンだけ指定して、その他の条件を指定しないようなEverything検索であればEverythingのウインドウから直接検索すればよいが、 何か条件を指定する場合に条件をEverythingに毎回入力するのは手間なので、そのあたりを省力化することを目的としている。
コマンドの名前
コマンドの説明
検索対象フォルダ
正規表現
大文字小文字を区別する
検索対象
ファイルとフォルダ
ファイルのみ
フォルダのみ
その他のオプション
ホットキー
押下キー | 動作 |
---|---|
Enter |
選択したファイルを実行する(関連付けで開く) |
Shift-Enter |
パスをコピー |
Ctrl-Enter |
フォルダを開く |
押下キー | 動作 |
---|---|
Enter |
Everythingの検索ウインドウをアクティブにする |
任意のフォルダを監視し、フォルダ内のファイルの変更を検知したときに通知してくれるコマンド。
ファイルサーバ上にあるフォルダに何らかの変更があったときに、それを知ることができる。
コマンドの名前
コマンドの説明
フォルダのパス
通知時のメッセージ
更新検知の間隔
コマンドを無効化する
アプリ起動中の状態しか見ない(前回実行時の状態を保持することはしていない)ため、アプリを終了している間のフォルダ更新を検知することはできない
監視対象パスがローカルパスかネットワークパスかで実装方法を分けている
ReadDirectoryChangesW
APIを用いて対象フォルダの更新を検知するReadDirectoryChangesW
はネットワークパスの場合に安定して検知できなかっためスタートメニューに登録してある場合は、トーストをクリックすると、監視対象フォルダを開くことができる
押下キー | 動作 |
---|---|
Enter |
更新検知対象のパスを開く |
サウンドデバイスの音量やミュート状態を変更するためのコマンド。
下記の操作が可能
コマンド実行時点でシステムで選択されているサウンドデバイスに対して適用する。
(複数のサウンドデバイスがある状況で任意のデバイスに対して…という機能はない)
コマンドの名前
コマンドの説明
音量を変更する
音量
欄に指定した数値で音量を変更する音量
+
-
を付与すると、現在の音量に対する増減指定となる。ミュート状態
変更しない
ミュート解除する
ミュートにする
トグル
(反転)ホットキー
押下キー | 動作 |
---|---|
Enter |
設定した内容に基づき音量調節を実行する |
CD/DVD等ディスクドライブのトレイを開いたり、USBメモリのようなリムーバブルドライブの取り外しを行うためのコマンド
コマンド作成時点であらかじめ対象とするドライブ(A:
~Z:
)を設定しておき、
コマンド実行時点においての当該ドライブに対して、取り外し操作を試みる。
コマンドの名前
コマンドの説明
ドライブ
ホットキー
押下キー | 動作 |
---|---|
Enter |
設定した内容に基づき取り外し操作を行う |
コマンドを実行したときのEnter
キーの押下状態(修飾キーの組み合わせ)に応じて、異なるコマンドを実行できるようにする
このコマンドを使うと、Enter
キーのみを押してコマンドを実行した場合と、Shift-Enter
キーやCtrl-Enter
キーを押した場合で異なるコマンドを実行させることができる
フィルタコマンド
と組み合わせて使用することを想定している。
一つのフィルタコマンドに対して、キーの押し方によって異なるアクションを割り当てることができる。
コマンドの名前
コマンドの説明
キー別割り当てコマンド
Enter
やShift-Enter
など、キー操作ごとに割り当てるコマンドの一覧が表示されるリスト追加
削除
割り当てたキーとコマンドの関連付けに従う
一部のシステムコマンドは機能を無効化することができる。
無効化すると、入力欄にコマンド名を入力しても候補として表示されなくなる。
コマンドの名前
コマンドの説明
コマンドを有効にする
実行前に確認する
ランチャーアプリの入力ウインドウを呼び出すためのキー設定画面
ホットキーを設定する
Alt
Ctrl
Shift
Win
) + 任意のキーを同時押しすることによりアプリを表示する
修飾キー
Ctrl
のみチェックし、キーとしてA
を選択した場合キー
修飾キーの組み合わせ入力
Alt
Ctrl
Shift
Win
)を二つ組み合わせ入力することによりアプリを表示する方式Ctrl
キーの2回押し、あるいは、Ctrl
+Alt
キーの同時押し
一つ目の入力
二つ目の入力
コマンドに対するキー割り当てを行うための画面。
割り当てたキーを押すとコマンドを実行することができる。
ホットキーを設定する
コマンドに対してキー割り当てを行う場合はチェックする
種別
アクティブ時のみ有効
or
アクティブ時のみ有効(SandS)
or
常駐時いつでも有効
修飾キー
Ctrl
のみチェックし、キーとしてA
