WOLServiceの説明

 WOLServiceはwindowsサービスです。常駐してWOLを実行するhttpサーバーです。
 RemoteOnOffのWOLの機能をこのサービスで行うこともできます。
 使用するにはWOLServiceをサービスに登録して開始する必要があります。

 以下の例)は10.5.153.27ポート8080と仮定して説明します。WOLServiceをインストールしたパソコンでテストする場合はlocalhost:8080に置き換えて下さい。
 サービスをインストールし、サービス開始後にブラウザーでテストしてください。

 

WOLServiceフォルダーの内容

 WOLService.exe	インストールするサービス 
 WOLService説明.txt 説明書
 install.bat インストール用バッチファイル
 uninstall.bat アンインストール用バッチファイル
 start.htm htmlの説明書、サーバーテスト用
 ListWOL.txt コマンドリストのサンプル
 
 

コマンド

 On  MAC=~  Port=~  IP=~     例)http://10.5.153.27:8080/on  MAC=B00CD153182A
 引数の順番は関係ない。全て大文字小文の区別はない。スペースで区切る。PortとIPは省略できる。
 結果はコードutf8のテキストで返す。コンマ区切りで最後にCrLf。

 

コマンドリスト

 上記コマンドを複数行記載したテキストファイルです。Listから始まるファイル名で拡張子は何でもよい。例)ListWOLtest.txt はサンプルです。
 上記のコマンドと同様に記載し最後に改行します。最終行も改行が必要。
 順番にコマンドを実行します。   例) http://10.5.153.27:8080/ListWOL.txt
 結果はコードutf8のhtmlで返す。

 

簡易webサーバー

 On  Mac=~ と List~ 以外はWebページとしてファイルの内容をhtmlで返します。
 ブラウザーで正しく表示されるかテスト用のstart.htmを試してください。
 例)http://10.5.153.27:8080/start.htm  (このファイルです)

 

ログ

 月別のログが残ります。

 

設定

 設定項目はポートとログファイルのパスのみです。Ini.xmlで設定します。サービス開始時に反映されます。
 Ini.xmlは初回のサービス開始時に初期値で作られます。以後もrootにIni.xmlが無い場合は作られます。
 初期値はポートが8080、ログの保存場所はroot\Logです。
 設定を変更したい場合は、  サービスを停止→設定変更→サービス開始。
 ポートを指定しない場合(空白)は80が設定されます。IISなどで80が使われているとエラーになるので注意してください。
 

インストール、アンインストール

 まず、WOLServiceをフォルダーごと目的の場所にコピー又は移動します。
 InstallUtil.exeでサービスをインストール、アンインストールします。
 以下、  \は¥に置き換えて読んで下さい。  InstallUtil.exeはC:\Windows\Microsoft.NET\Framework64\v4.0.30319\にあります。
 インストールするにはコマンドプロンプトからInstallUtil.exe wolservice.exeを実行し、アンインストールするにはInstallUtil.exe /u wolservice.exeを実行します。
 付属のバッチファイルinstall.bat  uninstall.batを参考にして下さい。

 例)c:\program files\にWOLServerを置く場合  

 まず、WOLServiceをフォルダーごとc:\program filesにコピー又は移動します。
 [win]+rでコマンド入力を開き→"cmd"[ctr]+[shift]+[enter]で管理者権限でコマンドプロンプトを開く
 cd c:\program files\WOLService でインストールするディレクトリに移動。
 インストールはC:\Windows\Microsoft.NET\Framework64\v4.0.30319\InstallUtil.exe wolservice.exe
 アンインストールはC:\Windows\Microsoft.NET\Framework64\v4.0.30319\InstallUtil.exe /u wolservice.exe
 
 又は付属のバッチファイルinstall.bat uninstall.batを実行
 
 

サービスの開始

 windowsサービスにWOLServiceが登録されたことを確認し、サービスの開始を押して下さい。
 スタートアップの種類は自動になっているはずです。次回からパソコン起動時に自動で開始します。
 ログを開いてStartを確認して下さい。エラーでStopになっている場合はIni.xmlの設定を確認して、サービスを再起動して下さい。