1.MapTempoの概要


2.導入方法

1.インストール

2.起動

  ⇒⇒⇒ 

3.アンインストール



3.使い方

1.DAWに曲の読み込み

テンポマップを作成したい音源(曲)を、DAWに読み込みます。今回は説明を簡単にするため、ファイル先頭を1小節目1拍にしておきます。

2.マーカーノートの入力

曲の先頭、1小節目1拍にまずマーカーノートを置きます。これは音源ファイル先頭の目印になり ます。
次に音源を聞き、小節頭の目印となる音(マーカーノート)を打ち込んでいきます。位置 の調整を行う場合はTick位置で行います。
 ※マーカーノートには、4拍用~1拍用があります。
LogicProXでの入力例
※D2/F#2は、3拍および1拍の小節の頭を入力しています。

3.SMFで保存

マーカーノートを打ち込んだトラックをSMF(Standard MIDI File)で保存します。Formatは0でも1でもOKです。

4.テンポマップ作成

プログラムを起動し、上記SMFファイルをドラッグ&ドロップすると、テンポマップが追加されたSMF(Format0)が同じフォルダに出 力されます。
ファイル名は、元のファイル名の末尾に"_Tempo"が追加されたものになります。
 ※既に同じ名前のファイルがある場合は上書きされるので、必要に応じてバックアップ等をとっておいてください。
 ※計算したテンポが画面に表示されるので、想定するテンポと異なっていないか確認してください。
 ※マーカーノート以外は全部削除されるので、他の音は入れない方が面倒が少ないと思います。

5.DAWへの読み込み

上記ファイルをテンポも含めDAWに読み込むと、先ほど打ち込んだマーカーノートが小節頭に設定され、テンポマップが作成されています。
※「Time Signature」をOnにしているので、拍子が出力されています。

6.位置の調整

1小節目は暫定で打ち込んでいるため、必要に応じてテンポを調整したり位置を調整したりしてください。
※変換前のファイルを同梱したので、入力の参考としてみてください。


4.Setting画面

マーカーノートのMIDI Channelを設定します。デフォルトは10chです。 
デフォルト:C2(36)Kick1
デフォルト:D2(38)Snare1
デフォルト:F2(41)LowTom2
デフォルト:F#2(42)ClosedHH
マーカーノートのノートNoを指定します。ドラム等のパーカッシブな音が良いと思います。
ファイルに拍子を出力するかどうかを選択します。


5.QA

マーカーノートが見つかりません。MIDIChannelが合っているか、関係無いファイルを読み込ませていないか確認してください。
マーカーノートの間隔が狭すぎるため、テンポが1000を超えています。元のファイルを確認してください。
「MapTempo.exe.config」ファイルが見つかりません。ダウンロードされた元のファイルから復元してください。
3拍子+2拍子または、4拍子+1拍子で入力してください。
テンポを含んでSMFを読み込む方法はDAWにより異なる模様です。お使いのDAWの方法を確認ください。
表示のための丸め誤差および、DAWのテンポ分解能による丸め誤差と思われます。


6.バージョン履歴


7.著作権その他