を選択した場合
→ Ctrl+Aアクティブ時のみ有効(SandS)
を選択した場合は以下の5つのいずれかを選択することができる。Space
CapsLock
変換
無変換
かな
キー
ホットキーの種別として以下の3つを選択できる
アクティブ時のみ有効
アクティブ時のみ有効(SandS)
常駐時いつでも有効
アクティブ時のみ有効
とアクティブ時のみ有効(SandS)
は入力画面が表示されているときだけ機能する。
一方、常駐時いつでも有効
は入力画面が表示されていないときでも機能する。
アクティブ時のみ有効(SandS)
のSandS
は「Space
and
Shift」の略で、単体でキーを押したときは文字キー(→Space)として機能し、
他のキーと同時押ししたときは修飾キー(→Shift)として機能する、という概念のこと
SandS
の修飾キーを同じキーとして設定することにより、スムーズにコマンドを呼び出すことができる
CapsLock
にして、コマンドのホットキーをCapsLock
+J
に設定していたとすると、以下のような動きになるそれぞれ実現している仕組みが異なる。
常駐時いつでも有効
はシステムのホットキーに登録するため、登録したキーを使って、いつでも呼び出せる一方で、ほかのアプリ内においてそのキーを使うことができなくなる
種別 | メリット | デメリット |
---|---|---|
アクティブ時のみ有効 |
他アプリに干渉しない 他アプリへの干渉を気にする必要がないのでキー選択の幅が広い |
まずアクティブにする(入力画面を表示する)必要がある |
アクティブ時のみ有効(SandS) |
SandSの修飾キーをランチャー呼び出しキーの修飾キーと合わせることにより、スムーズな運指が実現できる | まずアクティブにする(入力画面を表示する)必要がある |
常駐時いつでも有効 |
いつでも呼び出せる | 登録したキーを他アプリで使えなくなってしまう 他アプリに干渉することをふまえて割り当てるキーを慎重に選択する必要がある |
Shift
Ctrl
Alt
Win
などのような純粋な修飾キーのような動きにはならない本アプリを起動すると、タスクトレイにアイコンが表示される
↓
アイコンを右クリックすると、メニューが表示される
↓
表示
/隠す
新規作成
キーワードマネージャ
設定フォルダを開く
ウインドウ位置をリセット
ヘルプ
バージョン情報
なお、入力画面のコメント表示欄を右クリックした場合にも、上記のメニューが表示される
コマンドをあらかじめ登録しておいたものを使うのが本アプリの基本的な使い方であるが、 コマンドとして登録していなくても使える機能がある。
http:/...
またはhttps://...
で始まるURLを入力欄に直接入力して実行すると、通常使うブラウザでURLを開くことができる。
mailto:
の後にメールアドレスを入力欄に入力して実行すると、そのメールアドレスをあて先として標準のメーラーが起動する。
%環境変数名%
の形式で入力欄に入力すると、その環境変数の値をコメント表示欄に表示する。
また、実行すると、環境変数の値をクリップボードにコピーする。
入力欄に入力したキーワードが、環境変数PATH
に含まれるフォルダやアプリで独自に追加したフォルダ内の.exe
ファイルと一致する場合は、
その実行ファイルを起動する。
例えば、notepad
と入力すると、その環境のPATHのどこかにnotepad.exe
がある場合、それを実行することができる。
(一般的にはC:\WINDOWS\system32\notepad.exe
にヒットするはず)
コマンドとして登録していないURL、プログラム実行、実行時引数を伴うコマンド実行は履歴として登録される。 履歴として登録されたものは、次回以降のキーワード入力の際に部分一致で候補にあがるようになる。
#RRGGBB
#RGB
rgb(r,g,b)
の形式で入力欄に入力すると、そのカラーコードに対応する色をアイコン欄に表示する。
選択するとクリップボードに内容をコピーする。
VMware Workstation
Playerの起動直後の画面の一覧に表示される仮想マシンの表示名を候補として表示する。
実行すると、拡張子.vmx
に関連付けられたアプリケーションでファイルを実行する。
(VMware Workstation Playerが仮想マシンを起動するはず)
URIエンコード形式の文字列をデコードして表示する。
(UTF-8でエンコードされているものとして解釈する)
コマンドを実行するとデコード後の文字列をクリップボードにコピーする。
例: %E3%81%93%E3%82%93%E3%81%AB%E3%81%A1%E3%81%AF
→
こんにちは
Base64形式の文字列をデコードして表示する。 コマンドを実行するとデコード後の文字列をクリップボードにコピーする。
例: 44GT44KT44Gr44Gh44Gv77yB
→
こんにちは!
このコマンドはデコード後のデータをUTF-8形式の文字列として解釈する。このコマンドはバイナリデータを想定したものではない。
デコード後データがバイナリデータだった場合、文字化けした文字が結果として表示されたり、空文字が表示されるような挙動になる。
なお、誤発動を防止するため、入力キーワードが16文字未満の場合には変換を行わない。
8進数/16進数/Unicodeエスケープシーケンスで記述された文字列をデコードして表示する。
(8進数/16進数でエスケープされたものについてはUTF-8のバイトシーケンスとして解釈する)
コマンドを実行するとデコード後の文字列をクリップボードにコピーする。
\117\143\164\141\154
→ Octal\x48\x65\x78
→ Hex\u30ed\u30b0\u30a4\u30f3\u3057\u3066\u304f\u3060\u3055\u3044
→ ログインしてください\U000030A2
→ アgetip
コマンドを入力すると、実行環境で利用可能なネットワークアダプタのIPアドレスの一覧を表示する。
コマンドを実行するとIPアドレスをクリップボードにコピーする。
HH:MM-HH:MM
の型式で入力すると、時間間隔を分単位で表示する。
コマンドを実行すると時間をクリップボードにコピーする。
例: 13:43-12:50
→ 53分
以下の単位変換を実装している。
xxx mm
と入力すると、xxx
で入力した数値をインチ単位に変換した結果を表示するxxx inch
と入力すると、xxx
で入力した数値をミリメートル単位に変換した結果を表示する前セクションに記載した機能のほかに、下記の機能もある。
これらの機能を利用しない場合は、アプリケーション設定の拡張機能
から無効にすることができる。
入力欄に数式を入れると、計算結果をコメント欄に表示する。
Enterキーを押下すると、計算結果をクリップボードにコピーできる。
利用するにはPythonが必要。
Pythonを使っているので、演算子もPythonのものを使うことができる。
その他、Python標準関数のうち、計算結果が文字列/数値になるものと、mathモジュールの関数を使用することができる。
入力画面を表示した時点で開いているExcel(デスクトップ版)とLibreOffice
Caclのシート名一覧を候補に表示する。
該当する項目を入力画面から実行すると、対応するワークシートのウインドウをアクティブにする。
Ctrl-Enter
キーを押して実行すると、最大化表示する。
入力画面を表示した時点でアクティブなPowerPointプレゼンーションのスライドタイトル一覧を候補に表示する。
該当する項目を入力画面から実行すると、対応するスライドのアクティブにする。
入力画面を表示した時点でOutlook(デスクトップ版)を起動している場合に、受信トレイにあるメール(スレッド)の一覧を候補に表示する。
該当する項目を入力画面から実行すると、対応するメールスレッドの最新のメールを別ウインドウで表示する。
すべてのメールを拾うと動作が重くなりそうなので、受信トレイに限定し、上限を1024固定としている。
(新しいものから抽出、1024スレッドを超えた分は見ない)
未処理のアイテムのみをInboxに置いて、処理済のメールを別フォルダに移動する運用している人を想定した機能
入力画面を表示した時点で表示しているウインドウタイトルの一覧を候補に表示する。
該当する項目を入力画面から実行すると、対応するウインドウをアクティブにする。
Ctrl-Enter
キーを押して実行すると、最大化表示する。
既出のウインドウ切替コマンドとは別物。
ウインドウ切り替え
は入力欄のキーワードに合致するタイトルを持つウインドウを候補として表示するもので、
コマンドとして登録していなくても候補欄に表示されるが、ホットキーから呼び出したりすることはできない。
コンテキストメニューからウインドウに一時的な名前を付ける
を選択すると、ウインドウに対して一時的な名前を付与することができる。
名前を付けると、付与した名前でウインドウを切り替えることができる。
なお、付与した名前とウインドウの紐づけは本アプリを終了するか、ウインドウが破棄されると失われる。
同じアプリのウインドウを異なる目的で複数表示しているような状況において、ウインドウごとにわかりやすい名前をつけて、その名前で呼び出せるようにする、みたいなものを想定
例えば、複数のテキストエディタをコード表示用/メモとり用で分けている、のような・・
コントロールパネルの表示名を候補として表示する。
(例: 電源オプション
インターネットオプション
)
該当する項目を入力画面から実行すると、対応するコントロールパネル項目を開くことができる。
※
あとからインストールしたプログラムによって追加される項目は表示できない場合がある
(例:
ハードウェアベンダのユーティリティやJavaのコントロールパネルなど)
スタートメニューに登録されたプログラムを候補として表示し、実行することができる。
システムの最近使ったファイル
に登録されたファイル名を候補として表示する。実行すると、ファイルを開くことができる。
(拡張子に関連付けたアプリケーションで開く)
例:
システムにインストールされたUWPを候補として表示し、実行することができる。
例: 映画アプリ
MMC(Microsoft管理コンソール)の要素を候補として表示し、実行することができる。
入力欄にMMCスナップインのアプリケーションタイトルを入力すると、該当するMMCスナップインを実行することができる。
例: ディスクの管理
入力欄にgit-bash上のパス表記でファイルパスを入力すると、対応するWindowsローカルパスに変換するコマンドを表示する
コマンドを実行すると、Windowsローカルパスをクリップボードにコピーする
また、入力欄にWindowsローカルパス表記でファイルパスを入力すると、対応するgit-bash上のパス表記に変換するコマンドを表示する
file://...
で始まるパスをローカルパスやUNC形式のパスに変換し、変換したパスに対して下記の操作を行うことができる。
押下キー | 動作 |
---|---|
Enter |
変換後のパスをクリップボードにコピー |
Shift-Enter |
開く(ファイルを実行する) |
Ctrl-Enter |
パスを開く(パスが存在するフォルダをファイラーで開く) |
file:///C:/Windows/WindowsUpdate.log
→
C:\Windows\WindowsUpdate.log
ログファイルに出力するメッセージのレベルを選択する。
ログファイルは設定ファイルの保存先フォルダ内に<アプリ名>.log
というファイル名で出力する。
アプリケーション設定のその他で出力対象とするログレベルを設定することができる。
休憩を挟まずに連続して作業を続けていた場合に、その旨をトースト通知する機能。
休憩を促す目的。
スクリーンロックを休憩(離席)とみなす。
アプリケーション設定のその他で有効化することにより利用できる。
コマンドのパラメータとしてマクロを使用することができる。
マクロを使うと、クリップボード/時刻/環境変数の値など、その時々や環境に応じて変化する動的な値に置き換えることができる。
マクロは${macroName arg1 arg2 ...}
のような書式で指定する。
引数がないマクロの場合は$macroName
という書式も可能
アプリケーション名やアプリケーションのバージョン、ビルド日時を得る
以下のいずれかを指定できる。
${app}
${app name}
${app version}
${app builddate}
${app buildtime}
# アプリ名を得る
${app} → Soyokaze
${app name} → Soyokaze
# バージョン番号を得る
${app version} → 0.30.0
# ビルド日を得る
${app builddate} → 2024/11/08
# ビルド時刻を得る
${app builddate} → 01:23:45
引数で与えたパスからファイル名を除去する
${basename パス文字列}
の形式で指定する。
# ディレクトリパスを得る
${basename c:\dir\a.txt } → c:\dir
クリップボードに入っている値に置き換えることができる。
${clipboard}
の形式で指定する。
現在の日付・時刻に置き換えることができる。
日付・時刻に置き換える際の書式を指定したり、現在時刻に対して任意のオフセット(時間差分)を指定できる。
${date [format [offset]]}
の形式で指定する。
format
で日付の書式を指定できる。
書式を指定しない場合は、時分秒(%H:%M:%S
)を表示する
offset
でオフセットを指定する。
オフセットを指定しない場合は現在時刻を表示する。
strftimeの書式をそのまま指定する。
コード | 意味 | 例 |
---|---|---|
%a |
ロケールでの曜日 | 火 |
%A |
ロケールでの曜日(完全) | 火曜日 |
%b |
ロケールでの月 | 11 |
%B |
ロケールでの月(完全) | 11月 |
%c |
ロケールでの日付と時刻 | 2024/11/19 12:34:45 |
%C |
西暦上二桁 | 20 |
%d |
月の日付(1-31) | 19 |
%D |
%m/%d/%y | 11/19/24 |
%e |
月の日付、右寄せ二桁 | 9 |
%e |
月の日付、右寄せ二桁 | 9 |
%F |
%Y-%m-%d | 2024-11-19 |
%g |
西暦の年の下二桁 | 24 |
%G |
西暦の年 | 2024 |
%h |
%b と同じ |
11 |
%H |
24 時間形式の時(00-23) | 14 |
%I |
12 時間形式の時(01-12) | 2 |
%j |
年の通算日 (001 - 366) | 324 |
%m |
月 (01 - 12) | 11 |
%M |
分 (00 - 59) | 25 |
%n |
改行文字 | - |
%p |
ロケールでの午前/午後表記 | 午前 |
%r |
ロケールでのAM/PM形式の時刻 | xxx |
%R |
%H:%M と同じ |
14:09 |
%S |
秒(00 - 59) | 48 |
%t |
タブ文字 | - |
%T |
%H:%M:%S と同じ |
14:10:59 |
%u |
曜日を表す数値(1 - 7、月曜日が 1) | 2 |
%U |
年の週数(0-53)。週の初日は日曜 | 46 |
%V |
年の週数(1-53)。週の初日は日曜 | 46 |
%w |
曜日を表す数値(0 - 6、日曜日が 0) | 2 |
%W |
年の週数(00-53)、週の初日は月曜 | 46 |
%x |
ロケールでの日付表現 | 2024/11/19 |
%X |
ロケールでの時刻表現 | 14:43:56 |
%y |
西暦下二桁(00 - 99) | 24 |
%Y |
西暦四桁(00 - 99) | 2024 |
%z |
時差。UTCからのオフセット | +0900 |
%Z |
ロケールでのタイム ゾーン名称 | 東京(標準時) |
%% |
パーセント記号 | % |
以下の形式で指定する。
[S](+ or -)(オフセット値)(Y or M or D or h or m or s)
先頭にS
を指定した場合、その週の日曜日をベースにオフセット計算をする
符号+
を指定すると、ベース時刻に対してオフセット値
ぶんの時間を進める
逆に、符号-
を指定すると、時間を戻す
単位
Y
:年M
:月D
:日h
:時m
:分s
:秒+1d
→ 1日後
-5h
→ 5時間前
+30s
→ 30秒後
+3M
→ 3カ月後
-1Y
→ 1年前
# マクロ実行日時が 2024/11/18(月) 12:34:45 だったとする
${date}
→ 12:34:45
${date "%Y/%m/%d" +1D}
→ 2024/11/19 (翌日の年月日)
${date "%Y/%m/%d" S+1D}
→ 2024/11/18 (日曜日11/17の1日後の年月日)
+1d+12h
)環境変数の値に置き換えることができる。
${env 環境変数名}
の形式で指定する。
# ユーザのホームディレクトリのパスを取得する
${env USERPROFILE}
→ C:\Users\username
# ユーザ名を取得する
${env USERNAME}
→ username
乱数を生成する系の処理を行うためのマクロ。
現在はuuidの生成のみをサポートする。
${random 種類}
の形式で指定する。
# UUIDを生成する
${random uuid}
→ 36128e01-947e-4bd2-864c-16a234c32a8d
外部ファイラとしてあふwを利用している場合に、あふw側で表示しているカレントディレクトリを取得することができる。
このマクロを使う場合、あふ側の設定でオートメーションサーバ登録しておく必要がある。
${afxw currentdir}
と記述する。
【試作】
電源状態に関する情報を取得し表示することができる。
${powerstatus format}
の形式で記述する。
format
部分に表示する情報を表す指定子のいずれかを記述する。
指定子 | 意味 |
---|---|
%l |
バッテリー残量を表すパーセント(0-100% )、バッテリー駆動でない場合は(不明) |
%a |
AC電源に接続されているかの状態
オンライン 、オフライン 、不明 のいずれか |
システムコマンドとは、本アプリに最初から登録済のキーワード
削除はできないが、一部のコマンドについては無効化することができる。
無効化すると、入力画面でキーワードを入力しても候補として表示されず実行もできなくなる。
キーワードマネージャから設定することができる。
実行中のランチャーアプリプロセスのカレントディレクトリを変更する
コマンド名の後に指定した文字列をクリップボードにコピーする
モニター(ディスプレイ)の電源を切る。
マルチモニター環境の場合、すべての電源を切る。
既存コマンドの編集画面またはキーワードマネージャ画面を表示する
後続パラメータにコマンド名を表示を指定した場合、そのコマンドの編集画面を表示する。
後続パラメータとして何も指定しなかった場合はキーワードマネージャ画面を表示する。
edit hoge
→
hoge
コマンドの設定画面を表示するedit
→ キーワードマネージャ画面を表示するごみ箱を空にする。
コマンド設定にて、空にする前の確認の有無を設定することができる。(初期状態は確認なし)
本アプリを終了する。
本アプリの実行ファイルが置かれているフォルダをファイラーで表示する。
キーワードマネージャ画面を表示する。
新規コマンド登録画面を表示する。
現在クリップボードにあるテキストを定型文として登録するための登録画面を表示する。
直前にアクティブなウインドウをコマンドとして登録する。
設定ファイルの再読み込みを行う。
(テキストエディタで直接キーワード編集を行ったときにリロードするためもの)
当アプリの初期のバージョンではコマンド編集のためのUIを実装していなかったため、その頃の名残として存在しているものであるが、現在は使う必要はない。
アプリの再起動を行う。
初期状態では無効になっている。キーワードマネージャのコマンド設定画面から有効にすると使用できる。
アプリケーション設定画面を表示する。
設定ファイルの保存先フォルダを表示する
設定ファイルの保存先については 設定ファイルの保存先 を参照のこと
バージョン情報ダイアログを表示する
候補欄のコマンド表示順序はコマンドの一致度によって決まる。
入力欄に入力されたキーワードとコマンド名とで比較し、その一致度によりの名前に部分一致するかどうかで判断を行 - スペース区切りで複数キーワード指定された場合、個々のキーワードごとに候補の名前と部分一致比較を行い、すべてマッチするものを対象とする
一致の度合いに応じて、候補の表示順序を変えている。一致度の区分として以下の4種類がある。
先に挙げたほうが優先順位が高い(先に表示する)
一致度が同じ場合はコマンドの優先度に従う。
キーワードのいずれかが、候補と完全一致する
先頭のキーワードと候補が前方一致する
与えられたキーワードが候補に部分的に一致する
他の区分の候補がない場合に表示対象とする、特殊な区分
Web検索コマンドや簡易辞書コマンドなどにおいて、コマンド名がなくても候補として表示するものを弱一致
としている。
アプリ初回起動時に ユーザフォルダ直下(通常は
C:\Users\<ユーザ名>
)に.soyokaze
フォルダを作成し、このフォルダ内に設定ファイル一式を保存する。
exeと同じフォルダ階層にprofile
というフォルダが存在する場合、ポータブル版として動作する。
この場合、設定ファイル一式をprofile
フォルダ内に作成する。
/Runcommand=chrome
または
-c chrome
/Activate
というのがあったが、/Activate
はとくに実装していない
/Activate
相当の動作になるので/Paste c:\
c:\
という文字列が入力される/SelStart=2
/Paste
や/SelLength
と組み合わせ使う/SelLength=2
/Paste
や/SelStart
と組み合わせ使う/SelStart
なし、かつ、/SelLength
が負の値の場合、テキスト末尾からの選択を行う
/Paste home /SelLength=-3
→
“ome”部分が選択されるなお、上記のコマンドラインオプションによる実行は、事前に本アプリが起動している状態で行う必要がある
(起動していない状態で実行した場合、単にアプリが起動するだけ)
フリーソフト
本体のライセンス : MIT License
利用ライブラリのライセンスについては 利用ライブラリ に記載の各リンク先を参照のこと
https://github.com/ampmmn/Soyokaze
winsqlite3.dll
を利用Everything
が公開しているSDKのソースコードをそのままランチャー本体に組み込んでいるhtmnymgw@gmail.com